HUNUNHUM / TAIKUTSU niPPon (2009)

そんなわけで早速更新してみようと思います。

こないだ入手したHUNUNHUMの1stアルバムです。メンバーは元kulara,There is A Light That Never Goes Outなどのカオティックコアな人たち。結成はいつ頃なのか知りませんが、自分が初めてライブを見たのが2007年くらいで・・・「National Healthをハードコアにしたような変態バンドだ!」と興奮してました。

その後マイペースにライブ活動などをしつつ、よーやくの音源リリースになります(会場売りのDVDとかは有ったけど)
ライブ見に行くと大体ワンセット一曲で、鍵盤奏者の女性がちょっと調子はずれな感じで「パッパヤパー」とか歌ったかと思うと、その後は怒涛の展開で。そんなライブでやってる曲(?)が分割された形で収録されております。

改めて聴いてみると、National Health(特に鍵盤の音がDave Stewartっぽかったり)もそうなのですが、Muffinsに似た要素が多いかなーなど思います。複雑と言うか支離滅裂な構成なのですが、ちょっとしたマヌケ感がそこはかとなく感じられたりします。「MAN MAN」での変なボイスととっ散らかったフリーな部分が奇妙な爽快さのミニマルフレーズに収束してくのは、なかなか体験したことのないよーな音です。そして最後は何だかZNRのようになって終わるとか、そーゆー変なCD。

変な音楽とか、特にレコメン好きな人とかHenry Cowのボックス買っちゃった人(俺だ)なんかは是非聴いてみると面白いかと思います。

  1. BLACK SAKIN FOREST
  2. DIAMOND KAJITSU PALACE
  3. BACTION
  4. MAN MAN
  5. GOD PLANET
  6. SOUL HALL
  • 根本歩 (percussions)
  • 根本潤 (sax,voice)
  • 多田佳代 (keyboards,voice)
  • 岩清水雄 (bass)
  • 中川達也 (guitars)
  • 木村友紀彦 (drums)

ちなみに関連作色々。あんまりこっちはプログレでなくてカオティックコアな感じですが、どれもかっちょいいです。

kulara / 1997 – 2001 hue

There is A Light That Never Goes Out / SHOUTou

Z / 新今日

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