2011/08/06 Wine’s, Free Rock Project, 東京ザッパラス @吉祥寺Silver Elephant

Wine’s

ご存知と思いますが、その昔「イカ天」ってゆー番組が有りまして。もう20年くらい前になると思いますが、バンド全盛の時代に「みち」という名前でフワフワした感じの打ち込みポップスをやってる方が出てまして。当時それを見てた自分は妙に気に入ってしまって(繰り返し観た覚えがあるからVHSに録画してたハズ、実家にまだ有るかな?)
ただコレを見た当時中学生くらいでその後この「みち」さんっていう情報を追っかけることも出来ずに(アルバムが出てるようなので、たぶん当時色々活動されてたんだと思います)そのまま忘れかけていたのですが。mixiで知り合いの方の日記で偶然この名前を見つけてしまって。

そんな訳でこのバンドの岡本弥千(みち)さんが、20年前にイカ天で見た方な訳です。

現在の音はイカ天の頃とはだいぶ違っていて、ハードロック寄りのバンドの音。んでもボーカルはその昔見た雰囲気が残ってる感じでした。終わったあとちょっとお話させて頂いたのですが、しばらく音楽活動からは離れてらっしゃったそうで。
うーんでも20年くらいずーっと気になってたこの方を生で見る事ができて凄く嬉しかったです。

  • 岡本弥千 (vocals, guitars)
  • 松田雅嗣 (guitars)
  • 大橋博勝 (bass)
  • 岸野隆之 (drums)

Free Rock Project

「ロックの語法を否定しないインプロ」みたいなコンセプトなのかな?
メンバーはドラムのMEWさんと元Marble Sheepの宮崎りえさんに月兎の村上常博さんを迎える感じで。
基本オンビートでリフ弾きまくりな演奏。結果MANDOGとかDMBQ(というかHydro-Guru)みたいな、サイケ寄りのフリーな感じになってました。
でもまぁコレが意外と楽しくて、特にギターの村上さんが・・・アンプの上にギター置いてワウ踏んでギュイーン→ドヤ顔、ギターの弦を弓で叩いてポワーン→ドヤ顔。と、まぁ大変面白く・・・月兎での演奏よりこっちの方が好きかもしれないです。SGベースをバリバリと弾きまくる宮崎りえさんも格好良かったなぁ。

  • MEW (drums)
  • 宮崎りえ (bass)
  • 村上常博 (guitars)

東京ザッパラス (Frank Zappa コピーバンド)

でラストがザッパコピーのコレ。2度目のライブだそうです。鍵盤2台で、80年代ザッパっぽい感じでの演奏。メンバーは、シルエレ辺りで何度か見たことが有るような方々。紅一点の「江戸マン子」(なんてヒドイ名前だ…)さんはナース姿。なんというサービス。

下らないネタを仕込みつつも演奏はキッチリバッチリ。何度か他のバンドでも観てますけど「ナポレオン(白)」さんのフルートが良いですねぇ。後半では「江戸マン子」(やっぱりヒドイ名前だ)は水着に着替えて演奏。なんというサービス(2回目)

アンコールではやっぱり「Black Page #2」を演奏。ザッパのコピーならコレが無いとねぇ・・・とか思ってたら続けて「Peaches En Regalia」へ。
いやでもコレ準備大変だったろうに・・・演奏のクオリティも高かったし、メンバーの方がお客を楽しませようとしてるのも凄く良かった。
ちなみにセットリストはベースの方のmixi日記から拝借、大体聴いたことある曲でしたがザッパの曲名なんてすぐには出てこないので。

  1. Chunga’s Revenge
  2. City of Tiny Lites
  3. Teen-age Wined
  4. Trouble Everyday
  5. Zoot Allures
  6. Montana
  7. Easy Meat
  8. The Black Page #2
  9. Peaches En Regalia
  • ナポレオン(白) (vocals, flute)
  • スティーブ梅 (vocals, guitars)
  • 和田チャッカマン (drums, vocals)
  • 江戸マン子 (vocals, 木琴)
  • パトリックあはぁ~ん (bass)
  • 情事デューク更家 (synthesizers)
  • グレゴリー・ペッサリー (piano, organ)

2010/08/04 八月大くじら @代官山晴れたら空に豆まいて

中央線に乗るまで吉祥寺方面と迷っていたのですが、大編成の「くじら」を一度見てみたかったのでこちらへ。当時は観てませんが「くじらドラゴンオーケストラ」が好きだったので。
ちなみに開演ギリギリに会場についたのに最前列左端の席が空いていて、何故か吉良知彦さんの目の前の席。良かったんだろうか。
で今回の「大くじら」のメンバーは

  • 杉林恭雄 (vocals, guitars)
  • 楠均 (vocals, drums)
  • 青木孝明 (fretless bass)
  • 小峰公子 (vocals, accordion)
  • 関島岳郎 (tuba, trombone, trumpet)
  • 多田葉子 (sax)
  • 近藤達郎 (clarinet, piano)
  • 吉良知彦 (guitars, vocals)

とゆーメンバー。

「くじら」とゆーバンドはもう20年近くもずーっとシンプルな歌を歌い続けてるバンド(現在は杉林さん一人なのかな?)です。自分は歌モノのライブとかあまり観ないのですが、土台の部分から全部一つ一つ自分で作ったような素朴な音楽で。んで、個人的には何故だかちょっとパンクな感じもしてたりするような音。
この日の共演者も全員キャラクターのしっかりした音を出す人たちで、曲間のちょっとしたソロでも面白いなーとか思うのですが、コレが全員一緒に演奏するとまた不思議なまとまりのある大きな音になっていて。
特にやっぱりイイなーと思ったのが楠さんのドラム。難しいことやってるわけではないんだろーけど、この音楽にピッタリな何とも気持ちの良いビートを叩いてくれます。あと吉良さん、zabadakののれんわけ以来だから17年ぶりに生で見たのかも。前半セットでギター弦の張り方間違えてたってのは笑った。
松永孝義さんがちょっと病気してて(正確には病み上がり)みたいで不参加だったのですが、でも次やるときは参加されそうな感じで良かった(すごく好きなベーシストなので)。

セットリストはくじらの曲詳しくないので分かりませんが、「KAPPA」とか「ドラゴン」とか「ナガラリバー」とか「たまご」とか代表的な曲はだいたいやってたよーに思います。あとtwitterで見かけたのですが2nd setの最初の曲がzabadakっぽいなーと思ったらやっぱりzabadakの曲だったみたい。

あ、あと何故かドリンクと一緒に「鯨の竜田揚げ」が付いてきたのですが、すげー美味しかった。くじらバンザイ。