2006/10/26 佳村萠+杉本拓,ホース @明大前KID AILACK HALL

キッドアイラック久々でしたけど・・・アレなんか入口変わった?

佳村萠+杉本拓

予想通り物凄く音数の少ない音楽。ギターが単音でちょっとずつ音を出していって、ぎりぎりメロディーに聴こえる位のボーカルが乗っかるような感じの音。

静か過ぎて耳がイタイ。なにかもーかなり音響とかそーゆーのか知らないけど、かなりエクストリームな音楽だよなぁ。

  • 杉本拓 (guitars)
  • [tag]佳村萠[/tag] (voice,keyboards)

ホース

6年ぶり(FBI以来)に見ました。ベースの一人異次元人っぷりは健在。正直どんな音だったか忘れてたけどベースの人の緩めた弦を「べちーん」って叩く音を聴いて記憶が蘇りました。あぁそうだ、ずーっと中尾勘二さんが後ろで座っていて・・・ホースの面々のアカペラの後に一曲だけカセットテープと共にクラリネット演奏したんだけど・・・アレは何だったんだろう?いや凄い気持ちの良い音色だったけどさ。

  • 宇波拓 (guitars)
  • 江崎将史 (trumpet)
  • 古池寿浩 (trombone)
  • 服部玲治 (percussions)
  • 泉智也 (bass)

( http://www.hibarimusic.com/ )

sim feat. kamura moe / common difference (2006)

simは大島輝之+大谷能生+[tag]植村昌弘[/tag]のトリオ。[tag]佳村萠[/tag]さんは・・・ここ数年ライブ通いしてるんですけど、見るたびちょっとずつ違う不思議な人。(「夢見るように眠りたい」の女優さんとか言えば知ってる人は知ってるかな)

以前に「sim+佳村萠」でライブをやると聴いていて、何か物凄いミスマッチな気がしたのですけど(「ほとらぴからっ」で聴いてる人にとっては物凄い違和感だと思う)

実際見てみると物凄くストイックなsimの音の隙間にフワフワとした佳村さんの声が挟まってるよな感じで面白かったです。

いやsimってなんか聴いてて閉塞感を感じる事が多くて、あんまり好きじゃなかったんですけど、佳村さんの入らないパートでも今までよりちょっと開放感有る感じで。

んでも何か佳村萠さんの音楽活動って、ほとらから始まって鬼怒無月+勝井祐二とかpasadenaとか大友良英とか坂本弘道とか、共演者次第で毎回雰囲気が変わって面白いなぁと。
あ、ちなみにRobert WyattのSea Songも演奏してます。

( http://silver.ap.teacup.com/-sim-/ )

common difference

cornelius / sensuous

コーネリアスの新譜。前作の「Point」からもー5年も経ったのか、なんかつい最近な気がしてました。

「Point」では最小限の構成で作られたよーな音でしたけど、アレはアレで好きだったのですけど、基本線あんな感じで、またちょっと別のステージかなぁとか思いました。

一音一音の配置をものすごく考えて音を鳴らしてるよーな感じです。

で、凄いなーと思うのは、なんでこんなに音がクリアに聴こえるんだろ?って事。アナログ接続してたモニタをDVI接続に切り替えた時くらい違う。(って、わかりにくいか。テレビを買い換えた時くらい違うのよ)

こんなお金かけて時間かけて趣味的なレコード作れるなんて(そんでもってレコ屋で山積みになってるなんて)日本の音楽業界って実は結構凄いんじゃないだろーかとかとも思っちゃいます。

Sensuous

2006/10/12 大友良英サウンドトラックス @吉祥寺MANDA-LA2

で、今日(10/12)大友良英さんの映画音楽を演奏するユニットのライブです。個人的には、ノイズとかギターソロとかターンテーブルとかをやる大友さんより、映画音楽の大友さんが一番好きなので。

