2011/04/09 Acoustic Asturias @池袋シャロン・ゴスペル・チャーチ

池袋のシャロン・ゴスペル・チャーチという教会でのAcoustic Asturiasのレコ発ライブ。
大山さんのガットギター以外は全て生音、こーゆー教会でのライブってのは初めてですが、天井高い場所での自然な残響音が気持ち良い感じ。
後半ではoboeの堀子孝英さんが参加、元々は大谷恵子さんの予定だったのが急遽ピンチヒッターとのことでしたが、素晴らしくフィットしてました。いやぁ本当にこのまま全部の曲にゲスト参加してもらっても良さそうなくらいハマってました。
日本のプログレの中でも生音のアンサンブルでスピード感が有って、何か映像が見えるような・・・聴きやすい音楽ですがとても独特なモノが有るかと思います。多重録音、アコースティック、エレクトリックといろんな編成を使い分けても「アストゥーリアス」という名前を使い続ける理由もちょっとわかるような気がします。プログレ云々はともかく、確かに「アストゥーリアス」という音なんだなと。

セットリストはたぶん以下のような感じ、たぶん間違ってない…と思う。「紅蓮菩薩」ってのは前やってた和風っぽい…ちょっと源平討魔伝(アクアポリス?)っぽいかも。
アンコールでは3rdのCryptogam Illusionから「Gracier」を演奏。MCでも仰ってましたが、1993年に3rdが出た時にはライブをしなかったので、17年目にして初演とゆーことになるらしいです。3rd出た頃(確か高校生だった)レコ発無いのかと思って情報誌とか色々探したのを思い出しました。

次回は未定みたいですが、テイセナさんとElectric Asturiasの平田さんが参加するStella Lee Jonesが来週の4/15に江古田BUDDYで難波弘之さんのAPJと対バン、6/12には筒井香織さんの参加するKTGが吉祥寺SilverElephantでポチャカイテマルコと対バンです。で、9月くらいにElectric Asturiasが有るかもしれないとかなんとか。

[1st set]
1.Legend
2.ベタ・スプレンデス
3.WATARIDORI
4.邂逅
5.Luminous Flower
6.神の摂理に挑む者たち
[2nd set]
1.ジムノペディ1番 (w/堀子孝英)
2.黄源の舞 (w/堀子孝英)
3.紅江 (w/堀子孝英)
4.ユハンヌス
5.紅蓮菩薩
6.Perpetual Motion
7.ルカ組曲
[アンコール]
1.Glacier (w/堀子孝英)
2.かげろう

 大山曜 (gut guitar)
 筒井香織 (clarinet, recorder)
 川越好博 (piano)
 テイセナ (violin)

 堀子孝英 (oboe)

http://asturias4.exblog.jp/

2011/03/26 KTG, 國田大輔Trio, zonk-monk with ISAO @吉祥寺Silver Elephant

最近あまりライブに行ってない(全然行ってないわけではない)のですが、久々に吉祥寺Silver Elephantへ。

KTG (Kawasaki Takao Group)

去年末のは観に行けなかったので、自分が見るのは去年の7月以来になります。FLAT122の川崎隆男さんのユニット。
ピアノトリオ+クラリネットとゆー編成ですが、音の方はちょっと変わったチェンバーロック・・・暗黒チェンバーとかジャズロック系の音ではなく、クラリネットがアクセントになった「室内楽+ロック」って感じでしょうか?
以前数回見てますが、だんだんバンドとしてまとまってきた感じがします。ベースが自然にアンサンブルの中に入ってくるような感じのアレンジが気持ち良いなと思います。
「サインズ」は新曲、中間に静かめのパートを含む三部構成、3パート目の視界が拡がってくような所が気持ち良いです。
そうそう「実はMCが下手で…」とか仰ってましたが。うん…知ってました。

次回は、6/12(日)にシルエレでポチャカイテマルコと対バン。FLAT122好きでまだこっち見たこと無い方は是非。た。

1. 真冬のテレビ塔
2. Stair of New World
3. サインズ
4. 屋上にて
5. スパイラル

川崎隆男 (keyboards)
筒井香織 (clarinet)
谷本朋翼 (drums)
中島洋隆 (bass)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/

Kunita Daisuke Trio

Enigmatic Driveの方のギタートリオ。
・・・テクニカルなフュージョンですね、個人的には好みじゃ無いのですがメロディアスで結構聴きやすいかと思います。
にしても上手いなぁ・・・

