2009/09/13-14 Egberto Gismonti @すみだトリフォニーホール

昨日今日とすみだトリフォニーホールにジスモンチの来日を見に行ってきました。 

一日目はギターの日、二日目はピアノの日。 
どちらも楽しかったけど、特に二日目の後半が凄かったです。特に「Frevo」ではオーケストラ(新日本フィル)と息が合っていて、何かこー見たことのない景色を見せてもらったような感じに。 
まーでも、まさかこの人が1年に1回見れるようになるとは・・・願わくばまた来年も、とか思っちゃいます。 
(んで、Nana Vasconcelosなんて連れてきて頂けると死ぬほど嬉しいですが) 

[ 09/13 -Guitar Day- ] 

新譜の曲はオケのみ。指揮者のオッサンがピョコピョコ跳ね回ってて可愛い。 
ジスモンチは12弦ギターと10弦ギターを取り替えながら演奏、アレは自分のしってるギターって楽器とは違うモノなのではないかと思うような音。 
セットリストはこんな感じ?
どっかのソロの中で「Karate」が聴けました、去年はこの曲ピアノだったし。 

1. guitar solo 
2. Sertoes Veredas VI (オーケストラのみ) 
3. Abettura / Aguas / Danca I 
4. Dois Violoes 

1. guitar solo 
2. guitar solo 
3. Lundu 
4. Danca do Escravos

[ 09/14 -Piano Night- ]

二日目も新譜の曲はオケのみで。やっぱり後半セットが凄く良かったよに思います。 
上にも書いたけど「Frevo」がちょっと神懸かってた。何だアレ。 
後半一発目のピアノソロの「A Fala da Paxiao」も嬉しかった(この曲大好きで) 
アンコール2回くらい出てきて最後の最後に「Palhaco」を演奏して終了。

1. Sertoes Veredas I (オーケストラのみ) 
2. piano solo 
3. Musica de Sobrevivencia (オーケストラ+ギター) 

1. piano solo ( A Fala da Paxiao ) 
2. piano solo ( Infancia だっけな? ) 
3. 7 Aneis (オーケストラ+ギター) 
4. Frevo (オーケストラ+ギター) 
5. Forrobodo (オーケストラ+ギター) 

1. (オーケストラ+ギター) 
2. Palhaco (piano solo)

2009/06/17 ラーシュ・ホルメル(1948-2008)をしのんで @秋葉原CLUB-GOODMAN

2008年12月26日に亡くなったLars Hollmerの追悼ライブです。以前の来日で、俺が見てるのは。

2000/12/04 Opabinia,Cleee,Lars Hollmer Solo,Samla Manneslu Malko @吉祥寺MANDA-LA2 
2000/12/06 Lars Hollmer Solo, 日本座村 @吉祥寺MANDA-LA2 
2001/09/16 SOLA @お台場TLG 
2002/09/28 Samla Mammas Manna @表参道FAB 
2003/03/22 SOLA @表参道FAB 
2005/04/17 Lars Hollmer + 向島ゆり子 @グリソム・ギャング

・・・結構行ってたなぁ、2003年10月にも向島さんと坂本弘道さんとで来日してるんですけど、その時だけは行けなかったみたい。

初来日の時点で聴いてたのはZamla Mammas MannaのFamilycracksだけで、ちょっとファンとは言い難い人間ではあったのですが、日本座村(後のSOLA)の演奏が余りに素晴らしくてその後の来日にもちょくちょく通うようになってました。 


ライブ開始の前にLarsの秘蔵映像をちょこっと、Lars+violin+guitar+bassoon+accordionとゆー編成の映像と吉田達也入りのSamla Mammas Mannaのライブ。 
吉田入りサムラではスウェーデンのウプサラのライブハウスで「おふくろさんよぉ~」とか歌いだす吉田さんが可笑しかった。 

Pochakaite Malko

最初はポチャカイテマルコ。ライブするの自体結構久々なのかな?(たぶん)サムラ曲の演奏は無しで全部ポチャの曲だったと思います。

  • 桑原重和 (bass)
  • 荻野和夫 (keyboards)
  • 立岩潤三 (drums)
  • 壷井彰久 (violin)

