2007/07/12 KILLING TIME @代官山晴れたら空に豆まいて

#そんなわけでキリングタイムを見てきましたー。

行ってみたらなんだか斎藤ネコさんが居ない!なんだかやんごとならぬ事情で遅れられたようですが、まぁキリングタイムらしいといえばそうかも。
そんな訳で前回レッドシューズにも出たamuさんが急遽代打(大変だったろうなぁ)前半ではアンサンブル足りない部分を清水さんがシンセ(DW8000?)で色つけてました。

結局斎藤ネコさんは2nd setの途中に駆けつけて、いきなり「BLIVITS~BOB」なんていう複雑骨折全力疾走な曲をプレイ。あーやっぱり凄いわなぁ。
あとはゲストのオイラー小林さんが思ってた以上にピッタリで良かったです。メンバー紹介とかしないから知らないで来た人はレギュラーメンバーだと思ったに違いない。

いやもう本当に本当に本当にサイコーでした。たぶんセットリストは↓みたいな感じ。どっか間違ってたら教えてください。

1st set

  1. Undiu
  2. Wish
  3. Sanfona
  4. 8687
  5. EBRIO
  6. Salon (Upon Hearing)

2nd set

  1. Peru
  2. Following Evening
  3. ゆっくりさん (Limbo’s Dance)
  4. Vacatono (奴隷の恩返し)
  5. Blivits
  6. BOB
  7. 日没

encore

  1. Salon (w/小川美潮)
  2. かたたたき (老人達の夢)
  • 板倉文 (guitars)
  • 清水一登 (piano,keyboards,bass clarinet)
  • Whacho (percussions)
  • Ma*To (tabla,keyboards)
  • Mecken (bass)
  • 小林武文 (drums)
  • amu (violin on “~Vacatono”)
  • 斎藤ネコ (violin on “Blivits~”)
  • 小川美潮 (voice on “Salon”)

2007/07/04 石橋英子+吉田達也,高円寺百景,Acid Mother Temple SWR @高円寺MISSION’S

高円寺の中央線下に新しく出来たライブハウスに行ってきました。18:00 openで18:30くらいに行ったら並んでたので「混んでるかな~」と思ったのですけど、それ程でも。 

石橋英子+吉田達也

#最初はこないだCDが出たこのデュオ。
吉田さんはドラムだけじゃなくてサンプラーも操作し(操作間違えたのか、1曲とんでもないことになってたけど) 何とかアルバムの音を再現していきます。
this heatの2曲では川端さんも参加、結構元ネタに忠実なカバーで川端さんも真面目に弾いてます。後半はやっぱりナスノさん参加のトリオで。今日初めて見たわけでもないのですけど、やっぱりプログレだわなぁ。

  1. Sanctuary
  2. Festival of Teeth
  3. Death in A Dream
  4. The Invention of Prachute
  5. Twilight Furniture (this heat)
  6. A New Kind of Water (this heat)
  7. Classic Medley
  8. Hospital
  9. Poet and Peasant
  10. Across the storm
  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice,sampler)
  • [tag]石橋英子[/tag] (keyboards,voice)
  • 川端一 (guitars on “Twilight Furniture”,”A New Kind of Water”)
  • ナスノミツル (bass on 7-10.)

高円寺百景

#あたしゃあんなにアンサンブルのカッチリした高円寺百景を初めて見ただよ。
新加入の矢吹卓さんはフュージョン系の人なのかな?こんな変態音楽をやるような方では無いのかもしれませんが、物凄く正確にアグレッシブに弾いてきます。「この曲って実はこんな風になってたんだー」とかいう新しい発見が有ったりとか。
いやでも本当にビックリしたなー、まさかあんなタイプの鍵盤奏者が高円寺百景に加入するとは思いませんでした。どーゆー経緯で参加する羽目になったのか聞いてみたいです。

  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice)
  • [tag]坂元健吾[/tag] (bass,voice)
  • [tag]小森慶子[/tag] (soprano sax)
  • [tag]久保田安紀[/tag] (voice)
  • 矢吹卓 (keyboards)

Acid Mother Temple SWR

敬愛すべきバカ3人組。津山さんも久々に見たけど相変わらずだったなぁ。後半セットでは石橋さんとナスノさんが参加してアルバムの曲を再現するとかしないとか。アルバム買ってないので再現されていたかどうかは定かでありませんが。

アンコールでは「キメで3人ともズッコケる」とかゆー昔の芸人のよーな技?を披露。
最近、赤天とか大陸男対山脈女とか見ないから忘れてたけど、割とこーゆー人だったんだよなー忘れてました。

  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice)
  • [tag]津山篤[/tag] (bass,vocals)
  • [tag]川端一[/tag] (guitars,violin)
  • 石橋英子 (keyboards)
  • ナスノミツル (bass)

