2003/10/06 佳村萌+坂本弘道@下北沢LADY JANE

行ってきました。「チェロ+声」とゆーシンプルな編成でのライヴでしたけど密度は濃かったよーに思います。

二部の途中でほとらぴからっの「さっちゃん」という曲で佳村さんがピアノ弾きながら歌ってました。淡々とした調子のピアノに伸びたり縮んだりする、割り切れないテンポのボーカルの対比が凄く面白くて。また知らない一面を見た感じが。

Robert Wyatt/Elvis Costeloの「Shipbuilding」もLeonard Cohenの「Hallelujah」もココではとても不思議な色に染まっていて。

「何々みたい」って説明出来ないんだけど、とても美しい音楽。って一緒に見た友達が言ってた。ん。

次は11/6に新宿の「ナジャ」って飲み屋でほとらぴからっの張さんと2人でやるみたいです。

(mixi日記と同内容・・・ごみんなさい)

追記:セットリスト教えてもらったので訂正しました。

  1. 風のうた
  2. 「冬の夜空」
  3. カメレオン・パーティ
  4. 朗読~うさぎのくらし
  5. Shipbuilding (Robert Wyatt/Elvis Costelo)
  6. 行こ。
  7. さっちゃん
  8. 「真昼のひなた」
  9. Walking on the Moon (Police)
  10. ハレルヤ (Leonard Cohen)
  11. 「おやすみなさい」
  • 佳村萌 (vocals,toy piano,piano)
  • 坂本弘道 (cello,effectors)

2003.10.5 佳村萠+坂本弘道+松永孝義 @ 下北沢LADY JANE

佳村萠さん、今回は坂本弘道さん(シノラマ,シカラムータ,SOLA・・・などなど)と松永孝義さん(MUTE BEAT,Ring Links,カルメンマキ&サラマンドラ)を迎えてのライヴです。以前下北沢で鬼怒無月さん勝井祐二さんと演奏したヤツのメンバーを変えたような感じです。
1曲目はほとらぴからっの「カメレオン・パーティ」声以外の楽器が、cello+bassという低音ばかりな編成ですけど、坂本弘道さんのすばらしいギミックの数々であちこちから色んな音が出てきます。

その次が何とRobert Wyatt/Elvis Costelloの「Shipbuilding」(坂本弘道さんの選曲とか)まーさかこんな曲が聴けるとは思わなかった。ちなみに一部ではその後Brian Eno/By This River(Before And After Science収録)まで演奏されてました。

ちなみに「夜とみみずく」はシノラマ/3つのウソと5時の鐘に入っている坂本弘道さんの曲。ライヴは見たことなかったんだけどシノラマは大好きで。まさかこの曲を聴けるとは・・・と言った感じ。

二部の頭では「またシノラマ?」というベースラインでしたけど、これはシノラマの曲に外間隆史さんの詩を乗っけたモノ。坂本弘道さんのノコギリ演奏が気持ちイイです。

今まで坂本弘道さんを見たのはシカラムータとかSOLAの時ばかりだったので、こんな感じでじっくり坂本さんの音を聴くのは初めてでした。それでこれが物凄く面白い音を沢山出していて。チェロのまわりにはエフェクター類とかカオスパッドとかが置いてあって、一人でTangerine Dream/Zeitみたいな音出したりとか、エレクトロニカみたいな音響を出したりとか。うーん、こんなに面白いとは思わなかった。こんどソロを買ってみよう。

松永孝義さんは流石の演奏、一人だけでゆったりとしたリズムを作りだしてました。松永さんのベースの上を坂本さんのチェロ(とか)と佳村さんの声がフワフワ浮かんだり沈んだりするような感じ。

歌もイイんですけど、とくに朗読してるのが凄く好きです。佳村さんの声にフキダシ付けるとしたら、絶対に淡いピンクで色を付けると思います。そんな色彩感とちょっとストーリーの有る音+朗読。この朗読でCDとか作ってくれないかなぁー。

