2010/08/11 unbeltipo TRIO+岡部洋一 @高円寺JIROKICHI

昨日に引き続き、非常に濃ゆいライブです。今堀恒雄のunbeltipo TRIOに岡部洋一さんがゲストで加わります。
セットリストは以下の感じで、そんなにライブ通いしてませんが「UBT#4」とか珍しいんじゃないかな?とにかく一曲一曲長い上に密度が濃くて、面白いんだけど聴いてる側も相当疲れます。そいえば何の曲か忘れたけど、クリムゾンの「Indiscipline」のリズムを伸び縮みさせたよーな曲が有ったような。

特に2nd setの「Joujoushka」たぶんこの曲だけで20分以上やってたと思いますけど、凄い集中力と密度。アンコールの「The Grid Of The Wind」が物凄く聴きやすく感じるくらい。

今自分のBlogチェックしてみたら2004年のライブで「Joujoushka」の生演奏聴いてるなぁ・・・なんかだいぶ印象違うような気がする。

  1. The Tape Eater
  2. UBT #4
  3. Oil On The Pan On The Canvas
  1. UBT #26
  2. Joujoushka
  3. UBT #23
  4. The Grid Of The Wind
  • 今堀恒雄 (guitars)
  • ナスノミツル (bass)
  • 佐野康夫 (drums)
  • 岡部洋一 (percussions)

2010/08/10 Salle Gaveau+吉田達也 @新宿PIT-INN

「サルガヴォ+吉田達也」のライブです。サルガヴォはピアソラをよりプログレにしたよーな、構築度の高いちょっとアコースティックなユニット。最近の「いわゆるこのあたりの」のユニットの中でもかなり完成度の高いユニットだと思ってます。
で、その完成度の高いユニットに吉田達也さんとゆー無茶な人がゲストで参加するとゆーことで。
最初3曲は吉田さん抜きで通常の編成での演奏。4曲目のParadeから吉田達也さん入りとゆーことで喜多直毅さんと鳥越啓介さんはエレクトリック楽器に持ち替えます(ちなみにエレクトリックバイオリンを弾く喜多直毅さんは初めて見ました)
セットリストは以下の通り(自分では半分も分からなかったので、あちこちのサイトを見て確認)、「HELAKLION」はサルガヴォじゃなくて吉田さんの曲ですが、吉田「バルカンっぽいので合うかと思って…」 鬼怒「バルカンなバンドじゃないんだけど…」ってやりとりが。ちなみにアンコール曲では鳥越さんの「ぐちゃぐちゃな秩序」まぁコレ聴くとバルカンジャズだと勘違いしてもしょうがないような気もしますがー。この、とっちらかったプログレジャズロックみたいな曲が凄く好きだったのでアンコールで演奏してくれて嬉しかったです。
各メンバーがそれぞれ個性持ちつつも構成された音出すバンドですが、吉田さんが入ることによってより「ロックバンド」っぽくなってた感じ、曲によってはUnvers Zeroとかの暗黒チェンバーみたいな風にも聴こえてきました。コレがサルガヴォがと言われると、普段とはだいぶ違うのですがこんなのも是非またやって欲しいです。

  1. Alloy
  2. 童話で書かれた生態系
  3. 悪魔にやられた悪魔
  4. Parade
  5. Tempered Elan
  6. La Cumparsita
  1. 影絵遊び
  2. Strange Device
  3. HERAKLION (吉田さんの曲)
  4. Weightless ZOO
  5. 行進するライナセロスヴァイパー
  6. ぐちゃぐちゃな秩序 (アンコール)
  • 鬼怒無月 (guitars)
  • 喜多直毅 (violin)
  • 佐藤芳明 (accordion)
  • 鳥越啓介 (bass)
  • 林正樹 (piano)
  • 吉田達也 (drums)

