2011/07/11 Sleep Walkers @吉祥寺MANDA-LA2

清水一登さんの Sleep Walkers。えーとたぶん5回目のライブです。

基本的には清水一登さんの書く、ややこしくて綺麗でちょっとマヌケな曲を演奏するバンドです。メンバーは以下の通りいつもの面子ですが。キリングタイムにパンゴにルナパークアンサンブルだと思うとちょっと凄いような気もする。

今までのライブでは前半は清水さんのピアノソロから始まってたのですが、今回は最初っからバンド全員での演奏・・・・とか思ってたら、何やら後ろの席の方からダンサーが沢山(7~8人くらいいた?)ワラワラと登場。
このインプロ的な演奏に合わせて踊られてました。ビックリ。(なんでも以前共演された方だそうで・・・道理でマンダラっぽくない女性客が沢山いると思った)

前半はインプロ(?)の後に「収容所 (One for Each Sentiment)」を演奏して終了。40分弱だったかな。

後半は「重量投げ」からスタート、今度はダンサーの怪しいオッサン登場。脳裏にちびまる子ちゃんの主題歌が流れだす感じで。
ヒョーロク玉は綺麗だけど13拍子の妙な曲(まぁ全部ヘンな曲だけど)ダンサーさんもよくこんなのに合わせて踊るなぁ。Duskも拍子の頭がどこかわからないような曲…9/8なのかな?
Do you wanna dance? はノリの良い、ちょっと嘘っぽいバルカン音楽。アンコールに「Polka for Zippy」(ちょっと検索してみた…これの事かー)

それ程ライブの頻度は高くないですが、割とコンスタントに続けてるだけあって今回のライブは今までで一番完成度高かったように思います。元々曲の密度は申し分無いくらいですし、もうこのままアルバム出しちゃえばいいのになーとか思いました。

そうそう、MCのライブインフォで小林武文さんが言ってたのですが、7/27(水)に吉祥寺foxhallで「山本達久+小林武文+清水一登」というのがあるみたいです。面白そうなので行ってみようかと。

  1. インプロ
  2. 収容所
  1. 重量投げ
  2. Fall
  3. Party swing
  4. ヒョーロク玉
  5. Sub-continental Tango
  6. Dusk
  7. Do  you wanna dance?  (Surdo Balkan Steps)
  8. Polka for Zippy
  • 清水一登 (piano, DW-8000)
  • 向島ゆり子 (violin)
  • 小林武文 (percussions)
  • 大熊ワタル (clarinet, percussions)

2011/07/11 Sleep Walkers @吉祥寺MANDA-LA2

2011/07/03 Benoit Moerlen @江古田BUDDY

元Pierre Moerlen’s GongとかGongzillaのBenoit Moerlenの来日公演に行ってきました。以前Expresso GONG/GONGZILLAで来日した時も観に行きましたがゴングのExpresso II辺りからのマリンバ大活躍の変なジャズロックが結構好きで。

今回はBenoit Moerlenのソロアルバム発売ということで基本的にはそのアルバムの曲がメイン。ちょっとだけ期待してたEXPRESSO IIの曲(Three Blind Miceって曲が凄く好きで)なんかは有りませんでしたが、新譜の曲が結構面白くてよかったです。結局GONG曲は「Cross Currents」だけだったのかな?
Benoit Moerlenは、割と小柄で細身な方なのですがマレットを持つ上腕はすごい筋肉…マリンバとmidi-vibeを自由奔放に叩く陽気なへんなオジちゃんって感じでした。前観た時もそうですが、やはり凄いプレイ。

バンドはこの来日の為に急遽集めたと思われるsprocket。菅野詩郎(KBB, 元魔方陣,ネガスフィア,グリーン)、中嶋洋隆(KTG)、林隆史(Qui)、河崎今日子(Kyoko-Ring)という国内プログレシーンの方々(何だかんだで全員観てるなぁ)
それ程準備してるヒマは無かったと思いますが(そして色々と大変だったようで…)個人的には良かったと思います。

