Lamento O.S.T. -The World Devoid Of Emotion-

Nitro+CHiRALのLamentoってゲーム ( http://www.nitrochiral.com/pc/software/lamento/ ) のサントラ2枚組みです。音楽はZIZZ STUDIO ( http://www.zizz-studio.com/ ) って所。サイト見てて思ったのですけど、泉邦宏さん(渋さとか)とか立花泰彦さん(TOYとか)参加してるんですね。

DISC-1の半分とDISC-2のほとんどがアストゥーリアスの大山曜さんの作曲。1曲目からプログレというかアストゥーリアスっぽいですねぇ。

1曲目以外リズムが打ち込みなのがちょっと勿体無い感じもしますけど、エレアス(electric asturias)好きな人には結構というかかなりオススメなのでは、極々一部の人にしか通じないと思うけどアストゥーリアスがキングからアルバム出る前のデモテープを凄くクオリティアップしたよーな。

2-4の「乱舞」って曲のギターが津田治彦さんにのような気がするけど違うのかなぁ?意外な所ではバイオリンで向島ゆり子さんが5曲ほど参加してます。

あ、ちなみに、どんなゲームなのか全く知りません。えーと・・・女性向けゲームなのかな?

Lamento O.S.T. -The World Devoid Of Emotion-

2006/10/10 Salle Gaveau,Tristan Honsinger+向島ゆり子+今井和雄 @六本木Super Deluxe

Salle Gaveau

鬼怒無月さんのポストタンゴバンド。

「ポストタンゴ」って何の事だかですけど・・・個人的なプログレ耳で聴くとレコメンというかチェンバーというかLars Hollmerみたいな音に聴こえます。かなり物凄くとても好み。(ピアソラっぽいのかも知れないけど、詳しくないので比較できない)

奇妙な感じだけど綺麗な曲で、きっちりアンサンブル有る演奏。時々鬼怒さんがいつもの様にいつもの如くキチガイのよーなギターソロを突っ込むのですけど、いつもの事なので。喜多直毅さんのアクション大き目のバイオリンがダイナミックで良かったです。

本当は↓の編成に林正樹(piano)が入るみたいなのですが、本日はお仕事の為にお休み。

年内くらいにCDが出るとか出ないとからしいです。

  • 鬼怒無月 (guitars)
  • 喜多直毅 (violin)
  • 佐藤芳明 (accordion)
  • 鳥越啓介 (bass)

f:id:vacatonos:20061010084400j:image:w300

Tristan Honsinger

Tristan Honsingerはアメリカの即興チェロ奏者。っていうか実はこの人の事何一つ知らないのですけど。

えーとはい完全即興です。チェロ抱え歩きながらキピキピ演奏してます、向島さんがクラシックっぽいフレーズ弾いた時に凄い速さで合わせてきて面白かった。愛嬌のある変な人だなーとか。

即興ギター奏者の今井和雄さんも初めて見ます。高柳昌行とか小杉武久とかの関係の人でしたっけ?ミュート多目の演奏でボディの反響音がホワワワァって鳴らしてるのがイイ音だなぁ。

最後アンコールではSalle Gaveauのメンバーと千野秀一さんも合わせてみんなでセッション。

千野秀一さんがハコのアップライトピアノを弾いてたんだけど、途中でいきなり左手でグワっとピアノをステージの方に動かして(ピアノ弾きつつ)。照明割れるわ、観客引くわ、当人気にしないわで・・・やっぱしこの人ヤバイと改めて思いました(でも日本の即興鍵盤弾きの中では一番好き)

  • Tristan Honsinger (cello)
  • 向島ゆり子 (violin)
  • 今井和雄 (guitars)

f:id:vacatonos:20061010094339j:image:w300

今年見たライブとイベント。

そしてまた、mixiからの転載です。

思い出せる限りで63本、だいたい6日に1回行ってる事になるけど・・・そんなに多くないよね?ないよね?見たかったけど行けなかったのも沢山有りました。

ベスト5くらいあげるとすると

[20050414 変拍子で踊ろう#10 @初台DOORS]

machine and the synergetic nutsもサイトウエレトリコグッドサウンドも面白かったけど、新編成の高円寺百景が凶悪すぎた。その後のレコ発も良かったけど、衝撃度でこっち。