2010/08/08 Altered States with Guests plays King Crimson @渋谷NHK509スタジオ

NHK-FM「今日は一日プログレ三昧」13時間放送とゆー無謀な企画の中での生放送ライブでキング・クリムゾンをコピーという、これまた無茶な企画。
Altered Statesってことで太陽と戦慄~レッド辺りの曲をやるのかな?と思ってたのですが、なんと1stの全曲カバー。なんとゆー馬鹿で無駄な事を…この無駄っぷりがプログレといえばプログレですが。

前半(A面)1曲目はもちろん「21世紀の精神異常者」から、最初の変な「バホー」って音もちゃんとサンプリング。あまりの忠実なコピーっぷりに吹き出しそうになりました。特に内橋さんのギターのトーンがFrippまんまで。この曲の最後のフリーっぽく戻って終わるところもアルバム通り再現。
「風に語りて」ではデヴィッドさんが参加してアルバムのハモるパートもカバー、「エピタフ」に入る所とかもほんとにアルバムそっくりで。んでもこのアルバムの頃のロバート・フリップってもうちょいぎこちない所も有ったような気もしましたが。
ちなみにデニスガンのボーカル、Greg Lakeには似てないだろーとか思ってたのですが(どっちかっつーとPeter Hammilかなとか、Altered States plasy VdGGの時は是非)かなり健闘していました。

「エピタフ」終わってよーやく拍手。次はB面の「ムーンチャイルド」から、ここでも内橋さんのギターの音色があのアルバムのトーンそっくりで。「ムーンチャイルド」の即興パートは、ちょっと途中でいつものAltered Statesになりかけてましたけど、岡本さんの鍵盤のおかげでだいぶ抑制されてた感じでした。
そして「タタッツッタタツタツタ」とゆードラムから最後の「クリムゾンキングの宮殿」へ。木管系のお二人もバッチリ再現していたと思います。

いやまぁ本当よくこんな馬鹿なことするなー(褒め言葉)と思いました。個人的にこのLPは親父が持ってたせいもあって、かなり刷り込まれているのですが…本当に再現度高かったです。

ちなみに家に帰って録音してたのを聴いたら、ミックスのせいかラジオ音質のせいか、ナマで聴いてた時よりもよりクリムゾンそっくりに聞こえました。
このAltered States plays King Crimsonは11/26に新宿PIT-INNでまたやるそうです。

  1. 21st Century Schizoid Man
    including Mirrors
  2. I Talk To The Wind
  3. Epitaph
    a) March For No Reason
    b) Tomorrow And Tomorrow
  4. Moonchild
    a) The Dream
    b)The Illusion
  5. The Court of Crimson King
    a) The Return Of The Fire Witch
    b) The Dance Of The Puppets
  • 内橋和久 (guitars)
  • ナスノミツル (bass)
  • 芳垣安洋 (drums)
  • 岡本洋(key)
  • Dennis Gunn (vocals,guitars)
  • 塩谷博之 (flute, clarinet, soprano sax)
  • 吉田隆一 (flute, tenor sax, bass clarinet)
  • デヴィッド・マシコ (vocals)

2010/08/03 One Shot @両国SUNRISE

DUGO

元HAPPY FAMILYの泉谷さんと平野さんとゆーギターの方のユニット。HAPPY FAMILY見たことなかったので、帽子かぶってギター弾いてるリリー・フランキーみたいな人が泉谷さんかと思った。アコギ弾いてPCいじってる方の方でした。ドラムの黒瀬蛙一(永瀬敬一)さんも元HAPPY FAMILYの方ですね。
ブレークビーツみたいな打ち込みにドラムもギターも取っても上手、アコギの音も良いアクセントになってましたけど…んーとゴメンナサイ、個人的には全然面白くなかった。

  • 泉谷隆洋 (acoustic guitar, keyboards, computer)
  • 平野友義 (guitars)
  • 黒瀬蛙一 (drums)

