Supersister / Present from Nancy + To the Highest Bidder

オランダのプログレバンドの1st(1970)+2nd(1971)のカップリングCD。

このバンドは前にDJイベントやった時に誰だかがかけたバンドです。ハットフィールドをちょっと頭悪くしたよーな強烈な音で「うぁー何だコレ!?」とか思ってて。

その後CD屋でめぐり合う事も無く忘れかけてたのですけど、さすが目白World Disqueには全部置いてました。全部置いてたけど全部買うわけにも行かないので、とりあえずコレだけ買ってきました。

とにかくカンタベリーな音で、鍵盤はDave Stewartみたいだし、ベースはHugh Hopperみたいで。あとオランダのバンドらしくちょっとB級っぽい親しみやすいメロディー乗っかる感じで、ちょうどEGGとFOCUSを足して2で割ったよーな感じかも。

なんだかこの「ちょっと頭悪そーなカンタベリー(オランダだけど)」ってのがかなりツボで結構気に入りました。他のCDも買ってみよう。

2000年に再結成してるみたいだけど、まだ活動してるのかな?来日とかは・・・無いか。

2007/01/07 Phonolite type-A @関内エアジン

今年初ライブ観戦。
横浜に行ったついでに関内エアジン(初めて行った)へ。
メンバーは以下の通り、新譜の「my heart belongs to daddy」からの曲を中心に、ジャズの曲も有り、フルートの太田さんの曲も有ったりと。
そのfluteの太田朱美さんは初めて見たのですけど、小さい体からアグレッシブな演奏でちょっとビックリ。
後半では飛び入りゲストに山中千尋さんがメロディカで参戦。ナマで見るの初めてですけど、すげー可愛い・・・って、そうじゃなくって「曲良く知らないー」とか言いつつもノリノリの演奏。格好よかったっす。
新年早々、なかなか渋いライブを見てしまいました。特にやっぱり水谷さんの曲が良かったなー。

  • 水谷浩章 (contrabass)
  • 太田朱美 (flute)
  • 中牟礼貞則 (guitars)
  • 山中千尋 (melodica)

2/19のpit-innのフルメンバーでのphonoliteも見てみたいなー。
( http://www.imasy.or.jp/~mizutani/ )

窪田ミナ

先に書いた、[tag]窪田ミナ[/tag]さんの事。

アニメとかTVドラマのサントラをやっている方で、2002年の「マイリトルシェフ」ってドラマから、この人の劇伴がとても好きだったりしてます。特にストリングアレンジが好み。

で、なんとか参加してるCD集めようとしてるのですけど、微妙に地味な仕事ばっかりで。

( http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%AA%AA%E7%94%B0%E3%83%9F%E3%83%8A )

今まで担当した音楽だと以下のような状況。

「カレイドスター」 (2003年、テレビ東京)

 →DVDボックスの初回特典でのみサントラCD

「神無月の巫女」 (2004年、UHFアニメ)

 →DVD1巻の初回版にのみサントラCD

「マイリトルシェフ」 (2002年、TBS)

 →サントラ出たけどCCCD

「14ヵ月~妻が子供に還っていく~」 (2003年、日本テレビ)

 →コレだけまともにサントラ出てる。

「R.P.G.」 (2003年、NHK)

「失われた約束」 (2003年、フジテレビ)

「トキオ 父への伝言」 (2004年、NHK)

「農家のヨメになりたい」 (2004年、NHK)

「ミステリー民俗学者 八雲樹」 (2004年、テレビ朝日)

「刹那に似てせつなく」 (2005年、TBS)

「天国へのカレンダー」 (2005年、CX)

 →サントラCDの発売予定無し。

まぁ単発ドラマのサントラが出ないのは仕方ないとして、結構長く続いたアニメのサントラをDVDの特典にするのは何とかしてほしいなぁ。アニメ見てないけど。

本編見ないでサントラだけに欲しがるなんて、やっぱり物凄くニッチな需要なんでしょーか?

牧野由依 / 天球の音楽 (2006)

ええとコレはアレです。
「NHKにようこそ」とかで声優をやってる牧野由依の1st。半分くらいアニソンです(「ARIA the ANIMATION」「創聖のアクエリオン」「ツバサ・クロニクル」)

ちょっとばっかしハマって見てた「ARIA」のオープニングテーマが[tag]窪田ミナ[/tag]作曲(後述)だったのと、結構好みな声だったので思わず発売日にタワレコ行って買ってきちゃいました。

パッケージ大きいなとか思って開けてみたら「牧野由依写真集」なる冊子が入っていて・・・ビジュアルには興味無いのだけど・・・っていうかサンミュージックか!!

