2013/01/24 te_ri, サイトウエレトリコグッドサウンド @代官山晴れたら空に豆まいて

サイトウエレトリコグッドサウンド

久々に見たらメンバー変わってる?サイトウさんのベースとJONのシンセ、ドラムはgnuの熊田央さんかな?トロンボーンとサックスお名前わかりません、すいません。
相変わらずのゆるくて可愛い複雑骨折サウンド(注:モテません)分かりやすく言うとピッキオダルポッツォの変なパートを2-3分にまとめた感じ・・・普通の人はピッキオダルポッツォ知らないですよね。

カシミールナポレオン

顔面白塗りの黒塗りの2人組。これ以上無いくらいのショボイカラオケをバックにビジュアルバンド系のネタを披露。
この日ライブハウスに行く途中、階段の隅っこで一生懸命白塗りしてた人を見かけたのだけどアレがまさかコレとは。
しかしあのAMラジオみたいな音のカラオケ、自分たちで作ってるのかなぁー。凄いな。

te_ri

というわけで4枚目「far east debug」のレコ発。emptiness+(2007) Galois(2008) half beat & twice magic(2009) と来て4年ぶりくらいの新譜です。
というのもドラムの片山さんが岡山へ行かれるそうで・・・そしてギターの村上さんが岩手在住なので、流石にそうそうライブは出来ない?と思われます。
エフェクタなしのギターと手数多いけど飄々とした感じのドラムの2人のなんだか不条理な感じの曲たくさん。サイトウエレトリコ程では無いですがやっぱり骨折系音楽・・・でも響きはちょっとポップな感じだったりします。

村上巨樹 (guitars)
片山貴志 (drums)

http://murakaminaoki.tumblr.com/

2013/01/11 Anekdoten, The Flower Kings @川崎Club Citta

ヨーロピアンロックフェス2013の1日目です(2日目はMoon Safari, Trettioariga Kriget, The Flower Kings)どのバンドも観たこと無かったのですが、とりあえずAnekdotenが観たかったので1日目へ。

Anekdoten

という訳でAnekdotenの方が先。開演時間ギリギリに席に座ったら、特に何の前触れもなくサラッとメンバーが登場して演奏を始めてました。Anekdotenの来日はこれで4度目・・・といっても私は初めてですが。
メロトロンの音が馬鹿でかくて良かったです、明らかにギターよりメロトロンの音が大きいという不思議なバランスでした。ベースの方のボーカルが堂々としていて良かったなぁ。
よくKing Crimsonを引き合いに出されるバンドですが、メロトロンの音色とたまにギターがフリップっぽくなるの以外はそれ程Crimsonに似てるって訳でも無いような…SlintとかMogwaiとかのポストロック/スローコアの辺りに近いように思ってます。
最後にやった新曲も良かったけど「Nucleus」とか聴くとちょっと血圧上がる感じ、カッコイイよなーやっぱり。「Karelia」も聴きたかったかも。

Peter Nordin (drums)
Jan Erik Liljestrom (bass, vocals)
Nicklas Berg (guitars, vocals)
Anna Sof Dahlberg (mellotron, keyboards)

http://www.anekdoten.se/

The Flower Kings

元KaipaのRoine Stoltが1995年に結成したバンド、1999年に初来日してます。来日はその時以来・・・なのかな?
個人的にはCDとか全然持ってないのですが、Roine Stoltのギターが良く歌っていて良かったなー。あとHasse Frobergとのボーカルのハモリが気持ち良いです。プログレというか歌モノとしても素晴らしいなーと、Anekdotenの続きで聴くと曲のポジティブさが際立つ感じ。
あとTomas Bodinのベースの音圧が凄くてクラブチッタのチラシが時々プルプル震えてました。