國田大輔 (guitars)
二家本亮介 (bass)
山内陽一朗 (drums)

http://www.daisukekunita.com/

zonk-monk with ISAO

大阪のバンドらしいですね。ギターのISAOさんはSPARK7の方、アメリカから戻ってきたばかりとか。
左右の女性が二人とも下段がエレクトーン(STAGEA D-DECK)を使ってました。ライブハウスでエレクトーンって初めて見たよ。しかも一気に二台も。ちなみに左の鍵盤の方、ストロベリーソングオーケストラでも鍵盤弾いてる方みたい。
演奏は派手派手のプログレ、聴いてて笑いがこみあげてくる感じの。エレクトーンの下鍵盤のベースが良い感じです。
全体的にRPGの戦闘曲っぽいなーとか思ってたら、最後にFinal Fantasy Vの「ビッグブリッヂの死闘」をこの編成で演奏。あのイントロはISAOさんの7弦ギターのタッピングで再現。
いやー面白かったです。

高田圭悟 (drums)
長崎祥子 (keyboards)
大沼あい (keyboards)
ISAO (guitars)

http://www.myspace.com/zonkmonk3
http://zonkmonk3.yangotonaki.com/

2011/03/02 奥の細道vol.2 @秋葉原CLUB GOODMAN

「石割桜presents」とゆーことで、面白そうなメンツだったので秋葉原へ。

奥州波動

Zletovskoのベースが桑原さんからナスノさんに変わっただけの編成ですが、このユニット(?)は即興でプログレを演奏するユニット。「即興+プログレ」というと、また似た編成ですがホッピーさん吉田さんナスノさんの「大文字」がありますが、アレよりもプログレっぽさはこのユニットの方が上かも、キーボード4台を駆使してプログレっぽいフレーズを弾き倒すのが圧巻。
後半の少し大人しめのパートで奥の方のメロトロンっぽい音の演奏が、ちょっとMatching MoleのImmediate Curtainって曲みたいで感動した。
・・・また見てみたいけどなぁ、やらないだろーなぁ。

  • 堀越功 (keyboards)
  • ナスノミツル (bass)
  • 吉田達也 (drums)

喜多直毅+金澤美也子

これは以前も見たことが有るのですが・・・いや凄かったです。床にバイオリン置いて弓を叩きつけるバイオリニストを初めて見た。
バイオリンとピアノとの2人だけで、前見たときはもーちょいジャズインプロっぽかったような記憶もあるのですが…今回は少しポップさも感じるような不思議なメロディーも有ったりして、即興でアヴァンポップを演奏しているような趣も。

  1. インプロ
  2. (Steve Swallowの曲)
  3. トルコの・・・
  • 喜多直毅 (violin,voice)
  • 金澤美也子 (piano,voice)

te_ri

ちょっと久しぶりに見たら聞いたことない曲ばっかしになってた。
相変わらず、(あえて)制約を付けた中で曲作ってるような感じの、

  • 村上巨樹 (guitars)
  • 片山貴志 (drums)

石割桜

3回目の今回から喜多直毅さん(岩手出身らしい)も参加。ナスノさんの村上さんに対する無茶振りがますますヒドイ。これが東北のバンカラ文化か・・・
今回も岩手をテーマにしたお題を客に出してもらって演奏するという・・・「ほや」「めんこいテレビ」「厳美渓」「ずんだ餅」「宮沢賢治」とか。どう考えてもヒットチューンには成り得ないけれど、

  • ナスノミツル (bass)
  • 吉田達也 (drums)
  • 村上巨樹 (guitars)
  • 喜多直毅 (violin)

2011/02/16 Sleep Walkers @吉祥寺MANDA-LA2

  1. ソロピアノコーナー(Captain Beefheart の Dali’s car とか)
  2. 大赤斑
  1. 重量投げ
  2. Fall
  3. Sub-continental tango
  4. Party swing
  5. 収容所
  6. ヒョーロク玉
  7. Dusk
  8. Surdo balkan step
  1. polka for Zippie
  • 清水一登 (piano, DW-8000)
  • 向島ゆり子 (violin)
  • 大熊ワタル (clarinet)
  • 小林武文 (percussions)

2011/01/27 KILLING TIME @高円寺JIROKICHI

  1. PERU
  2. 8687
  3. Limbo dance
  4. (ピアソラの曲)
  5. SALON
  1. Following evening
  2. Sebo Murchose
  3. ヒョーロク玉
  4. 沈黙する湖
  5. BOB
  1. EBRIO
  • 清水一登 (piano,keyboards)
  • Ma*To (tabla,synthesizer)
  • whacho (percussions)
  • MECKEN (bass)
  • 斎藤ネコ (violin)

