2007/04/27 Don Caballero,As Meias,From Monument to Masses @渋谷Club Quattro

From Monument to Masses

クアトロ着いたらコレの途中でした。

んーとテクノっぽい構造のポストロックかなぁ?死ぬほど混んでて最初見えなかったんだけど3人組のインストバンド。結構メロディーが良くて気に入りました。

「65daysofstaticに似てるー」とか思ったんだけど、調べてみたらこっちのバンドの方が先でした。

As Meias

こないだCD買って結構気になってたバンド。元There is A Light That Never Goes Outで現Zの魚頭さんとゆー方がギターをお弾いています。

CDに入ってる曲とあと新曲を何曲か。やっぱり魚頭さんのザクザクとしたギターが良いです(今度Zも見に行ってみようと思います)

エモなのですけど変拍子アリアリで、上モノとリズムのアクセントが全然違ってたりと色々凝ってますた。

  • 高橋良和 (vocals,guitars)
  • 魚頭圭 (guitars)
  • 磯貝 (bass)
  • 塚本純 (drums)

( http://www.catune.com/asmeias/ )

Don Caballero

で、よーやくDon Caballero(21:30過ぎだったよーな)

Don Caballeroは現BattlesのIan Williamsが居たアメリカの変態変拍子ギターインストバンドです。

なんだかいつの間にか復活して(オリジナルメンバーはドラムのDamon Cheだけ)いつの間にか来日って事になってて、俺驚いてライブ行ってみた。って感じです。

もちろんナマで見るのは初めてなのですが、なんて言うか堂に入った変態音楽っぷりでした。よくあんなイカれたリフの曲ばっかし書けるもんだと思いました。ライブ半ばくらいで俺の変態音楽のキャパシティーをオーバーして、後半はちょっとボーっとしながら観戦。

ギターも面白かった(ループサンプラーってあんなにカッチリ合わせられるんだ)んですけど、やっぱりオリジナルメンバーのドラムが凄かったんです。何か「常に俺は正しい」っていうオーラを感じました。

・・・しかし何故かれはあんなに何回もスティックを飛ばしますか?ひょっとしてアレは持ちネタなの?それとも手から何か変な脂でも分泌してるの?

ちなみにトリオ編成。あれ?こないだのCDでは4人だったよな、誰来なかったんだろ・・・?

  • Damon Che (drums)
  • Jason Jouver (bass)
  • ???? (guitars)

( http://www.myspace.com/doncaballeropgh )

Mono Fontana / Cribas

1998年に「Ciruelo」っていうなんだか物凄いアルバムを出してたアルゼンチンの鍵盤奏者の2ndアルバム。Kievさんの日記でいつのまにか出てる事を知りました(amazonとかで時々チェックしてたんだけど入荷なし、その筋のネット通販で入手)

同じアルゼンチンのFernando Kabusacki、Santiago Vaquez、Alejandro Franovとかと山本精一、勝井祐二などでeweからセッションCDを出していて、以前のアルゼンチン音響派セッションの時に「ひょっとして日本に来るのか!?」とか思ったのですけど「ヒコーキ、キライ」との事で一人だけ来なかったと噂される人です。
前作の「Ciruelo」ではGismontiっぽい曲芸アンサンブルみたいな部分が有ったのですけど、今回のはほとんど環境音をバックに訥々としたピアノソロ(数曲Santiago Vazquezのパーカッションが入ってるのかな?)
会社のパソコンに突っ込んで仕事しながら聞き流してた時には「うーんちょっと地味かなぁ?」なんて思ってたんですけど・・・今日家で聴きなおして見たら凄かった。即興ピアノのようにも聞こえるのですけど、コレは相当計算されてないか。
Keith JarrettとかGismontiのECMモノにも似た雰囲気が有るのですけど、それよりも何か物凄く私的で純粋な感じの。工藤冬里のピアノソロとかの無邪気にも鋭い感覚にも似たよな。

Mono Fontana / Cribas