2012/02/04 Acoustic Asturias @池袋シャロン・ゴスペル・チャーチ

アコースティックアストゥーリアス(以下アコアス)のライブを見に池袋へ。前回に続いて教会の中、ギター以外全部生音のライブです。

「柔らかな回廊」は筒井さんの新曲、何か奇数拍子のキメの連続みたいな曲で・・・音楽性は全然違うんですけどWATCHTOWERとゆープログレメタルを思い出したりしました。
後半セット一曲目終わった後ゲスト紹介する前にふらっとチェロの星衛さんがステージへ。以前もゲストで参加されてますが、ウードの佐藤圭一さんとの活動や、アコーディオンの熊坂るつこさん、インプロの演奏など、かなり色々な所で演奏されてる方です。
「冬」も初演。何か大学のホームページの音楽を依頼されて作った曲らしいです。ゆっくりしたテンポの静かめの曲。
「邂逅」では篠笛の演奏での参加。ライブで篠笛とゆーと一噌幸弘さんを思い出すのですが・・・折目正しいアコアスの演奏と、荒々しい篠笛はなんだか不思議な感じです。
アンコールでは3rdからチェロ主体の曲「Cryptogam Illusion」を演奏。前回の星さんゲストの時のライブに行けなかったので、コレは嬉しかった。最後に4人で「Legend」を演奏して終了。

そいえばライブ開始ギリギリで入ったのでアンケート用紙貰いそこねたのですが、MCで言ってたアコアスで演奏してほしい曲とか…うーん、個人的には「籠の鳥の孤独」をアコアス版で聴きたいな、あとはEgberto Gismontiのカバーなんてあると嬉しいかも。まだ先になるでしょうけど、次のアルバムも楽しみです。

次回のアコアスは未定らしいですが、来週はユニベルゼロ来日の前座でエレアスのライブ。3月は吉祥寺スターパインズカフェでエレアスのワンマンが有ります。

  1. WATARIDORI
  2. Global Network
  3. White Room
  4. 柔らかな回廊 (Corridoio molle)
  5. 凍てついた記憶
  6. ルカ組曲

  7. Marching Grass on The Hill
  8. Distance
  9. 邂逅
  10. Perpetual Motion
  11. 黄源の舞
  12. Rogus

  13. Cryptogam Illusion
  14. Legend
  • 大山曜 (gut guitar)
  • 筒井香織 (clarinet, recorder)
  • 川越好博 (piano)
  • テイセナ (violin)

  • 星衛 (cello on ‘Distance’, ‘冬’, ‘Cryptogam Illusion’)(篠笛 on ‘邂逅’)

2012/01/08 ptf, The Peach Sunfish, FLAT122 @吉祥寺Silver Elephant

活動休止状態だったFLAT122の復活ライブを見に吉祥寺へ。今年初ライブです。

ptf

バイオリンフロントのプログレバンド。今回初めて見ました、普段は沼袋Sanctuary辺りでライブしてるみたいです。
サイトで視聴した時はバイオリンのピッチが甘いのがちょっと気になったのですが、ライブだと勢い有ってあまり気にならないかも。

1曲目聴いてJean-Luc Pontyかなと思ったんですけど、それよりか単純にKBBの方が近い感じなのかなー、きっちりプログレしていて結構良かったと思います。CD-R買ってみました。

ベースの方がかなり低い位置で楽器を持っていて、基本高い位置でベースを構える事の多いプログレ界(偏見かも)ではちょっと珍しい。音の方もツマミを全開にしたよーなブリブリな音でとても好感度高かったです。

1. Fair Wind
2. Nightscape
3. (15/8の宇宙っぽい新曲)
4. Firefly Effect
5. Chromatic Rays

高島圭介 (violin)
馬庭千峰 (bass)
鬼頭武也 (keyboards)
関勇亮 (drums)

http://ptfweb.com/


↓プログレらしくないベースの持ち方↓

The Peach Sunfish

前見た時とベースと鍵盤の方が替わってる…かな?でも、相変わらず完成度の高いインストのギターロックです。

伏見蛍 (guitars)
Koyatch (bass)
武藤智史 (drums)
coba84 (keyboards)

http://www.myspace.com/peachsunfish

FLAT122

いやもう本当に久しぶりで・・・2010/05/30のプチ復活を除くと、2009/02/07以来なので大体3年ぶりくらいになるのかな?ライブ後半に行くほどにテンション上がってく感じが「あーこうだったなぁ・・・」など思い出しました。
全体的に完成度が上がった感じががするのは、やっぱりドラムの田辺さんの演奏が良くなったからかなーとか思います。特に「記憶」の後半部分、叙情的なピアノの後ろでの即興(?)が凄く良かった。