[20050822 Yozigenn,Taiqui+チコ,た*みや,浪漫座別館 @新世界BRIDGE]

80年代の日本プログレと最近聴いてるよーな中央線系変態音楽がこんな所で繋がるとは思ってなかったので、大阪まで見に行った甲斐が有ったかなーと。

[20050916 MAGMA @渋谷O-NEST]

やっぱ凄いわなーと思いました。昔のバンドの来日とかあんまり行かないんですけど *完全に現役* でした。ベースアンプから煙が出るほどの勢いだったし。

[20051010 ほとらぴからっ @下北沢La Cana]

CD再発の記念パーティー。なかなかライブを見れないバンドですけれど、佳村萠さんの不思議な存在感と、それを支える一癖も二癖もあるバックのメンツが面白くて。

[20050525 グッドラックヘイワ,FLAT122 @高円寺ペンギンハウス]

FLAT122は今年一番見たかも。毎回少しずつ変わってくのが面白くって。あとこの日はグッドラックヘイワ(SAKEROCKのドラムと元サケロックのピアノ)を前情報なしで見てとても気に入ったの。

あと[20050219 KILLING TIME @ツインズよしはし]は友達の結婚式の後で後半しか見れなかったけど、見てたらベスト5に入れてたと思います。というかKILLING TIMEのライブ見たいー。

以下列挙。今年はwebの更新にとても精力的じゃなかったので抜けてるのが多々あるかも。来年こそはもーちょい更新できるよう何とか。

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    20050120 バカボン鈴木「One Size Fits All」@目黒Blues Alley

