電子音楽 In The [Lost] World

今日タワレコ行ったらこんなのが出てました。「電子音楽 IN JAPAN」の田中雄二さんの電子音楽ディスクガイド本です。

音楽雑誌とかディスクガイド本なんてほとんど買わないんですけど、この人の本だけは別。

てなわけで「電子音楽 in Japan」の田中雄ニさんの本を買ってきました。

相変わらずの物凄い資料性、電子音楽だけで1600枚分一人でガイド書いてるって凄ぇよな。

当時見てた人は多いんじゃないかと思うんですけど、電子音楽インジャパンのweb版が有って「これタダで読んじゃってイイのか?」って思うほど凄いサイトで。あーゆー資料価値高いサイトって最近あまり無いような気がします。

こーゆーディスクガイドものって、複数人が入り混じってレビュー書いてる場合が多いけど、一人の人が書いてた方が価値観が統一されててイイよなぁ、と思います。

音楽雑誌とか読まないでwebに情報頼るのはそういう風に思ってる所もあって、レビュー書いてる人がどーゆー趣味嗜好を持ってるのかわからないと判断のしようが無くて。webだと基本的にその人が前に書いたモノを読めば大体の指向がわかるので・・・必ずしも紙媒体よりもwebを信用してるわけじゃないんですけど、webだとバックグラウンドを調べやすいので。

とりあえず個人的にはJapanese Techno Popの45ページ分だけでも買う価値ありました。

あ、初版にはヤン富田の8cmCDと8cmDVDがついてます。

電子音楽 In The(Lost)World 

Fred Frith/Gravity

Fred Frithの1980年リリース。オリジナルはレジデンツ(目玉オヤジーズ)のRalphrレコードからのリリース。

旧A面はSamla Mammas Mannaとの演奏。旧B面はMuffins(Tom Scottいないけど)との演奏。んでAksak MaboulのMarc Hollanderが前面参加。メンツ見ただけでも買っちゃいますよ。

民族音楽っぽいモチーフに、不思議なダンス音楽(踊れないと思うけど)を演奏してます。Henry Cow~Art Bearsでの極限まで研ぎ澄まされたよーな雰囲気からは離れて、とても可愛い作品になってます。

Ralphレコードからは、Etron Fou Leloublan/Massacare参加の「Speechless」(1981)とフリスの宅録ポップスの「Cheap at Half the Price」(1983)が出ています。どちらもちょっと面白そうだなとか。

(asin:B0000668LJ)

2005/03/11 Red Krayola,Thermo,テニスコーツ @ 横浜Thumb’s Up

えーととりあえず、ヘロヘロなのでメモ程度に。

Thermo

途中から見ました、ドラムとエフェクト。まるでボーカルの無いSilver Apples。んでもあんなズンドコしたドラムでなくって、小技が効いてて面白いの。アルバム聴いてみたくなったな、山本直樹のジャケのヤツ買ってみようかしらん。

  1. [tag]君島結[/tag] (effects,electronics)
  2. [tag]須藤俊明[/tag] (drums)

(http://www.viscolab.com/thermo/)

テニスコーツ

こないだ買った1stがとても良かったのでライヴを見てみたかったのです。マヘル絡みって事しか知らなかったんだけど。

ライヴでは稚拙さと純粋さとって感じ、ちょっとそーゆーのを演出してる所も感じたけど、やっぱり好きかもしれない。

  1. [tag]植野隆司[/tag]
  2. さや (vocals,keyboards)
  3. ??
  4. ??

(http://www.tenniscoats.com/tennis.html)

Red Krayola

実はよく知らなかったりもするのですけど。3ピースでギターがザクザクしてて、もー。

少なくとも60過ぎのオッサンの音楽では無いと思うのですけど、どーなんですか?すげぇ。

  1. Mayo Thompson (guitars,vocals)
  2. Tom Watson (guitars,vocals)
  3. George Hurley (drums)

あ、一緒のテーブルに座った外人が面白かった。なんか25年前にRed Krayolaをイギリスで見たとかそーゆー。話してみたらやっぱりマニアックなの、全くもー。

工作舎のスタッフでコラム書いてるとか。

2005/03/08 江藤直子セッション @西荻窪アケタの店

UBiK(NaO2)、Giulietta Machineの江藤直子さんのライヴです。

とりあえずGiulietta Machineについては(http://www.o2-m.com/g-machine/)