セットリストは以下のように。これはは後から気付いたのですが、今回は全曲川崎さんの曲でした。「Spiral」の中間部のインプロとかも素晴らしかったんですけど、個人的には今回「Matsukura Snow」が、色んな表情を見せるようで凄く良かったなと…後半ちょっとゾクっと来ました。
前回の記事にも書きましたけど、お二人のユニット(Stella Lee JonesとKTG)も好きですが、やっぱりこのバンドは他では代えがたいモノがあるなーとか。

ちなみにいつものようなギスギスしたMCが結構ウケてました。コレはもう持ちネタと言っても良いかも。平田容疑者に平田さんが似てるのは・・・確かに言われてみればそうかも、個人的にはあの写真見た時に「永川敏郎に似てる」とか思ったりしたのですが。

なんと次回のライブが決まってるようで4/14(sat)に同じく吉祥寺Silver Elephantで予定されているそうです。これは嬉しかった。

1. Panorama
2. Neo Classic Dance
3. Matsukura snow
4. Gigue
5. Spiral
6. 記憶(アンコール)

川崎タカオ (keyboards)
平田聡 (guitars)
田辺清貴 (drums)

http://music.geocities.jp/thewaves2005/

2011/12/29 MUMU, る*しろう @吉祥寺MANDA-LA2

もはや毎年年末恒例の「MUMU+る*しろう」の合体企画。個人的にも大体毎年最後のライブはコレです。

MUMU

いつもの通り淡々と複雑怪奇な曲を演奏。こないだのGiulietta Machineとの対バンの時に聴いた曲もあるけどよく覚えてない。
MUMUは必ず毎月新曲が1曲あるので、毎年12曲入りのCDを作れば良いのなぁ・・・

  1. 2011 #09
  2. 2011 #12
  3. 2011 #10
  4. 2011 #11

る*しろう

次は「る*しろう」今年は色々タイミング悪くて全然ライブ見れなかったなぁ。
「不安な人」は井筒曲、菅沼さんはドラムじゃなくてグロッケンみたいなのを演奏、タイトルの通り地に足つかない感じのフワフワとした不思議な曲。ハイテンション変態曲に混じってこんな曲も演奏するのがこのバンドらしいというか・・・結構好きな感じの曲です。「Giant Steps」はコルトレーンの曲、こんなうるさくて早いGiant Stepsも聴いたことないけど。
最後が「ヌマザパ2~ヌマMIX」で締め。ヌマMIXは、何というかヌマザパとかの人力カットアップみたいな演奏。元々がザッパっぽいキチガイ曲なのに・・・相変わらずの楽しすぎる阿鼻叫喚。

  1. ハイボールマーチ
  2. ズンダズンダつ
  3. おんばしら2
  4. ハイボール
  5. 不安な人
  6. Giant Steps (John Coltrane)
  7. ヌマザパ2~ヌマMIX

で、MUMU+る*しろう合体バンド。左手にMUMU、右手にる*しろう。1曲目から左右に配置されたドラムが大暴れ。
2曲目は「フィンランドのメタルクレツマーみたいな・・・」とかいう話で、お客さんの情報によるとalamaailman vasaratの曲じゃないかと。俺もCD持ってるけどどの曲かはちょっと不明。しかし演奏者がよくわかってないのに、お客さんがわかるってのも凄い。
3曲目は「近藤 #3」という植村さんの曲。なんでも近藤達郎さんと植村さんでお蔵入りになった音源があるそうで、その中の1曲らしいです。お蔵入りなんて勿体無い…是非聴いてみたいものです。
んで、最後に美也子さんセレクトで何故かジミヘンのPurple Hazeを演奏。忘年会というか暴年会とゆーかそんな感じのノリで。
アンコール代わりに本間さんと美也子さんでピアノを弾き倒して終了。

今年で4年目ですが、やっぱり毎回面白いです。あと「演奏中ニヤニヤする植村さん」ってのもなかなか面白いです。

MUしろう

  1. (MUMU曲)
  2. (alamaailman vasaratの曲)
  3. 近藤 #3
  4. Purple Haze (Jimi Hendrix)
  5. (本間太郎+金澤美也子)
  • 植村昌弘 (drums)
  • 中根信博 (tromebone)
  • 本間太郎 (keyboards)
  • 金澤美也子 (keyboards, vocals)
  • 井筒好治 (guitars, vocals)
  • 菅沼道昭 (drums, vocals)