    20050129 円盤ジャンボリー #2 @渋谷O-NEST

    20050219 KILLING TIME @ツインズよしはし

    20050303 NATSUMEN @Zher The Zoo代々木

    20050308 江藤直子セッション @西荻窪アケタの店

    20050311 Red Krayola,Thermo,テニスコーツ @ 横浜Thumb’s Up

    20050328 吉野弘志+太田惠資+吉見征樹+鬼怒無月 @西荻窪音や金時

    20050401 危ダビ少年A @六本木Super Deluxe

    20050410 西新宿で聴くプログレッシブロックの世界 @スナックニッポニア

    20050411 FLAT122 @高円寺ペンギンハウス

    20050414 変拍子で踊ろう#10 @初台DOORS

    20050417 Lars Hollmer+向島ゆり子 @よみうりランド前

    20050418 大友良英レクチャー「耳を開く」 @札幌SOSO CAFE

    20050421 NATSUMEN @NHKライブビート公開収録

    20050422 KILLING TIME,カーネーション,ムーンライダーズ @渋谷AX

    20050501 Abu Dhabi ver.06 @表参道CAY

    20050513 Tara Jane O’Neil,Harpy,place called space@渋谷O-NEST

    20050514 emulsion,る*しろう,Djamra,Killing Floor@初台DOORS

    20050522 サボテン,EXPO,Ferdinand Richard @渋谷O-NEST

    20050525 グッドラックヘイワ,Co-rchestra,FLAT122 @高円寺ペンギンハウス

    20050601 福原まり @南青山MANDALA

    20050606 ほとらぴからっ @吉祥寺MANDALA-2

    20050611 美也子の路地裏#3 @高円寺ペンギンハウス

    20050618 小野真弓 @川崎アゼリア

    20050629 KAO’S SESSION vol.4 @新宿PIT-INN

    20050702 円盤ジャンポリー #3 @渋谷O-NEST

    20050704 ピカリンス @高円寺UFO CLUB

    20050708 小川美潮 @高円寺JIROKICHI

    20050709 トウヤマタケオ楽団,SAKEROCK,カセットコンロス,ヨロ昆布 @渋谷CLUB QUATTRO

    20050717 Altered States,NATSUMEN @渋谷O-NEST

    20050720 る*しろう,太田恵資,SENSE OF WONDER @初台DOORS

    20050729 「モ ュレ シ ン」 @六本木P-HOUSE

    20050804 シャクシャイン @新宿PIT-INN

    20050807 高円寺百景 @初台DOORS

    20050814 鈴木晶久,新川忠,朝日美穂 @渋谷多作

    20050815 CICALA-MVTA @六本木ヒルズ

    20050819 真夏の夜の特別興行「みやこの犯罪」 @十三ファンダンゴ

    20050820 松前公高,グループあんちゃん @心斎橋Club STOMP

    20050820 荘園,Pentagram,Ain Soph @なんばフラミンゴ

    20050821 シネマ @南港ATC

    20050822 Yozigenn,Taiqui+チコ,た*みや,浪漫座別館 @新世界BRIDGE

    20050903 tristeza @渋谷O-NEST

    20050904 西新宿でプログレ @スナックニッポニア

    20050910 unbeltipo solo,eEYO idiot @吉祥寺MANDALA-2

    20050913 佳村萠+大友良英+植村昌弘 @六本木SUPER DELUXE

    20050916 MAGMA @渋谷O-NEST

    20050918 めいなCo.+Uzhaan+佳村萠 @音や金時

    20050924 Pochakaite Malko,る*しろう,machine and the synergetic nuts @初台DOORS

    20051001 にほんごのふぉーくとろっく ぷれぜんつ vol.2 @下北沢mona records

    20051010 ほとらぴからっ @下北沢La Cana

    20051016 Raw Life @君津アクアマリンスタジオ

    20051018 Giulietta Machine,坪口昌恭Trio @六本木STB139

    20051026 Gypsy Pot,FLAT122,キキオン @四谷Out Break

    20051102 る*しろう,Birth of Messiah,東京中低域 @初台DOORS

    20051113 絶対無,ZANZO,gnu,FLAT122 @秋葉原dress-Tokyo

    20051115 芳垣安洋+鈴木正人+清水一登+南博+板橋文夫 @青山月見ル君想フ

    20051127 清水一登+れいち+小川美潮 @大泉学園 in F

    20051206 Polygon Heard @三軒茶屋Grapefruit Moon

    20051211 佳村萠+pasadena,TICA @三軒茶屋Grapefruit Moon

    20051217 Vincent Atomicus @新宿PIT-INN

    20051218 美也子の路地裏#5 @高円寺ペンギンハウス

    20051222 福原まり @下北沢gao cafe

    20051223 プログレ忘年会 @スナックニッポニア

    2004/12/22 工藤冬里+向島ゆり子 @新宿裏窓

    行ってきたっす。(すこぶるmixi日記の転載だけど)

    20:00open/21:00startだったのですけど会社のコピー機が詰まりやがってちょっと遅刻。

    裏窓は新宿ゴールデン街に有るバー。この日のライヴは10名限定。限定もくそも10人以上入らないよ。

    という訳で、10人でキツキツになったバーのドア近くで観戦。

    前半戦は「xx年xx月xx日 Gmのブルース、えぇぇとこの日は・・・」とか言いつつ1分くらいの曲を30曲くらい。

    後半は完全インプロかな?30分くらい。

    即興変拍子ZNRみたいな風情で面白かった。マヘルでも聴けるようなつっかえたテンポのピアノに向島さんの艶やかなバイオリン。

    20年ぶりの共演(マシンガンタンゴ?)とは思えないくらいの空間が出来ていて、とても素晴らしかったです。即興好きの人では無いけれど、こーゆーのはとても好きだなぁ。

    • [tag]工藤冬里[/tag] (piano)
    • [tag]向島ゆり子[/tag] (violin,accordion)