SAMLA ALONE


えーとコレはSamlaの曲を無理矢理継げてサンプラーに突っ込んでドラム。まぁコレは予想通りとゆーか。 
その後にポチャの桑原さんと伏見さん、あとシェルパの鍵盤奏者の堀越功さんを加えて Ikarien pt.3 と Five Single Combats を演奏。ちなみに堀越さんはマイミクの兄君でもあらせられます。いやコレは面白かったです、伏見さんも堀越さんもあのキツキツな曲にニコニコしながらフツーに演奏して、かつアドリブ入れてくるのが。 

  1. Tredje Ikarien
  2. Five Single Combats
  • 吉田達也 (drums,sampler)
  • 桑原重和 (bass)
  • 伏見蛍 (guitars)
  • 堀越功 (piano,keyboards)

SOLA

以前の公演ではLarsが鍵盤を弾いていたので清水さんはシンセでベースパートを担当していたのですが、今回はGideon Jackesが入ってLarsの鍵盤パートを清水さんがアコーディオンを大熊さんが担当する形態に。ちょっと最初はベースうるさすぎないか?とか思ったけど、途中から気にならなくなったな。セットリストは多分以下のよーな感じ、7曲目だけちょっと分からなかった大熊さんが「ワルツではない、って意味のタイトルです」とか言ってたヤツ。確かに全然ワルツではない。 
「Now~Novelty」での向島さんのバイオリンにちょっと泣きそうになったり。いやでも向島さんのプレイがやっぱり凄く良かった(個人的にはライブハウスで聴いたことのあるバイオリン弾きの中で一番好き) 
アンコールでは清水さんのボーカルによる「continue」を演奏して終了。この日は追悼ライブですが全体的に湿った感じではなくて、最後がとぼけた感じの清水一登ボーカルってのもなんだかちょっとらしいようにも思いました。 

凄く良いライブだったと思うのですが、良かっただけに一層Lars Hollmerの不在というのを感じて・・・演奏のあちらこちらで「あったハズ」の音を気にしてたりもしました。こんなヘンテコで、でもなんかちょっとグッとくるようなイイ音楽をありがとうございます。もう一度改めてご冥福を祈ります。 

  1. Notionsjazz
  2. Ljuva Lagen
  3. Trampumpa
  4. Arioso Nearaway
  5. Vaxeltango
  6. Samma Zanzibar
  7. ??? (xxx waltz)
  8. Now
  9. Novelty
  10. Parallell Angostura
  11. continue(encore)
  • 大熊ワタル (clarinet,accordion)
  • 向島ゆり子 (violin,toy piano,pianica)
  • 吉田達也 (drums)
  • 清水一登 (piano,keyboards)
  • 坂本弘道 (cello)
  • 伏見蛍 (guitars)
  • Gideon Jackes (bass)

2009/01/17 Fred Frith+Ahmad Compaore+オノセイゲン @飯田橋日仏学院

Curved Air終了後、急いで川崎から飯田橋へ。
日仏学院なんて来るの初めてで・・・最初何かフランス人ばっかりのホールみたいな所に行っちゃってオロオロしてました。

とりあえず前半セットの最後3分くらい見れました。
Ahmad Compaoreはサウジアラビア生まれマルセイユ育ちのドラムの人、4-D(というか横川理彦)とかと演奏してるとか。
んで、後半セット。アレ?横川理彦じゃない・・・と思ったら、横川さんんは急遽キャンセルでオノセイゲンがギターを弾いてました。

結構客が多くて、食堂みたいな所でのライブだったのでFred Frithの姿がナカナカ見えませんでした。キレの良いAhmad Compaoreのドラム主軸にしたインプロだったのですけど・・・Fred Frithあんまりノッて来てない!?
うーん時々聴こえてくるヘンなギターの音は確かにFred Frithなのですが、後半ちょっとFrithの音小さかったよーな。

まぁとりあえず見れただけでも嬉しかったです。んでも、久々の来日なのだから色んな人と1週間くらい色々やってくれれば良いのになぁ。

 Fred Frith (guitars)
 Ahmad Compaore (drums)
 Seigen Ono (guitars)