Roine Stolt (guitars, vocals)
Jonas Reingold (bass)
Hasse Froberg (guitars, vocals)
Tomas Bodin (keyboards)
Felix Lehrmann (drums)

http://www.flowerkings.se/

2013-01-11 22.39.34

2012/01/10 両手に鎌トリオ+梅津和時 @渋谷Bar Isshee

このトリオはこの場所で開始したユニットで、まあその緩い感じのこの非常にこのお店らしいユニットです。渋谷Bar Issheeはこの建物の取り壊しに伴い去年末で閉店なのですが、ロスタイムというか延長戦。
いつも通りインプロの演奏とお喋り半々くらいで・・・Bar Issheeでの出演回数ランキングとか(植村さんは結構上位だった模様)
この日は結構な客の入り。後半では更にお客さん増えてたので植村さんとのジャンケン大会で席替え。植村さんのドラムの目の前という位置に。
最後の演奏(Bar Issheeに捧ぐ的な)での梅津さんのサックスがちょっと感動的な感じ。

植村昌弘 (drums)
金澤美也子 (keyboards)
かわいしのぶ (bass)
梅津和時 (sax, clarinet)

2013/01/06 Margaret Maggie, KTG, interpose+ @吉祥寺Silver Elephant

Margaret Maggie

初見のバンドです。バイオリンフロントでトラッドとプログレを混ぜたような感じ?あの感じの曲だったらe-violinじゃなくて生の方が良さそうな気が。最近テレビで沢山CMやってる「パズル&ドラゴン」の曲はこのバンドのものだとか。
楽器の持ち替え多数、viola da gambaってのは古楽器なのかな?足の付いた7弦のチェロみたいな楽器。初めて見た。
最後の方に演奏した「ロシア」って曲はちょっとゴシックな感じ(Anglagardとかwhite willow辺りの北欧プログレの雰囲気)で面白かったかも。

阿久津太郎 (guitar, synthesizer, recorder)
福井陽介 (violin, viola da gamba, recorder)
山本真也 (drums)
谷篤実 (glockenspiel, xylophone, violin)
畑花菜 (keyboards)

http://margaretmaggie.com

KTG(Kawasaki Takao Group)

筒井さんが渡仏中なので、去年6月以来のライブです。セトリは恐らく以下のような感じ、冒頭「Signs」と「真冬のTV塔」が良かったなー。個人的にはベースの音圧もっと高いと面白く聞こえるかな?なんて思ったりもします。筒井さんの曲「洞窟の森」も演奏、フワフワした感じの曲でクラリネットの使い方としてはたぶんこの曲のようなのが正しい…のかな。
2バンド目でしたがアンコールを受けて「Spiral」を演奏。FLAT122のライブの頃から何度も聴いた好きな曲ですが、KTGバージョンとしても凄く良くなってきたように思います。この展開多い曲の最後辺り、分かりやすいメロディーでクラリネットが入ってくる辺りとか凄くほっとする感じで。
そいえば今回は何故かベースの中島さんがMC担当。川崎さんのMCもちょっとアレですが、まぁその緩いというか何というか・・・

今回は筒井さんの一時帰国にあわせてのライブでしたので、次は7月の一時帰国の辺りに有るかもとか。そしてようやく録音するとか。
川崎さんは去年末始めたImagoというユニットのライブが1/27(sun)に東京倶楽部の千駄ヶ谷店で有るようです。Imagoは前回チャクラとバッティングして行けなかったので是非行きたいと思ってます。

KTG

1. Signs
2. Kenta and Fireworks
3. Blue MS
4. Steer of new world
5. 洞窟の森
6. 真冬のTV塔
7. Spiral

川崎タカオ (piano)
筒井香織 (clarinet)
中島洋隆 (bass)
谷本朋翼(drums)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/KTG/KTG.html

Interpose+

トリはinterpose+。自分が最後に見たのは・・・ええとたぶん2006年、なので6年ぶりくらいかな?一時期ギターの田中健司さんが抜けていたようですが、2011年に復帰されているようです。ベースはKBのDaniさんからArs Novaの柴田伸子さんに交代しています。
清く正しいジャパニーズプログレなのですが、やっぱちゃんと歌えてるのが良いですね。最後のほうにやった「Rosetta」って曲でギターの田中さんがコーラスするのが非常に良い感じ、他の曲でもコーラスすれば良いのに。ボーカル入りのプログレとしては現状トップレベルではないかと思います。
田中さんと佐藤さんといえばLIBIDOってバンドなのですが、たぶんCDになってないんですよね・・・ちゃんと聴いてみたいな。

