2005/08/07 高円寺百景 @初台DOORS

前回の「変拍子で踊ろう」で物凄く良かった新編成の高円寺百景のレコ発です。

買ってきた4枚目の「ANGHERR SHISSPA」をさっそく聴きながら書いてるのですが、物凄く格好イイです。1st超えたかも。

ちなみに最近の高円寺百景を知らない方向けに書いておくと現在の編成は↓です

  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice)
  • [tag]坂元健吾[/tag] (bass,voice)
  • [tag]金澤美也子[/tag] (keyboards,voice)
  • 山本響子 (vocals)
  • [tag]小森慶子[/tag] (sax,clarinet)

前半戦は1st~3rdの旧曲を演奏。「SUNNA ZARIOKI」なんて凄く懐かしい感じです。(セットリストは省略・・・というか全部聴きなおさないとわからない)

小森さんの加入と山本さんの強烈なボーカルで、だいぶ印象が変わって聴こえます。

あと何というかその、小森さんのずれた肩ヒモを直すのが気になって気になって気になって気になって気になって、もー。

あ、でも新曲での演奏が余りに良かったせいもあるのか、この編成での旧曲は少し違和感を感じたりもしました。

そして圧巻の後半戦。新譜の曲ですがコレが半端なく、今までの高円寺百景の要素を基に全て再構築したよーな感じがしました。

特に美也子さんのピアノ+小森さんの管で見せるチェンバーロック風の演奏は今までの高円寺百景には無かった所かと思います。

昔の「全員ユニゾン気合一発」みたいなモノとは完全に別物でした(いやアレはアレで好きだったんだけど)無茶な曲構成やインプロ風の部分が有ってもきっちり落としどころを考えてあるような感じで。

アンコールでは、山本さんのボイスをきっかけに(何かテキスト持ってたな)インプロ。

とにかく圧倒されました。そしてビール飲んで帰ってきました。

2005/07/20 る*しろう,太田恵資,SENSE OF WONDER @初台DOORS

そんな訳で、「大御所プログレvs変態プログレ+太田」というライブ。

この日のDOORSはプログレなので珍しく椅子が出ています。そして椅子席の空調が寒すぎて死ぬかと思った。

る*しろう

最初は、る*しろう。既にSENSE OF WONDER分のセットがステージに組まれているので余った前のスペースでの演奏。

えーと、いつもよりちょっとテンション高め、スピード速め(2割増しくらい)この日はPAの低音がキツめだったのか、迫力がありました。

「鳥」ではゲストに太田さんを交えての演奏。「難しぃ~」とか言いつつあの複雑なフレーズをしっかり弾いてます。

「はと」は元の曲を思い出すのが難しいくらい崩して演奏してます、遠慮なしにガシガシと。

  1. ソレイユ
  2. (おんばしら・・・だっけな?)
  3. 鳥 (w/太田恵資)
  4. ヲーリーすーる
  5. マジックカーペットライド
  • [tag]金澤美也子[/tag] (piano,voice)
  • [tag]井筒好治[/tag] (guitars,voice)
  • [tag]菅沼道昭[/tag] (drums,voice)

太田恵資

合間に太田さんソロ。ループサンプラー使って自分の音をベースに組み立てていく感じの演奏。前に見たFernando Kabusackiのソロみたい。

最後には何か聞き覚えのあるリズムだなと思ったら、やっぱり「オタのトルコ」・・・ココでソレをやるのか・・・最前列若干引き気味。

SENSE OF WONDER

えーと、1994年にON AIRで見てるので11年ぶりに見ることになります。下のセットリストはわかった曲だけ。何か他の曲も2,3曲やってたと思うのだけどわかんなかった。

そうる透の要塞みたいなドラムセット、凄い音圧。あーゆー音って久々に聴いたな。そもそもこーゆープログレらしいプログレを聴くのも久々。トークのセンスが古すぎで面白かった。

あーでもプログレらしいプログレよりも、1st収録の「夏への扉」が良かったっす。AORにちょっとプログレふりかけたよーな感じが好きなので。家に帰って久々にタイトルの元になったハインラインの小説読もうかと思っけど見つからなかった。

アンコールでは太田さんを交えてHoedown、バイオリンの弓擦り切れんばかりの力強い演奏。んで最後は金澤さんを交えて、やっぱりNutrocker。美也子さんのボイスが入って、かなりおかしな事になってました。