↓ジミヘンを歌う美也子さん↓

2011/12/24 Stella Lee Jones @吉祥寺Silver Elephant

Stella Lee Jonesのレコ発ワンマンライブです。ほぼ満員のシルエレをを見てちょっと嬉しくなりました。

前半最初はYoutubeに映像も上がっている「Clouds」から。次の「かげろう」も定番曲ですね、元々はFLAT122で「夏」って曲
「Watercolors」はタイトルの通りPat Methenyっぽいイメージの曲。プログレ色は薄めですが、個人的にはアルバム曲の中では一番好きかも。「Ceaseless Memory」はバイオリンのテイセナさんの曲、平田さんの曲とはちょっと違ったホンワカした幻想的な曲。
前半ラストはFLAT122の頃から良く演奏しているハイテンション曲の「目眩」中間部ではギターソロ~ピアノソロ~ドラムソロ。

前回から参加している瀬戸尚幸さん(Qui)のベースがすごく安定感があり、バンドの音として凄くグレードアップした気がします。
そいえばMCで言っていた、アルバムタイトルの由来になった「坂本龍一さんのフローティングなんちゃら」は、日産セドリックのCM曲の「Floating Along」の事かな?

後半スタート、FLAT122/KTGの川崎隆男さんがキーボードの席に座ります。最初の「Neo Classic Dance」は平田+谷本+佐々木+川崎で、FLAT122に近い編成での演奏(FLAT122に佐々木さんゲストの時もあったような)
川崎さんゲストでのもう一曲は「Spiral」はステラの鍵盤が川崎さんに替わった編成での演奏、バイオリンとギターの重なりが面白く、FLAT122で聴いていたのとはかなり印象の違う感じ。中間にインプロ部を挟んで15分くらいだったかな?
告知関係の長めのMCの後は「Parallel Railways」このバンドにしては珍しくカチっとまとまったコンパクトな曲。「Winter Song」はFLAT122でも演奏していた曲で、ステラでの演奏は2009/04/17の最初のライブ(まだバンド名決まってない時)以来かな?久々に聴いた気がします。そして最後の曲は「Synapse」この曲が一番Stella Lee Jonesっぽいイメージの曲かなと思います。
アンコールでは「Stella Lee Jones」追加アンコールでは「Jean-Pierre」と映画音楽シリーズを2曲続けて終了。

このバンドの場合、ギター・バイオリン・アコーディオン・鍵盤とメロディ弾ける楽器が4つも有って、それぞれがミニマルっぽい事しつつも曲全体はドラマチックというか・・・最初に見たときは「FLAT122とは違うけど、無茶な事してるなぁ」とか思ってたのですけど、よーやく完成形になったのかな? 凄いバンドになったなと思います。

  1. Clouds
  2. かげろう
  3. ジャンピエール
  4. Watercolors
  5. Ceaseless Memory
  6. 目眩
  1. Neo clasic dance
  2. Spiral
  3. Parallel railways
  4. Winter Song
  5. Synapse
  1. Stella lee jones
  2. Jean-Pierre
  • 平田聡 (guitars)
  • テイセナ (violin)
  • 佐藤真也 (keyboards)
  • 佐々木絵美 (accordion)
  • 瀬戸尚幸 (bass)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • くどうげんた (percussions)
  • 川崎隆男 (keyboards on ‘Neo Classic Dance’, ‘Spiral’)

http://www.stellaleejones.com/

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=nHY6881VIVg&feature=player_embedded[/youtube]

2011/12/11 Electric Asturias @渋谷屋根裏

という訳で、前回のRound Houseとの共演に続いてのワンマンライブ。
会場の渋谷屋根裏には初めて来ました。何でこのハコなのかなー?とか思ってたのですが、何でも大山さんが中学生くらいの頃にスペースサーカス(岡野ハジメの在籍してたプログレフュージョン)を屋根裏で観に来てたとか。
「Moondawn」の曲の途中、テイセナさんの短いアドリブの部分での弾けたプレイが凄かった、エレアス・アコアス・ステラの3つのバンドで観てますが、やっぱりこの方のポテンシャル凄いと思います。
今までエレアスでは演奏していなかった2ndのRogusなんかも演奏、このへんからラストにかけてとても気合の入った演奏で良かったです。

