2008/11/28 KON-RIN-ZAI #5 @高円寺Show Boat

マニアオルガン

えーと数年ぶりに見たように思います。うわー相変わらずーな感じの景気の良い変態音楽です。1曲のみ15分くらいの演奏でしたが、ちょくちょく出てくるカッコイイ展開を必ず20秒以内に「ズギュギュギュギュ」とブチ壊します。
いやドラムとか凄いんですけどねー、その前に笑っちゃいます。 

 桑島伸一 (bass,voice)
 夘木英治 (drums,voice)

http://www.geocities.jp/maniaorgan/

GREEN MILK FROM THE PLANET ORANGE

プログレ・・・・かなぁ?1セット1曲。MOGWAIみたいに始まってテンション上げつつちょっと70年代っぽいギターを鳴らしてます。
ギターとベースの人が椅子の上に上がって、クリムゾンの21世紀の最後の所みたいな展開になったから「終るのかなー?」って思ってたら、そのまま曲後半になっててちょっと可笑しかったです。
悪くないけどもーちょいベースの人が上手ければなぁ・・・ 

 dead k (guitars,vocals)
 Margarette H (bass)
 A (drums,vocals) 

http://www.myspace.com/gmftpo

te_ri

1stは聴いていたのですが、ナマで見るのは初めて。いやー格好イイなぁ、これ。
シャープで細かいドラムに、すごい理数系な感じにリズムをずらしてく感じのギター。1曲目聞いたときにはhellaとかBattlesみたいな音かなーと思ってたんですけど、 ドラムとギターがパキっとつながる瞬間は正方分割のパズルみたいで凄く気持ちの良いモノでした。Tipographicaの1stに似たような感覚かなぁ。
4曲中の最後の曲はちょっと雰囲気が違ってて、 ちょっと叙景的なエモみたいな感じも。あの路線でも良いよなーとか。

 村上巨樹 (guitars)
 片山貴志 (drums)

http://www.myspace.com/teritokyo

植村昌弘ソロ

MUMUとかLovejoyとかGround-Zeroとか色んなセッションとかで見ていますがソロでの演奏は初めて見ます。
基本的にはPCの音源同期でのドラム演奏。1曲目はソロアルバム「1999」の1曲目でもある「役人 #12」
2曲目は何か上野耕路みたいなピアノループに徐々にドラムを重ねてく曲、結構長かったのですがコレが後半は物凄いドラムの密度になっていて・・・凄かったです。
んで最後にP.O.Nの頃よくやっていた「GU #2」のソロバージョン。いやこの曲聴くの10年ぶりくらいでしたけど凄い良かったです・・・というかこんな曲久々でよく演奏できるな。

1. 役人 #12
2.
3. GU #2

 植村昌弘 (drums,computer)

http://skmt.cooktone.com/mumu.html

る*しろう

今日のライブは頭おかしーバンドばかりなのですが、そんな中でもやっぱりこの人たちは何かヘン。あと変態ドラマーばっかしだったのですけど菅沼さんとかも・・・「ヌマザパ」とかドラムソロの上で鍵盤とギターが踊ってるよーな曲だなとか改めて。
何かもー即興の割合が上がってるような・・・「鳥」とかほとんど別モノ 、最後の美也子さんのヤケクソみたいなボイスが何かヤバイ人みたいで最高でした。

1. TOTOレシピ
2. くねり腰
3. ドラムソロ~ヌマザパ
4. 鳥
5. ハイボール
6. 鳩

 金澤美也子 (piano,voice)
 井筒好治 (guitars,voice)
 菅沼道昭 (rums,voice)

http://www7.ocn.ne.jp/~tolsilo/
http://jp.myspace.com/silole

最近買ったCDとか

なんか脈絡の無いセレクトですんません。
・・・wordpressのテンプレvicunaに変えたらimageの配置がなんかおかしくなったので、画像なし。

Camel / Breathless (1978)

何を今更・・・とか言われそうな。LPでは持ってたんですけど引越しのときに手放しちゃって、なんとなく聴きたくなって。この時期はCaravan/Hatfield and the NorthのRichard Sinclair加入してカンタベリーポップな所が非常に魅力。Mel Collinsも非常にイイ味出してるのですが、故Peter Bardensの演奏がとても良いです。久々に聴いたのですが、ラス曲「Rainbow’s End」とかちょっとグッとくるものがあります。