  • パーマーエルドリッチの三つの聖痕
  • 飛行船モルト号
  • 百家争鳴
  • 夏への扉
  • 渇きの海
  • 夢中楼閣
  • Hoedown (w/太田恵資)
  • Nutrocker (w/金澤美也子)
  • 難波弘之 (keyboards,vocals)
  • 松本慎二 (bass)
  • そうる透 (drums)

2005/06/12 美也子の路地裏ナイト vol.3 @高円寺ペンギンハウス

仕事で帰りで環八やっぱり混んでて遅刻しちゃいました。

井筒さんの新トリオ「よ*トリオ」は最後の一曲しか見れなかった・・・すんません。ちらりと見た最後の曲では格好良いジャズを演奏されてました。

んで次が「[tag]金澤美也子[/tag]/[tag]荻野和夫[/tag]Duo」

曲名が~「やっぱり怖いのが好き」とか「とっても怖いのが好き」とか「やっぱりジャズが苦手」とか緩い感じで。あ、でも演奏は全然緩くない「さわやかな曲~」とか言ってた曲もやっぱりプログレっぽかったです。

「やっぱりジャズが苦手」では荻野さんのちょっと嘘っぽいジャズピアノに合わせて美也子さんのかなり嘘っぽいジャズボーカル(こんな事書いたら怒られるか)で開始後2分、美也子さんの「ウリャー」って絶叫からやっぱり怒涛のプログレ。

ピアノ+ピアノでプログレな曲だと(前にも書いたかもしんないけど)やっぱりスイスのBlue Motionとか思い出したりします。というか他に知らないだけなんだけど。

最後、る*しろうセッション

最初のはる*しろうプラス荻野さんでバルトークのトッカータとフーガ(だっけ?)という曲。ピアニカの音色がほのぼのチェンバーを感じさせます。あ、井筒さんのギターもイイ味出してました。

あとポチャカイテマルコの「Ukraine」を演奏、ポチャカイテの重厚な感じと比べて随分隙間が有るような感じで、個人的にはこーゆー方が好きかも知れないです。

最後はBellaphone/Ain Sophの[tag]taiqui[/tag]さんが能のボイスパフォーマンスしながらインプロ、会場に来てるミュージシャンの方々全員楽器もって合わせて・・・あー、やっぱり何て書いてイイかわからない。いまだかつて見たことも無いような無茶なセッションでした。

色々変なバンド見てきたつもりだけど、こんだけ訳わかんないバンドも無いもんだ。楽しかったー。

インフォとしては、8/21(sun)に大阪ブリッジにて「た*みや」(美也子さん+taiquiさん)と「浪漫座別館」(http://www1.odn.ne.jp/romanza/)が対バンなのだそーで。

浪漫座って知らない人が多いかな?元ページェントって言えばわかるかな?そんな80年代プログレと最近聴いてるモノがこんな形で繋がるとは流石に思ってなくて、ちょっと興奮してます。行こうかな大阪。

ちなみにコレ読んでも何だか全然わからないって方は以下のサイトを・・・

る*しろう(http://www7.ocn.ne.jp/~tolsilo/)
ポチャカイテマルコ(http://homepage.mac.com/ogino1827/pocha/)

2005/05/14 emulsion,る*しろう,Djamra,Killing Floor @初台DOORS

見てきたー、濃かった、疲れたー。とりあえず細かいこと後で追加するかな、しないか。
面白かったよ、ほんと。

emulsion

何故かベリーダンサー付き。途中から見たけどちょっと微妙。鍵盤の音全然聴こえないんだよなー。

る*しろう

・・・以前にもまして不可解なバンドになってる・・・いきなりドラソロから始まりの、「ドイツの医者」・・・かと思ったら「をーりーすーる」に突入。
えーと後は「ケンジ(松田聖子バージョン)」とか「寂れた街」とか「ハワイ旅行」とか。
最後は「串かつ(94K2)」って新曲、「いや~腹減ったねぇ、飯食いたいねぇ」小芝居からはじまって、Ds菅沼さんの「まぃど」(大笑いした)超テクニカルコミックバンドの如く。

(http://www7.ocn.ne.jp/~tolsilo/)

Djamra

大阪のバンド、初めて見ます。転換とかブレイクの多いジャズロックだなーとか思って見てたら、卒塔婆を杖にした変な男が(STRAWBERRY SONG ORCHESTRAの宮悪座長だそーで)

バックの演奏にあわせてアジったり、パフォーマンスしたり。凄い面白かった。(途中で「光る球体が~」とか言って客席に来たときに何故か自分の所でガシっとやられてビビった)