江藤直子さんはNOVO TONOとか谷山浩子さんとか、最近は大友良英さんの映画音楽でよく名前を見かけます。大津真さんは、Phewとか橋本一子さんとかSunset Kidsとか。藤井信雄さんはDCPRGとか、基本的にはジャズの人なのかな?。西村雄介さん(http://www.yupin.org)はスターリン、NOVO TONO、MOSTなど。

前に見たときはGiulietta Machineの1stが出た直後で、西村さん抜きの編成でした。ベース入ってとても締まるようになったかなとか。

何ていうか、どんな人にどーやって勧めたらよいか全然分からないような微妙な世界なのですが、絶妙な微妙なステキさっていうか・・・やっぱ何て言っていいか分からない、アンビエントジャズ?アヴァンギャルド?ポストロック?まぁ何でもイイんですけど、個人的にはとても好きなユニットです。

今回は江藤さんがNord Electroを導入したみたいで、コレ使った曲がカッチョ良かった。特に一部の最後「Tudo」の前にやった曲、ソフトマシーンを格好良くしたよーな感じの。Giulietta Machineの2ndには入のかな?そうそう、Giulietta Machineの2ndが7月くらいに出るそうです。

  • [tag]江藤直子[/tag] (piano,MS-2000,Nord Electro2,voice)
  • [tag]大津真[/tag] (PowerBook,guitars)
  • [tag]藤井信雄[/tag] (drums)
  • [tag]西村雄介[/tag] (bass)

2005/03/03 NATSUMEN @代々木Zher The Zoo

そんな訳で、レコ発って事でNATSUMEN初の?ワンマンライヴ。チケットは完売だそーで、行ってみたら長蛇の列が出来てます。その長蛇の列の後ろに並んだら横にコスプレメイド喫茶がありました、一瞬行きたくなりましたが、その長蛇の列から2人ほど入っていきました。

まぁそんなことはどーでも良くって、いやもー今回は良かった!と、思う。少なくとも今のメンバーになってから見たライヴでは一番かも。

で、セットリストはよく覚えてないので、やったかなと思われる曲をつらつらと。

えーと、アンコールも一曲。ディディッドゥ・ディディッドゥってヤツなんか聴いたこと有るような気もするんだけど。

  • Whole Lotta Summer
  • Septemujina
  • Pills to kill ma August
  • Surf The End
  • Newsummerboy
  • Sonata of The Summer
  • Akiraujina

「Surf The End」では謎の女子高生フルート奏者も参加、あの轟音の中ではフルートのおと聴きとリにくかったけど、最後が一瞬FOCUSっぽかった。

あーあと「Septemujina」が前聞いたときよりも格好良くなってる。あと「Akiramujina」はやっぱりイイな。

あ、このライヴハウス出入口が狭くて(しかもポスターとか売ってたから)ライヴ終わっても全然外出れませんでした。

ちなみに次回は5/24@渋谷クアトロ、ちょっと前にNESTとかでやってた頃からは信じられないくらいの盛り上がりですねー。まー格好イイからなぁ。

タワレコ渋谷

NATSUMENの新譜を買いにタワレコ渋谷へ。1階にいたらaikoの新譜が出てて、シングルの三国駅が結構好きな感じだったのでポップの前で試聴してました。

なんだか、可愛い店員が後ろから回りこんでこっち見てる・・・

とか思ったらaiko本人!

あんましビックリして10cmくらい後ろずさっちゃいました。

タワレコのエプロン付けてるから一瞬わかんなかった、ポップの写真と見比べたりしてて。

なんかとても可愛かったのでaikoの新譜も買ってきちゃいました。

NHK歌謡コンサート

[曲 目]

1 夜桜お七 坂本冬美

2 ココロツタエ 夏川りみ

3 旅路川 真木ことみ

4 「春ときめきメドレー」 小林幸子、坂本冬美、天童よしみ

5 「Heaven 2005」 イ・ジョンヒョン

6 天城越え 石川さゆり

7 未・来・形 小野真弓

8 男の夜明け 天童よしみ

9 越後絶唱 小林幸子

小野真弓・・・この面子の中で・・・

2005/02/19 KILLING TIME @渋谷ツインズよしはし

てな訳で、友達の結婚式ニ次会(のようなモノ)で恵比寿ZESTで酒飲んで散会。その時19:30くらいで「ひょっとしてKILLING TIME間に合うんじゃねーの?」と思い直して行ってきました。

着いたときには1st setは終わってたのですが、2nd setは見れました。

結婚式+2次会で既に飲んでたのでウロ覚えですけど、2nd setはこんな感じだったかな?