Os Mutantes / Tecnicolor (1990)

タワレコの半額ワゴンその1、ムタンチスのお蔵入り音源。サイケ色は控えめ、その代わりすんごくポップス。12曲目がシャバダバコーラスしてるのに、バックがまるでYesで面白い。

Synapse / Raw (2005)

タワレコの半額ワゴンその2、元After DinnerのHACOさんとイクエモリ、恩田晃さんの3人によるユニット。
実験エレクトロなんですが、なんか即興のCD聴いてる感じ。ゲストに内橋和久さん。

ナスノミツル / prequel oct.1998-mar.1999+1 (2008)

こないだの秋葉Goodmanでの是巨人+内橋和久のライブの時の物販にて。ゲストに大友良英とか田中悠美子とか磯田修とか益子樹とか。
Alteredとか是巨人とかunbeltipoみたいなのを期待すると肩透かしかも。なんつーかドイツニューウェイブ(Holger HillerとかDie Kruppsとか)みたいな感触の音です。こないだ再発された「Kyoto Night」のSchwarz(ナスノさんの初レコーディング音源)の方が近いかも。

Real Ax Band / Move Your Ass In Time (1977)

amazonその1、ドイツの暑苦しい系ジャズロックバンド。ファンクとかアフロとか混ぜこぜにしたよな・・・時代的にはクロスオーバーなのでしょうけど、洗練されてないにも程がある(まぁソレがイイんですが)

菊田裕樹 / NICE LIFE AS WIFE

amazonその2、えーと「聖剣伝説」とかのゲーム音楽作ってた方のアルバム。コレは「に〜づまはセーラー服」ってエロゲのサントラをアルバムにして再発したもの。
・・・いやその、このエロゲはやったこと無いのですけど、変拍子系プログレテクノみたいな感じが妙でイカス。

Banda Hermetica / El calendario de los sonidos (2006)

amazonで売ってなかったのでEL ARRULOで通販しました。アルゼンチンのグループです。

バンド名の通りHermeto Pascoalリスペクトーな感じの人たちです。パスコアルの「Calendario do som」(パスコアルが1日1曲-1年合計366曲作っちゃった譜面集)からの選曲になってます。
Calendario do somといえばパスコアル直系Itibere Orquestra Familiaもこの譜面からアルバムを作ってましたが、ちょっとこっちの方が生真面目な感じかなーとか思います。もーちょい自己主張してもイイのに。そいえば「12 de Octubre」では、Mono Fontanaが参加してます。

とりあえずパスコアル好きな人は是非チェックしてみてくださいな。

↓いきなり音出るので注意
( http://www.bandahermetica.com.ar/ )
( http://www.myspace.com/bandahermetica )

Banda Hermetica

2008/11/21 是巨人+内橋和久 @秋葉原CLUB GOODMAN

まぁなんつーかいつもの面子といえばいつもの面子。内橋さん見るのは久々だったかな? 

内橋和久+鬼怒無月

ちょっと長めの即興2曲。この組み合わせを見るのは初めてでしたが、いやなんだか静謐な感じから始まっていってジワジワと気持ちの良いアンサンブルに。ギター2本だけとは思えない。途中FRIPP&ENO(・・・っていうかギター2本だからFRIPP&FRIPPか)みたいな感じにも。 
 内橋和久 (guitars) 
 鬼怒無月 (guitars) 

内橋和久+吉田達也

で、さっきとは一転「ズダダダダダ+ピギョー」っていう世界。杉並区の細道を90km/hで駆け抜けてく(時々色んなものにぶつかる)よーなインプロ。立ち上がりの早さが凄いです。 
 内橋和久 (guitars) 
 吉田達也 (drums,voice) 

是巨人

今回はDVD撮影してるとゆーことで、何か鬼怒さんが緊張してるとか。えーと曲目は「Lebanon」「Isotope」「Nervecell」とか・・・いつもよりカッチリしてたかなぁ?Nervecellちょっとテンポ遅めだったかな?後半の曲が格好よかったのですけど、ちょっと曲名分からず。 
最後の「詩人と農夫」聴いてたら、このバンドって新しい曲ほどややこしくなってるよな気がしてきました。変なリフ一発だけの曲とかも楽しいと思うんですけどねー。 