アルバムでの新曲では、窪田ミナさんの曲とか有るかな?とか思ったんだけど「ARIA」の曲以外は無し。

かの香織とか五島良子とかが曲を作っていて・・・アニメ向けとゆーよりも、フツーのポップス寄りで売ろうとしてるのかなぁ?ちょっと曲調バラけて散漫な感じになっちゃって残念。最近の坂本真綾みたいな路線でしょうか?(最初のシングルは菅野よう子だし)

んでも、河野伸編曲の「夏休みの宿題」とかは結構好きです。うかつにもアニメみてちょっと感動しちゃった「ARIA」の挿入歌の「シンフォニー」も改めて聴いてもやっぱりイイなと思います。
天球の音楽

2006/12/02 小川美潮ウズマキマズウ @高円寺JIROKICHI

てなわけで久々小川美潮さんのライブを見に高円寺へ行ってきました。

内容についてはもー言う事ナスです。やっぱりただただ素晴らしいです。

ってねーメンバーが・・・なんかもう好きなミュージシャン「だけ」で凄く幸せな感じじゃん。(下記参照)

そうそう、1部の最後で「4 to 3」を演奏したんだけど、MCで美潮さんが「4 to 3」→「four two three」→「4/23板倉文の誕生日、あれ違ったっけ?」とか言ってて。

さっき調べてみた、板倉文 昭和32年4月23日生まれ・・・って本当だったー!!!一番好きなミュージシャンなのに、いままで全然気付かなかった。

あと、遂によーやくCDの録音をはじめたとか。やっぱり形にして残して頂けるのが嬉しいなーとか思いつつ、完成を待ちます。

1st set:

  1. HASU KRIYA
  2. デンキ
  3. 檸檬の月
  4. ???
  5. 良心力学
  6. 4 to 3

2nd set:

  1. 天国と地獄
  2. はじめて
  3. On The Road
  4. ???
  5. 人と星の間

encore:

  1. おかしな午後
  2. やっとだね
  • 小川美潮 (vocals)
  • 大川俊司 (bass,guitars)
  • Ma*To (keyboards)
  • 川島BANANA (piano,synthesizers)
  • WHACHO (percussions)
  • MAC清水 (conga,percussions)
  • 青山純 (drums)

2006/11/30 石橋英子+吉田達也+ナスノミツル+鬼怒無月 @高円寺ペンギンハウス

親父は入院してますが(今日見舞いに行ってきた)息子はライブに行くのです。

前回見て無茶苦茶好みだった石橋英子+吉田達也のライブ。高円寺ペンギンハウスにて(満員だった)

最初は「吉田達也+石橋英子」での演奏。最初の「ホスピタル」って曲、前にもライブで聴いたけどとっても格好よくて、何かに収録されてんのかなー。ルインズの曲を2曲演奏した後は「カバーコーナー」という事で(プログレばっかじゃん)

Soft Machineの2ndからの曲では「俺にも弾かせろ」ということで鬼怒無月さんも参加。しかしThis HeatもGenesis(ナスノさん参加)もなかなかイカした曲をチョイスしてます。吉田さんが戸川純バンド用に作ったけど「歌いにくい」とゆー事で没になった名無しの曲とか。前回もやった是巨人の曲とか。

  1. ホスピタル (石橋英子)
  2. (ルインズの曲)
  3. (ルインズの曲)
  4. As Long As He Lies Perfectly Still (Soft Machine)
  5. Twilight Furniture (This Heat)
  6. Time Table (Genesis)
  7. ベラのテーマ (石橋英子)
  8. (戸川純バンドの没曲)
  9. (是巨人の曲)
  10. クラシックメドレー

で、休憩はさんで是巨人の3人での演奏。インプロなので是巨人というより「世界遺産 – 勝井祐二」って感じかな。短めに4セットくらい演奏してましたけど、この日は演奏以外の全て(主にMC)が緩くて緩くて可笑しかったです。「今堀っぽい・・・」とか言って演奏してたセットの前半が本当にunbeltipo trioっぽくて可笑しかった、後半はいつもの感じでしたけど。もう一個大笑いのヤツが有ったけどコレは書けない。

で、再び石橋さんを加えた4人で「Nervecell (是巨人)」と「She Makes Me (Queen)」を演奏。だから選曲が渋いっちゅーの、このメンバーが全員クイーン好きってのも何か微妙な感じでよろしい。

アンコールは前半にDUOで演奏した是巨人の曲を4人で。

曲:即興 = 7:3くらいの個人的には理想的なバランスのライブでした。「石橋+吉田」でアルバム作ってくれないかなー。

あと物販で「Soft Mountain(吉田達也+ホッピー神山+Hugh Hopper+Elton Dean)」を購入。Elton Deanが結構吹きまくってて4th/5th辺りのソフトマシーンみたいでとても良いです・・・・改めて合掌。

  • 吉田達也 (drums,voices)
  • 石橋英子 (piano,flute,voices)
  • ナスノミツル (bass,voices)
  • 鬼怒無月 (guitars,voices)

2006/11/29 Richard Pinhas Band,etc @池袋LIVE-INN ROSA

今回のRichard Pinhas Band (ex-HELDON)の来日の中で一番安くてお徳感漂うライブに行ってきましたよ。色々見れるしね。

Ahru (RUK)

最初の告知ではRUKになってたと思うのですけど・・・なんだかメンバーチェンジしてバンド名変わったみたい。池袋降りてROSAとは逆の方に出て迷ってたので、これは後半しか見れませんでした。

んー、ベースの人がベリベリバリバリ弾いてて気持ち良いです。

( http://www.geocities.jp/ruk_death/ )