2010/09/10 KILLING TIME @高円寺JIROKICHI

4月の元住吉POWERS2以来なので5ヶ月ぶりかな?KILLING TIMEのライブです。
今回はご家庭の事情でwhachoさんが欠席、この5人でKILLING TIMEってのは初めてような。
珍しく最初っから「日没」(ラストとかアンコールでやること多かったような)からのスタート。この日はいつもとだいぶ曲順が違います。
メンバーも仰ってましたが「今日はバイオリンの音がよく聞こえる」と。まぁパーカッションとギター居ないし。うん。
バイオリンも良く聞こえましたが、MECKENさんのベースもいつもより良く聴こえた気がします。ちょっと楽器の数足りない分、鍵盤もバイオリンが埋めるようにいつもより音数多めで。Following evening~Limbo Danceの辺りとか良かったなぁ。

アンコールでは青山さんが出てきて「アンコール分は後半セットの最初にやったから、もうやんない」と。だがしかしダチョウ倶楽部のノリで、結局アンコールの拍手は鳴り止まず。
んでしぶしぶメンバー出てきて…「何やるー?」「あのキメだらけのー(重量投げの事かな)」「譜面ないよー」(ここでMa*Toさんが譜面持ってくる)「タスマニアなら一杯あるけどー」「愛の桟橋ってなんだっけー」「あーそれすっごいイイ曲」・・・などのやり取りがあり「重量投げ」と「タスマニア」どっちが良い?という話で、客からは「両方」と。
結局、最初に重量投げのキメ(というかこの曲キメしかないけど)をやって、突っ走るパートからタスマニアに無理矢理移行するというアンコールでした。ネコさんの譜面を必死に覗き込むMECKENさんが面白かった。

  1. 日没
  2. PERU
  3. 沈黙する湖
  4. ヒョーロク玉
  1. SALON
  2. 8687
  3. Following evening
  4. Limbo dance
  5. Blivits
  6. Bob
  7. 重量投げ(ちょっとだけ)
  8. タスマニア
  • 清水一登 (piano, DW-8000)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • Ma*To (tabla, synthesizers)
  • MECKEN (bass)
  • 青山純 (drums)

2010/09/18 る*しろう @池袋LIVE INN ROSA

久々に「る*しろう」を見に池袋へ。そういえばる*しろうでROSAは初めてなんですね。なんでか前に見たような気がしてたけど、あれは「むぢゃ」だったか。

途中から入ったのですが、3バンド目の「チンドンペア」と言うバンドの鍵盤弾いて歌ってる人が、元TOM☆CATのボーカルの方だったみたい。一曲長めのドラマチックな曲で…キーボードの音が80年代っぽかったけどプログレじゃんかコレ。結構面白かったというか、今こんなことしてるんですねー。アニメ北斗の拳をリアルタイムで見てた者としてちょっと感慨深い。

で、トリが「る*しろう」
ちょっと久しぶりに見ました、変わったバンドは色々あるけどやっぱしこのバンドは変で最高だなーと思います。
元々インプロ要素の強い「とり」なんて、ほとんどキメの部分しか原型が残ってない感じで。「ヌマザパ」は何かチェコで対バンしたタイプライターだか何かにインスパイアされたとか何とかでザッパっぽいキメとキメの間を細かく刻む感じで。その後の井筒さんのバラード「3/4の」との落差がひどい。
アンコールで「それいゆ」を演奏、改めて聴くと結構ポップでかわいい曲にも聞こえる。

9/21 金澤美也子+外山明 @入谷なってるハウス
9/25 金澤美也子+かわいしのぶ(なんかのイベント) @下北沢THREE
など、る*しろうでは12月にMUMUとの対バンがあるみたいです。

  1. 憧れのハワイ旅行
  2. いぬ
  3. 炬燵ガメラ
  4. とり
  5. ヌマザパ
  6. 3/4の
  7. る*クスチャー
  8. それいゆ
  • 金澤美也子 (piano, voice)
  • 井筒好治 (guitars, voice)
  • 菅沼道昭 (drums, voice)

2010/09/03 Sleep walkers @吉祥寺MANDA-LA2

清水一登さんのユニット、名前が付いてから2度目のライブです。今回も最初は清水さんのピアノソロから、ソロアルバム辺りで聞き覚えのあるフレーズを交えながら10分くらいかな?
とりあえず暑苦しい曲「重量投げ~Fall」の流れは前回と一緒。MCで「Fall」って曲のネタバラシ(どんどん下降してくメロディーなのでFall=落ちる)など。そしてウェーベルン(12音技法)の話が再び。
後半セット1曲目はなんと「収容所(One for each sentiment)」から。重いけど暗黒じゃない不思議チェンバーロック曲…個人的にこの曲大好きで。KILLING TIMEでもなかなか演奏する機会は無いので、聴けて嬉しかったです。
「大赤斑」のは「Sub-continental Tango~最低人~ヒョーロク玉」をメドレーで。「Dusk」はちょっと前のKILLING TIMEでも演奏してたっけな?小節の切れ目がよくわからないよーな不思議なミニマル曲。
アンコールでは「腰くだけ」を演奏、この曲も久しぶりに聴いた気がします(最近Arepos観に行ってないし)

プログレと言うにはちょっと微妙にユルイ感じのこのユニットなのですが、個人的には文句なしに面白いです。SalleGaveau好きな人とかにもアピールするんじゃないかな?とか思ってるのですがどうでしょう?