最近トークの冴えるナスノさんが今日も喋る喋る。話す内容は「シカゴのカバーが大変だったからブルーベリーが半額になってた」とかそーゆーのですが。「ナスノミツルお喋りCD」は流石に要らないけど、もし次のソロアルバムだすなら全部の曲間に「ナスノミツルのちょっとイイ話#1〜9」とかお喋りトラックとか入れとけばイイと思うんだ。もしくは初回特典CD-R「ナスノミツルのすべらない話」とか付けるとか。 
 吉田達也 (drums,voice) 
 鬼怒無月 (guitars) 
 ナスノミツル (bass) 

全員セッション

で、内橋さんを加えて全員セッション。最初のセットとかは「曲か?」と思うくらい構成されてました。 
アンコールで「Jackson」(ナスノさんが是巨人の時のMCでネタバラシ済)をやる前: 
 内橋さん「コード何?」 
 鬼怒さん「B・・・みたいな、竹中正義みたいな所がB」 
とかいう会話。アレは竹中正義みたいだったんだ!そして「Jackson」の演奏に突入。内橋さんの出す音ほぼ全部飛び道具系 いやー可笑しかったです。 
 吉田達也 (drums,voice) 
 鬼怒無月 (guitars) 
 内橋和久 (guitars) 
 ナスノミツル (bass) 

あと会場内の転換の時にずーっとSoft MachineのDVD掛かってた。アレ欲しいな。

2008/11/16 Lovejoy @吉祥寺MANDA-LA2

今日はコレを見に行くか、代官山のD-DAYと福原まりを見に行くか、江古田のFLAT122を見に行くか、出かける直前まで迷っていたのですが、物凄く久しく見ていないのでbikkeさんのLovejoyを見に行く事に。

Lovejoyってのは、元Aunt-Sallyのbikkeさんのバンド。下記のような手練のミュージシャンが、まるで初めてのバンドみたいに「良いウタを良い演奏で」ってそれだけのためのよーなバンド。結成17年。
今回は3rdアルバム「あの場所へ」のレコ発ライブ。前作「かけがえのないひととき」が2005年だったから、3年ぶりのアルバムになります。前見たライブはいつだったっけ・・・2006年の円盤ジャンボリーが最後かも。

bikkeの歌も近藤さんの鍵盤も植村さんのドラムも松永さんのベースも服部さんのギターも、全部一つの方向向いてるようで何か物凄く気持ちの良い感じです。個人的には近藤達郎さんのコーラス好きだったりとか、bikkeさんがAunt-Sallyの頃みたいな(というかDNAのArto Lindsayみたいな)ギター弾いてるのが可笑しかったりとか。
セットリストはちょっと思い出せないのですけど「ゼロ」「そこに行くのだ」とか胸のすくよーな気分になりました。(訂正:「ゼロ」じゃなくて「そこに行くのだ」の勘違い・・・恥ずかしいなぁ)
新譜(一般発売は12/7みたい)の最後に入ってる「さよなら!」も可愛くて楽しい曲、新譜にも収録されてる「オレンジ」(作業の手が止まるくらい好きな曲)とかも凄く良かったです。

1st set: 
1. プロペラ 
2. MANNA 
3. 世界でいちばん好きな顔 
4. しあわせは自分で決める 
5. いつもすてき 
6. カナン 
7. 春 
8. 夕雲 

2nd set: 
1. 富士 
2. 君の名を呼ぶとき 
3. オレンジ 
4. 日々の彼方 
5. Once more please! 
6. さよなら! 
7. そこに行くのだ 
8. sign 

encore: 
1. 野の人の野のうた 
2. at home 

 bikke (vocals,guitars)
 近藤達郎 (piano,keyboards,accordion,chorus)
 松永孝義 (bass)
 服部夏樹 (guitars,steel guitar)
 植村昌弘 (drums)

http://www.netlaputa.ne.jp/~kndt/LovejoyJ.html )
http://ljbk.exblog.jp/ )

2008/11/14 福間未紗 @吉祥寺MANDA-LA2

何年ぶりだろう?福間未紗さんのソロライブ。2001/11/9の高円寺marbletron以来かな。mixiの福間未紗コミュに入ってなかったらこのライブの情報気付かなかったかもしれない。

前半は福間さん一人で淡々と、あっちゅーまに休憩。んでも「クロアゲハ」を演ってくれたのが嬉しかったです。
後半は2曲目以降、友沢ミミヨさんと若林チカさんがゲスト。「RISU」の再現(「RISU」は見たこと無いのですが)、大正琴の神経質な音が面白いです。
「ユリの丘」では知久寿焼さんも参加、コーラスがとても良い感じ。その後はまた福間さん一人での演奏・・・「落ち葉」の間奏では居ないはずのピアニカの音が聴こえてきた気がしました。