One Shot

フジロックのMAGMAは法事で行けなかったので、せめてコレだけはと思って。実はOne Shotのアルバムは全然聴いたこと無かったのですが。
いやー来て良かった!!!もーちょいジャズっぽいかなと思っていましたけど、思ってた以上にZeuhl(MAGMAっぽい音のこと)で、圧倒的なテンション。そもそもJames McGawとPhilippe Bussonnetは現MAGMAメンバー、Emmanuel Borghiも元MAGMAですし、これでMAGMAっぽくない訳は無い。
MAGMAと比べると、当然コーラスが存在しないのと。ちょっとモダンな・・・というかポストロックとかマスロックっぽい感覚が有って。強迫的な反復だけじゃなくてギターも鍵盤も多彩な演奏でした。
メンバー重なってるからって訳でも無いですけど、MAGMAにも負けないくらいの迫力のある演奏だったんじゃないかなと思います。とりあえず再発1stと2ndのCD買ってきちゃいました。
(追記)ゴメンなさい、鍵盤奏者はEmmanuel Borghiじゃなくて現MAGMAのBuruno Ruderさんでした。

  • Bruno Ruder (fender rhodes)
  • James McGaw (guitars)
  • Philippe Bussonnet (bass)
  • Daniel Jeand’heur (drums)

http://www.myspace.com/oneshotrock

2010/08/02 福原まり @吉祥寺MANDA-LA2

ここ最近何かとタイミングが悪くて見に行けなかった福原まりさんのライブ。(矢口博康ユニット、戸田誠司ユニットと一緒のライブなんてのもあったのに)「福原まり+戸川純」ってのは見たけど、福原さんのソロは2年ぶりくらいに観ます。
ライブ見に行けない間に「食堂かたつむり」「パーマネント野ばら」の2つの映画音楽を担当されてました。何曲かナマで聴いてみたいなーとか思ってて、そんなことも期待しつつ。

最初の2曲はトイピアノのフルヤンとの2人での演奏。
次の曲から中原信雄さんとグレード栄田さんが参加して、「パーマネント野ばら」から「子供時代」を演奏。これサントラでは1分くらいの短い曲ですが、ライブではコレ1曲だけでも物語があるよーな感じの曲になっていて。だいぶ印象変わりました。

後半はパーカッションの川瀬さんも参加しての演奏。リズム楽器入ると締まって良いです。ちょっとバンドっぽい雰囲気も。
で、後半1曲目がReal Fish(というか「陽気な若き水族館員たち」)の「遊園地」 ・・・これは発表1983年かぁ、なんか幸せな80年代のイメージなとても好きな曲。
ほぼ毎回聴いてますが「常習者のごとく」の中原信雄さんのベースラインが物凄く好きで。fishermen tit totの頃から凄い好きだったのですが、今回改めて中原さんのベース好きだなぁと再認識しました。演奏的にはそんなに変な事してるわけでは無いのですが印象に残るフレーズが多くて、音でかくても邪魔じゃない感じ。不思議な存在感。

アンコールは「パーマネント野ばら」のメインテーマ「秘密」。こっちは本当に短い曲ですが、サントラで聴いたときにそれでもすっごく福原まりさんらしい曲だなーと思ってて。アンコールにこれ聴けて嬉しかったです。

  1. ??? (なんか凄く短い曲)
  2. ロシア鉄道 (octave)
  3. dancer (pieta)
  4. 子供時代 (パーマネント野ばらサントラ)
  5. 夜想 (あまつきサントラ)
  6. La Lune (pieta)
  7. pasear (pieta)
  8. Romance (無問題サントラ)
  9. Baroque (pieta)
  1. 遊園地 (Real Fish)
  2. 風の影
  3. les pas d’amour (pieta)
  4. 白の夜
  5. 森へはどうやって帰るの? (octave)
  6. pieta (pieta)
  7. 婚礼の日 (食堂かたつむりサントラ)
  8. 常習者のごとく (octave)
  9. 忘れられた少年 (octave)
  10. 帰還 (pieta)
  11. 秘密 (パーマネント野ばらサントラ)
  • 福原まり (piano,vocals,computer)
  • フルヤン (toy piano)
  • 中原信雄 (bass)
  • グレート栄田 (violin)
  • 川瀬正人 (percussions)