ちなみに次回は3/31に吉祥寺Star Pine’s Cafeでまたワンマンだそうで。今回演奏されなかった新曲などにも期待。(個人的にはエレアスで「血闘のアンビバレンス」が聴きたい…絶対格好良いと思うんだけど)
あとは平田さんのStella Lee Jonesが12/24に吉祥寺Silver Elephantでレコ発。1/8にはかなり久々のFLAT122のライブも有るようです。

1. The Lancer
2. Moondawn
3. Phoenix
4. 時を支配する人々
5. Argus Last Stand

1. 闇からの声
2. Rogus
3. 聲無キ涙 ~ Cyber Transmission
4. Double Helix
5. Castle in the mist

1. Distance
2. The Lancer

  • 大山曜 (bass)
  • 平田聡 (guitars)
  • テイセナ (violin)
  • 川越 好博 (keyboards)
  • 田辺清貴 (drums)

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=-zptowvgh-k[/youtube]

2011/12/04 KENSO @川崎クラブチッタ

KENSOを見に川崎クラブチッタへ。前に見たのがいつなのか・・・クラブチッタで村石さんだったから2002/06/26のハレ紀のDVDの時のかな?
そんな訳で、ものすごく久しぶりにKENSOを見ました。本来ドラムは小森啓資さんなのですが今回は初期KENSOの山本治彦(はるきち)さんでのライブ。ちなみに山本はるきちさんは渡辺満里奈の1stシングルの作曲者だったりもします(余計な情報スイマセン、渡辺満里奈の大ファンだったもので・・・)

ドラムの右手後方の空中にフロアタムみないなものが設置されていて、何に使うのかなーとか思ってたら「氷島」などで和太鼓のような使い方をされてました。成る程。小口さんは鍵盤3台、光田さんは鍵盤5台を使い分けての演奏。
セットリストは2nd/3rd辺りの初期の曲を中心に、最近の曲もチョコチョコ。名盤の2ndは勿論ですが、個人的にはKENSOの3rdが好きだったので、この辺の曲がたっぷり聴けて嬉しかったです。「Power of Glory」とか「胎動」とか良かったなー。2nd setは初期KENSOメドレー的な感じで「陰影の笛」では清水先生のフルートも披露されました。

プログレがどうとか関係なく、本当に気合の入った素晴らしいライブでした。2回目のアンコールの「Good Days, Bad Days」でちょっとグッときました。

セットリストはライブ終了後に会場に貼ってあったものから。

1st set:
1. 遙かなる地へ
2. ブランド指向
3. 精武門
4. JIGSAW~Power of the Glory
5. 氷島
6. MISKATONIC
7. 心の中の古代
8. 聖なる夢
9. 胎動
[2nd]
1. 日本の麦唄
2. 陰影の笛
3. 海
4. Echi dal Foro Romano
5. 美深
6. 麻酔part.1~part.2
7. さよならプログレ
8. 空に光る
[encore]
1. 暁に薬師が
2. インスマウスの影
3. Good Days, Bad Days

 清水義央 (guitars)
 小口健一 (keyboards)
 光田健一 (keyboards)
 三枝俊治 (bass)
 山本はるきち (drums)

http://www1.u-netsurf.ne.jp/~kenso/

2011/11/29 Giulietta Machine, MUMU @荻窪ルースター・ノースサイド

Giulietta MachineとMUMUという、何か妙にも思える対バンを見に行って来ました。アニメ「輪るピングドラム」のやくしまるえつこさんの曲で「江藤直子+大津真+植村昌弘(あとナスノミツルとか青木タイセイとか)」で共演したりしてますね。

Giulietta Machine

ボサノバのよーな、ちょっと体温低めの小洒落た音楽なのですが・・・時々見せる黒い部分が魅力。あと大津さんのギターも時々ちょっと変で面白い。
セットリストはゴメン・・・覚えきらなかった。

  • 江藤直子 (keyboards, vocals)
  • 大津真 (guitars)
  • 西村雄介 (bass)
  • 藤井信雄 (drums)

http://www.o2-m.com/g-machine/

MUMU

相変わらずのMUMUです。ライブに何度か通ってると、この頭のおかしい曲が妙にポップに聞こえてくる時が有ったりして。
アンコールの代わりに、本職クラシックピアニストの本間さんによる「火祭りの踊り」というファリャというスペインの作曲家の曲を演奏して終了。
ちょっと期待してたんだけど合体演奏は無し。

