あさやけぼーだーらいん (2006)

えーとコレはちょい前にamazonから届いていたCD。インディーズじゃなくて同人CDって事になるのかな?(違いがよくわからん)
以前ネットラジオかYouTube辺りで物凄く可愛い「コンピューターおばあちゃん」のカバーを偶然聴いて、それを歌ってたのがこのアルバムのボーカルの茶太さんって人で。(同人音楽界では結構有名な人みたい、最近メジャーからもアルバム出したとか)
このアルバムではテクノっぽいのとか脱力系とか菅野よう子みたいなのとか結構振れ幅大きくて、ちょっとおんなじ人が歌ってるとは思い難いくらい。
特にstudioCampanellaのbermei inazawaって人のトラックが凄い作り込みで気に入りました。この人のberpopってCD欲しいんだけど売ってないんだよなぁ・・・

秋葉原の同人CDを売ってるお店とか行ってみたこともあるのですけど、なんだかこの世界も奥が深そうで面白いです。
ちなみにその時視聴したのはハードコアテクノに萌えボイスが凄い速さで乗っかる気の触れた音楽でした。買わなかったけど。

( http://www.voltagenation.com/pprr/ )

wordpress色々試し中

とりあえず、何ができるのか色々と実験してみてます。
themeは色々見てみたけどとりあえず標準のEasyAllが無難なような気がする。あとは自力で色々css調整してみます。
pluginは今のところ「UltimateTagWarrior」と「WP-Amazon」を使ってみます。。。「WP-Amazon」がきちんと動いてない気がするけど。
「ページ作成」の機能で、昔のコンテンツのCD情報を持ってこれないかなーとか思ってるのですけど、ナカナカ難しそう。やっぱ一回ちゃんとソース読んでみないとダメかな。

ちなみに右側の「1970年01月」にデータが沢山有るのは、はてなダイアリ分をMovableType形式でインポートするときに失敗したからです。とりあえずMySQL直接操作してなんとかなりそーな分だけ書き換えてみたけど。

2007/06/23 Kawasaki-3 @高円寺ペンギンハウス

Flat122( http://music.geocities.jp/thewaves2005/ )の川崎さんが新しく創めたピアノトリオの初ライブに行ってきました。
あっちはpiano+guitar+drumsって編成なので、ベースの有無だけでだいぶ雰囲気が違うな~とか思って聴いてました。
「凄く緻密なコンポーズに即興を突っ込む」みたいな所はFlat122と似てるのですけど、即興というかノリ重視みたいな感じで。

個人的には1曲目の「Lige type.9」ってのが好みかなー、リゲティとか言われてもそんなに詳しくないのですけど、くるくる回るコード進行とインプロ具合がとても。ちょっと癖の有るドラムがFlat122の前ドラムを思わせました(EXIAS‐Jの方なんですね)

まだちょっと消化不良な部分もあるかなーとは思いましたが、コレはコレで突き詰めて行ったらなんか凄いことになりそーな感じがします。

あとちょっとシンバルとベースの弓弾きの高音がキツ目だったんですけど、PAのせいかな?

  • 川崎隆男 (piano)
  • 西沢直人 (drums,percussions)
  • 本間和 (woodbass)

http://www.muzie.co.jp/cgi-bin/artist.cgi?id=a050769 )
( http://music.geocities.jp/neopop_cobies/ )

石橋英子+吉田達也 / slip beneath the distant tree (2007)

何度かこの編成でのライブを見てかなり期待してたこのユニットのCDをよーやく捕獲してきました。ライブで見てた印象よりも石橋さんの色が強く出てるよーな感じかな?と思います。予想以上にまとまっていてビックリ。

ライブでもやってたカバー曲(Genesis/Time Table,This Heat/Twilight Furniture,Soft Machine/As long as…)は全部収録、是巨人の「詩と農夫」も入ってますね。ライブで見て大層気に入ってた石橋さんの「Hospital」って曲が入ってて嬉しかった。RUINSや高円寺百景的なモノを期待するとちょっとアレかも知れませんが、全体的に密度高めの演奏(吉田さん関係では珍しく結構重ねてる)で満足度高めです。

ユニオンの特典の8cmシングルはThis Heatの曲と、もう一曲(吉田曲かな?)入ってました。

2007/06/15 KAO’s session @高円寺JIROKICHI

#で、絶好調の板倉文さんを見にJIROKICHIへ。
いやもー、特に1st setでは何かもう憑き物が落ちたかのよーな弾きまくりで、板倉文ファンとしては言うこと茄子です。ブラジルジャズ~プログレ風味な感じで、板倉さんは言うまでもなく吉森信さんのファンキーなピアノも仙波さんのドカスカしたドラムも高橋香織さんのバイオリンも良いです。あとこのバンドでしか聴いたことないのですけど、一本茂樹さんのアップライトベースが何か物凄くイイ音してて。
2nd setの1曲目はなんとチャクラの「私と百貨店」まさかこんな曲をナマで聴けると思わなかった・・・

  • 高橋香織 (violin)
  • 吉森信 (piano,keyboards)
  • [tag]板倉文[/tag] (guitars)
  • 一本茂樹 (bass)
  • 仙波清彦 (drums,percussions)
  • 小川美潮 (vocals on 2nd set)

2007/06/14 迷宮怪 @沼袋Organ Jazz倶楽部

POSEIDON主催のJazz Rock Weekです。オノテツさんの迷宮怪が出てるので行ってきました。 
見たい見たいと思いつつもなかなか見にいけなくて、結構久しぶりに見ることになります。MCで迷宮怪のCDの話で「空気清浄機みたいなー」とか言ってましたけど「どちらかとゆーと加湿器かなぁ~?」とか思ってました。確かに部屋の湿度を変える音楽ではある。
前見たときも書いたけど国内ではあんまり聴いたことのないZNR直系のチェンバーサウンド。ゆるーいMCをはさみつつ、演奏はじまると急にガラッと雰囲気変わるような感じです。あの辺のベルギーチェンバー好きな方は一度チェックしてみて損はしないと思います。