http://www.marifukuhara.com/

ちなみに↓の動画は2006年のライブでの「Romance」です。

2010/07/15 supercutedamfuck, te_ri, すずえり @高円寺円盤

supercutedamfuckってのはサイトウエレトリコ(JONのバックとか)さんのアナログシンセ使ったソロ。KorgのMS-20とRolandのSystem-100m(だったと思う)とを何かどうにか繋いで、変なシーケンスでツマミをウニョニョニョと。
まぁ何だかやたらと上手く行ってなかったようですが、それも含めて面白かった。

te_ri は会場円盤なので、ドラムがいつもより控えめな感じ。Aphex Twin の 「Girl/Boy Song」 なんてモノをギターとドラムでカバーしてました。凄く面白かった。

すずえりさんは…なんかトイピアノを糸で繋いで何かしてたけど、途中で帰ろうかと思った。最後のピアノはちょっと良かったけど。うーん。

2010/07/16 はにわちゃん @新宿PIT-INN

「久米仙3days」の2日目。なんと「はにわちゃん」名義でのライブです。
メンバーとセットリストは以下のような感じ。途中で仙波さんも「何でこんなにしんどいのかと思ったらドラム俺一人しか居ねーんだ」と仰ってましたが「はにわ」だったらもーちょい打楽器が欲しかったかも。
最初3曲は「はにわちゃん」からの3曲。美潮さんのいた頃の「はにわちゃんバンド」は見たことありませんがきっと面白かったんだろうなぁ。
次2曲は「BUSON SENBA」からの曲。なんだかゆっくりとした雰囲気のこのアルバムが大好きだったので、ナマで聴けて嬉しかったです。ハイテンション曲の「ウェイトレス」で前半は終了。

後半「体育祭」からはシークレットゲストとしてピンクレディーの未唯さんがゲストで参加。ライブ通いはしてますがまさかこの人をナマで観る日が来るとは。
美潮さんと一緒に「体育祭」を歌った後はピンクレディー曲を2曲。これがまたひどい(すごい)代物で、「サウスポー」は「サウスポー音頭」みたいな感じでこぶし回った歌い方。「ペッパー警部」はバックの演奏が5拍子!さすがに歌いにくそうでしたが…プログレだったなぁ。
未唯さんと美潮さんは一旦下がってインストの「大魔神」、美潮さんが戻ってきて名曲「水」で、ソロ回しも沢山。
アンコールは未唯さんも一緒に「あいみん」を演奏。ドリフが最後に「いい湯だな」を演奏するように、はにわの最後の曲はやっぱりコレじゃないと。

やっぱりはにわのライブは楽しいなぁと再認識。軽薄でくだらなくて、かつ中身の濃い音楽ってナカナカ出会えないと思います。
はにわオールスターズとは言わないですが、また時々やってほしいです。

  1. かなしばり
  2. たたみほっぺた
  3. 彼は外人
  4. 温泉
  5. ウェイトレス
  1. カタピラの花
  2. 体育祭
  3. サウスポー
  4. ペッパー警部
  5. 大魔神
  6. あいみん (アンコール)
  • 久米大作 (piano)
  • 仙波清彦 (drums)
  • バカボン鈴木 (bass)
  • 白井良明 (guitars)
  • 沼井雅之 (keyboards)
  • 高橋香織 (violin)
  • 小川美潮 (vocals)
  • 未唯 (vocals on ‘体育祭’,’サウスポー’,’ペッパー警部’,’あいみん’)