最初の告知の時はギターに平田聡(Stella Lee Jones,Electric Asturias,FLAT122)さんの名前出ていたのですが、途中で林さんに変更になったようです。平田さんでのプレイもちょっと聴いてみたかった気もしますが。。。

セットリストはバイオリンの河崎さんの日記 ( http://butukusa.exblog.jp/15880263/ ) から拝借しました。

1. Camel
2. Mezzanine
3. It Came Out Of The Blue
4. Say No More
5. Bad Habit
6. AKINBO
7. Cross Currents

1. Wasabi Time
2. Camel Ride
3. In The Black Forest
4. Tikami
5. Grin and bear It !
6. Rocking Roller

1. OYE COMO BA?
2. Tequilla

  • Benoit Moerlen (marimba, midi-vibe)
  • 菅野詩朗 (drums)
  • 中嶋洋隆 (bass)
  • 林隆史 (guitars)
  • 河崎今日子 (violin)

川崎タカオ / FOREVER, Matsukura Snow 1963

そんなわけで、6/12のライブ会場で購入したKTG,FLAT122の川崎タカオさんのCD-R2枚。3月のライブの時に「FOREVER」の方を売ってたのですが、買い逃していたので本日2枚とも入手。

「FOREVER」の方はピアノソロ集。最初聴いたときはMono Fontanaとかみたいな感じかなとも思いましたが、あそこまで音響的なモノではなく、映像の浮かんでくるような曲。

「Matsukura Snow 1963」の方は打ち込みあり歌モノありピアノありの、色んな音源を集めたモノ。FLAT122のライブ音源(地下鉄)なんかも入ってます。
ちょっと面白かったのが「夕暮れ」っていう打ち込みの曲。AQ石井(谷山浩子さんのアレンジとかやってる人)みたいな箱庭迷宮的な曲で凄く面白かったです。

http://www.myspace.com/orae

2011/06/12 KTG, Pochakaite Malko @吉祥寺Silver Elephant

KTG

3ヶ月ぶりのライブ。意外と早かったようなそうでもないような。
「Woolly-Minded Shoot」はドラムの谷本さんの曲(曲名聞き取れなかったんだけど、ググったらYouTubeのトモヨクセッションが出てきた) なんかスパルタの頃のKensoみたいな感じでちょっと爽やかな曲。ややこしそうな曲が多い中、何か凄く新鮮に聞こえました。
「波涛」はKTGでは初演かな?川崎さんもKTGのサイトのコラムでも書かれてるように思い入れのある曲なんだと思います。茫洋な感じのイントロからクルクルと表情変えていって印象的なテーマに辿りつく曲。8年前にペンギンハウスでコレ聴いてやられたのを思い出しました。
最後は中島さんのベースが大変な「Sign」という曲。この曲は比較的新しい(んですよね?多分)ので、この4人編成でも凄く上手く機能している印象。
「Spiral」「Neo Classic Dance」「波涛」とFLAT122の川崎さんサイドの曲の中でも濃いい曲をまとめて聴けて、かなりお腹いっぱいな感じになりました。
ライブ重ねてくごとにちょっとずつ密度の上がってくような感じのこのバンド。ほっといてもアレンジは複雑な方に行きそうなので、フロントの主旋律はもすこしシンプルに聴きやすくなると良いのかなとか個人的には思います。この日買った川崎さんのCD-Rとか聴いてて思ったのですけど、折角印象的なメロディーを書ける方だと思ってますので・・・
次回ライブは未定ですが、また楽しみにしてますです。

  1. Spiral
  2. 屋上にて
  3. Woolly-Minded Shoot
  4. Neo Classic Dance
  5. 波涛
  6. Sign
  • 川崎タカオ (piano)
  • 筒井香織 (clarinet)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 中島洋隆 (bass)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/index.html