いやそのこーやって日記に書いても何がどー面白いのか伝えられないんだけど、面白かったんだよ。反則的なまでに。

(http://park8.wakwak.com/~djamra/)

KILLING FLOOR

えーとsax福島幹夫さんのバンドっす。sax,trumpet,trombone,percussion,drums×2という。SAKEROCKのハマケンと伊藤大地さんが参加してます。

んー内容的にはちょっと複雑なビッグバンドかな。格好イイんだけど、ソロ回しみたいなのはあんま好きじゃなかったりもします。

ハマケンダンスが見れて嬉しかった。

(http://www5.plala.or.jp/killingfloor/)

2005/02/08 MANDOG,る*しろう,SABOT@新宿LIVE FREAK

とりあえず「る*しろう」目当てで行ってきました。なんかチェコのSABOT来日って事で、やたらと外人客が多かったです。

MANDOG

MANDOGはダモ鈴木と一緒にやってる人たち。今回初めて見ました、1セット1曲、40分くらい演奏しっぱなし・・・内容はGURU GURUです。

タイトでサイケで格好良かったけど、もーちょい動きが有ればなぁとか。

  • 榎本隆幸(bass)
  • 宮下敬一(guitars)
  • 渡邊靖之 (drums)

(http://mandog.info/)

る*しろう

で、次、る*しろう。去年末の見れなかったので、なんか凄く久々な気がしました。

  1. ヲーリーすーる
  2. へび
  3. ルクスチャー
  4. はと
  • [tag]金澤美也子[/tag] (piano,voice)
  • [tag]井筒好治[/tag] (guitars,voice)
  • [tag]菅沼道昭[/tag] (drums,voice)

1曲目の後、菅沼さんが(外人が沢山来てるからか?)「うぃーあーざ、るっしろぉー」とか言ってたのが可笑しかった。

「ルクスチャー」以外の曲の中間部分はほとんど別曲と言ってもイイくらい、崩してるよーな感じだなぁ。今回テンション高くてかっちょよかったです。「ルクスチャー」って曲好きなんよなぁ。あと「へび」も好き、井筒さんのギターと美也子さんのピアノがおっかけっこしてるよな感じがとっても。

あ、今回ステージ真ん前で座りながら見てたんですけど、美也子さんの足見てたら気合の入り方が伝わってきて良かったなぁ。

(http://www7.ocn.ne.jp/~tolsilo/)

SABOT

最後、チェコのバンド、SABOT。

ベースとドラムのデュオで・・・要するにRUINS。ベースの人が全く同じフレーズを弾き続け「こっから盛り上がるぞー」って所でオーバードライブを踏み、やっぱり同じフレーズを引き続けるのに笑った。ベースのガリガリした音は気持ち良かった。

ほとんど進行とか無い曲ばっかだけど、気合でカバー。いやでも何か妙なコンビネーションの2人で、意外と飽きないの。

ドラムが女の人だって事、最後に喋った時によーやく気付いた。ヘンなバンドだなぁ。

  • Christopher Rankin (bass)
  • Hilary Binder (drums)

(http://www.cesta.cz/sabot%21.htm)

2004/11/30 た*みや@高円寺ペンギンハウス

る*しろう、高円寺百景の金澤美也子さんと元ウルトラビデ、Ain Soph、Bellaphonのtaiquiさんのデュオで、ウルトラビデの曲をやるっていうライヴを見に行ってきました。

いやその何か予想通りというかもう。まぁウルトラビデ自体聴いたこと無いんですけど(ハルヲさんによるとウルトラビデのCDとは全然違うとの事)アバンギャルドっつーか無茶苦茶なパートの次の瞬間物凄く構築プログレみたいになったりとか。ジャンルの狭間を一瞬で飛び越えてくよーな感じで。

taiquiさんは今まで浪漫座とかAin Sophでしか見たことが無かったので、コレを見て意外なまでの幅広さにちょっとビックリしました。あーあと美也子さんのドラム、ブライアントの打席を思わせるような溜めが個人的には可笑しかった。

  • [tag]金澤美也子[/tag] (piano,voice,bass,drums)
  • [tag]Taiqui[/tag] (drums,voice,guitars)

後半はJOJO広重+能勢山陽生のギターデュオ(このライヴは「JOJO広重ギターインプロビゼーション十番勝負」の10回目)の1時間を超えるドローンの演奏中、3回は寝た。寝不足の頭にアレはつらい。

  • [tag]JOJO広重[/tag] (guitars)
  • 能勢山陽生 (diesel gutiar)

ちなみに帰りの中央線には機材を抱えたtaiquiさんがいらっしゃいました、何でも「これから(高円寺で23時くらい)京都へ帰って明日は仕事」とか、ちゃんと帰れたのかなぁ?