昔行ったライブのチケットが出てきた。

クローゼットの中を整理してたら、昔行ったライブのチケットが発掘された。
日付はわかるのですが何のライブか分からなかったりとか・・・Providenceは毎年GWにシルエレ来てたもんなぁ。(曜日とかライブ告知ハガキとか見て考えてみた、たぶん1994-1997毎年行ってたみたい)

????/07/28 do Show (太田恵資+吉見征樹) @渋谷ジャンジャン
1993/03/01 Zabadak @中野サンプラザ
1994/05/02 Providence @吉祥寺Silver Elephant
1995/05/04 Providence @吉祥寺Silver Elephant
1995/09/27 Karak @渋谷Egg-Man
1995/09/28 遊佐未森+かの香織+平岩英子 @渋谷公会堂
1995/10/06 King Crimson @中野サンプラザ
1995/11/19 遊佐未森 @東京厚生年金ホール
1995/11/16 ??? @南青山MANDALA
1996/04/04 遊佐未森 @NHKホール
1996/04/16 Madredeus @神奈川県立県民ホール
1996/05/04 Providence @吉祥寺Silver Elephant
1996/05/13 遊佐未森 @日清パワーステーション
1996/06/09 ??? @南青山MANDALA
1996/06/25 ??? @吉祥寺MANDA-LA2
1996/07/11 ALI PROJECT @南青山MANDALA
1996/08/01 PON v.s. Nik Didkovsky @吉祥寺MANDALA-2
1996/09/04 高円寺百景,大陸男対山脈女 @吉祥寺Silver Elephant
1996/10/27 VERMILION SANDS,KBB @吉祥寺Silver Elephant
1997/05/04 Providence @吉祥寺Silver Elephant

2010/07/10 Fantasmagoria,KTG,ZLETOVSKO @吉祥寺Silver Elephant

Fantasmagoria

何だかんだでちゃんと見るのは久しぶりかな?(シルエレでトップだと間に合わないこと多くて…)
バイオリンフロントのプログレバンドです。どーもバイオリンとギター以外の方は今回から代わってしまったようですが、特に違和感無かったかな?「良くも悪くもプログレだなー」って感じの曲調。最後の曲とかイイ曲だなーとか。

  • 藤本美貴 (violin)
  • 尾崎淳平 (guitars)
  • 上田哲也 (bass)
  • 田中敏之 (keyboards)
  • 大菊勉 (drums)

 http://fantasmagoria.info/

KTG (Kawasaki Takao Group)

1曲目は今まで「Lige」って呼んでた曲かな?最初ちょっとピアノが聞き取りづらかったかも。「屋上にて」は割と静かめな曲なのですが、ちょっとシェーンベルグみたいなピアノフレーズが面白かったり。
最後はFLAT122の曲のKTGアレンジ2曲。筒井さんのパートがキッツイことになってる、中島さんのベースも。ピアノ+ドラムだけでほぼ完成されてるよーな形の曲が多いので、クラリネットの音とか乗せづらそうな気がしてましたけど、かなりアンサンブルの中に組み込まれてきた感じでした。
あとこの日面白かったのが、Spiralの即興パートの図形譜面みたいなモノが配られていて、筒井さん作らしいのですが色鉛筆で各パート書き分けられていて、なんというかウニョウニョした変な図形とその注釈(「細分化された記号」とか「エクスプレッション、分解、到達」とか)が書いてあって。

FLAT122の頃からそうだけど、とにかく情報量の多いバンドで、複雑といえば複雑なのですが一つ一つのフレーズとかは割とポップだったりもしていて。毎回思うのですが、こんな洗練されたバンドってなかなか無いよなーとか。
ちなみにFLAT122ですけど、出来れば年内に1回くらいライブしたいとか・・・・期待してます。

  1. Blue MS
  2. 洞窟の森3
  3. 屋上にて
  4. 真冬のTV塔
  5. Neo Classic Dance
  6. Spiral
  • 川崎隆男 (piano)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 中島洋隆 (bass)
  • 筒井香織 (clarinet)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/