メンツは以下の通り、ショーロクラブの秋岡さんも参加。あとゲストで原みどりさんがボーカルで。

そんな訳で色んな映画の音楽をやってました。こんなに沢山映画音楽やってたなんて知らなかったなぁ。というか今度公開される「僕は妹に恋してる」(榮倉奈々が出るヤツ)の音楽もやるみたいですね。何かこんなメジャーな日本映画の音楽やるなんて意外かも。

コミカルな曲とかジャズっぽい曲とかよりも、「青い凧」とか「blue」とか「風花」とかのシンプルなテーマがちょっとグッとくる感じいいなと思いました。

ちょっと恥ずかしくなるよな甘酸っぱいメロディー(書いてる俺も恥ずかしい)をニヤニヤしながら弾いてる大友さんが好きです。

あと「青い凧」「女人、四十」とかの大友さんの昔の映画音楽のCDがジャケ・ケース無しで1000円で売ってました。

  • [tag]大友良英[/tag] (guitars)
  • 秋岡欧 (bandolin)
  • [tag]栗原正己[/tag] (recorders,horn)
  • [tag]青木タイセイ[/tag] (trombone,横笛)
  • [tag]江藤直子[/tag] (piano,keyboards)
  • [tag]高良久美子[/tag] (vibraphone,glockenspiel,toys)
  • [tag]芳垣安洋[/tag] (drums,percussions,trumpet)
  • [tag]西村雄介[/tag] (bass)
  • [tag]原みどり[/tag] (vocals)

( http://d.hatena.ne.jp/otomojamjam/ )

2006/10/10 Salle Gaveau,Tristan Honsinger+向島ゆり子+今井和雄 @六本木Super Deluxe

Salle Gaveau

鬼怒無月さんのポストタンゴバンド。

「ポストタンゴ」って何の事だかですけど・・・個人的なプログレ耳で聴くとレコメンというかチェンバーというかLars Hollmerみたいな音に聴こえます。かなり物凄くとても好み。(ピアソラっぽいのかも知れないけど、詳しくないので比較できない)

奇妙な感じだけど綺麗な曲で、きっちりアンサンブル有る演奏。時々鬼怒さんがいつもの様にいつもの如くキチガイのよーなギターソロを突っ込むのですけど、いつもの事なので。喜多直毅さんのアクション大き目のバイオリンがダイナミックで良かったです。

本当は↓の編成に林正樹(piano)が入るみたいなのですが、本日はお仕事の為にお休み。

年内くらいにCDが出るとか出ないとからしいです。

  • 鬼怒無月 (guitars)
  • 喜多直毅 (violin)
  • 佐藤芳明 (accordion)
  • 鳥越啓介 (bass)

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Tristan Honsinger

Tristan Honsingerはアメリカの即興チェロ奏者。っていうか実はこの人の事何一つ知らないのですけど。

えーとはい完全即興です。チェロ抱え歩きながらキピキピ演奏してます、向島さんがクラシックっぽいフレーズ弾いた時に凄い速さで合わせてきて面白かった。愛嬌のある変な人だなーとか。

即興ギター奏者の今井和雄さんも初めて見ます。高柳昌行とか小杉武久とかの関係の人でしたっけ?ミュート多目の演奏でボディの反響音がホワワワァって鳴らしてるのがイイ音だなぁ。

最後アンコールではSalle Gaveauのメンバーと千野秀一さんも合わせてみんなでセッション。

千野秀一さんがハコのアップライトピアノを弾いてたんだけど、途中でいきなり左手でグワっとピアノをステージの方に動かして(ピアノ弾きつつ)。照明割れるわ、観客引くわ、当人気にしないわで・・・やっぱしこの人ヤバイと改めて思いました(でも日本の即興鍵盤弾きの中では一番好き)

  • Tristan Honsinger (cello)
  • 向島ゆり子 (violin)
  • 今井和雄 (guitars)

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2006/10/08 Era,Asturias @池袋LIVE INN ROSA