Optorum

蛍光灯ロックバンド。「ピカピカ・ガビビビビビ・ズダダダダ」って感じ。なんかもー見てるだけで感電しそー。

( http://mypage.odn.ne.jp/home/sounddesign )

Cherno

・・・・ごめん、やっぱし無理。生ドラム入れないとダメだと思うけどなー。

Pochakaite Malko

12月にミニアルバムが出るとか。最近どんどんヘヴィな感じになってます。ちょっと壷井さんがソロ取りすぎな気もしましたけど、やっぱし格好イイな。

1stも紙ジャケ再発だとかで、久々に古い曲を聴きました。「不整脈」が格好良かった。

( http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~pochamal/pochakaite_malko/ )

Richard Pinhas Band

えーとRichard Pinhasはフランスのエレクトロ/プログレのHELDONっていうユニットをやってた人。ストイックなエレクトロニクス曲の上にRobert Frippみたいなギターが鳴るような音楽をやってる人です。初来日。

と言ってもそんなに詳しいわけではなく70年代のHELDONくらいしか聴いた事が無くて、最近どんなか全然知りませんでした。

そんなワケでそれ程期待してなかったのですけど、これが意外と良かったです。

ギターの音のアンビエントっぽいループから徐々にギターの音が入ってきて、ゴリゴリしたシーケンスと共に一気にフリップっぽいギターを弾きまくり・・・いやーテンション上がります。昔のHELDONしか聴いた事無くてもほとんど違和感無かったです。Antoine Paganottiのタイトなドラムも効果的で良かったです。

アンコールはFripp/Enoみたいなギターのループから結構早めの展開。20分くらいやってたかな?

で思わず来日記念の表と裏でCD/DVDになってるヤツ買ってきて、今PCで聴こうと思ったら2枚分くっついてて厚くてドライブに入りませんでした。トレイタイプじゃなきゃダメなのね。

  • Richard Pinhas (guitars,electronics)
  • Jerome Schmidt (computer)
  • Antoine Paganotti (drums)

Hawkwind / Electric Tepee

こないだディスクユニオンにて、3割引で700円くらいで売ってたので思わず買ってきました。

ホークウィンド、昔は月1枚くらい買ってたのに最近めっきり買わなくなっちゃって(まぁ大体欲しいのは買ったんだけど)

コレは1992年発売のDave Brock+Alan Davey+Richard Chadwickのトリオ編成になっちゃった時のアルバム。なんか曲名に「GOING TO HAWAII」とか「SNAKE DANCE」とか有ったから嫌な予感して買わずにいたのです。

まぁ700円だしと、期待せずに買ったのですけど、一曲目「LSD」から飛ばしてます。Ozric Tentaclesから爽やかさを抜いて、代わりにドグサレ成分を足したよーな感じかなぁ。何だか意外と良くってビックリ、ワビサビのトリップミュージックで。

イギリスに海外旅行行く事があったらホークウィンドのライブが有る時に行くことに決めました(もはや来日は諦め気味)

Hawkwind / Take Me To Your Leader

で、下のを買った時に気になってamazon調べてみたらマーケットプレイスでDVD付きの2005年新譜が売っていた(一回廃盤になってまた再発したのかな?)思わずポチっとな。今日届きました。

知らなかったのですけど、嬉しいことにAlan Daveyが復帰してます。あとゲストでArthur BrownやSimon Houseなんかの姿も。一時期テクノ寄りになってたのが大分ロック方面に戻ってきた感じかなーと思います。相変わらず電子音がピルピル飛びまくってますけど、ホークウィンド的にはコレで良いのです。

ベースのリフもいたないシンセのシーケンスも相変わらずですけど、ちょっと音楽的には幅が広まったかなーとも思います。(4曲目最後のジャズっぽいピアノなんてホークウィンドとは思えない)

何はともあれ、やっぱしとにかく格好良いのです。国内盤も出ないし日本だとあんまり人気無いけど、このバンドが21世紀にもまだまだ活動してくれる事に感謝。

オマケのDVDはインタビュー映像に「Spirit Of The Age」のプロモと、ライブ映像。「Silver Machine」ではモーターヘッドのLemmyが歌ってます。

あぁぁぁぁやっぱりナマで見たいなぁ。

SAKEROCK / Songs of Instrumental

で、タワレコ。サケロックの新譜。

「ほぼ日」でウィスット・ポンニミットのアニメの付いたPVを見てから欲しくて欲しくて。( http://www.1101.com/tum/index.html )

今回はハナレグミとか高田漣とか蓮実重臣とかゲストが色々参加してますけど、サケロック1st発売前に脱退しちゃった鍵盤の野村卓史(現グッドラックヘイワ)の参加が嬉しくて。

最初にサケロックのCD(YUTA)買ったのはこの人の鍵盤の音が気になって買ったので・・・初めてライブ見た時は鍵盤居なくってちょっとガッカリしたりしてたし。

まぁそんなで、たぶん自分が買うCDにしては珍しく万人にオススメできるので、上のPV見て気になった方はどーぞ。

songs of instrumental