2009/01/17 Curved Air @川崎Club Citta’

そんな訳でたぶん最初で最後のCurved Airの来日公演を見に川崎クラブチッタへ。
プログレファンの義務的な気持ちもちょい有ったのですが、意外と良かったです。セットリストはゴメンナサイ、再結成盤すら買ってないので・・・1曲目「It Happened Today」でアンコール前の最後「Back Street Luv~Midnight Wire」「Vivaldi」でした。あと「Melinda」「Marie Antoinette」「Young Mother」とかやったかな。 
「Vivaldi」でのDarryl Wayのバイオリンは良かったなぁーちょっと長すぎたけど。Darrylが鍵盤とバイオリンを弾いてたのがちょっと勿体無いような・・・鍵盤は誰か他の人呼べば良かったのに。白髪でちょっと太ったDarrylが一瞬ロックマンのDr.ワイリーに見えた。
Sonja Kristinaはロックっぽい曲の方が格好イイなぁー。んでもあのミニスカは・・・誰得。
ドラムのFlorianもオリジナルメンバーなんですよね?あんまり印象には残らなかったけど。
そいえば、何で入口近くでSoft MachineのCD売ってたんだろう?

 Sonja Krsitina (vocals,acoustic guitar)
 Darryl Way (violin,keyboards)
 Florian Pilkington-Miksa (drums)
 Chris Harris (bass)
 Andy Christie (guitars)

チッタのプログレ来日は終わるのが早いので、この後Fred Frithを見に飯田橋へ。

2008/06/28 Van der Graaf Generator @渋谷O-WEST

そんなで行ってきました。Van der Graaf Generatorの初来日(ってか次の機会があるとは思えないのですが)
Peter Hammilはキーボードでピアノ音とギターの半々くらい。今何歳だか知らないのですけど、あの声はCDでずーっと聴いてたのと変わらず、衰えてません。
Hugh Bantonは二段積みのキーボードにフットペダル。何かもー左手も足も動く動く。一人分とは思えないよーな音を出してました。
Guy Evansも流石・・・とゆーか新譜の曲(1曲目とか)ハミルのボーカル抜きだったらスローコアっぽくも聴こえるよなぁとか。まぁちょっと演奏は荒いけど(というか混沌とした辺りがこのバンドの魅力だと思うので)まだまだこのオッサン達は現役だなぁと思いました。

曲は結構日替わりだったみたいで、他の日のセットリストとか見ると「あぁぁぁぁ〜」とかなりますけど、とりあえずアンコールで一番好きな「Still Life」を聴けたのが嬉しかったです。

いやでも、本当に見る事ができて良かった。

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1. Interference Patterns
2. (in the) Black Room
3. Every Bloody Emperor
4. Lemmings
5. Lifetime
6. All That Before
7. Meurglys III
8. Over The Hill
9. (We Are) Not Here
10.Man-Erg
11.Still Life (encore)

 Peter Hammill (vocals,piano,guitars)
 Hugh Banton (keyboards)
 Guy Evans (drums)

2007/10/20 Banco Del Mutuo Soccorso @川崎Club Citta’

そんなわけで5月の公演がジャコモおじさんの足の手術とかで延期になってた、イタリアプログレのバンコの来日公演に行ってきました。
と言っても、あまり熱心なファンとは言えず・・・1st~3rdしか聴いたことがなかったんで「楽しめるかなー」と若干不安ではありました。

で、感想。すいません舐めてました。「お爺ちゃん達だし、70年代の曲演って懐古的な感じのライブかなー」とか思っててスイマセン。凄いパワフルで格好良かったです、特にやっぱしジャコモのボーカル(凄く張りが有って)とノチェンツィの鍵盤が良かった。選曲は2ndから結構やってたのかな?