あるがさゆり (vocals)
田中健士 (guitars)
佐藤カツ (drums)
渡邉のぶを (keyboards)
柴田伸子 (bass)

http://www.interpose.jp

2012/12/27 MUMU, る*しろう @吉祥寺MANDA-LA2

というわけで年末恒例(5年目)のMUMUとる*しろうのライブ。

MUMU

毎月一曲のノルマを課しているバンドなのですが「サブ」という事で(メインよりちょっと短めかな?)毎月二曲になったようで。あんな訳のわからない曲を毎月二曲も・・・そもそもMUMUの結成が1999年なので12年x12曲で単純計算すると144曲くらい有るのか。毎年2枚くらいCD作れるなあ。
今年はあんまりMUMUは見てないのですが(植村さんは見た)相変わらず理不尽なリズムの曲・・・鍵盤だけ聴いてると割とポップな気もするのですが。CD-Rとかでもイイから録音物出さないかな。

1. 2012 #11
2. 2012 #11 (sub)
3. 2012 #10 (sub)
4. 2012 #10
5. 2012 #12

植村昌弘 (drums)
中根信博 (trombone)
本間太郎 (keyboards)

る*しろう

今年は都内でのライブがあまり無くてスケジュールが合わずに一度も行けず、結局去年のこのイベント振りに観る事となりました。という訳で一年ぶりなのですが・・・いやぁ相変わらず馬鹿だなぁ。
ラス曲での菅沼さんの「ダンケシェーン!ダンケシェーン!ダンケシェーン!」と連呼するのがツボにハマって可笑しかった。

1. ハイボール
2. ソレイユ
3. 犬
4. ドイツの医者
5. トルコの・・・
6. 御柱組曲
7. (何かドイツの曲)~94K2

金澤美也子 (keyboards, vocals)
井筒好治 (guitars)
菅沼道昭 (drums)

MUしろう

という訳で毎年恒例の合体バンド。ドラムx2+鍵盤x2+ギター+トロンボーンという不思議バンド。
「MMM」は菅沼さんの曲で Michiaki’s Minimal Musicだそうでややこしそうなリズムのミニマルな曲。「MUSI #1」は植村さんによるこのユニットの為の書下ろし曲…いやーコレ格好いいなぁ、一小節内で幾何学っぽく加速してくよなフレーズが。
「へびダンス」は中間で「菅沼+本間」~「金澤+植村」~「井筒+中根」でバトル。アンコールはAirto Moreiraの「Tombo in 7/4」サッカーでよく使われる「サンバー!」って曲(Samba de Janeiro)の原曲(後で知ったけど)

1. 江草 #14
2. MMM (Michiaki’s Minimal Music)
3. MUSI #1
4. へびダンス
5. Tombo in 7/4 (Airto Moreira)

2012/12/12 ほとらぴからっ @六本木Super Deluxe

よーやく完全復活、しかも2名+13名という、過去最大人数での「ほとらぴからっ」のライブでした。
打楽器4人に弦カルという・・・参加メンバーは以下の通りで、個人的にはステージ上見渡す限り好きなミュージシャンばかり並んでいるという状態で。

次回は2013/3/3に下北沢La Canaだそうです。

1. 天女
2. 痛い時間
3. 海ざる
4. さっちゃん
5. 重陽
6. ????(でもちょっと、気持ち悪いね~)
7. カメレオンパーティ
8. 初恋のあとのあと

1. 七夕
2. 花子さんの場合
3. うめよ
4. す・き・ま
5. 残夢
6. ???? (シンセと台詞っぽいの)
7. ダンスの楽園

1. 夢見るように眠りたい (佳村+張)
2. フラミンゴ

佳村萠 (vocals)
張紅陽 (keyboard, piano, accordion)

