Supersister / Present from Nancy + To the Highest Bidder

オランダのプログレバンドの1st(1970)+2nd(1971)のカップリングCD。

このバンドは前にDJイベントやった時に誰だかがかけたバンドです。ハットフィールドをちょっと頭悪くしたよーな強烈な音で「うぁー何だコレ!?」とか思ってて。

その後CD屋でめぐり合う事も無く忘れかけてたのですけど、さすが目白World Disqueには全部置いてました。全部置いてたけど全部買うわけにも行かないので、とりあえずコレだけ買ってきました。

とにかくカンタベリーな音で、鍵盤はDave Stewartみたいだし、ベースはHugh Hopperみたいで。あとオランダのバンドらしくちょっとB級っぽい親しみやすいメロディー乗っかる感じで、ちょうどEGGとFOCUSを足して2で割ったよーな感じかも。

なんだかこの「ちょっと頭悪そーなカンタベリー(オランダだけど)」ってのがかなりツボで結構気に入りました。他のCDも買ってみよう。

2000年に再結成してるみたいだけど、まだ活動してるのかな?来日とかは・・・無いか。

牧野由依 / 天球の音楽 (2006)

ええとコレはアレです。
「NHKにようこそ」とかで声優をやってる牧野由依の1st。半分くらいアニソンです(「ARIA the ANIMATION」「創聖のアクエリオン」「ツバサ・クロニクル」)

ちょっとばっかしハマって見てた「ARIA」のオープニングテーマが[tag]窪田ミナ[/tag]作曲(後述)だったのと、結構好みな声だったので思わず発売日にタワレコ行って買ってきちゃいました。

パッケージ大きいなとか思って開けてみたら「牧野由依写真集」なる冊子が入っていて・・・ビジュアルには興味無いのだけど・・・っていうかサンミュージックか!!

アルバムでの新曲では、窪田ミナさんの曲とか有るかな?とか思ったんだけど「ARIA」の曲以外は無し。

かの香織とか五島良子とかが曲を作っていて・・・アニメ向けとゆーよりも、フツーのポップス寄りで売ろうとしてるのかなぁ?ちょっと曲調バラけて散漫な感じになっちゃって残念。最近の坂本真綾みたいな路線でしょうか?(最初のシングルは菅野よう子だし)

んでも、河野伸編曲の「夏休みの宿題」とかは結構好きです。うかつにもアニメみてちょっと感動しちゃった「ARIA」の挿入歌の「シンフォニー」も改めて聴いてもやっぱりイイなと思います。
天球の音楽

Hawkwind / Take Me To Your Leader

で、下のを買った時に気になってamazon調べてみたらマーケットプレイスでDVD付きの2005年新譜が売っていた(一回廃盤になってまた再発したのかな?)思わずポチっとな。今日届きました。

知らなかったのですけど、嬉しいことにAlan Daveyが復帰してます。あとゲストでArthur BrownやSimon Houseなんかの姿も。一時期テクノ寄りになってたのが大分ロック方面に戻ってきた感じかなーと思います。相変わらず電子音がピルピル飛びまくってますけど、ホークウィンド的にはコレで良いのです。

ベースのリフもいたないシンセのシーケンスも相変わらずですけど、ちょっと音楽的には幅が広まったかなーとも思います。(4曲目最後のジャズっぽいピアノなんてホークウィンドとは思えない)

何はともあれ、やっぱしとにかく格好良いのです。国内盤も出ないし日本だとあんまり人気無いけど、このバンドが21世紀にもまだまだ活動してくれる事に感謝。

オマケのDVDはインタビュー映像に「Spirit Of The Age」のプロモと、ライブ映像。「Silver Machine」ではモーターヘッドのLemmyが歌ってます。

あぁぁぁぁやっぱりナマで見たいなぁ。

Hawkwind / Electric Tepee

こないだディスクユニオンにて、3割引で700円くらいで売ってたので思わず買ってきました。

ホークウィンド、昔は月1枚くらい買ってたのに最近めっきり買わなくなっちゃって(まぁ大体欲しいのは買ったんだけど)

コレは1992年発売のDave Brock+Alan Davey+Richard Chadwickのトリオ編成になっちゃった時のアルバム。なんか曲名に「GOING TO HAWAII」とか「SNAKE DANCE」とか有ったから嫌な予感して買わずにいたのです。

まぁ700円だしと、期待せずに買ったのですけど、一曲目「LSD」から飛ばしてます。Ozric Tentaclesから爽やかさを抜いて、代わりにドグサレ成分を足したよーな感じかなぁ。何だか意外と良くってビックリ、ワビサビのトリップミュージックで。

イギリスに海外旅行行く事があったらホークウィンドのライブが有る時に行くことに決めました(もはや来日は諦め気味)