アンコールの最初ではマルテーゼがギター1本で・・・いきなりGenesisのHorizonsを演奏してて大笑い(その後はBeatlesでしたけど)あと3rdの「Non Mi Rompete」やってくれて嬉しかった(とりあえず聞いた中では3rdが一番好きなので)

  • Francesco Di Giacomo (vocals)
  • Vittorio Nocenzi (keyboards,vocals)
  • Rodolfo Maltese (guitars,trumpet)
  • Filippo Marcheggiani (guitars)
  • Tiziano Ricci (bass)
  • Maurizio Masi (drums)
  • Alessandro Papotto (sax,flute,clarinet)

2007/08/20 Egberto Gismonti @晴海第一生命ホール

16年ぶりの来日とかで、初めてナマで見ました・・・いや、もうねぇ。凄いわ。

ジャズともクラシックとも違うし、何なんだろうアレ?
メロディーはブラジルっぽいなぁとは思うのですけど、無茶な速度で無茶な演奏、でもとても開放感の有る感じで。
CDとかでは色々聴いてたけど、やっぱりナマで見ると違いました。なんか観客居ても居なくても関係無いような感じで演奏に没頭していて。

1部では12弦ギターとガットギターを持ち替えながらの演奏。2部はピアノソロ。聴きたい曲はほとんど聴けた・・・というより、1セットで結構色々詰め込んでたよーな。知らない曲の途中から気付いたら「karate」になってたりとか。
あと「A fala da paixao」やってくれたのが嬉しかった、この田舎の風景みたいな曲好きなんだ。

セレブな変態音楽?(たぶん違う)なんかこう言葉で説明できないような不思議な体験したようなコンサートでした。

2007/04/27 Don Caballero,As Meias,From Monument to Masses @渋谷Club Quattro

From Monument to Masses

クアトロ着いたらコレの途中でした。

んーとテクノっぽい構造のポストロックかなぁ?死ぬほど混んでて最初見えなかったんだけど3人組のインストバンド。結構メロディーが良くて気に入りました。

「65daysofstaticに似てるー」とか思ったんだけど、調べてみたらこっちのバンドの方が先でした。

As Meias

こないだCD買って結構気になってたバンド。元There is A Light That Never Goes Outで現Zの魚頭さんとゆー方がギターをお弾いています。

CDに入ってる曲とあと新曲を何曲か。やっぱり魚頭さんのザクザクとしたギターが良いです(今度Zも見に行ってみようと思います)

エモなのですけど変拍子アリアリで、上モノとリズムのアクセントが全然違ってたりと色々凝ってますた。

  • 高橋良和 (vocals,guitars)
  • 魚頭圭 (guitars)
  • 磯貝 (bass)
  • 塚本純 (drums)

( http://www.catune.com/asmeias/ )

Don Caballero

で、よーやくDon Caballero(21:30過ぎだったよーな)

Don Caballeroは現BattlesのIan Williamsが居たアメリカの変態変拍子ギターインストバンドです。

なんだかいつの間にか復活して(オリジナルメンバーはドラムのDamon Cheだけ)いつの間にか来日って事になってて、俺驚いてライブ行ってみた。って感じです。

もちろんナマで見るのは初めてなのですが、なんて言うか堂に入った変態音楽っぷりでした。よくあんなイカれたリフの曲ばっかし書けるもんだと思いました。ライブ半ばくらいで俺の変態音楽のキャパシティーをオーバーして、後半はちょっとボーっとしながら観戦。

ギターも面白かった(ループサンプラーってあんなにカッチリ合わせられるんだ)んですけど、やっぱりオリジナルメンバーのドラムが凄かったんです。何か「常に俺は正しい」っていうオーラを感じました。

・・・しかし何故かれはあんなに何回もスティックを飛ばしますか?ひょっとしてアレは持ちネタなの?それとも手から何か変な脂でも分泌してるの?

ちなみにトリオ編成。あれ?こないだのCDでは4人だったよな、誰来なかったんだろ・・・?

  • Damon Che (drums)
  • Jason Jouver (bass)
  • ???? (guitars)

( http://www.myspace.com/doncaballeropgh )

2007/03/02 Trad Gras och Stenar @初台DOORS

でー行ってきました。Trad,Gras Och Stenarの奇跡の来日、もー絶対次は無いだろうと思います。記念に行ってきました。

流石に7時のスタートには間に合わず、ドアーズ付いたらアシッドマザーズがはじまってました。

Acid Mother Temple & The Melting Paraiso U.F.O.

