宇都宮泰 / トクサノカンダカラ Educational Kit (2001)

いやその今日ディスクユニオンに行って、After Dinnerの1stのリマスター買おうと思ったら売ってなかったのでつい。

発売したのちょっと前なんですけど、Art Bearsの「On Suicide」って曲のリミックスの作業工程をトラック分けして収録したCD-Rです。

「Educational Kit」ってのはシャレでもなんでもなくて本気です。この人がどんだけ緻密な作業してるのかはこの辺読んでもらった方がイイと思うんですけど・・・ヤバイです。暇ないのに全部読んじゃった。

で、After Dinnerのリマスタは?たまたま在庫切れだったのかな?それともまだ出てないのかな?

小間慶大 / 青空

元INUのギターの方、80年代からずっと劇中音楽をやってたみたいです。最近だとアノン(2004年の変身キリン)とかChe-Shizuとか。そんな方みたいです。

全然知らなかったんですけど、試聴機で聴いてちょっとハマってしまって購入。パスカルズとかSTRADAとか好きな人にもイイと思うんですけど、日本人が日本人らしくMike Oldfieldやったらこんな感じかなーと思いました。垢抜けないのに透き通った音楽かなと思いました。

(そいえばせきぐちさんもこのアルバムの事書いてたのを今頃気付きました)

青空

深呼吸して

とりあえず、ニュース見て即座にmixiに「結局名倉かよ・・・」って書き捨てたのが、極一部でウケてたみたいですけど。そういう風にしか言いようがなくて。

そのそのアレです、小学校の頃から好きで好きで(AMラジオのエアチェックまでしてた)そしていまだに好きだったりするのですけど、なんだかとてもビミョーな感じで。

確か予備校ブギ(っていうかフリッパーズギター)の頃までは、そんなオサレさんなイメージは無くて、フツーにアイドルしてたように覚えてます。

「トキメキざかり」(って渡辺満里奈と喜多嶋舞とか真弓倫子とか出てたドラマ、88年くらいだっけな?)に出てた頃は、今こんな感じで生き残るとは全然思ってなかったぁ。

まぁその結局そんなで、昨日はあまりニュースを見ないように努めました。別にそんなに嫌というわけでもないんですけど、やっぱりビミョーなのです。

そうそう、シンガー渡辺満里奈としてはフリッパーズギターとやった「大好きなシャツ」とかオザケンとやった「月と日時計」(間違えた「夜と日時計」だ)とか大瀧詠一プロデュースの「Ring-A-Bell」よりも(どっちもイイと思うけど)、山川恵津子の頃の「ホワイトラビットからのメッセージ」とか「夏の短編」とかの方が好きなのでした。

「みなさんのおかげです」のモジモジ君のお姉さんは、歴史史上に残るくらい可愛かった。と思う。

電子音楽 In The [Lost] World

今日タワレコ行ったらこんなのが出てました。「電子音楽 IN JAPAN」の田中雄二さんの電子音楽ディスクガイド本です。

音楽雑誌とかディスクガイド本なんてほとんど買わないんですけど、この人の本だけは別。

てなわけで「電子音楽 in Japan」の田中雄ニさんの本を買ってきました。

相変わらずの物凄い資料性、電子音楽だけで1600枚分一人でガイド書いてるって凄ぇよな。

当時見てた人は多いんじゃないかと思うんですけど、電子音楽インジャパンのweb版が有って「これタダで読んじゃってイイのか?」って思うほど凄いサイトで。あーゆー資料価値高いサイトって最近あまり無いような気がします。

こーゆーディスクガイドものって、複数人が入り混じってレビュー書いてる場合が多いけど、一人の人が書いてた方が価値観が統一されててイイよなぁ、と思います。

音楽雑誌とか読まないでwebに情報頼るのはそういう風に思ってる所もあって、レビュー書いてる人がどーゆー趣味嗜好を持ってるのかわからないと判断のしようが無くて。webだと基本的にその人が前に書いたモノを読めば大体の指向がわかるので・・・必ずしも紙媒体よりもwebを信用してるわけじゃないんですけど、webだとバックグラウンドを調べやすいので。

とりあえず個人的にはJapanese Techno Popの45ページ分だけでも買う価値ありました。

あ、初版にはヤン富田の8cmCDと8cmDVDがついてます。

電子音楽 In The(Lost)World 

Fred Frith/Gravity

Fred Frithの1980年リリース。オリジナルはレジデンツ(目玉オヤジーズ)のRalphrレコードからのリリース。

旧A面はSamla Mammas Mannaとの演奏。旧B面はMuffins(Tom Scottいないけど)との演奏。んでAksak MaboulのMarc Hollanderが前面参加。メンツ見ただけでも買っちゃいますよ。

民族音楽っぽいモチーフに、不思議なダンス音楽(踊れないと思うけど)を演奏してます。Henry Cow~Art Bearsでの極限まで研ぎ澄まされたよーな雰囲気からは離れて、とても可愛い作品になってます。

Ralphレコードからは、Etron Fou Leloublan/Massacare参加の「Speechless」(1981)とフリスの宅録ポップスの「Cheap at Half the Price」(1983)が出ています。どちらもちょっと面白そうだなとか。

(asin:B0000668LJ)