  • [tag]オノテツ[/tag] (piano)
  • [tag]マヒマヒ[/tag] (sax)
  • チャッピ (guitars)
  • ユウユウ (thermin)

( http://theremin.lovesick.jp/meikyukai-web/meiqkai.html )

 ちなみに対バンは「呼吸するジャスミン」
なんかもーアレだ脹脛あたりが気になってもー。

BARRICADE / 1969-1974: Le Rire Des Camisoles

ZNRの前身バンド「BARRICADE」の1969-74年の発掘音源集。コレいつのまに出てたんでしょう?

とりあえず一周聴いた所、ZNR好きな人以外にはオススメできませんけど、個人的にはスゲー面白い。ZNRの片鱗を覗かせつつもアヴァンロックとゆーかレコメンやNo New York辺りの匂いがプンプンします(コンポステラみたいな曲もある)。

どの曲がいつ頃の録音なのかよく分からないのですけど、この時期のフランスでこんな音やってたのかと思うと凄いなぁ。録音もそんなに良くないし、ただのセッションを録っただけみたいなのも多いですけど、とにかくフリーキーでイカレててイカします。ZNRファン必聴ってのは煽りじゃなかったみたい。

ちなみに分厚いライナーが付いているのですが、全部フランス語なので読めません。細かな経緯はLocus Solusのページ ( http://www.locus-solus.co.jp/catalogue/znr.html ) 見ていただいた方が。

2007/06/02 archaic @桜木町DOLPHY

こないだの「音あそび」に続いて、また仙道さおりさん。

archaicは仙道さおりさん ( http://www.c-a-s-net.co.jp/saoli/ ) とsalle gaveauとかシャバヒゲとかの鍵盤の林正樹さん ( http://www.c-a-s-net.co.jp/masaki/ ) とのデュオ。

今年の頭くらいにたまたま古本屋でこのarchaicのCDを買って聴いてみたら、一曲目からELPを物凄くシャープにしたよーな演奏にビックリしたので、一回ライブを見てみたかったので。(なんか大宮とかのライブが多くてなかなか行けなかったの)

とはいえこのユニット、基本的には全然プログレではなくて仙道さんの奔放なパーカッションに、林さんの密度高めのピアノが加わる、かなり自由度の高いジャズみたいな音。それが曲によっては現代音楽みたいだったりプログレみたいだったりブラジル音楽みたいだったりするだけで。

相当ややこしそーな事もやってるにも関わらず、凄い構築美ってゆーか。なんかこの辺は最近ハズレ無いなぁ。

  • 仙道さおり (percussions,voice)
  • 林正樹 (piano)

Lamento O.S.T. -The World Devoid Of Emotion-

Nitro+CHiRALのLamentoってゲーム ( http://www.nitrochiral.com/pc/software/lamento/ ) のサントラ2枚組みです。音楽はZIZZ STUDIO ( http://www.zizz-studio.com/ ) って所。サイト見てて思ったのですけど、泉邦宏さん(渋さとか)とか立花泰彦さん(TOYとか)参加してるんですね。

DISC-1の半分とDISC-2のほとんどがアストゥーリアスの大山曜さんの作曲。1曲目からプログレというかアストゥーリアスっぽいですねぇ。

1曲目以外リズムが打ち込みなのがちょっと勿体無い感じもしますけど、エレアス(electric asturias)好きな人には結構というかかなりオススメなのでは、極々一部の人にしか通じないと思うけどアストゥーリアスがキングからアルバム出る前のデモテープを凄くクオリティアップしたよーな。

2-4の「乱舞」って曲のギターが津田治彦さんにのような気がするけど違うのかなぁ?意外な所ではバイオリンで向島ゆり子さんが5曲ほど参加してます。

あ、ちなみに、どんなゲームなのか全く知りません。えーと・・・女性向けゲームなのかな?

Lamento O.S.T. -The World Devoid Of Emotion-

Acoustic Asturias / Marching Grass on the Hill (2007)

Acoustic編成で復活してからは初のフルアルバム。「今頃買ったのかよって」ツッコミは置いといて(出たのは去年の11月)
流石に昔みたいに20分とかゆー曲は無いのですけど、プログレ色は相変わらずで十分密度の濃いアルバムになってましす。しっかしこんな編成(アコギ+ピアノ+バイオリン+クラリネット)でプログレってのは他で見ないよなぁ、所謂チェンバーロックの音とも違う不思議な音になってます。

こないだ日記で書いたデモンベインってゲームの「神の摂理に挑む者達」のアコアス(acoustic asturias)版が収録。「うわーかっちょええ」って思ったいとうかなこのボーカルバージョンは何かの初回特典だったみたい。「Bloodstained Roses」もデモンベインの曲みたい。他にも何曲かゲームの曲入ってるのかな?2ndアルバムの「Rogus」が収録されます。これがPC98のゲームの曲だったなんて当時は全然知らなかったのですけど。。

ジャケットの正式メンバーではバイオリンが伊藤恭子さんになってますが、この録音では大半が前メンバーの北辻さんが弾いてるみたいです。あとはボーカルでいとうかなこさんと、ハープに坂上真清(元バーミリオンサンズ)なんかも参加。

しかしこの新譜のライナーのプログレらしからぬデザインは何かと思いました。

Marching Grass On The Hill