浦山秀彦 (guitar)
バカボン鈴木 (bass, mandolin)
近藤達郎 (harmonica, clarinet)
清水一登 (bass clarinet)
斎藤ネコ (violin)
向島ゆり子 (viola)
高橋香織 (violin)
四家卯大 (cello)
whacho (percussion)
横澤龍太郎 (percussion)
仙波清彦 (percussion)
U-zhaan (tabla)
れいち (chorus)

2012/09/19 ギルゴンゴ(植村昌弘+清水一登+ナスノミツル) @渋谷Bar Isshee

という訳で、3回目のライブです。ユニット名が決まりました「ギルゴンゴ(Gilgongo)」という名前。由来はカート・ヴォネガットのSF小説の・・・確かある惑星の「絶滅!」という意味の言葉です。この小説昔読んだハズなのですが、どんな話だったかよく覚えてないです。何かわけわからない話だったよーな。

ライブ開始前に清水さんが中古のボリュームペダルを買ってきたようでしたが、ガリが酷くて・・・安物買いのなんとやらとか。ちなみにこのライブ中に宣言されていたのですが、清水さんがとうとう「新しい機材を買う」とか。「最新のシンセを使いこなす清水一登」っていうのはちょっと想像しづらいモノが有りますが、最近は音源の「KORG 01 R/W」とかのバックライトも切れて大変そうなので・・・是非新品を購入して頂きたいなーと思います。

そんなわけで前半ではインプロから開始して、植村さん新曲の「ish #2」を演奏。タイトなリズムの上に流麗な鍵盤の前半部とかがカンタベリーっぽくて素敵な感じで、後半は何かクリムゾンみたいな重さの盛り上がり方。後で演奏する「ish #1」もそうですがこのユニットでの植村さんの曲は MUMUの曲よりもダイナミズムの有る感じで面白いです。

後半では前回のアンコールで挑戦してた「ish #1」今回は完璧!とまでは行かなかったようですが、歪んだような変なリズムの上に妙なピアノフレーズでやっぱり非常に格好良いです。前回では3曲あると言っていた植村さんの曲ですが、今回時点ですでに8曲あるとか・・・今後も楽しみです。
そして最後にカチっとした「重量投げ」この曲は無茶っぷりを楽しむ曲だったような気がしてたのですが、かなりカッチリした演奏になってしまって。それはそれで凄いのですが。

アンコールは何だろ?インプロじゃないような感じに聴こえたんだけど?ちょっとミニマルな感じの短い演奏。
次回はまだ決まってないようですが、たぶん近いうちに見れるんじゃないかと思います。

1. improvisation
2. ish #2
3. 最低人

1. improvisation
2. ヒョーロク玉
3. ish #1
4. 重量投げ

1. ???

植村昌弘 (drums)
清水一登 (keyboards)
ナスノミツル (bass)

2012/09/09 重陽の節句を祝う @下北沢La Cana

「今年末に復活するかも」なんて噂を聞いていたので、年末くらいかなーとか思ってた「ほとらぴからっ」のライブ。
まぁ「ほとらぴからっ」というよりも張紅陽主催で色んな方が喋ったり演奏したりといった感じのライブでした。思いの外てんこ盛りでちょっとビックリしました。ちょっと色々すぎて書ききれないくらい。

ほとらぴからっ

というわけで最初は、張さんが出てきて色々話をした後「夢見るように眠りたい」から。2001年の復活の時もやっぱりこの曲からだったなーとか。
他のメンバーが出てきて「痛い時」「海ざる」「残夢」をゆるゆると演奏・・・やっぱりこのバンドの音の妙な多幸感って独特だなぁ、なんて思い出しつつ・・・「海ざる」の浦山さんのRobert Frippみたいなギターがまた聴けるのが嬉しかったです。