Pochakaite Malko

ポチャカイテマルコも久々、珍しく最前列に座ったら凄い音圧…ちょっとライブ終わった後、耳がキンキンしてました。
大枠で括るとKTGもポチャも「チェンバーロック」という事になるのだと思いますが、対バンで聴くと全然イメージが違ってて。。。いやぁロックバンドだなぁ~とか思います。桑原さんのゴリゴリしたベースが気持ちよかったです。海外のフェスとか行ったら受けそうな気もするんだけどなぁ。
「こんな爽やかな曲~」とか言ってましたが「不整脈」はやっぱり好きかも。

  • 桑原重和 (bass)
  • 荻野和夫 (keyboards)
  • 壷井彰久 (violin)
  • 立岩潤三 (drums)

http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~pochamal/pochakaite_malko/

2011/05/25 空間現代,ナンバジャズ,NATSUMEN @秋葉原CLUB GOODMAN

空間現代

見るの初めてだっけな?ブレークというか無音部分を多用した奇妙なリズムのギタートリオ。中期P-MODELみたいな質感の音でGNUみたいな曲。初めて見ましたが結構好きかも、HEADZからCDが出てるみたい。

  • 野口順哉 (guitars,vocals)
  • 古谷野慶輔 (bass)
  • 山田英晶 (drums)

http://kukangendai.boy.jp/

ナンバジャズ

芳垣安洋さんと山本精一さんのインプロデュオ。予想してたよりかなりアグレッシブな内容、最初っからアクセルべた踏みみたいな全力投球でした。
いやしかし山本さんはギター1本でなんであんなに色んな音が出るんだか。あの深いエコーみたいなエフェクトのギター音に引きこまれます。

  • 芳垣安洋 (drums)
  • 山本精一 (guitars)

NATSUMEN

実はこのライブ見る直前くらいまで知らなかったのですが、脱退したキーボードの蔦谷好位置さんに代わって、グッドラックヘイワの野村卓史さんが加入しました。ナツメンとグッドラックヘイワ両方好きでしたが、ちょっとコレは意外かなーとか…前任の蔦谷好位置さんがかなり強烈な方だったので。まぁその加入してまだ日が浅いからか、特に目立ったプレイは無かったかなと思います。曲作りとかに関わってくウチにそのうち個性でてくるかなーと期待。そいえばいつの間にかwuja bin bin(元MONG-HANG)にも加入してるみたいですね。

で、NATSUMENのライブ自体ですが、相変わらずやっぱりサイコーでした。1曲目は前に「素数ゼミについてお母さんが言ってたこと」とか言ってた曲かな?4曲目は新曲「夏の温泉大爆発」(どうせタイトル嘘だろーけど)で、また妙なリズムを気合で押し切る感じの曲。「Pills To Kill Ma August」もやっぱり良いですー、なんか一発で雰囲気変わるような感じ。
アンコールは「Newsummerboy@」山本達久さんのタイトなドラムが気持ち良いです。

何でもカナダでライブをして、9月くらいに新譜を作る(現在大絶賛で中断中とか…)ようです。新譜楽しみだなー。

  1. ??? (素数ゼミ)
  2. No Reason up to the Death
  3. Pills To Kill Ma August
  4. (新曲, 夏の温泉大爆発)
  5. Septemujina
  6. Natsu no Mujina
  7. Newsummerboy
  • A.S.E (guitars)
  • アイン (guitars)
  • 山本昌史 (bass)
  • 山本達久 (drums)
  • 稲田高貞 (tenor sax)
  • 加藤雄一郎 (alto sax)
  • カッキー (trumpet)
  • 野村卓史 (keyboards)

http://natsumen.net/

Wagner Tiso / Manu Carue: Uma Aventura Holistica(1988)

で、Wagner Tisoの1stをゲットした時に同じ棚を探してたら有ったのでついでに買ってきました。何枚目か分からないけど、1988年のアルバム。今聴くとちょっとチープな打ち込みとオケの上をWagner Tisoの鍵盤。