2004/10/01 変拍子ナイト@三軒茶屋Grapefruit Moon

久々のる*しろう、あとflat122と、沖縄から坂本健吾(高円寺百景)のナーナー。

Flat122

えーとドラムの方が抜けて、新ドラム(22才!)の方は今日が初ライヴだったそうです。カッチリしたドラムを叩くとても器用な人で、曲展開の多いこのバンドには合ってるよーに思いました。今回は譜面見っぱなしでのライヴでしたけど、もーしばらくしたらもっと馴染んで良くなりそうな気がします。

あとこの日はモッシレカの津野さんがギターで2曲参加。曲名聴き取れなかったけど3曲目のギターフレーズが交錯するよーなのとか良かったなぁ。

ちなみに次回のライヴ(10/14@新宿Live Freak)では元魔方陣、現KBBの菅野詩郎さんがドラムのようです。

  1. 波涛
  2. 祈り
  3. ?
  4. Neo Classical Dance
  5. Spiral
  • 川崎隆男 (keyboards)
  • 平田聡 (guitars)
  • 田辺清貴 (drums)
  • 津野豊彦(モッシレカ) (guitars on 2.3.)

http://www.geocities.jp/flat122/home.html(川崎さんの鍵盤王)

ナーナー

高円寺百景の坂本健吾さん(現在沖縄在住)とショーロクラブの沢田穣治さんのベースデュオ。最初2曲はベースデュオでECMかジャーマンロックかと言った感じでしたけど。ゲストの吉田達也さんが入ってからいつもの通り阿鼻叫喚。最初2曲とのギャップが大きすぎて笑った。沢田穣治さんってもっと大人しいイメージを持ってたのですけど、不思議なエフェクタとバキバキ言うベースで高円寺百景組にも負けてませんでした。

  • [tag]坂元健吾[/tag] (bass,voice)
  • 沢田穣治 (bass)
  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice)

http://www.punchtop.com/(サカモトケンゴ official web site)

る*しろう

ごめん曲名忘れた(すぐレポ書かないから・・・)「はと」「マジックカーペットライド」「3/4」「くねり腰」「鳥」「ルクスチャー」(新曲)で、アンコール「ソレイユ」とかそんな感じだったと思います。

新曲の「ルクスチャー」は「る*しろう」の「ミクスチャー」という事で。壊れ度高め、中音域でピアノをガシガシ弾いてる所で時々高い音のフレーズが挟み込まれる所が好きだったなぁ。

「3/4」は井筒さんの曲かな?ゆっくりしたテンポの凄い綺麗な曲、こーゆーの聴いてるとPat Metheny好きなんだなーとか思います。

アンコールでは途中から完全に別の曲、アレはインプロと呼ぶべきなんだろーか?美也子さんは何か小さいベース(何か楽器の雑誌で見たこと有る、ナイロン弦みたいなベース)を弾いてました。

相変わらずもー好き放題と言ってもイイよーな内容。可笑しくて面白かった。

  • [tag]金澤美也子[/tag] (piano,voice,bass)
  • [tag]井筒好治[/tag] (guitars,voice)
  • [tag]菅沼道昭[/tag] (drums,voice)

http://www7.ocn.ne.jp/~tolsilo/(る*しろう official)

2004/09/19 Expresso Gong/Gongzilla@初台DOORS

えーと、Gongzillaの初来日に行ってきました。

モーソフ

前に一回だけ同じ編成で江古田Flying Teapotで見たのですけど、随分印象が変わってました。美也子さんのキーボードがオルガンにワウをかけた音メインになっていて、もうSoft Machineの3~4そのままって感じ。いやでも格好いーんだなコレが、ベースもドラムも前見たときより引き締まって聴こえました。

あ、でも最後のインプロちょっと長すぎて飽きた。

  1. ?
  2. Rain Drop
  3. アフロ圏
  4. ?
  • 福島幹夫 (alto sax,soprano sax)
  • 内田典文 (bass)
  • 沢田守秀 (drums)
  • [tag]金澤美也子[/tag] (keyboards,voice)