ポセイドンのプログレフェス最終日。

ERA

えーと・・・わりと最近も見てるのですけど。最近3rdアルバムもリリースされたEraです。鬼怒さんの曲はだいぶブラジルっぽい曲が増えたなぁーとか思います。壷井さんの方はやっぱし相変わらずプログレ色が強いかも。

  • [tag]鬼怒無月[/tag] (guitars)
  • [tag]壷井彰久[/tag] (violin)

( http://tsuboy.internet.ne.jp/tkduo/index.html )

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(Electric) Asturias

で、今回お目当てのエレクトリック版Asturias、ドラム入りの編成では18年振りとか。思い起こせばリアルタイムで新譜を買ったのが3rdアルバム(1993が)出た頃「新譜も出したんだしライブやるだろー」とか思っていたのですけど、とうとう生ライブはやらなかったと・・・というワケで13年くらい待った事になります。(アコースティック編成では何回か見てますが)

今回のメンバーはアコースティック編成にオリジナルメンバーの桜井さん、津田さん(元新月)を加えた形になります。Fantasmagoriaの藤本さんは現在は正式メンバーでは無い模様。

演奏曲はたぶん↓みたいな感じ、どっかの曲の途中で「Cyber Transmission」のギターも挟んでたような気がしましたけど。

川越さんの曲って言ってた「陽炎」とか緊張感有って良かったなーとか。

演奏者的には大山さんのベースプレイを見て「やっぱり貴方はベーシストですよ」とか言いたくなったり(アコースティック編成の時もギターの6弦の上に右手の親指置いてたしなぁ)良かったです。

あと藤本さんのバイオリンが堂々とロックな感じで格好よかった。何か見るたび(といってもそんなに見てるわけじゃないけど)良くなってく感じ。

アンコールでは3rdの「Distance」この曲凄く好きで、この編成で聴けて良かったなーと。尋常でない速さのピアノのシーケンスと妙にポップや感じが、Egberto Gismontiの「Karate」とかにも似てて。

あ、あとこの日は妙に拍手の音が大きかったよーに思います。やっぱりみんな待ち望んでたんだなーとか思いました。なので「また18年後に」とか言わないでまたやって欲しいです。

  1. Highland
  2. Phoenix
  3. ???
  4. Tightrope
  5. 陽炎
  6. ???
  7. Rogus
  8. Ryu-Hyo
  9. Distance
  • [tag]大山曜[/tag] (bass)
  • [tag]津田治彦[/tag] (guitars)
  • 桜井和美 (drums)
  • 川越好博 (keyboards)
  • 筒井香織 (wind synth)
  • 藤本美樹 (violin)

( http://www.geocities.jp/gonzo1go/home.html )

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2006/10/06 解明の出来ない?音楽会 @初台DOORS

d.v.d

左右に配置されたツインドラムのスネアとバスドラにトリガーが付いていて、スクリーンの画像がピコピコ動く!動く!動く!って文字で書いちゃうとそれだけなんですけど、なんだかもー面白くて。

とりあえずツインドラム単体として、あんなに計算されたツインドラム初めて見たかも。凶悪なファミコンみたいなトラック作ってるのもymgさんなのかな?

ラス曲でのスクリーンはピンボール、右ドラム(Jimanica)がドラムを叩くと右のフリップが動く、左ドラム(イトケン)がドラムを叩くと左のフリップが動く、ymgさんがパットを叩くと球が落ちてくる。なんか演奏(?)してるのが物凄く面白そう、コレ商品化してゲーセンに置いてくれないかなぁ。

ちなみに「d.v.d」は「drum visual drum」の略だそーです。「d.v.d」のDVDが発売予定だとか。

  • [tag]イトケン[/tag] (drums)
  • Jimanica (drums)
  • ymg (visual)

( http://www.dvd-3.com/ )

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dub marronics

京都のバンド。

なんかシールドケーブルがニョキニョキ生えてる変なドラムが変な音出してた。ギターも色々繋いでて変な音たくさん。

ベルリラとかリコーダーの音が聴き取りにくくてちょっと勿体無かったかな。

  • 田中康彦 (guitars)
  • 太田泉 (pico drums)
  • むうとん (recorder,belllyre,pianica,violin)

HARPY

ハーピー、相変わらずほのぼのとした微妙な空気の中でヘンテコな曲。物販で「titille」ってCD買いました。色んな音源詰まってて31曲70分くらいで、1000円。安い!