福間さん聴いたことない人にどんな感じなのか説明するのはちょっと難しいのですが・・・すごく独特な感じのシンガーソングライターで、ヤバイ位繊細な感じとちょっとのんびりした雰囲気が共存してるっていうか・・・まぁその、他に代わりのないような存在だったりします。また活動再開してくれてほんとに嬉しいです。

次のライブは12月に下北沢lete、来年1月にはまた吉祥寺MANDA-LA2でのライブの予定があるみたいです。また斉藤哲也さんと一緒にやってるのが見たいな。

セットリストはたぶん↓みたいな感じだったかと思います。ひょっとしたら間違ってるかもしんないけど。

1st set:
1. チクタク
2. (・・・・何だっけな?)
3. カプセル
4. 風車
5. 窓アカリ
6. クロアゲハ

2nd set:
1. 見つける
2. ねじ (w/友沢,若林)
3. 満月 (w/友沢,若林)
4. メビウスアイロン (w/友沢,若林)
5. ユリの丘 (全員)
6. 夏の星座
7. 落ち葉
8. 青い夜

encore:
1. 押し花 (w/知久)
2. 楽しい円盤旅行 (全員)

 福間未紗 (vocals,guitars)

 若林チカ (percussions)
 友沢ミミヨ (大正琴)
 知久寿焼 (ukulele,harmonica,vocals)

( http://ameblo.jp/maam33/ )

Asturias / In Search of the Soul Trees (2008)

soultrees_jacket1.jpg
こないだの高円寺MISSION’Sで早速買ってきたAsturiasの新譜です。いやなんだかコレがもーかなり凄くって。

個人的な話、Asturiasは高校の頃かな?レンタルCD屋さんで「Circle in the Forest」を借りてハマって、3rdの「Cryptogam Illusion」が出た頃はリアルタイムで聴いてて・・・一応古いファンになるのかな?自分のページ見たフランス人の方に「自分はAsturiasのファンなんだが、Yoh Oyamaの連絡先を知らないか?」とかメールで聴かれたりとかして、Asturiasのサイト作ってるのがその方だと思うのですが、確かそれが6,7年前のことだったと思います。

で、多重録音でのAsturiasの新譜。#1-5,#6-10で2つの大曲に分かれるMike Oldfieldの初期3枚と同じ編成になってます。大山さん自身が「現代のTubular Bells」と言っているように、今までのどのアルバムよりも直接的にMike Oldfieldの影響を隠さない内容になっています。
んで、Mike Oldfieldのパクリみたいなアルバムなのかというと全然そうではなくて(というか、あんなアルバムをパクるなんて労力に見合わないことも無いと思いますし)一つ一つのパーツを試行錯誤しながら緻密に作っていったんだなと思わせるような、70年代のプログレの魅力を持ちつつも新しい音楽になってます。
ちょっと前に「Fate/Zero image soundtrack」ってアルバムが出ていて、その中の「The Lancer」って曲は今までのAsturias(っていうか大山さん)らしくもなく、吹っ切れたよーな格好良いプログレ曲で。今回はそれを上回るよーな物凄い密度のアルバムになってました。正直まさかここまでの内容だとは思ってなかったのですがー。

#1「sprits – 精霊の踊り」 緊張感のあるミニマムなフレーズからアコースティックな楽器が重なっていきます、この感じはAcoustic Asturiasでの経験が活かされてるのかな?Mellotronは新月の花本さん。そのままの流れで#2「revelation – 啓示」へ、ミニマルな流れからリズム体が入ってくるところが異様に格好よいです。
#3「reincarnation – 輪廻転生」 Flat122の平田さんによるギターが入っています。このアルバムでは新月の津田さんとLu7の栗田さんの3人の特徴的なギターの方がゲスト参加されてますが、それぞれ持ち味を発揮しつつも全体のパーツとして機能している感じが面白いです。
#4「fountain – 源流」 いやもうココは結構もろMike Oldfieldです。んで次曲に繋ぐ辺りはAsturiasっぽいメロディーだなと思います。
#5「woods – 迷いの森」 えと「Lamento」ってゲームの曲(コレのサントラも半分くらい大山さんが担当していて、結構面白いです)からです。ギターはLu7の栗原さん。Holdsworthっぽいギターと伊藤さんのバイオリンとの掛け合いが妖しい雰囲気で面白いです。