  1. (新曲)
  2. 8687
  3. VACATONO (奴隷の恩返し)
  4. SALON (Upon Hearing)
  5. PERU
  6. EBRIO (アンコール)
  • [tag]板倉文[/tag] (guitars)
  • [tag]清水一登[/tag] (piano)
  • Ma*To (tabla,synthesizers)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • MECKEN (bass)

今回はWhacho抜きで、その分Ma*Toさんがシンセでパーカッションの音をドドツパと出しておりました。

最初の曲は新曲みたい、何かミニマルなピアノフレーズに不思議な上モノの音。メロディアスなんだけどミニマル。少しECMみたいな雰囲気。

あー、あと何かここのハコの音の聞こえ方が好きかも。JIROKICHIなんかよりもイイんじゃないかなとか思います。板倉さんのギターの音も清水さんのピアノの音も凄く素直に聞こえます。

毎回(ってほど頻繁にライヴしてる訳じゃないけど)思うんですけど、やっぱりこのバンドだけは特別。曲がイイってのは勿論有るんですけど、何度見てもメンバーのキャラクターが伝わってくるような演奏で。こんだけキャラ立ってて全体としても面白いなんてねぇ、稀有のバランスの音楽って言ってもいいんじゃないかなぁ。

ほんとに、愉しい、音楽だなと、思うわけです。次はムーンライダーズ・カーネーションとの対バン4/22。クロスオーバージャパン6/4。だとか。

あ、来月アルバム再発が有りますので、もし聴いたことない方居たら買うように。ってか買え。

2005/02/12 MAN DRIVE TRANCE @ 恵比寿LIQUID ROOM

えーとアレだ、ちょっと今時間が無いのでさらっと。

NATSUMEN

今回ちょっと驚いたのが「Sonata of Summer」の中間部のフリーっぽい演奏の所、テキトーにやってるのかと思ったら「KILL yOUR SUMMER」のライヴ音源とほぼ同じ演奏。アレ全部決まってるのかと思うと逆に凄い

あと、アインのMCがたどたどしくて可愛い件に付いて。

「Akiramujina」は良かったけど、全体的には前見た時の方がテンション高かったよーな気がします。そいえば「newsummerboy」やらないのかよ。

  1. Pills To Kill Ma August
  2. ???
  3. Whole Lotta Summer
  4. Sonata of Summer
  5. Akiramujina
  • [tag]アイン[/tag] (guitars)
  • [tag]A.S.E[/tag] (guitars)
  • マシタ (drums)
  • 山本昌史 (bass)
  • 蔦谷好位置 (keyboards)
  • 加藤雄一郎 (sax)
  • 稲田貴貞 (sax)
  • 柿沢健司 (trumpet)

Joseph Nothing

パス

ROVO

曲名、よくわからんんかったので、やったと思われる曲。何曲か忘れてるよーな。「LOQUIX」のギターが好きです。

中西さん抜けて初ライヴみたいです。確実に一人分音少ないのはちょっと寂しい感じ。

アンコール前の曲「確かコレは1stの~」とか思ってて・・・たぶん「CISCO!」だと思います。なんかコレ格好良かったなぁ。

  • CANVAS
  • LOQUIX
  • (ビリンバウとか)
  • REOM
  • SUKHNA
  • CISCO!
  • (アンコール)
  • [tag]勝井祐二[/tag] (violin)
  • [tag]山本精一[/tag] (guitars)
  • [tag]益子樹[/tag] (keyboards)
  • [tag]芳垣安洋[/tag] (drums,percussions)
  • [tag]岡部洋一[/tag] (drums,percussions)
  • [tag]原田仁[/tag] (bass,didjridoo)