2007/06/23 Kawasaki-3 @高円寺ペンギンハウス

Flat122( http://music.geocities.jp/thewaves2005/ )の川崎さんが新しく創めたピアノトリオの初ライブに行ってきました。
あっちはpiano+guitar+drumsって編成なので、ベースの有無だけでだいぶ雰囲気が違うな~とか思って聴いてました。
「凄く緻密なコンポーズに即興を突っ込む」みたいな所はFlat122と似てるのですけど、即興というかノリ重視みたいな感じで。

個人的には1曲目の「Lige type.9」ってのが好みかなー、リゲティとか言われてもそんなに詳しくないのですけど、くるくる回るコード進行とインプロ具合がとても。ちょっと癖の有るドラムがFlat122の前ドラムを思わせました(EXIAS‐Jの方なんですね)

まだちょっと消化不良な部分もあるかなーとは思いましたが、コレはコレで突き詰めて行ったらなんか凄いことになりそーな感じがします。

あとちょっとシンバルとベースの弓弾きの高音がキツ目だったんですけど、PAのせいかな?

  • 川崎隆男 (piano)
  • 西沢直人 (drums,percussions)
  • 本間和 (woodbass)

http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a050769 )
( http://music.geocities.jp/neopop_cobies/ )

2007/06/15 KAO’s session @高円寺JIROKICHI

#で、絶好調の板倉文さんを見にJIROKICHIへ。
いやもー、特に1st setでは何かもう憑き物が落ちたかのよーな弾きまくりで、板倉文ファンとしては言うこと茄子です。ブラジルジャズ~プログレ風味な感じで、板倉さんは言うまでもなく吉森信さんのファンキーなピアノも仙波さんのドカスカしたドラムも高橋香織さんのバイオリンも良いです。あとこのバンドでしか聴いたことないのですけど、一本茂樹さんのアップライトベースが何か物凄くイイ音してて。
2nd setの1曲目はなんとチャクラの「私と百貨店」まさかこんな曲をナマで聴けると思わなかった・・・

  • 高橋香織 (violin)
  • 吉森信 (piano,keyboards)
  • [tag]板倉文[/tag] (guitars)
  • 一本茂樹 (bass)
  • 仙波清彦 (drums,percussions)
  • 小川美潮 (vocals on 2nd set)

2007/06/14 迷宮怪 @沼袋Organ Jazz倶楽部

POSEIDON主催のJazz Rock Weekです。オノテツさんの迷宮怪が出てるので行ってきました。 
見たい見たいと思いつつもなかなか見にいけなくて、結構久しぶりに見ることになります。MCで迷宮怪のCDの話で「空気清浄機みたいなー」とか言ってましたけど「どちらかとゆーと加湿器かなぁ~?」とか思ってました。確かに部屋の湿度を変える音楽ではある。
前見たときも書いたけど国内ではあんまり聴いたことのないZNR直系のチェンバーサウンド。ゆるーいMCをはさみつつ、演奏はじまると急にガラッと雰囲気変わるような感じです。あの辺のベルギーチェンバー好きな方は一度チェックしてみて損はしないと思います。

  • [tag]オノテツ[/tag] (piano)
  • [tag]マヒマヒ[/tag] (sax)
  • チャッピ (guitars)
  • ユウユウ (thermin)

( http://theremin.lovesick.jp/meikyukai-web/meiqkai.html )

 ちなみに対バンは「呼吸するジャスミン」
なんかもーアレだ脹脛あたりが気になってもー。

2007/06/02 archaic @桜木町DOLPHY

こないだの「音あそび」に続いて、また仙道さおりさん。

archaicは仙道さおりさん ( http://www.c-a-s-net.co.jp/saoli/ ) とsalle gaveauとかシャバヒゲとかの鍵盤の林正樹さん ( http://www.c-a-s-net.co.jp/masaki/ ) とのデュオ。

今年の頭くらいにたまたま古本屋でこのarchaicのCDを買って聴いてみたら、一曲目からELPを物凄くシャープにしたよーな演奏にビックリしたので、一回ライブを見てみたかったので。(なんか大宮とかのライブが多くてなかなか行けなかったの)

とはいえこのユニット、基本的には全然プログレではなくて仙道さんの奔放なパーカッションに、林さんの密度高めのピアノが加わる、かなり自由度の高いジャズみたいな音。それが曲によっては現代音楽みたいだったりプログレみたいだったりブラジル音楽みたいだったりするだけで。

相当ややこしそーな事もやってるにも関わらず、凄い構築美ってゆーか。なんかこの辺は最近ハズレ無いなぁ。

  • 仙道さおり (percussions,voice)
  • 林正樹 (piano)

2007/05/31 高円寺百景 @吉祥寺STAR PINE’S CAFE

行って来ました。金澤美也子さん抜けてから初のライブかな?