1. 夢見るように眠りたい
2. 痛い時
3. 海ざる
4. 残夢

佳村萠 (vocals, toy piano)
張紅陽 (piano, accordion, vocals)
浦山秀彦 (guitars)
バカボン鈴木 (bass)
向島ゆり子 (violin)
四家卯大 (cello)
横澤龍太郎 (percussion)

こまっちゃクレズマ

神楽の三上敏視さんによる神楽のお話、長野の方の神楽の実演とか。2つ目の不思議な増えの音がちょっと面白い。

今度はこまっちゃクレズマ(ドラム抜きですが)
3曲めでは会場外にいる横澤龍太郎さんがステージの横の穴(?)から無理矢理手と首を出してパーカッションで参加。右の写真のような不思議な絵面になっていました。
その「井戸の底の星」っていう関島さんの曲があまりに良かったので、帰りにこの曲の入ってるCD買っちゃいました。

1. 月猫
2. 山羊は笑う
3. 井戸の底の星

梅津和時 (sax, clarinet)
多田葉子 (sax)
松井亜由美 (violin)
関島岳郎 (tuba, recorder)

おおたか静流

「でんでらキャラバン」という東日本大震災の被災地に音楽やいろいろなモノを届ける活動をしている赤松千里さんという方のお話(おおたか静流さん、張紅陽さんも一緒に行かれてるとのこと)
おおたか静流さんはちょうど新譜の「IKOR」の発売日で「ここからレコ発ライブ」とかなんとか。その新譜から「めいなCo.」で作曲した「海眠る 嵐散る」を演奏。もう一曲は向島さんのバイオリンを加えて「The voice is coming」を演奏。

1. 海眠る 嵐散る
2. The voice is coming

ほとらぴからっ+こまっちゃクレズマ

最後はほとらとこまっちゃ全部ステージに上がって演奏。11人がLa Canaのステージに無理矢理収まって演奏。「峠の道」ではさらにおおたかさんも参加。「2022年七夕まで」はこまっちゃのアルバムに収録されてるんですね。アンコールでは「天女」を演奏して終了。

1. 重陽
2. 2022年七夕まで
3. 峠の道
4. 天女 (アンコール)

いろんなバンド有る中でもやっぱりこのバンドは特別好きだったりして・・・・・ほんと久々に見れて嬉しかったです。
ほとらぴからっの今回のライブは何だか「リハビリ」って事らしくて(何か2000年に復活した時の最初のライブもそんな事言ってたような)12/12に六本木Super Deluxeでライブがあります。
その12/12のフライヤーが入ってたのですが…今までほとらぴからっに関係した人全員集めたような大人数らしくて。

佳村萠 vocal
張紅陽 accordion
浦山秀彦 guitar
バカボン鈴木 bass
近藤達郎 harmonica, clarinet
清水一登 bass clarinet
斎藤ネコ violin
向島ゆり子 violin
高橋香織 violin
四家卯大 cello
whacho percussion
横澤龍太郎 percussion
仙波清彦 percussion
U-zhaan tabla
れいち chorus

・・・とまぁ凄いメンツです。期待せざるを得ない。

http://hotorapicara.net/

2012/09/08 林正樹+小林武文+山本達久 @下北沢Lady Jane

普段「林正樹+さがゆき」でレディージェーンで演奏されてるそうなのですが、この日は小林武文さんと山本達久さんを迎えての、ピアノ+打楽器x2のライブ。林正樹さんと小林武文さんは「シャバヒゲ」というユニットで一緒に(なんと新譜が出るそうで)演奏していて、小林武文さんと山本達久さんは吉祥寺Fox holeで定期的にライブを行なってます。当日twitterでこのライブの情報見かけて「コレは面白そう」と思って。

林さんの曲をメインに少しインプロ演奏も入る内容。林さんの曲にちょっと癖の有る2人のパーカッションがフリーダムに入る、思ってた通り愉快な内容、小林さんのなんか変な金属パーカッション(アレ名前あるのかな?)が効いていてちょっと不思議な雰囲気にも。
前半最後は確か林さんのソロに入ってた「Flight for the 21st」という21拍子の曲5+5+5+6で、「タツツタツx3+タツツタツツ」って感じの曲。この曲もそうですけど林さんの曲はメロディアスで爽やかな感じの曲なのですが、演奏する方は大変そうだなーとか。

