2004/04/30 変拍子ナイト番外編 @三軒茶屋Grapefruit Moon

変拍子ナイト番外編・・・だっけな?

る*しろう

いきなり、吉田達也+菅沼道昭のツインドラムコーナーから入ったのでビビる。その後、3人楽器持ち替えで、菅沼道昭(piano)/金澤美也子(guitar)/井筒好治(drums)での演奏、美也子さんのライトハンド奏法も笑ったけど、井筒さんのたどたどしいドラムが可愛かった。いやまじ。

このレポ書いてるのがライヴ見てから既に2週間後(いやその色々忙しくて・・・)なんで完全に曲順を忘れているのですが、「マジックカーペットライド+ヌマザパ」で「マジックカーペットライドッパ」とか言ってやってたのが面白かったです。全体的にこの日はリラックスしてテンション高めな感じでした(っつー事は、レコ発の時は緊張してたのかしらん)最後の曲(何だか忘れたけど)では珍しく金澤さんがエレピじゃない音で演奏してたよーに思います、ちょっと新鮮に聴こえて良かった。

あぁそうだ、あとタブラカス・サランギの人(また名前忘れた)を迎えて妖しい雰囲気の曲もやってました。ユリゲラーのレコードを思い起こすような妖しさでしたよ。曲がれスプーン。

  • 金澤美也子 (piano,voice)
  • 菅沼道昭 (drums)
  • 井筒好治 (guitars)

ピラルク

沖縄のギターデュオ。入れ替え時間に初期Tangerine Dreamみたいなの流れてるなぁと思ってたら、やっぱり初期Tangerine Dreamみたいな感じ。強烈なフィードバックとサイケギターと電子ノイズ。個人的にはちょっとしんどかったかなぁ・・・

大文字

前見たとき(2002.1.5)はまだ「インプログレ」だった(1回目だっけな?)のでかなり久々に見ることになります。今回はスクリーンに流れる変な映像をホッピーさんが手元でコントロールしてたみたい(KAOSS PAD entrancerでも使ってたのだろうか?)演奏に同期する映像が面白かったです。

「インプロでプログレ」っていうより「プログレのパーツでインプロ」みたいな感じもします。いわゆるプログレみたいな計算高い盛り上がりとかでは無いので。んでもナスノさんのベースで突っ走るような展開はやっぱり格好イイ。

3人で2セット演奏した後、る*しろうの3人も加えての演奏。えーとアレですよ、ダブルトリオですよKing Crimsonと同じ編成ですよ、っても全然そんな音では無いのですが。

この6人編成では、最初に大文字主導な感じ、2セット目がる*しろう主導な感じ。っていうか吉田達也+菅沼道昭ってツインドラムが凄かったです。(何故か会場に来ていた植村昌弘さんも興味深そうに見てました。どうせだったらちょっと叩いていけば良かったのにと思った)

  • ホッピー神山 (synthesizer,voice)
  • 吉田達也 (drums,voice)
  • ナスノミツル (bass)

2004/09/07 KILLING TIME@下北沢mona records

1999/4/7以来の東京でのライヴです。(こないだの山中湖は行けなかったので)

下北沢mona recordsは、座敷みたいな席の有るカフェ+レコードショップ+ライヴハウスみたいな所です。清水さんのxylophoneは分解されてキーボードの前に吊るされています(4年前は分解したのを壁に叩きつけてたなぁ)

4年前の復活ライヴでは板倉+清水+斎藤+Ma*Toだったので、50%アップな感じで。

「Undiu」ではサウンドテストのよーな感じから徐々に曲のように、ちょっとずつ浮き上がってくるように。そして「鍵盤の音が出てねー」とかで音合わせ・・・強引に終了。

「ゆっくりさん」ではあんまりゆっくりさん過ぎて曲止まる。まぁいいやと続けるも同じコードのループを弾き続け、斎藤ネコさんが次のフレーズを弾けず。

「Wish」は凄い可愛い曲なんですけど、コレは音源になってないんですよね~。

この間板倉さんがトイレに行き、残ったメンバーで「星に願いを」を、トイレから戻ってきた板倉さんも加えて・・・SALON?だったかな?一旦中断して「SALON」を演奏、オパビニアとかおUとかでもこの曲聴いてましたけど、やっぱりKILLING TIMEでの演奏だと雰囲気が随分違います。っていうか後半すげー速い。