代わりに石橋英子さんとホッピー神山さんが入ってます。

  • 吉田達也 (drums,voice)
  • 坂元健吾 (bass,voice)
  • 小森慶子 (soprano sax)
  • 久保田安紀 (voice)
  • 石橋英子 (keyboards)
  • ホッピー神山 (synthesizers,voice)

ゲスト:

  • 今堀恒雄 (guitars)
  • 壷井彰久 (violin)

前半・・・今日はインプロ多めかな~とは思ってたもの、まさか前半全部インプロだとは思わなかった。今堀入ると急に雰囲気が変わるのが面白い。上記8名の中の久保田さん石橋さんを抜いた面子での順列組み合わせでのインプロ。結構レアな組み合わせも有ったかも。

後半・・・高円寺百景、石橋さんはピアノ音でカッチリと、ホッピーはシンセでギュイギュイ。正直ホッピーさんは特に居なくても良かったんじゃないかと思ったことは秘密だ。

曲の頭に各人のソロ入れて~って感じの事が多かったかなぁー、久々の轟音と久保田さんのパンチの効いたボイスにかなりやられました。(昔久保田さん居た頃のライブを思い出す)

キーボードは実は矢吹卓さん( http://ip.tosp.co.jp/i.asp?I=TakuYabuki )って方に決まってて、アメリカツアーはこの方と一緒に回ってたみたいですが、この日はどーしても都合が合わなかったそうで、この編成では今回のみみたい。

ラス曲では小森さんのソロからのスタートで、格好良かった。この編成だと小森さんのサックスがリードを取るパートが多くて、これがガチっとハマルと異常にプログレ度が高まるよーな。

ちなみにその正式鍵盤の矢吹卓さん入りのライブが7/4に高円寺MISSIONで有るみたい。対バンAcid Mother Temple SWRと吉田+石橋(レコ発も兼ねて)

あと7/26にSoft Mountain(Hugh Hopper+吉田達也+ホッピー神山)が吉祥寺MANDA-LA2にて。

2007/05/23 Flat122 @渋谷GUILTY

で、コレも遅くなったのでFlat122しか見れませんでした・・・猛音もみたかったのだけど。

Flat122は新しいの込みで3曲。「Stela Lee Jones」「記憶」「SPIRAL」

うーん、とても好きなバンドなのですけど、新曲ではテーマ部が凄く細かく分断されちゃってるよーな感じがしてて、ちょっと勿体無いかなーとか思いました。とてもイイメロディーを書ける人達だと思うので、もーちょいサービスして分かりやすく聴かせて貰えるとイイと思うのですけど・・・

とは言え一回目の新曲とゆーことで次回以降また聴いてみたいと思います。

  • 川崎隆男 (piano)
  • 平田聡 (guitars)
  • 田辺清貴 (drums)

( http://music.geocities.jp/thewaves2005/ )

f:id:vacatonos:20070523210718j:image

2007/05/22 音あそび @荻窪ROOSTER

#珍しく誘われて行ってきました(前半間に合わなかったけど)

いやもー仙道さんの足に見惚れておりました。カホンを踵で蹴飛ばしてバスドラみたいな音出したりしてるんですけど、なんでワンアクションしかしてない(ように見える)のに2つも音が出てくるんだろーかとか思いつつ。いやなんか凄かったなぁ、可愛いし。

ちなみに仙道さんの足ばっかり見てたわけではなくて、曲もちょっとEgberto Gismontiみたいな所も有りつつ、凄く良かったです。日本人の演奏するブラジル音楽ってあんまり聴いた事無かったけど、面白いなぁ。

  • [tag]仙道さおり[/tag] (percussions)
  • 長澤紀仁 (guitars)
  • matsumonica (harmonica)

( http://www.otoasobi.jp/ )

2007/05/19 清水一登クラリネットカルテット @西荻窪音や金時

#自分が見るのは3回目だっけな?Killing Time/Arepos/新大久保ジェントルマン/ヒカシューなどなどの清水一登さんのクラリネットカルテットです。

前半セットではまぁそのいつもの如く適当に演奏。清水一登さんと近藤達郎さんてゆー自分の中でのベスト5に入る2人の鍵盤奏者が時々思い出したかのよーに後ろに置いてあるキーボードを使うのもこのカルテットの面白い所。

後半は曲を演奏。清水一登さんの曲の特徴なのですけど「鼻歌か!?」みたいなヌルい感じを出しつつも実は物凄く難しかったりとかいう曲で。よく出だしとか途中で止めてやり直すんですけど、今回も途中で止めて再開する時に「3/4の5連符の所から~」とか・・・・そんな所から再開すんのかよ!

清水さんの曲だけじゃなくて多田さんの曲とか梅津さんの曲(Belfastとか)も演奏。この編成だと随分違って聴こえて面白いです。編成は違うけどDie Knodelの1st/2ndに近いっていえば3,4%くらいの人には伝わるかな?

しかしアレだ・・・客10人ってのはどーしたモノかと。メンツ的にはもーちょい入っても良さそうなんだけどなぁ。まぁとにかく清水一登さんのコンポジションが好きな方(日本国内で30人いるかいないかって所か?)は是非一度見に行ってやってくださいな。

  • [tag]清水一登[/tag] (bass clarinet,keyboards)
  • [tag]近藤達郎[/tag] (clarinet,keyboards)
  • [tag]梅津数時[/tag] (clarinet,bass clarinet)
  • [tag]多田葉子[/tag] (clarinet,bass clarinet)

shimizu kazuto clarinet quartet