後半は打楽器2人のデュオ。何度か見てますが、凄いシャープな山本さんと変な打楽器沢山の小林さんとだいぶタイプの違う2人の組み合わせが面白くて。
たまたまいらっしゃっていた、サックスの鈴木広志さん(小林武文さんとはよく一緒に演奏されてる方、あと清水靖晃&サキソフォネッツとか東京中低域とか)も飛び入りで1曲参加。鈴木広志さん、ナマでは初めて見ますが、何というか自分の行くようなライブではちょっと珍しいタイプの「カッコイイ」サックス(Jan Garbarekっぽい?)この方のグループでも一回見てみたいな。

アンコールでは再び鈴木さんも参加して全員でインプロ。

1. Teal
2. 「み」
3. improvisation
4. Flight for the 21st

1. 小林x山本Duo
2. Double Torus
3. Spirit of The Forest (w/鈴木広志)
4. 梅が香に
5. improvisation (アンコール)

林正樹 (piano)
小林武文 (percussion)
山本達久 (percussion)
鈴木広志 (sax)

2012/08/22 吉良知彦+難波弘之 @渋谷Bar Isshee

zabadakの吉良知彦さんのBar Issheeでの8daysライブの7日目。本日は「日本プログレ界の貴公子」難波弘之さんとのライブです。zabadakですけど、中学高校辺りに大層ハマってまして・・・んでも自分のサイト上でzabadak最後に観たのは 1993年の「のれん分け」のライブ以来?

という訳で最初は吉良さんソロ。結構緩めな雰囲気で進行してます、リクエスト聞いておきながら譜面見つからないとか。
いやでもライブ進んでいくと、本当に昔ハマってた頃を思い出して。

で、後半は難波さんソロ。店置きのキーボードのピアノ音での弾き語りです。Sense of Wonderとかのバンドでの演奏しか観たこと無いのでちょっと新鮮。1stアルバムの「いちご色の窓」、N氏の天球儀から「Lost Love」「天球儀の人々」などを演奏、難波さんの歌物結構好きなのでこれはちょっと嬉しかった。

休憩挟まずに「吉良+難波」での演奏。難波さんはここ数年のzabadakライブの鍵盤奏者として参加されています。
やっぱりN氏の天球儀から(APJでもやってるけど)「薔薇と科学」とかを2人での演奏、ギターとピアノでどうなるのかなと思ったのですが、曲が良く出来てるのであまり違和感の無い感じ。
コレは前半でネタバレしてたのですが、zabadakのインスト曲「桜」を2人で演奏。この曲好きだったので嬉しかったです、いやーでも改めて聴くとやっぱりMike Oldfield色が強いなあ。ちょっとポップな「Colors」を挟んでまたちょっとプログレ色の強い「十二月の~」を演奏。来てよかった。

アンコール(というか捌けるスペースないのでそのまま)はやっぱり昔と同じ「Easy Going」すっかり忘れてたけど、この曲の手拍子のタイミングが懐かしかったです。

昔ハマっててその後遠のいちゃったモノって、なんとなくライブに行きづらいモノがあったりしてたのですが、やっぱ良いモノは良いですねぇ。そのうちzabadak本体も行こうかな・・・

1. 遠い音楽
2. 星の約束
3. 双子の星
4. かしはばやしの夜
5. 百年の満月
6. 夜毎、神話がたどりつくところ
7.
8. 豊饒祝歌

1. いちご色の窓
2. Lost Love (雨の宇宙空港)
3. Labyrinthos
4. 天球儀の人々
5. Happiness

1. 薔薇と科学
2. The Door into Summer
3. 桜
4. Colors
5. 十二月の午後,河原で僕は夏の風景を思い出していた。
6.
7. 休まない翼
8. Easy Going

吉良知彦 (guitars, vocals)
難波弘之 (keyboards, vocals)