    2003/11/14 壷井彰久+鬼怒無月,おU @江古田BUDDY

    POSEIDON RECORD主催のポセイドン祭り。一日目の江古田BUDDYでは、超久々のおUと壷井+鬼怒デュオ。とにかくおUが見たくて、会社を定時で脱出。

    壷井彰久+鬼怒無月

    #えーとこの組み合わせで見るのは初めてかな、「Era」ってCDをPOSEIDONで出してます。壷井さんの弾くフレーズはどーしてもプログレ、鬼怒さんの参加してる数多いグループの中でも一番いわゆるプログレに近い音だと思います。アコギとバイオリンだけなのに二人の手数の多いこと。「Crawler-A」とかやってました。
    そして、凄まじくかみ合わないMC。これがプログレ。
    →壷井さんのサイト内、壷井/鬼怒Duoのページ

    • [tag]壷井彰久[/tag] (violin)
    • [tag]鬼怒無月[/tag] (guitars)

    おU

    #8年ぶり!!!

    もー、このメンツが一つのステージで一緒に演奏するってだけで嬉しいです。全員ファンみたいなモノですから。
    一人一人の音がとても癖の強いまま、きっちりアンサンブルとして成立ってるってのが凄かったですね。矢口さんのサックスはやっぱりReal FishやFishermen tit totで聴いてたアノ音だし、向島さんのバイオリンもSOLAとかで聴いた艶やかな感じで、今堀さんのギターは今堀さんでしかない音だし、久々に聴いたれいちさんのドラムも相変わらずタメの効いた感じで。

    そんな訳で最初は定番「Blivits」(KILLING TIME/BILLおUに収録)おUのアルバムに近い感じの演奏です。「若者もどき」は清水+今堀+れいちのトリオでの演奏、なにやら音源をバックにしたスピード感の有る演奏で確かに若者っぽいのかも。
    「タンゴもどき」は2000/6/4 清水一登+向島ゆり子+今堀恒雄 @ 大泉学園 in Fで一回だけ聴いた曲です。他でやった事あるのかな?この「タンゴもどき」から「収容所」(KILLING TIME/SKIPのOne for Each Sentiment)へ続けて一部終了。収容所後半はとてもテンションの高い演奏、あんなに気合の入った「収容所」を聴くのは久々。

    休憩をはさんで最初は清水さん1人での演奏。相変わらずミョーな音源を重ねていってピアノソロ、随分前の新宿ロフトプラスワンでの清水ソロを思い出しました。
    そしてメンバーがゾロゾロ出てきて「Minerals~Tasmania」を演奏。オパビニアでも聴けますけど、やっぱり当たり前ですけど全然印象の違う感じで。
    「Gymnesia」(yet somehow…収録)では清水さんxylophoneの演奏、この曲聴くのはほんとに8年ぶりかも。「Johnson Blues」と続けて、ラス曲はやっぱり「Habanerege」ボーカルの所を向島さんが入り損ねてたけど、相変わらず無茶なこの曲をビシッと演奏するのはやっぱりこのメンツならではかも。
    アンコールでは「Epistrophy/Variation」をソロ回し付きでやってくれました。れいちさんは何故か「Habanerege」のボーカルパートを歌ってたり。

    MCで清水さんが「久しぶりにみんなで集まって演奏して、やっぱりみんなで演奏してる感じだなー」とか言ってました。その言葉に尽きるような気がします。「これからは一年に一回くらいはやりたい~」との言葉を信じて次回を待つことに。

    1. Blivits
    2. Epistrophy/Variation
    3. Waltz #4
    4. 若者もどき
    5. Contrarily
    6. タンゴもどき
    7. 収容所 (One For Each Sentiment)
    8. (清水一登ソロインプロ)
    9. Minerals
    10. Tasmania
    11. Gymnesia
    12. Johnson Blues
    13. Habanerege
    14. Epistrophy/Variation (アンコール)
    • [tag]清水一登[/tag] (piano,keyboards,bass clarinet,xylophone)
    • [tag]向島ゆり子[/tag] (violin)
    • [tag]渡辺等[/tag] (bass,11-strings fretless guitar)
    • [tag]矢口博康[/tag] (soprano sax,alto sax,baritone sax)
    • [tag]松本治[/tag] (trombone,tuba)
    • [tag]今堀恒雄[/tag] (guitars)
    • [tag]れいち[/tag] (drums)

