2011/12/24 Stella Lee Jones @吉祥寺Silver Elephant

Stella Lee Jonesのレコ発ワンマンライブです。ほぼ満員のシルエレをを見てちょっと嬉しくなりました。

前半最初はYoutubeに映像も上がっている「Clouds」から。次の「かげろう」も定番曲ですね、元々はFLAT122で「夏」って曲
「Watercolors」はタイトルの通りPat Methenyっぽいイメージの曲。プログレ色は薄めですが、個人的にはアルバム曲の中では一番好きかも。「Ceaseless Memory」はバイオリンのテイセナさんの曲、平田さんの曲とはちょっと違ったホンワカした幻想的な曲。
前半ラストはFLAT122の頃から良く演奏しているハイテンション曲の「目眩」中間部ではギターソロ~ピアノソロ~ドラムソロ。

前回から参加している瀬戸尚幸さん(Qui)のベースがすごく安定感があり、バンドの音として凄くグレードアップした気がします。
そいえばMCで言っていた、アルバムタイトルの由来になった「坂本龍一さんのフローティングなんちゃら」は、日産セドリックのCM曲の「Floating Along」の事かな?

後半スタート、FLAT122/KTGの川崎隆男さんがキーボードの席に座ります。最初の「Neo Classic Dance」は平田+谷本+佐々木+川崎で、FLAT122に近い編成での演奏(FLAT122に佐々木さんゲストの時もあったような)
川崎さんゲストでのもう一曲は「Spiral」はステラの鍵盤が川崎さんに替わった編成での演奏、バイオリンとギターの重なりが面白く、FLAT122で聴いていたのとはかなり印象の違う感じ。中間にインプロ部を挟んで15分くらいだったかな?
告知関係の長めのMCの後は「Parallel Railways」このバンドにしては珍しくカチっとまとまったコンパクトな曲。「Winter Song」はFLAT122でも演奏していた曲で、ステラでの演奏は2009/04/17の最初のライブ(まだバンド名決まってない時)以来かな?久々に聴いた気がします。そして最後の曲は「Synapse」この曲が一番Stella Lee Jonesっぽいイメージの曲かなと思います。
アンコールでは「Stella Lee Jones」追加アンコールでは「Jean-Pierre」と映画音楽シリーズを2曲続けて終了。

このバンドの場合、ギター・バイオリン・アコーディオン・鍵盤とメロディ弾ける楽器が4つも有って、それぞれがミニマルっぽい事しつつも曲全体はドラマチックというか・・・最初に見たときは「FLAT122とは違うけど、無茶な事してるなぁ」とか思ってたのですけど、よーやく完成形になったのかな? 凄いバンドになったなと思います。

  1. Clouds
  2. かげろう
  3. ジャンピエール
  4. Watercolors
  5. Ceaseless Memory
  6. 目眩
  1. Neo clasic dance
  2. Spiral
  3. Parallel railways
  4. Winter Song
  5. Synapse
  1. Stella lee jones
  2. Jean-Pierre
  • 平田聡 (guitars)
  • テイセナ (violin)
  • 佐藤真也 (keyboards)
  • 佐々木絵美 (accordion)
  • 瀬戸尚幸 (bass)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • くどうげんた (percussions)
  • 川崎隆男 (keyboards on ‘Neo Classic Dance’, ‘Spiral’)

http://www.stellaleejones.com/

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=nHY6881VIVg&feature=player_embedded[/youtube]

2011/12/11 Electric Asturias @渋谷屋根裏

という訳で、前回のRound Houseとの共演に続いてのワンマンライブ。
会場の渋谷屋根裏には初めて来ました。何でこのハコなのかなー?とか思ってたのですが、何でも大山さんが中学生くらいの頃にスペースサーカス(岡野ハジメの在籍してたプログレフュージョン)を屋根裏で観に来てたとか。
「Moondawn」の曲の途中、テイセナさんの短いアドリブの部分での弾けたプレイが凄かった、エレアス・アコアス・ステラの3つのバンドで観てますが、やっぱりこの方のポテンシャル凄いと思います。
今までエレアスでは演奏していなかった2ndのRogusなんかも演奏、このへんからラストにかけてとても気合の入った演奏で良かったです。

ちなみに次回は3/31に吉祥寺Star Pine’s Cafeでまたワンマンだそうで。今回演奏されなかった新曲などにも期待。(個人的にはエレアスで「血闘のアンビバレンス」が聴きたい…絶対格好良いと思うんだけど)
あとは平田さんのStella Lee Jonesが12/24に吉祥寺Silver Elephantでレコ発。1/8にはかなり久々のFLAT122のライブも有るようです。

1. The Lancer
2. Moondawn
3. Phoenix
4. 時を支配する人々
5. Argus Last Stand

1. 闇からの声
2. Rogus
3. 聲無キ涙 ~ Cyber Transmission
4. Double Helix
5. Castle in the mist

1. Distance
2. The Lancer

  • 大山曜 (bass)
  • 平田聡 (guitars)
  • テイセナ (violin)
  • 川越 好博 (keyboards)
  • 田辺清貴 (drums)

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=-zptowvgh-k[/youtube]

2011/12/04 KENSO @川崎クラブチッタ

KENSOを見に川崎クラブチッタへ。前に見たのがいつなのか・・・クラブチッタで村石さんだったから2002/06/26のハレ紀のDVDの時のかな?
そんな訳で、ものすごく久しぶりにKENSOを見ました。本来ドラムは小森啓資さんなのですが今回は初期KENSOの山本治彦(はるきち)さんでのライブ。ちなみに山本はるきちさんは渡辺満里奈の1stシングルの作曲者だったりもします(余計な情報スイマセン、渡辺満里奈の大ファンだったもので・・・)

ドラムの右手後方の空中にフロアタムみないなものが設置されていて、何に使うのかなーとか思ってたら「氷島」などで和太鼓のような使い方をされてました。成る程。小口さんは鍵盤3台、光田さんは鍵盤5台を使い分けての演奏。
セットリストは2nd/3rd辺りの初期の曲を中心に、最近の曲もチョコチョコ。名盤の2ndは勿論ですが、個人的にはKENSOの3rdが好きだったので、この辺の曲がたっぷり聴けて嬉しかったです。「Power of Glory」とか「胎動」とか良かったなー。2nd setは初期KENSOメドレー的な感じで「陰影の笛」では清水先生のフルートも披露されました。

プログレがどうとか関係なく、本当に気合の入った素晴らしいライブでした。2回目のアンコールの「Good Days, Bad Days」でちょっとグッときました。

セットリストはライブ終了後に会場に貼ってあったものから。

1st set:
1. 遙かなる地へ
2. ブランド指向
3. 精武門
4. JIGSAW~Power of the Glory
5. 氷島
6. MISKATONIC
7. 心の中の古代
8. 聖なる夢
9. 胎動
[2nd]
1. 日本の麦唄
2. 陰影の笛
3. 海
4. Echi dal Foro Romano
5. 美深
6. 麻酔part.1~part.2
7. さよならプログレ
8. 空に光る
[encore]
1. 暁に薬師が
2. インスマウスの影
3. Good Days, Bad Days

 清水義央 (guitars)
 小口健一 (keyboards)
 光田健一 (keyboards)
 三枝俊治 (bass)
 山本はるきち (drums)

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~kenso/