そんなで今回は4人編成でのキリングタイム。
最初は「逆瀬川」なんかXenakisとRichard Wrightの話を延々と。そしてミニマルな「dusk」は気持ちよくて眠りそうになる手前くらいまで延々と演奏。
「sekvi」てのは2ndのSKIPの音の洪水の中から微かに聴こえてくるすんげー綺麗なメロディーの曲。1996年のKILLING TIMEでやってたっけな?あと「清水+斎藤+鬼怒」でもやってた。最近だと俺が行けなかった渋谷のツインズよしはしのライブの時にやってたみたい。曲の途中でリズム変わる時に板倉さんが「イン・コリエンテ」って言うのですけど・・「en corrirente(流れにまかせて)」って事かな?あーでもこの曲聴けただけでも来た甲斐あった。
その後はカバーを2曲。なんだか「ヒョーロク玉」は小編成の方が馴染むような気がしますね。
2nd setはインプロから、うーんサイケでコズミック・・・というかレイブとかのイベントにこういう人いそうだよなぁ。
KILLING TIMEでは初演の「重量投げ」という曲・・・・いや清水さんのクラリネットカルテットで1回聴いたのですけど、最初の変なキメは確かにあんな感じだったとは思うけど。内股で鉄アレイ挟みながら徒競走するよな感じの音(何言ってるかよくわからんですが)そこから後は「夢の桟橋」「EBRIO」「8687」「PERU」と安定したメロディーの綺麗な曲。
あと今回はやたらとMCが多くて嬉しかったな、あんまり普段は余計なこと喋らない事多いし。
「珍しい曲が聴ける」ってのも有りますが、やっぱし7人編成とは違った魅力があると思います。変なリズムのバンドは沢山ありますけど、変なコードでじんわりトホホでスリリングな感じはやっぱしこのバンドじゃないとなぁ。見逃しちゃった人残念でした。
次回は来年、1/12に吉祥寺MANDA-LA2にて。
1st set:
1. 逆瀬川
2. dusk
3. sekvi
4. Cascade of the Seven Waterfalls (Azymuth)
5. Zingaro (Antonio Carlos Jobim)
6. ヒョーロク玉
7. Limbo Dance
2nd set:
1. インプロ
2. FALL
3. 重量投げ
4. 夢の桟橋
5. EBRIO
6. 8687
7. PERU
encore:
1. かたたたき
板倉文 (guitars)
清水一登 (piano,keyboards,bass clarinet)
Ma*To (keyboards,tabla)
whacho (percussions)