    2003/05/03 オパビニア+向島ゆり子 @ 吉祥寺MANDALA-2

    待望のアルバム発売ライヴです。吉祥寺MANDALA-2へ・・・・って、すっげー混んでる。前回の桜木町でのライヴの3倍以上入ってる。素晴らしいー、でも狭いー。

    客席にはいつも良く見る方たちの中に、ほとらぴからっの佳村萌さんや、横澤龍太郎さんなんかも来ていました。

    そんなわけで、待望のレコ発ライヴです。「今日はレコ発ライヴと言うことで、アルバムに入っている曲全部やります」と。

    アルバム中一番ストレートな曲「コンブトリ」からスタート、さすがにレコーディング後なので安定した演奏になってます。かっちょいい。

    流石にバンマスなだけあって、珍しく清水一登さんが沢山喋ってましたが、なんというかほとんど前後不覚な感じで可笑しかったです。(というかコンブ取りのテーマソングって何だ?)

    前半のセットはこんな感じ、3曲目のインプロはアルバムの「Crunchy brains」に相当する曲だそーで、当然全く違うインプロでした。

    1. コンブトリ
    2. ふぐ汁
    3. インプロ (Crunchy brains)
    4. (Slight) Googli-Moogli
    5. 最低人

    #休憩を挟んで、2nd set。「Pre-cambria dreamin’」以降は向島ゆり子さんを加えての演奏です。

    前回は演奏しなかった、「BLIVITS」も演奏してました・・・嬉しいんですけど、最近この曲崩しすぎなよーな気も。

    あと、「ヒョーロク玉」はオパビニアで演奏されるのは初めてのような気が(清水+鬼怒+向島とかでは演奏してた)。鬼怒無月さんのギターのトーンが気持ちよい、構築系のゆったりとした曲。

    「BLIVITS」を演奏するのは、久々じゃないかな?ここでは清水一登さんはバスクラを演奏してました、中間部はほぼ別の曲と化してますが。

    アンコールで「何やりましょうか~」とか言ってる時に何故か鬼怒無月さんがKing CrimsonのFractureとか弾いてました。いやーそのこのメンツで完コピしても面白そーだなぁなんて事を不謹慎にも思ったんですけど、結局アンコールには「Pre-cambria dreamin’」をもう一度演奏していました。

    1. 情熱の通り雨
    2. Johnson Blues
    3. Pre-cambria dreamin’
    4. ヒョーロク玉
    5. BLIVITS
    6. Minerals~Tasmania
    7. Pre-cambria dreamin’ (アンコール)

    そんなわけで、次回は7/3の渋谷7th floorだそうです。行くべし。

    • 清水一登 (keyboards,piano,bass clarinet)
    • 鬼怒無月 (guitars)
    • 芳垣安洋 (drums,percussions)
    • 向島ゆり子 (violin)

    2003/03/03 ほとらぴからっ @南青山MANDALA

    今回は月曜だったので、若干客が少ないかなーとか思いましたけど、始まる頃にはけっこう客席埋まってました。斎藤ネコさん(中国に行ってるらしい)の代わりに向島ゆり子さんを加えてのライヴでした。

    「運命の出会い」から「残夢」までは続けての演奏、新曲(「ごっ」って新しい曲の5個目だって)は、マーチみたいなリズムと印象的なメロディーのバックの上で佳村萌さんが朗読してます。言葉にはリズムが有るってのを目の当たりにした感じの曲、も・の・す・ご・く・よ・か・っ・た です。

    この辺からなんだか急に良くなってきた感じで、向島ゆり子さんの滑らかなバイオリンの音とか、なんか凄いモノ見てるような気がしてきました。思い出すだけで気持ちよくなってくる。