SAKEROCK / Songs of Instrumental

で、タワレコ。サケロックの新譜。

「ほぼ日」でウィスット・ポンニミットのアニメの付いたPVを見てから欲しくて欲しくて。( http://www.1101.com/tum/index.html )

今回はハナレグミとか高田漣とか蓮実重臣とかゲストが色々参加してますけど、サケロック1st発売前に脱退しちゃった鍵盤の野村卓史(現グッドラックヘイワ)の参加が嬉しくて。

最初にサケロックのCD(YUTA)買ったのはこの人の鍵盤の音が気になって買ったので・・・初めてライブ見た時は鍵盤居なくってちょっとガッカリしたりしてたし。

まぁそんなで、たぶん自分が買うCDにしては珍しく万人にオススメできるので、上のPV見て気になった方はどーぞ。

songs of instrumental

夢中夢 / 夢中夢 (2006)

えーとタワレコで試聴してちょっと前に買いました。レーベルはギューンカセット。

シンフォ+デスメタルって感じ。知ってる人少ないと思うけどスロベニアの「Devil Doll」ってゴシックメタルプログレバンドにかなり雰囲気が似てます。視聴機聴きながら買おうかどうか悩んでたんですけど、2曲目があまりにもB級プログレっぽい感じの曲で(この曲だけだったらMADE IN JAPANから出ててもおかしくない感じ)大笑いしてレジに持って行きました。

大阪のバンドみたいで、この音楽に赤犬の人とかオシリペンペンズの人とかが参加してるって構図が面白い。若干のB級臭さも有りつつ、最近のバンドでこんなにあからさまにシンフォロックみたいな事してるのは珍しいなぁ。Rachel’sとかあの辺好きな人にも騙して薦めてみたくなるよーな内容。

あと、ライブにはどんな客が来ているのかが非常に気になる。東京でもやらないかなー。

( http://sound.jp/mutyumu/ )

cornelius / sensuous

コーネリアスの新譜。前作の「Point」からもー5年も経ったのか、なんかつい最近な気がしてました。

「Point」では最小限の構成で作られたよーな音でしたけど、アレはアレで好きだったのですけど、基本線あんな感じで、またちょっと別のステージかなぁとか思いました。

一音一音の配置をものすごく考えて音を鳴らしてるよーな感じです。

で、凄いなーと思うのは、なんでこんなに音がクリアに聴こえるんだろ?って事。アナログ接続してたモニタをDVI接続に切り替えた時くらい違う。(って、わかりにくいか。テレビを買い換えた時くらい違うのよ)

こんなお金かけて時間かけて趣味的なレコード作れるなんて(そんでもってレコ屋で山積みになってるなんて)日本の音楽業界って実は結構凄いんじゃないだろーかとかとも思っちゃいます。

Sensuous

sim feat. kamura moe / common difference (2006)

simは大島輝之+大谷能生+[tag]植村昌弘[/tag]のトリオ。[tag]佳村萠[/tag]さんは・・・ここ数年ライブ通いしてるんですけど、見るたびちょっとずつ違う不思議な人。(「夢見るように眠りたい」の女優さんとか言えば知ってる人は知ってるかな)

以前に「sim+佳村萠」でライブをやると聴いていて、何か物凄いミスマッチな気がしたのですけど(「ほとらぴからっ」で聴いてる人にとっては物凄い違和感だと思う)

実際見てみると物凄くストイックなsimの音の隙間にフワフワとした佳村さんの声が挟まってるよな感じで面白かったです。

いやsimってなんか聴いてて閉塞感を感じる事が多くて、あんまり好きじゃなかったんですけど、佳村さんの入らないパートでも今までよりちょっと開放感有る感じで。

んでも何か佳村萠さんの音楽活動って、ほとらから始まって鬼怒無月+勝井祐二とかpasadenaとか大友良英とか坂本弘道とか、共演者次第で毎回雰囲気が変わって面白いなぁと。
あ、ちなみにRobert WyattのSea Songも演奏してます。

( http://silver.ap.teacup.com/-sim-/ )

common difference

ARIA The Neutral Vocal Song Collection

日曜の深夜にやってるアニメのボーカル曲集。[tag]窪田ミナ[/tag]って人のアレンジが気にいっていて、買っちゃいました。

 編曲はその窪田ミナさんと、妹尾武さん、あとED歌ってるROUND TABLEも。ラス曲のアリス社長(「ぷいにゅ~」っていうネコ)のボイス入り曲は鈴木智文。ちなみにボーカルは河合英里とか牧野由依とかあと声優の人は良く知らない。

ARIA The NATURAL ボーカルソング・コレクション

Nene / Minuano(1985) + Bugre(1982)

ブラジル、[tag]Hermeto Pascoal[/tag]のバンドでドラム叩いてた人のソロアルバム×2のカップリングCD。このドラムの方が全曲書いてるのですが、かなりPascoalっぽくて面白い。爽やかかつ複雑な感じです。Bugreの方がちょっとフリーっぽいかな。