Expresso Gong

そんな訳で、Expresso Gongってことで(もちろん後半のGongzillaとメンバーは一緒なんだけど、Expresso辺りの曲をするのでこー名乗ってるみたい)

「Golden Dilemma」くらいやるかな~?とか思って見てたのですけど、「Soli」「Heavy Tune」「Three Blind Mice」とExpresso IIから4曲。(他の曲はMoerlan’s Gongを熱心に聴いてないのでわからん)

肉だけ食って育ったとしか思えないドラムの人とか最初不安に思ったんですけど、結構細かなテクが効いててイイ感じでした。特に個人的には「Three Blind Mice」をやってくれたのが嬉しかったです。変態ジャズロックっていうか、Benoitのmarimbaの動きがヤバかったです。本気で神とか思いました。あとBenoitのソロも面白かったんだけど、ちょっと長かったかな?

一部ラスの「Expresso」はGazeuse!のラス曲。BonさんはHoldsworthのギターのラインを一生懸命なぞってる感じ。

  1. Soli
  2. ?
  3. Golden Dilemma
  4. ?
  5. Three Blind Mice
  6. Heavy Tune
  7. (Benoit Moerlan solo)
  8. Expresso

Gongzilla

んで後半、Gongzilla曲。と言っても実は一枚も聴いたことが無いのでセットリストはごめんなさい。

演奏のほうは流石に今演ってる曲なだけ有って、一部よりもイキイキしてる感じでした。ボーカル曲だけなんかフツーだったよな。

で、アンコールですよ。何かGongの曲の隠し玉持ってるかと思ったら・・・・「Peaches En Regalia」・・・・・ってザッパかよ!!!
いや面白かったからイイけどさ。

  • Hansford Rowe (bass)
  • Benoit Moerlan (vibraphone,marimba)
  • Bon Logaza (guitars)
  • Sam Aliano (drums)

2004/04/30 変拍子ナイト番外編 @三軒茶屋Grapefruit Moon

変拍子ナイト番外編・・・だっけな?

る*しろう

いきなり、吉田達也+菅沼道昭のツインドラムコーナーから入ったのでビビる。その後、3人楽器持ち替えで、菅沼道昭(piano)/金澤美也子(guitar)/井筒好治(drums)での演奏、美也子さんのライトハンド奏法も笑ったけど、井筒さんのたどたどしいドラムが可愛かった。いやまじ。

このレポ書いてるのがライヴ見てから既に2週間後(いやその色々忙しくて・・・)なんで完全に曲順を忘れているのですが、「マジックカーペットライド+ヌマザパ」で「マジックカーペットライドッパ」とか言ってやってたのが面白かったです。全体的にこの日はリラックスしてテンション高めな感じでした(っつー事は、レコ発の時は緊張してたのかしらん)最後の曲(何だか忘れたけど)では珍しく金澤さんがエレピじゃない音で演奏してたよーに思います、ちょっと新鮮に聴こえて良かった。

あぁそうだ、あとタブラカス・サランギの人(また名前忘れた)を迎えて妖しい雰囲気の曲もやってました。ユリゲラーのレコードを思い起こすような妖しさでしたよ。曲がれスプーン。

  • 金澤美也子 (piano,voice)
  • 菅沼道昭 (drums)
  • 井筒好治 (guitars)

ピラルク

沖縄のギターデュオ。入れ替え時間に初期Tangerine Dreamみたいなの流れてるなぁと思ってたら、やっぱり初期Tangerine Dreamみたいな感じ。強烈なフィードバックとサイケギターと電子ノイズ。個人的にはちょっとしんどかったかなぁ・・・

大文字

前見たとき(2002.1.5)はまだ「インプログレ」だった(1回目だっけな?)のでかなり久々に見ることになります。今回はスクリーンに流れる変な映像をホッピーさんが手元でコントロールしてたみたい(KAOSS PAD entrancerでも使ってたのだろうか?)演奏に同期する映像が面白かったです。

「インプロでプログレ」っていうより「プログレのパーツでインプロ」みたいな感じもします。いわゆるプログレみたいな計算高い盛り上がりとかでは無いので。んでもナスノさんのベースで突っ走るような展開はやっぱり格好イイ。

3人で2セット演奏した後、る*しろうの3人も加えての演奏。えーとアレですよ、ダブルトリオですよKing Crimsonと同じ編成ですよ、っても全然そんな音では無いのですが。