ZLETOVSKO

元高円寺百景、Pochakaite Malkoの桑原さんとSherpa,Peach Sunfishの堀越さんに吉田達也さんを加えたトリオ。今回はゲストで伏見さんも参加。すっごい昔に見たような気がするのだけど、あれはInvokeの時だったかもしれない。
堀越さんの所は鍵盤が5台も、MoogとHammondとKORGのSV-1と…あともう2台。こんなに鍵盤が積んであるライブ見るのは難波弘之さん以来かも。
そして想像していたよりも思いっきり轟音プログレでした。やたらと音圧の高い桑原さんのスタインバーガーと、割とアナログっぽい音出すシンセ(Line6のPodも使ってたみたい)に、例の吉田達也さんのドラムで。

そいえばMCで堀越さんが仰ってたのですが、自宅でELPを演奏した映像をYouTubeにアップしたらエマーソンからメールが来てほめられたとか。何個かあるけどこれかな?
ちなみにZletovskoの8年前の映像も2つあります、これこれ

2曲目にはなんと高円寺百景の1stから「Gepek」(これ桑原さんの曲だったのか)を演奏。昔ここ(Silver Elephant)で高円寺百景見たのを思い出しました(1996/09/04なので桑原さん辞めてすぐみたい、しかしWikipediaの高円寺百景の記事詳しすぎ)
アンコールでは去年のLars追悼ライブでもこの編成で演奏した、Zamla Mammaz Mannaの「Five Single Combat」を演奏。

いやでも圧倒されました。4年に1回とかこち亀の日暮警部のような事言わずにまたやって欲しいです。

(追記)1曲目5曲目のタイトルご本人様に教えて頂いたので訂正します。

  1. THRUSH
  2. Gepek (高円寺百景)
  3. プログレ風鍵盤インプロ (堀越+吉田)
  4. 比丘尼
  5. ZELOT
  6. The Golden Apples of The Sun Pt.1/Pt.2
  7. Five Single Combat
  • 堀越功 (keyboards)
  • 桑原重和 (bass)
  • 吉田達也 (drums)
  • 伏見蛍 (guitars)



2010/07/03 CLUSTER @代官山UNIT

ドイツ電子音楽のパイオニア、と呼んでも良いのかな?Kluster名義だったらKraftwerkよりも先の1969年くらいから活動してる電子音楽ユニット。今回代官山UNITの6周年記念パーティーで来日。Cluster名義では1996年のリキッド以来だから14年ぶりかな?まぁクラブなんてもう全く行かないのですが、コレを見逃すと次は無いかなと思って行ってきました。
直前が「アルゼンチン×ドイツ」では0-4でドイツが快勝したのでノリノリで演奏するかと期待して行ったけど、別にそんなことなかったぜ。

音はまぁ、結構リズムも入って分かりやすかったですが「Grosses Wasser」や「Curiosum」辺りの奇妙にポップな音ではなくて。やたらと音圧高い音がゴワゴワしてるところにピコーンピコーンと変な音が(変な音出してるの主にメビウスっぽかった気が)する。当然踊れるような音楽ではなく。
まぁ、そもそもフロアというか会場はミッチリ寿司詰め状態で「日本にClusterのファンなんぞがこんなに居るはずはねー!!!」とか思いたくなる位の状態でしたので。(会場のあまりの密度に耐えられず、ほんとにClusterだけ見て帰っちゃいました)

んでも、あのお爺さん2人がクラブのフロアを沸かせてるのをナマで観れるのは何だか感慨深い感じで。
うん、観れてよかった。

ちなみに、メビウスは1944年生まれの64歳、レデリウスは1934年生まれの74歳。25:30スタートのクラブイベントでこんな年齢の方が出てくるって事、他であるんだろうか?

  • Hans-Joachim Roedelius
  • Dieter Moebius

2010/07/03 Cluster @代官山unit
2010/07/03 Cluster @unit