という訳でイタリアンロック・フェスティバル、2日目は飛ばして(HAPPY FAMILY観にシルエレ行ってたので)3日目を観に再び川崎へ。
Mauro Pagani
Mauro Paganiはバイオリンよりもギター弾きながら歌うパートが多かったように思います。曲によってはブズーキやフルートなども演奏。鍵盤の方は左手でベースパートも担当、凄い器用な方だとは思うのですが専任ベース欲しかったなと、ちょっと思いました。
そもそも1stしかちゃんと聴いたことがないのでセトリは全然分かりませんが基本的には歌モノがメインの印象でちょっと地味だったかも(というか次のバンドがアレすぎ)しかし「Europa Minor」はやっぱり盛り上がります、コレ聴けただけでも良かった。あとはPFMの曲(CelebrationとかDolcissima Mariaとかハンスの馬車とか)も演奏、何故かKing CrimsonのMoonchildも。
Mauro Pagani (violin, guitars, bouzouki, flute, vocals)
Eros Cristiani (keyboards)
Joe Damiani (drums)
Area
ちょっとトイレ行ってて会場に戻ったら幕が開いてました。ステージには高座に座る深緑の袈裟を来たお坊さんが変な琵琶を持っていました。ギターのPaolo Tofaniソロパフォーマンスだったのですが、最近の姿を全く知らなかったので、何でステージに鑑真が居るのかと一瞬本気で思いました。ちなみに琵琶に見えたのはTrikantaというハープとギターとが組み合わさったような変態楽器の模様。
その変態ソロが終了してから他のメンバーが登場、見た目はTofaniみたいにおかしくは無いのですが、演奏は十分過ぎる程変態でした・・・特にFariselliの鍵盤が変な音色で中東っぽいフレーズを弾きまくるのが凄かったです。
セトリはやっぱり覚えてないのですが「Arbeit Macht Frei」「7月8月9月(黒)」「オデッサの林檎」「Nervi Scoperti」などは演奏してました(1978の曲は無かったけど、あのアルバムはTofani居ないのか)
想像していたよりも即興的な部分も多くて、現役の(変態)ミュージシャンたちだなぁと本当に思いました。「デメトリオが居ないアレアかー」とかちょっと軽く思っていたのを猛省したいと思います。
アンコールではMauro Paganiも加わって、CRAC!収録の「Gioia e rivoluzione」というカントリーっぽい曲を演奏してエンディング。まぁオマケ的な感じではありましたが、共演は無いかなーと思ってただけにちょっと嬉しかったです。
Patrizio Fariselli (piano, keyboards)
Paolo Tofani (guitars, vocals)
Ares Tavolazzi (bass)
Walter Paoli (drums)