  1. 2011 #7
  2. 2011 #11
  3. 2011 #10
  4. 2011 #9
  5. 2010 #3
  6. 火祭りの踊り (Falla)
  • 植村昌弘 (drums)
  • 中根信博 (trombone)
  • 本間太郎 (keyboards)

2011/11/11 山本達久+小林武文+仙波清彦+高橋香織 @吉祥寺the Foxhole

吉祥寺の「the Foxhole」っていうジャズバーみたいな所で月イチでやっている、山本達久さんと小林武文さんのデュオにゲストを加えたシリーズ。
今回はのゲストは仙波清彦師匠と高橋香織という事でパーカッションx3にバイオリンという編成。
前半最初は山本達久+小林武文デュオでの演奏。次はこの2人に高橋香織さんを加えての演奏、高橋香織さんでこんな完全即興なんて見たこと無かったのですがエフェクター使ったエレクトリックバイオリンで多彩な音を出してました。
前半最後は「山本達久+小林武文+仙波清彦」という、パーカッション3台での演奏。やっぱりこう仙波清彦さんが演奏に参加した瞬間の空気の変わりっぷりが凄かったです。

ちょっと休憩挟んで後半戦は4人での演奏、何かこう「太陽と戦慄」のクリムゾンからRobert FrippとJohn Wetton抜いてJamie Muirをもう一人入れたよーな感じ?
一番最後では仙波師匠が煽るだけ煽って「ワン・ツー・スリー」と叫び、他のメンバーをクライマックス状態にしておきながら一人で煙草を吸いに行くという・・・もう流石というしか。

  • 山本達久 (percussions)
  • 小林武文 (percussions)
  • 仙波清彦 (percussions)
  • 高橋香織 (violin)


2011/10/29 minoke?, KTG, 水鏡 @吉祥寺Silver Elephant

というわけで久々のシルエレ

minoke?

Soft Machineの5th-7th辺りのちょっとミニマルなジャズロック。変に大げさな展開入れない辺りは好感持てるのですが・・・何か毎回もう一捻り欲しいなぁとか思ってしまいます。
ベースの川口さんの曲が浮遊感有って良かったけど何故にイントロがKing CrimsonのPieceだったのだろうか・・・

  • カワグチヤスシ (stick, bass)
  • タカハシカツノリ (drums)
  • カヤマコウセイ (sax)
  • セキドクニヒコ (keyboards)

( http://www.d1.dion.ne.jp/~kosec/ )

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=QCXF69pjYuo[/youtube]

KTG

元FLAT122川崎さんのバンド。だいたい毎回見てますが、全体的に今までで一番完成度が高かった気がします。
最初の方からインプロパートの割合が大きめな曲「屋上にて」「真冬のテレビ塔」を演奏してたのですが、テーマ部分とインプロ部分のイメージが上手く繋がっていて。インプロ部分の筒井さんのクラリネットも冴えてて良かったです。
川崎さんのシンセが今までのMS2000からモジュールタイプのものに変更、シンセの割合もちょっと増えてて良かったのですが・・・Blue MSのイントロだけはシンセでピロピロ弾くよりピアノ音で弾いたほうが良いかなと思いました。
色々と詰め込み過ぎな部分が薄れたせいか、安心して聴けるようになったような気がします(それにしても普通の音楽よりは情報量は多いと思いますが)
KTGでは次のライブは決まってないそうですが、12/24のStella Lee Jonesのライブに川崎さんがゲスト参加されるそうなので、ちょっと楽しみだったりします。

  1. 屋上にて
  2. 真冬のテレビ塔
  3. Stay from new world
  4. Blue MS
  5. サイン
  • 川崎隆男 (keyboards)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 中島洋隆 (bass)
  • 筒井香織 (clarinet)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=CqoN5CY872E[/youtube]

水鏡

いわゆる女性ボーカルのジャップスプログレのイメージ。セットリストは鍵盤の阿南さんのブログから拝借。
新月みたいな進行の曲は結構好きなんだけど・・・リズム隊はもう少し頑張った方が。アンコールの曲が何故かちょっとスカみたいで面白かった。