「Strive for happiness」はランデヴーってドラマのサントラの曲。だったと思う。

ラスト「かたたたき」では清水さんの吊りシロフォンが炸裂。木琴がグルグル回ってました。

  1. Undiu
  2. Limbo’s dance (ゆっくりさん)
  3. Wish
  4. Upon Hearing (Salon)
  5. 8687
  6. A Petty Solace (Strive for happiness?)
  7. Ebrio
  8. Peru
  9. 日没
  10. 老人達の夢(かたたたき)
  • 板倉文 (guitars)
  • 清水一登 (keyboards,bass clarinet,xylophone)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • Mecken (bass)
  • Ma*To (tabla)
  • Whacho (percussions)

こんなに緩くていい加減で、それでも楽しいライヴはなかなか無いなと思います。

このバンドの聴いてなかったら、こんなに音楽好きになってなかったと思うので。

追記、Strive for happinessじゃなくてA Pretty Solaceって新曲らしい。あーでもサントラのあの曲に聞こえたんだけどな。

2004/04/08 Acid Mother Gong @ 初台DOORS

「東京ではライヴしない」Acid Mother Templeですけど、今回はDavid Allen + Gilli Smythなどを加えてAcid Mother Gongの来日っつー事で。初台ドアーズにて。

David AllenとDidier Malherbeの来日が遅れて関西のライヴでは間に合わなかったそーで心配してたんですけど、David Allenはちゃんと来てました。ってアレ?Malherbeは?

一部はGilli Smythのスペースウィスパーをメインにしたアンビエント~~~~。もはや「可愛いおばあちゃん」としては無敵状態な感じです。

二部はDavid Allen登場!っていうか前見たときよりも更に妖しい人になってる。この日は「手をケガしたのでギター弾けまへん」って事で、ああもう。まぁでもそんな事関係ない、あのカリスマじじいが居るだけでイイんです。

音の方は轟音サイケ、GONGのMaster Builderの「イーヤオーザイーザオーザイーマオーザ」とか行ってるだけでテンション上がるけど、なんでか周りはあんまり動き無かったなぁ、一部の客のみ狂気のテンションでしたけど。観客プログレ濃度が高かったかせいかな?

川端氏のスタインバーガー(だったよね?)をリボンコントローラーのように使うのがすげぇ格好良かったっす。大満足。川端氏(東京嫌い)「もう二度と来えへんわ」と言い放って帰っていきました、たまには来てよ。

そーいえば、「なんか可愛い子が参加してるー誰だろ?」とか思ってたら、アレがCotton Casinoだったんすね?さっきまで知らなかった・・・。

あ、なんかセーラー服着た客が居た。コスプレじゃ無いっぽい・・・

(http://www.acidmothers.com/)

  • David Allen (voices,effector)
  • Gilli Smyth (voices)
  • 川端一 (guitars)
  • 東洋之 (synthesizer,thermin)
  • Cotton Casino (synthesizer,voice)
  • Josh Pollack (guitars,megaphonics)
  • 津山篤 (bass,voice)
  • 吉田達也 (drums)

2004/04/07 Bonnie Pink @六本木ヒルズアリーナ

行ってきました六本木ヒルズアリーナ。話題の回転扉にはやっぱり停止中で、お花が添えられてました。

意外と思われるかもしれないのですけど、結構ボニーピンクは好きだったりしてます。突き抜けて何かがイイという訳でも無いのですけど、優等生っぽいポップスとして、無駄にハイトーンにならないボーカルとか結構好みで。(ま、タダだったし隣の駅だったし)

バックはEL-MALOの會田茂一、Great3の高桑圭、巡礼のASA-CHANG、あと清水一登さま。もちろんライヴ見るのは初めてなのですが、自然体っていうか肩の力抜けた感じでナカナカ良かったです。それでも「いつも60~80点の人」ってイメージはそんなに変わらなかったんですけど、最後に演奏してた「Evil And Flowers」とか良かったです。

自分の居た場所も後ろの人ごみの中だったんですけど(そもそもライヴする場所ではないし)ちょっと音響悪かったかなーとか思いました。

http://www.bonniepink.jp/

  • Bonnie Pink (vocals,guitars)
  • 會田茂一 (guitars)
  • 高桑圭 (bass)
  • 清水一登 (keyboards)
  • ASA-CHANG (percussions)