こっからが第二部、#6「pilgrimage – 巡礼」 シャマナシャマナとゆーゲームの曲(前作の「Lumisous Flower」もこのゲームで使われてたのが原曲)、確かにゲームでも使われてましたがアルバムのこの流れで聴くと全く違和感なく一つのピースとしてハマっていて。ギターは新月の津田さん、ロングトーンの気持ち良さは流石だなー。
#7「Paradise – 雲上の楽園」 ですけど、これ聞いて最初に思い出したのが「Anthony Phillip / Slow Dance」確かアレもA/B面一曲ずつのアルバムで、コレも凄い名盤だと個人的には思ってるのですが、あのアルバムの静謐ながらもエモーショナルな感じが感じがこの曲にも有って。
#8「storm – 嵐」 Asturiasとしはちょっと珍しい、畳み掛けるよなプログレ曲です。この曲だけでも2,3曲作れそうな密度です。
#9「soul trees – 木霊」 このアルバムのハイライト、10分を超えますが緊張感を保ったまま最後まで行きます。バイオリンは初期Acousitc Asturiasの北辻さん、この人の切れの有る演奏はやっぱりイイよなぁぁ。#10はこないだのライブでも聴きましたが津田さんばりのロングトーンのギターとピアノでアルバムを締めます。このギターが大山さんだとすると、Nitro+系のサントラで今まで「津田さんが弾いてんじゃねえの?」とか思ってたのは全部大山さんだった可能性が・・・

まぁその個人的には思わずほぼ全曲のコメントを書いちゃうくらいの内容でした。こないだのライブで「アルバム再現するには20人くらい集めなきゃならないので・・・」とか仰ってましたが、そんなの是非実現させて欲しいです。Mike Oldfieldもやってたし。
そうそう、ゲーム関係のサントラの話で。Acoustic Asturiasでも演奏されている「神の摂理に挑む者達」という曲(デモンベインとゆーNitro+のゲームが原曲)があるのですが、いとうかなこさんが歌っているボーカルバージョンが収録されたベストアルバムが12/10に発売されるみたいです。いやこのボーカルバージョンが凄く格好よくって。ちなみにこのアルバムの中では「籠の鳥の孤独(神樹の館)」「静かなるMoon sign(シャマナシャマナ)」「Heartbreaking Romance(破天荒遊戯)」とかも大山さん作曲だったりします。気になる方とかNitro+のゲーム好きな方(俺だ俺)は是非。

2008/11/09 Acoustic Asturias @高円寺MISSION’S

ポセイドンフェス2週目、Asturiasの新譜発売(ライブはAcoustic Asturiasですけど)

自分はライブを見るのが結構久々なもので、伊藤恭子さんが加入してからは初めて見ます。いやーこの人凄い上手いですねー、クラシック畑の方みたいですが細かいアクセントとか凄く繊細な感じで。
新譜は多重録音モノなのですが、アコアス用にアレンジし直してアルバムの中から2曲演奏。

2nd setでは筒井さんの「絵本の音楽」だっけな?ちょっとモンゴルっぽい感じの曲。「Perpetual Motion」は大山さんの新曲とのこと、難しくて今までナカナカ出来なかったとか・・・確かにコレは。
「Luminous Flower」って確かゲームの中の曲だったよね?Nitro+じゃなくて・・・なんだっけな?この曲好きなんだよな。

アンコールは新譜のラス曲を大山さんのエレキギターと川越さんのピアノで演奏。大山さん、人前でエレキギターを弾くのは高校生以来とか・・・っていうか物凄く津田治彦さんな音。
で最後の最後に「神の摂理に挑む者達」を演奏。この曲がアコアスで出来るなら「血闘のアンビバレンス」とかもやってくれないかなー(どちらもNitro+のデモンベインの曲)いや勿論エレアスでも良いのだけど。

チェンバーというか何と言うか、いやプログレっぽいっちゃプログレなんですが、何か他のモノとは違ってイチから丁寧にフルスクラッチで作り上げられた音楽って感じかなーと思います。