  • 川端一 (guitars)
  • 北川ハオ (voice,thermin)
  • 津山篤 (bass,voice)
  • 東洋之 (synthesizers,guitars)
  • 志村浩二 (drums)

「東京キライ」っつーことで関東でやるのは7年ぶりくらいみたいです。相変わらず凄い音圧。

日本唯一のサイケデリックスペースロック。やっぱり格好イイです。途中でフェアポートの「Matty Groves」みたいな曲だなーとか思ったら・・・そっか津山さんが入ってたのか。

Trad,Gras och Stenar

  • Anders Persson (guitars,vocals)
  • Jakob Sjoholm (guitars,vocals)
  • Torbjorn Abelli (bass,vocals)
  • Thomas Mera Garts (drums,vocals)

70年台に活動してたスウェーデンのサイケバンド。といってもそんなに詳しくはないのですが、33年ぶりくらいの再活動みたいです。プログレの人でも実際CD持ってる人少ないんじゃないかなぁ。

ま、そんな訳で見事にお爺ちゃん×4で、ユルユルのサイケ風セッション。一瞬帰ろうかと思ったけど、折角なので最後まで見て行きました。途中で川端さんと何かシンセの外人(Jim O’Rourkeだった)入ったあたりかちょっと持ち直した。シンセ全然聴こえなかったけど・・・EMSのSYNTHI-AKSの実機が見れて嬉しかった。

ちなみにAKSってのはこんなの→ http://home.att.ne.jp/yellow/fiveg/museum/aks.html

なんかスパイグッズみたいで格好イイ、使わないけど欲しいな。

2006/11/29 Richard Pinhas Band,etc @池袋LIVE-INN ROSA

今回のRichard Pinhas Band (ex-HELDON)の来日の中で一番安くてお徳感漂うライブに行ってきましたよ。色々見れるしね。

Ahru (RUK)

最初の告知ではRUKになってたと思うのですけど・・・なんだかメンバーチェンジしてバンド名変わったみたい。池袋降りてROSAとは逆の方に出て迷ってたので、これは後半しか見れませんでした。

んー、ベースの人がベリベリバリバリ弾いてて気持ち良いです。

( http://www.geocities.jp/ruk_death/ )

Optorum

蛍光灯ロックバンド。「ピカピカ・ガビビビビビ・ズダダダダ」って感じ。なんかもー見てるだけで感電しそー。

( http://mypage.odn.ne.jp/home/sounddesign )

Cherno

・・・・ごめん、やっぱし無理。生ドラム入れないとダメだと思うけどなー。

Pochakaite Malko

12月にミニアルバムが出るとか。最近どんどんヘヴィな感じになってます。ちょっと壷井さんがソロ取りすぎな気もしましたけど、やっぱし格好イイな。

1stも紙ジャケ再発だとかで、久々に古い曲を聴きました。「不整脈」が格好良かった。

( http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~pochamal/pochakaite_malko/ )

Richard Pinhas Band

えーとRichard Pinhasはフランスのエレクトロ/プログレのHELDONっていうユニットをやってた人。ストイックなエレクトロニクス曲の上にRobert Frippみたいなギターが鳴るような音楽をやってる人です。初来日。

と言ってもそんなに詳しいわけではなく70年代のHELDONくらいしか聴いた事が無くて、最近どんなか全然知りませんでした。

そんなワケでそれ程期待してなかったのですけど、これが意外と良かったです。

ギターの音のアンビエントっぽいループから徐々にギターの音が入ってきて、ゴリゴリしたシーケンスと共に一気にフリップっぽいギターを弾きまくり・・・いやーテンション上がります。昔のHELDONしか聴いた事無くてもほとんど違和感無かったです。Antoine Paganottiのタイトなドラムも効果的で良かったです。

アンコールはFripp/Enoみたいなギターのループから結構早めの展開。20分くらいやってたかな?

で思わず来日記念の表と裏でCD/DVDになってるヤツ買ってきて、今PCで聴こうと思ったら2枚分くっついてて厚くてドライブに入りませんでした。トレイタイプじゃなきゃダメなのね。

  • Richard Pinhas (guitars,electronics)
  • Jerome Schmidt (computer)
  • Antoine Paganotti (drums)