    「水色」は聴いたことが有るなーと思ったら、UA/11に入っているめいなCo.の曲。随分印象が違うような。

    とにかくこの日は充実してる感じで、復活してから6回目のライヴになるんだと思いますけど、よーやく完全体になったっていうか。もうこのままCD出してもらいたいなーとか思っちゃいます。

    前のライヴの時にもこのページに書いたかも知れないですけど、メンバー全員バラバラな癖(っていうか個性)を発揮しながら、「ほとらぴからっ」って音に収束してるよーに思いました。好いバンドだなーと思います、ほんとに。

    セットリストは確かこんな感じ(抜けてるの有るかも?)

    1. ダンスの楽園
    2. 天女
    3. フラミンゴ
    4. 痛い時間
    5. バレエダンサー
    6. 運命の出会い
    7. ごっ(新曲)
    8. うめよ (新曲)
    9. 残夢
    10. 水色
    11. 2022年の七夕まで
    12. 初恋のあとのあと
    13. 海ざる
    14. さっちゃん
    • 佳村萌 (vocals)
    • 張紅陽 (accordion,keyboards,vocals)
    • 近藤達郎 (harmonica,clarinet)
    • 向島ゆり子 (violin)
    • whacho (percussions)
    • 浦山秀彦 (guitars)
    • バカボン鈴木 (bass)
    • 横澤龍太郎 (percussions)

    2001/09/16 Lars Hollmer’s SOLA @お台場TRIBUTE TO LOVE GENERATION

    #ぴあ発のチケットが取れなかったので、当日売りのチケットで入りました。前回はマンダラ2で満員だったんですけど、今回もほぼ満員。

    • Lars Hollmer (accordion,keyboards,vocals)
    • 大熊亘 (clarinet,sax)
    • 向島ゆり子 (violin,toy piano)
    • 吉田達也 (drums)
    • 清水一登 (keyboards)
    • 坂本弘道 (cello)
    • 伏見蛍 (guitars,mandolin)

    前回の曲 +αでした。(曲目ワカラズです、ごめんなさい。L.HollmerのCDって持ってなくて)
    親しみやすいメロディーに変拍子の、相変わらず無茶な曲たちでした。
    前回のポチャカイテマルコ+L.Hollmerの時にも出ていた伏見蛍さんがゲストで何曲かで参加してました。あのメンバーに囲まれてあの若さで、でも結構存在感があって。すごいなぁーとか。
    今回思ったのは向島ゆり子さんのバイオリン。やっぱり力強くていいなぁーとか。

    2000/12/06 日本座村 @ 吉祥寺MANDALA-2

    先に書きます
    すっげーーーーーー良かったです。
    いやその別にサムラのファンでも無かったですし(実際この日の曲名全くわからなかったし)、メンツ見て半分セッション聴きに行くつもりだったんですけど。
    12/6現在今年見たライヴの中でベストです。

    • Lars Hollmer (accordion,keyboards,vocals)
    • 清水一登 (keyboards)
    • 向島ゆり子 (violin,pianica,toy piano,accordion)
    • 吉田達也 (drums)
    • 坂本弘道 (cello)
    • 大熊亘 (clarinet)

    てなメンツでして、まぁ単純な話出てた人全員好きっていう状況でした。それでもこの組み合わせでL.Hollmerの曲でちゃんとやるのかな?なんて心配もしてました。実際開演前に吉田達也さんが机叩いて向島ゆり子さんとタイミング合わせてたし。ヲイヲイ今頃やるなよっていう。
    月曜のポチャカイテマルコも凄かったですが、この日は各演奏者のキャラが立っていて非常に面白かったです。サムラの曲の再現だけじゃなくって、+αの部分が非常に楽しめました。
    ちなみに前半L.Hollmerのソロで(これも面白かった)一曲だけJON(犬)が出てきて一緒に歌ってました、大笑い。JONすげー脱力、ほのぼの。
    あと笑えたのが坂本さんのグラインダーの火花をよけながら演奏する清水さん、まさかこのセットで火花を散らすのを見ることになるとは思いわなかったけど。
    こんなメンツを誰が揃えたのか知らないですけど、想像以上に合ってました。L.Hollmerの来日は今回だけと思いますけど、またこんなメンツでのライヴを期待しちゃいます。
    しっかし、前にPESTの来日を見たときも思ったんですけど、”xxの来日!”ってのにかこつけて自分の好きなメンツ組み合わせてライヴしてるよーな気も……まぁ、俺は大喜びだから良いんですけど…..えーと、もっとやって下さい。>主催者様