  1. カメレオン・パーティ (ほとらぴからっ)
  2. Shipbuilding (Robert Wyatt)
  3. ?? (朗読)
  4. 初恋のあとのあと (ほとらぴからっ)
  5. 夜とみみずく (シノラマ)
  6. By This River (Brian Eno)
  7. ? (シノラマの曲に外間隆史の詩)
  8. ? (外間隆史の曲)
  9. ???
  10. うさぎの短い詩
  11. うさぎのくらし
  12. Hallelujah (Leonard Cohen)
  • 佳村萠 (vocals,voice)
  • 坂本弘道 (cello,musical saw)
  • 松永孝義 (wood bass)

2003/05/03 オパビニア+向島ゆり子 @ 吉祥寺MANDALA-2

待望のアルバム発売ライヴです。吉祥寺MANDALA-2へ・・・・って、すっげー混んでる。前回の桜木町でのライヴの3倍以上入ってる。素晴らしいー、でも狭いー。

客席にはいつも良く見る方たちの中に、ほとらぴからっの佳村萌さんや、横澤龍太郎さんなんかも来ていました。

そんなわけで、待望のレコ発ライヴです。「今日はレコ発ライヴと言うことで、アルバムに入っている曲全部やります」と。

アルバム中一番ストレートな曲「コンブトリ」からスタート、さすがにレコーディング後なので安定した演奏になってます。かっちょいい。

流石にバンマスなだけあって、珍しく清水一登さんが沢山喋ってましたが、なんというかほとんど前後不覚な感じで可笑しかったです。(というかコンブ取りのテーマソングって何だ?)

前半のセットはこんな感じ、3曲目のインプロはアルバムの「Crunchy brains」に相当する曲だそーで、当然全く違うインプロでした。

  1. コンブトリ
  2. ふぐ汁
  3. インプロ (Crunchy brains)
  4. (Slight) Googli-Moogli
  5. 最低人

#休憩を挟んで、2nd set。「Pre-cambria dreamin’」以降は向島ゆり子さんを加えての演奏です。

前回は演奏しなかった、「BLIVITS」も演奏してました・・・嬉しいんですけど、最近この曲崩しすぎなよーな気も。

あと、「ヒョーロク玉」はオパビニアで演奏されるのは初めてのような気が(清水+鬼怒+向島とかでは演奏してた)。鬼怒無月さんのギターのトーンが気持ちよい、構築系のゆったりとした曲。

「BLIVITS」を演奏するのは、久々じゃないかな?ここでは清水一登さんはバスクラを演奏してました、中間部はほぼ別の曲と化してますが。

アンコールで「何やりましょうか~」とか言ってる時に何故か鬼怒無月さんがKing CrimsonのFractureとか弾いてました。いやーそのこのメンツで完コピしても面白そーだなぁなんて事を不謹慎にも思ったんですけど、結局アンコールには「Pre-cambria dreamin’」をもう一度演奏していました。

  1. 情熱の通り雨
  2. Johnson Blues
  3. Pre-cambria dreamin’
  4. ヒョーロク玉
  5. BLIVITS
  6. Minerals~Tasmania
  7. Pre-cambria dreamin’ (アンコール)

そんなわけで、次回は7/3の渋谷7th floorだそうです。行くべし。

  • 清水一登 (keyboards,piano,bass clarinet)
  • 鬼怒無月 (guitars)
  • 芳垣安洋 (drums,percussions)
  • 向島ゆり子 (violin)

2003/03/03 ほとらぴからっ @南青山MANDALA

今回は月曜だったので、若干客が少ないかなーとか思いましたけど、始まる頃にはけっこう客席埋まってました。斎藤ネコさん(中国に行ってるらしい)の代わりに向島ゆり子さんを加えてのライヴでした。

「運命の出会い」から「残夢」までは続けての演奏、新曲(「ごっ」って新しい曲の5個目だって)は、マーチみたいなリズムと印象的なメロディーのバックの上で佳村萌さんが朗読してます。言葉にはリズムが有るってのを目の当たりにした感じの曲、も・の・す・ご・く・よ・か・っ・た です。

この辺からなんだか急に良くなってきた感じで、向島ゆり子さんの滑らかなバイオリンの音とか、なんか凄いモノ見てるような気がしてきました。思い出すだけで気持ちよくなってくる。