  • [tag]イトケン[/tag] (drums)
  • きょうこ (vocals)
  • [tag]オノテツ[/tag] (piano)
  • ズッキー (guitars)

( http://www.itoken-web.com/Harpy/ )

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[ チルドレンクーデター ]

確か2000年のFestival Beyond Innocenceで一回だけ見てるハズ・・・確かそん時は磯田収さんは参加してなかったかと思いますけど。

んーとその時の印象はだいぶ忘れてしまったのですけど、フリーキーな変態バンド。とっても楽しい。

ちょっとプログレじみた賢い系の曲よりも、後半の頭悪そーなタテノリのが面白かったです。ホソイさんのベースがブイブイ言ってて格好よかった。

  • ホソイヒサト (bass,vocals)
  • 前淵訓秀 (drums)
  • [tag]磯田収[/tag] (guitars)
  • [tag]マヒマヒ[/tag] (sax)

( http://www.decorajapan.com/ccvb/ )

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2006/10/02 石橋英子+吉田達也+ナスノミツル @青山月見ル君想フ

いやそのホントは吉祥寺行こうかと思ってたんだけど、ちょっと仕事長引いたので仕事場の近くのライブハウスへ。

片山省吾

途中から。ってか何この津山篤みたいなアホ音楽。大笑いして聴いてました。この人はいつもこんななんでしょうか?

RUINS alone

相変わらずaloneなRUINS。最近は高円寺百景の曲(3rdの何か)とかやってるみたい。

music from the mars

何だかんだでこのバンド見るのは3回目。ホルンの人なんかも増えてます。ギミック多目のポップスなのですけど・・・相変わらず中途半端な印象が拭えず。

石橋英子+吉田達也+ナスノミツル

てなわけでお目当てのこのユニット。1曲目から(石橋さんの曲かな?)滅茶苦茶格好良い。吉田+ナスノの無茶なリズムセクションに一歩も引けをとらないピアノをガシガシと。演奏前に腕をほぐしてた理由がわかった感じ。

その後はRUINSのカバー是巨人のカバーを演奏して、なんとジェネシスの「Time Table」いやそのまさかこんな曲を聴こうとは・・・半分くらいインプロなのを覚悟してたのに、嬉しい誤算でした。

その後は石橋さんのソロアルバムの曲、ソロアルバムは抑え目の演奏なのですが、メンバーがコレで通常になるわけも無く石橋さんのボーカルもテンション高め。ちょいパンキッシュ。

是巨人もう一曲は1stの最後の曲(さっきCD聴き直してよーやく思い出した)鬼怒無月バージョンよりも好きかも。でRUINSのクラシックメドレー、金澤美也子さんともやってたけどやっぱり鍵盤入りだとハマってて面白いです。

アンコールは本気で用意してなかったみたいで、ナスノさんがあたふたしてて面白かったです。

いやもうこのユニットで定期的に活動して欲しいほど面白かったです。コレ見れただけでも来た甲斐有ったと。

  1. Hospital
  2. ??? (RUINS)
  3. NERVECELL (是巨人)
  4. Time Table (Genesis)
  5. Ask My Dad (石橋英子)
  6. ベラのテーマ (石橋英子)
  7. POET AND PEASANT (是巨人)
  8. クラシックメドレー (RUINS)
  9. 夜鷹の星 (石橋英子)
  • 石橋英子 (keyboards,flute,vocals)
  • 吉田達也 (drums,vocals)
  • ナスノミツル (bass)