    2000/06/04 清水一登+向島ゆり子+今堀恒雄 @大泉学園 in F

    #久しぶりに「これわっ」と思って見に行ったライヴでした。大泉学園の”in F”って店で、ライヴハウスどころか大泉学園に降りたのも初めてでした。案の定迷いました、数年振りに警察で道聞いちゃいました。
    “in F”はなんだかビルの3階のフツー部屋みたいな飲み屋さんで、窓際がステージになってました、満員でも30人くらいの場所かな?でも割と良い感じのお店でした。
    とりあえず7時過ぎくらいに行って、しばらくすると清水一登さん一人ではじめました。シンセを弾いてなんだかサンプラーみたいなのにループを作って、それをバックにピアノを演奏する。といった事をやっていたのですが…..あれ?…..なんだか途中で機材の調子がおかしくなってしまったらしく、何回かやってたんですけど結局諦めてしまったみたいです。とりあえず、「こんな時にピッタリの曲があります」と歌い出したのが”イゴールの嘆き”なんか男の哀愁漂う、その場にマッチしたスバラシイ雰囲気でした。その後は清水さんのピアノソロ、なんだか複雑怪奇としか言い様の無い内容をニコニコしながら弾きまくってました。やっぱしちょっとこの人は尋常じゃ無いです。
    そしてちょっとだけ休憩を挟んで第2部、ということで。

    • [tag]清水一登[/tag] (piano,vocals,keyboards)
    • [tag]向島ゆり子[/tag] (violin)
    • [tag]今堀恒雄[/tag] (guitars)

    今回のユニットは”おT”(おじさんトリオかな)と命名されたらしいです。曲目は

    1. タンゴもどき
    2. Blivits
    3. 情熱の通り雨 (フラメンコバージョン)
    4. 収容所
    5. Johnson’s Blues

    と言った感じでして、期待通りの清水一登てんこもりのライヴでした。1の”タンゴもどき”は新曲らしいです、タイトル通りタンゴっぽいんですけど….なんかやっぱりバックはとんでもない演奏。
    そいでドラムンベースみたいなリズムでの”Blivits”この面子だとKILLING TIMEの時よりも壊れ具合がヒドイです、それでもカッチョ良いんですけど。”情熱の通り雨”はシャクシャインの曲と思います。そして”収容所”を聴いてて思ったんですけど、何故かKING CRIMSONの”Fracture”に似てるなと思っちゃいました。なんていうか進行の組み立て方っていうか盛り上がり方が、似てるかなと。なんとなく。
    次は清水さんがバスクラリネットを吹いて、なんかフリーな(即興じゃないと思うけど)感じの曲を。いつになくアヴァンギャルドな感じでした。最後はやっぱり”Johnson’s Blues”でオシマイ。
    なんていうか、こんな面子でのライヴをしょっちゅうやって欲しいかなという。Areposでの清水さんも嫌いじゃないんですけど、”おU”や”おQ”や”KILLING TIME”の時はやっぱちょっと感じが違います。こんな面白いライヴで客がこれだけってのもなんだかなだったんですけど(場所が場所だけにしょーがないのかもしれないですけど)ほんとにもっともっと見たいです。
    あとそこで売ってた「Field/Katsui/Kido/Shimizu」という以前ここで行われた即興演奏を収録したCDを買いました、これもかなり良い内容。