「水色」は聴いたことが有るなーと思ったら、UA/11に入っているめいなCo.の曲。随分印象が違うような。

とにかくこの日は充実してる感じで、復活してから6回目のライヴになるんだと思いますけど、よーやく完全体になったっていうか。もうこのままCD出してもらいたいなーとか思っちゃいます。

前のライヴの時にもこのページに書いたかも知れないですけど、メンバー全員バラバラな癖(っていうか個性)を発揮しながら、「ほとらぴからっ」って音に収束してるよーに思いました。好いバンドだなーと思います、ほんとに。

セットリストは確かこんな感じ(抜けてるの有るかも?)

  1. ダンスの楽園
  2. 天女
  3. フラミンゴ
  4. 痛い時間
  5. バレエダンサー
  6. 運命の出会い
  7. ごっ(新曲)
  8. うめよ (新曲)
  9. 残夢
  10. 水色
  11. 2022年の七夕まで
  12. 初恋のあとのあと
  13. 海ざる
  14. さっちゃん
  • 佳村萌 (vocals)
  • 張紅陽 (accordion,keyboards,vocals)
  • 近藤達郎 (harmonica,clarinet)
  • 向島ゆり子 (violin)
  • whacho (percussions)
  • 浦山秀彦 (guitars)
  • バカボン鈴木 (bass)
  • 横澤龍太郎 (percussions)

2003/01/22 ほとらぴからっ @ 下北沢440

#考えてみたら、2003年入って最初のライヴハウス・・・ではないな。その前に友達のライヴ行ってるか。

そんな訳で去年復活した「ほとらぴからっ」です。去年の梅津和時さんのFESTA IN VINYLと一緒のメンバーで、ベースはバカボン鈴木さんでなく松永孝義さんです。

いきなり1曲目「フラミンゴ」から、ソロ回ししてメンバー紹介してました。なんかいきなりクライマックスな気分ですが、その後はいつもと変わらずミョーな感じの演奏。大好きな「海ざる」での浦山秀彦さんのロバートフリップみたいなギターとか。

「バレエダンサー」ってのは梅津和時さんの曲らしく、重厚な感じの綺麗な曲。今回は張紅陽さんのピアノの頻度が高くて嬉しかったです。

気付くと梅津和時さんと鬼怒無月さんが客席にいました、他にもなんだか関係者率高そうな客層

曲順はたしか大体こんな感じ。

アンコールは「重陽」と「さっちゃん」。やっぱり「重陽」ってイイ曲だな―と、聴くたび思います。空気の色変えるよーな感じ。

なんかMCとか、いつも自信無さそーな感じですけど、いつも十分たのしいライヴです。

次回は3/3。あとその前に2/9に佳村萌+鬼怒無月+勝井祐二が(これもどんなんなんだろう?)

  1. 石の塊
  2. フラミンゴ
  3. 海ざる
  4. 痛い時間
  5. 天女
  6. バレエダンサー
  7. でした。
  8. 花子さんの場合
  9. ダンスの楽園
  10. 初恋のあとのあと
  11. カメレオンパーティー
  12. すきま
  13. 残夢
  14. 2022年の七夕まで
  15. 重陽
  16. さっちゃん
  • 佳村萌 (vocals)
  • 張紅陽 (accordion,piano)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • 浦山秀彦 (guitars)
  • 横澤龍太郎 (percussions)
  • whacho (percussions)
  • 松永孝義 (bass)

2002/07/07 ほとらぴからっ @下北沢La Cana

(1st set)
1.ひとりぼっちのザンパ
2.おもちゃ
3.2022年の七夕まで
4.黄緑色の夕暮れ
5.ダンスの楽園
6.初恋のあとのあと
7.水色
(2nd set)
8.JINTA
9.一直線上の悲恋
10.枕の国から
11.すきま
12.残夢
13.天女
(アンコール)
14.フラミンゴ

佳村萠 (vocals)
張紅陽 (accordion,keyboards,vocals)
斎藤ネコ (violin)
whacho (percussions)
浦山秀彦 (guitars)
バカボン鈴木 (bass)
横澤龍太郎 (percussions)