この6人編成では、最初に大文字主導な感じ、2セット目がる*しろう主導な感じ。っていうか吉田達也+菅沼道昭ってツインドラムが凄かったです。(何故か会場に来ていた植村昌弘さんも興味深そうに見てました。どうせだったらちょっと叩いていけば良かったのにと思った)

  • ホッピー神山 (synthesizer,voice)
  • 吉田達也 (drums,voice)
  • ナスノミツル (bass)

2004/03/10 FLAT122,もっしれか,る*しろう @ 高円寺ペンギンハウス

「る*しろう」企画の3バンド全て、keyboard+gutiar+drumトリオっていうライヴ。る*しろう見にいったんですけど、他のバンドも十分過ぎる位面白かったです。
なんつか、知らないだけでライブハウス行けば面白いバンド沢山有るなーと再認識。

FLAT122

#このバンドが一番(一般に言う)プログレのイメージに近い感じだったかなー。たぶんピアノの人がそーゆー趣味じゃないかと思うんですけど、押したり引いたりの展開多めの感じで。ギターの人はECMっぽいなーと思えば急にロバートフリップみたいになったり、誰が書いてるのかは分らなかったですけどいわゆる「泣き」フレーズがカッチョ良かったです。ドラムの人はフリーフォームな感じで、ほとんどエイトビートとか叩かなかったけど、も少しフツーに叩いてもイイ場面も有ったかも。
少し一曲の中に色々詰め込みすぎなよーな気もしたんですけど、個人的には結構ツボでした。またライヴ見たいな。

  • 川崎隆男 (piano)
  • 小林勝彦 (drums)
  • 平田聡 (guitars)

もっしれか

#次のバンド、EGGを無理矢理レコメンの音にしたよーな最初の曲を聴いて、勝手にインストのバンドだと思いこんでたら、次の曲でおもむろにギターの人が歌いだしたのでちょっと笑いが止まりませんでした。
インストでアレだけやって、更に歌おうってのが男気を感じさせます。(ボーカルとしてどうかは保留するとして)キーボードの音色が好きでした、鍵盤で弾くベースフレーズとか格好イイの。

  1. INTRO
  2. サムライ・マン
  3. カントナ
  4. カニ
  5. #2+
  6. SNATCH
  7. ズビズバ
  8. 凛綾林
  • 津野豊彦 (guitars,vocals)
  • 林英之 (keyboards)
  • 富山直人 (drums)

る*しろう

#んでトリは勿論、このバンド。去年の7/30に初めてライヴを見てすっかりハマっていたんですけど、ライヴを見るのはこれで2回目(高円寺百景とかモーソフは見てるんだけど)
比較しちゃアレなんですけど、菅沼道昭さんのドラムが凄い・・・スパーンスパーンとキレの良いフレーズを次々と繰り出してくのをこっちは口を開けて見てれば良いよな感じ。ギターの井筒さんも凄い勢いでピアノとユニゾンしたりしてます。
えーとあと金澤美也子さまは言うまでも無く(最近一番好きなミュージシャンかも知れないです)相変わらずの凶悪なまでのハイテンション。何ともかけないですけど、見たこと無い人は絶対損してるんじゃないかと。
この日は「犬」っていう新曲をやってました(チラシに凄い犬の絵が書いてあった)テープの逆回転を聴いてソレを歌ってみた(ヲーリーすーるーもそうらしい)っていうヘンな曲で。大変面白かったです。あと「魅惑のハワイ旅行」って・・・何やら「路上生活者が商店街のくじ引きのハワイ旅行を夢見る~」とかなんとかいう曲らしいのですが、ハワイだかなんだか良くわからない奇妙な雰囲気が愉しげな感じで。

文章にしても何が何だかよく分らないのですが、よく分らないけど面白いって事だけは言えます。
吉田達也プロデュースのツチノコからCDが4/3に出ます。そしてレコ発のワンマンが4/6に三軒茶屋Grapefruit Moonにて。

  1. それいゆ
  2. ヘビダンス
  3. 4/3
  4. 御柱 I
  5. 魅惑のハワイ旅行
  6. ヲーリーすーるー
  7. ドクター・ヘリ
  • 金澤美也子 (piano,vocals)
  • 井筒好治 (guitars,vocals)
  • 菅沼道昭 (drums,vocals)

#帰りに思ったんだけど、こーゆー60年代/70年代/80年代/90年代を混ぜ合わせたよーなヘンなバンドをリアルタイムで聴けるのってのはかなり幸せな事なのかもとか。(ちょっと昔には80年代とかをリアルタイムで体験してきた人とかを羨ましく思ってたりしたので)