  1. 理宇
  2. 科戸の風
  3. 流転-雨-
  4. 八咫烏
  5. 水の鏡
  6. 月の草 露の草
  7. 雪虫
  8. 狐月(アンコール)
  • 双葉 (vocals, flute)
  • 阿南順也 (keyboards)
  • 柳川圭市 (bass)
  • 朝倉靖雄 (guitars)
  • 神山敬太 (drums)

http://www.mizukagami.jp/
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=DF-e-k8jBKk&feature=player_embedded[/youtube]

2011/09/03 ROUND HOUSE, Electric Asturias @赤坂Grafitti

ROUND HOUSEとElectric Asturias(レコ発!)の対バンです。

ROUND HOUSE

2006年での3-Dレコ発も見に行ったのですが、ViolinとSaxが増えて5人編成になっています。
Violinが入ったことで、ツインギター編成の頃にしてたような長いメロディーラインをハモって聴かせるような音が復活してたのが嬉しかったです。この辺は結成の頃のWishbone Ashの影響なのかな。

会場のPAのせいか、Saxはちょっとエフェクト(リバーブかな)がキツくて厳しかったかも。というかここのライブハウス、低音が妙にキツイような気が…左端のスピーカー近くに座っちゃったからかなぁ。

加藤さんのギターは特注の青のタルボ(P-MODEL以外で初めて見た)。何が特注って…ネックのポジションマーク(って言うんだっけ、3とか5フレットに付いてる丸ポチ)が青いLEDになっていて光る!点滅する!ナイトライダー!!!(違う)個人的にはこのギミックにバカうけでした。

途中からダンサーの方がベリーダンスみたいな衣装のダンサーも参加されての演奏、最初はどうかと思いましたけど意外と会うかも。何か逆立ちしたままアクロバティックなパフォーマンスが凄かったです。

やっぱりメロディと展開に引き込まれるバンドだなーと、ギターのメロディが気持ち良くて。そろそろ新曲なども聴いてみたかっったりとか思いました。

1. 3-D
2. Super Warp
3. 祈り
4. Drop Zone
5. スフィンクスの涙
6. 雨上がりの都会
7. 人造人間
8. ロマンティックラリー
9. 最後の判決 (アンコール)

加藤正之 (guitars)
上村義昭 (bass)
井上歓喜 (sax)
井高寛朗 (piano)
YURIE (violin)

内藤見映 (dance)
花火 (dance)

http://www.plactn.co.jp/roundhouse/top.htm
[youtube]Ael7gg0bEnI[/youtube]

Electric Asturias

というわけで、とうとうレコ発。90年中頃には、まさかAsturiasが新譜出してライブ観れるなんて思ってなかったなぁ。
ギターはStella Lee Jones/FLAT122の平田さん、ドラムもFLAT122の田辺さん。鍵盤は川越さんですがシンセとオルガンを足して鍵盤3台での演奏。テイセナさんは黒ゴスみたいな衣装でちょっと可愛いなとかそーゆー。

最初のは何かPAのせいでバイオリンの音がきちんと出てなかったようで(何か妙にエフェクト掛かったよな音がするとは思ってた)
新曲の「時を支配する人々」のMCで言っていた曲名元ネタはKing Crimsonの夜を支配する人々(The Night Watch)ですね。各人のソロを交えながらゆっくり盛り上がっていく感じ。

組曲Fateはフーガ/アーガス最後の戦い/The LancerのFate/Zeroのイメージアルバムの3曲を繋げて演奏。やっぱり最後の「The Lancer」という曲、プログレらしい場面展開の多い曲なのですが、全くテンション下がらず最後まで行く奇跡のよーな曲。
アンコールではエレアス版での「Distance」アルバムでの演奏に近く鍵盤の右手のスピードが凄いことになってました。ぎりぎりリアルタイム
で聴いてたので、あのエレピの音色が嬉しいです。

PA関係のトラブルとか有りましたが流石のクオリティでした、それよりプログレでこれだけ客集められるのはやっぱり凄いなと思います。

エレアスでのライブは決まってませんが、アコアスの方でSiberian Newspaper(Violinメインのインストバンド、格好良いです)と目黒Blues Alley Japanで対バンだそうです。

1. 闇からの声
2. Castle in The Mist
3. Double Helix
4. 聲無キ涙~Cyber Transmission
5. 時を支配する人々(新曲)
6. 組曲FATE
7. Distance (アンコール)

平田聡 (guitars)
テイセナ (violin)
川越好博(keyboards)
田辺清貴 (drums)
大山曜 (bass)

http://www.geocities.jp/gonzo1go/home.html
[youtube]b-2RgD7JnCw[/youtube]