そいで新譜の「IN SEARCH OF THE SOUL TREES」買ってきました。ちょっとコレについては改めて書くかもしれませんが、ちょっと物凄いかもしんない。
ちょっと前に出た「Fate/Zero image soundtrack」に大山さんの「The Lancer」って曲が有って何か吹っ切れたよーな格好よいプログレ曲で。その流れを受けつつ今までのAsturiasの集大成的なアルバムになってます。プログレ者は迷わず買うとイイと思うよ。

1st set:
1. Bird Eyes View
2. WATARIDORI
3. ベタスプレンデス(?)
4. Adolescencia
5. paradise -雲上の楽園
6. woods -迷いの森
7. Waterfall

2nd set:
1. Distance
2. Luminous Flower
3. 草原のルカ
4. 早春
5. Perpetual Motion
6. 黄源の舞
7. Marching Grass On The Hill
8. 邂逅

encore:
1. dawn -夜明け
2. 神の摂理に挑む者達

 大山曜 (acoustic guitar)
 筒井香織 (clarinet,recorder)
 川越好博 (piano)
 伊藤恭子 (violin)

http://www.geocities.jp/gonzo1go/home.html

2008/11/02 FLAT122,月兎,TEE @吉祥寺Silver Elephant

POSEIDONフェスの初日(つーか毎回1日くらいしか行かないですいません)

[ FLAT122 ]

ちょっと久々ですがFLAT122、今回は珍しくQuikionのアコーディオン奏者の佐々木絵美さんと、ボイスパフォーマーの天野みほさんがゲストで参加。

「Stera Lee Jones」では佐々木さんのアコーディオンが主旋律を取る形、直接似てるわけじゃないんだけどちょっと福原まりとかを連想しちゃいました、あとJulverneとか。
「かげろう」は「夏」を発展させた曲なのだそーですが、ミニマル印象派プログレって感じだった原曲から天野さんのボイスが入ると何かちょっと見たことの無い世界観の演奏になってました。(FLAT122さんのmyspaceのフレンド登録にDiamanda Galasが入ってるのが納得できた気も)

なんかもー今回はリズムの安定感が凄い。ドラム主導できっちりグルーヴが出せていたように思います。
(肝心な所ハズすのは多分マーフィーのせいだとして)ラス2曲の定番曲は流石。さらに一部変奏曲みたいになってるのもちょくちょく来てる身として嬉しかったです。

1. clouds
2. Gigue
3. Stera Lee Jones
4. かげろう
5. Neo Classic Dance
6. Spiral

川崎隆男 (piano)
平田聡 (guitars)
田辺清貴 (drums)

佐々木絵実 (accordion on 3.4.6.)
天野みほ (voice on 4.6.)

http://www.myspace.com/flat122
http://music.geocities.jp/thewaves2005/

[ 月兎 ]
前回の沼袋に続いて2回目。んーとやっぱり基本はGENESIS・・・とゆーかページェント?かなと思います。セットリストは某所から・・・あってなかったらゴメンナサイ。
ラス2曲が良かったかなー。いわゆるJAP’S PROGRE(こないだモロそんな名前のコンピCDが出てたけど)ならではの気持ちよさは有ったと思います。もーちょいバランスとかアレンジとか詰めて欲しい部分もあるけど。

1. 夢追人の旅立ちに
2. Memories of windy
3. Message
4. 月に眠る

麗奈 (vocals)
村上常博 (guitars)
小林尊也 (bass)
SAM (keyboards)
ツッシー (drums)

http://tsuki-usagi.net/

[ TEE ]
セットリストはTEEコミュから勝手に持ってきちゃいました。
以前myspaceで聴いた事があって「プログレフュージョンみたいな感じかなー」とか思ってたのですが、実際ライブで見てみると思ってたよりもプログレっぽい感じ。ベタなプログレにならない所でギリギリのバランスを取ってるよな感覚。
んで、全員そつなく上手い!フルートの方はこないだのKILLING TIMEカバーで拝見して面白い事わかってたのですが、ギターの方のフレーズが結構ツボでした。
来年アタマにはアルバムが出るようですので、ちょっとチェックしてみようかと。

1. L`oiseau Bleu
2. Nomad
3. Sirocco Chase(新曲)
4. Col de L’Iseran(新曲)
5. Aurora
6. City (アンコール)

米田克己 (guitars)
米倉竜司 (keyboards)
今井研二 (flute)
浅田隆之 (drums)
飯ヶ浜幸雄 (bass)

http://blog.goo.ne.jp/bandtee
http://www.myspace.com/theearthexplorer