  1. ピアノソロ
  2. 重量投げ
  3. Fall
  4. Party swing
  1. 収容所
  2. 大赤斑
  3. Sub-continental Tango
  4. 最低人 variations
  5. ヒョーロク玉
  6. Dusk
  7. Surdo balkan steps
  8. 腰くだけ (アンコール)

 清水一登 (piano, DW-8000)
 向島ゆり子 (violin)
 大熊ワタル (clarinet, bass clarinet)
 小林武文 (percussions)

2010/08/30 Stella Lee Jones @三軒茶屋Grapefruit Moon

[ 岸本淳一 ]
ライブハウス入ったらHELDONみたいな音が聞こえてきて、何かと思ったら元Chernoの岸本さんのソロだったようです。随分前にChernoで見たときはやかましくてあまり好みじゃなかったのですが、Fripp & Eno みたいなシーケンスをバックにギターを弾きまくりのこのソロユニットのほうが好みかも。
http://www.asahi-net.or.jp/~kv6j-ksmt/kishimoto_top.htm

[ 2Y2H2N ]
guitar+bass+drums+percussion+keyboard+synthesizer+voiceの7人編成のバンド。Ozric TentaclesかHawkwndかと思うよーな感じで始まって「おおコレは!?」とか思ったのですが、何故か後半は妙にハッピーな民族音楽のような感じに。
何を目指して、どうしてこうなったんだろう・・・といった感じでしたが、個人的にはこーゆー訳の分からないバンドは結構好きです。
http://www.myspace.com/2y2h2n

[ Stella Lee Jones ]
んで、お目当てのStella Lee Jones。リーダーの平田さんとテイセナさんがElectric Asturiasで海外へ行っていたのもあり、5月以来のライブになります。
この日は鍵盤の佐藤真也の誕生日、テイセナさんが翌日誕生日との事で途中でサプライズもあったりと。でも「おめでとー」な感じの後の曲が「X-Zone」とゆー、凶悪なまでにバラバラなリズムの上に不穏なアンサンブルの感じの曲だったり。
テイセナさんのソロアルバム「Artless Book」からCeaseless Memoryをこのバンドのアレンジで演奏。元曲はアコースティックでゆったりとした感じの曲なのですが、この日のアレンジでは立体感のあるよーな演奏になっていました。このアルバム、個人的には「Dolce Dance」って曲が気に入ってたんですけど、この曲も良い曲だなーと再認識。
この日のラストは「列車をイメージしたような」という「Parallel Railways」という曲、曲最初のSEがKraftwerkのRuckzuckみたいでみたいな感じで可笑しかったです。このバンドにしては割とストレートな感じの曲。

この日は特に佐々木絵美さんのアコーディオンがキレ良くって、とても締まって聴けました。最近の国内構築系プログレでは本当に一番面白いんじゃないかと思ってます。10月からレコーディングとの事で、音源出してもっと活躍して欲しいなぁと思ってます。

  1. Jean-Pierre
  2. Synapse
  3. Ceaseless Memory (Part A/Part B)
  4. X-zone
  5. Parallel Railways
  • 平田聡 (guitars)
  • 佐藤真也 (piano)
  • 佐々木絵実 (accordion)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 工藤源大 (percussions)
  • 三ヶ田晋 (bass)
  • テイセナ (violin)


http://www.myspace.com/satoshihirataunit

2010/08/20 ウズマキマズウ @新橋ZZ

ちょっと久々になりますが、小川美潮さんのライブに行ってきました。今回whachoさんは欠席ですが、最近はこんな感じのメンバーです。曲が良くて、歌が良くて、少しゆるーい感じの良いライブ。やっぱり何度来ても良いなと思います。とくに最近は「犬の日々」って曲が気に入ってます。
アンコールではソロ回しで客として来ていらっしゃった近藤達郎さんが飛び入りで参加。

  1. ウレシイの素
  2. Four to Three
  3. 良心力学
  4. きもちのたまご
  5. PICNIC
  6. 記憶
  7. ENSO
  1. 犬の日々
  2. 三月の水
  3. 12月21日
  4. 人と星の間
  5. ゆにてい
  6. やっとだね (アンコール)
  • 小川美潮 (vocals)
  • 大川俊司 (bass)
  • 川島BANANA-UG (keyboards)
  • Ma*To (synthesizers)
  • 青山純 (drums)
  • MAC清水 (percussions)
  • 近藤達郎 (keyboards on ‘やっとだね’)