曲は良いですけど、演奏の緊張感は無いのでうーん…なんだかPCエンジンのゲーム音楽に聴こえてくるんだよな。4曲目のバッハの後の展開の多幸感は凄い素敵でした。

  1. 1º baile antropófago transracial de Santa Cruz (Geraldo Carneiro-W.Tiso)
  2. Mandu Çarara (Villa-Lobos)
  3. Memória [Pra Dona Walda] (Wagner Tiso)
  4. a) Sol Féggio (C. P. E. Bach)
    b) Manu Çaruê (Wagner Tiso)
  5. Fantasia holística (Wagner Tiso)
  6. A lenda do boto (Wagner Tiso)
  7. Alegria (Wagner Tiso)
  8. 1ª Missa no Brasil – 4º Movimento do descobrimento do Brasil (Villa-Lobos)
  • Wagner Tiso (piano, keyboards)(vocals on 3.)
  • Robertinho Silva (percussions)
  • Mingo (percussions)
  • André Sperling (percussions)
  • Victor Biglione (guitars)
  • Ari Sperling (electronic drums, vocal)
  • Cazuza (vocal on 1.)
  • Ritchie (vocal on 1.)
  • Giancarlo Pareschi (violin)
  • Vidal (violin)
  • José Alves (violin)
  • Bernardo Bressler (violin)
  • Michel Bessler (violin)
  • Eduardo Hack (violin)
  • Aizik (viola)
  • Stephany (viola)
  • Murilo Loures (viola)
  • Hidenburgo (viola)
  • Penteado (viola)
  • Alceu (cello)
  • Márcio Malard (cello)
  • Yura (cello)
  • David Chew (cello)

Wagner Tiso / Wagner Tiso(1978) + Trem Mineiro(1981)

ずーっと探してたCDです。千葉disk unionのワールドコーナー(わかりずらい場所にある)をチェックしたら発見。1stを探してたのですがコレは1st+2ndのカップリング盤です。

Wagner TisoさんはMilton Nascimentoの音楽を一緒に作ってきた作曲家/鍵盤奏者です。Som Imaginarioというジャズロックバンドもやっていました。その他色々なMPBに参加されてる方です。プログレ視点でもHermeto PascoalやEgberto Gismontiなんかと同じよーに並べられても良さそうな気がするのですが、あまり有名じゃないみたいですね。まぁ自分も最近までこの方の事は知らなかったのですが。

1stの方はブラジルっぽい…というかこういう音をミナス音楽って言うのかな?クラシックっぽくもブラジルな音…色々な要素が渾然となっていて、自分には説明付かないのですが凄いアルバムだと思います。3曲目の「Choro De Mae」が名曲だと思う。

2ndの方はもーちょい洗練されたクロスオーバーっぽい感じになってます。1stはクレジット載ってたのですが2ndはクレジット無い上にググッても全然情報無いなぁ…Nivaldo OrnelasとかNascimentoとか参加してそうなんだけど…こちらは少しPascoalっぽい感じもしますが、やっぱりテンション高くて面白いです。

この方のアルバムはまだCDになってないのが結構ある…のかな?そもそもディスコグラフィーを把握してないのですが、割と新しめのアルバムを買ってみたら打ち込みっぽくてイマイチだったのですが、70年代から80年代初期辺りのアルバムをまた見つけたら買ってみたいなと。

Wagner Tiso (1978)

  1. A Igreja Majestosa
  2. Os Cafezais Sem Fim
  3. Choro De Mae
  4. a) Seis Horas Da Tarde
    b) Mineiro Pau
  5. Rapsodia Trespontana
  6. Indinha Do Bichinho
  7. Monasterak
  8. Zagreb
  9. “Desfeixo”
  • Wagner Tiso (piano, organ, accordion)
  • Otavio Burnier (Spanish guitar, guitars)
  • Luizao Maia (bass)
  • Nelsinho (drums)
  • Chico Batera (percussions)
  • Marku (percusions)
  • Altamiro Carrilho (flute, piccolo)
  • Celso Woltzenlogel (flute)
  • Braz Limonge (oboe)
  • Swab (trumpet)
  • Geraldo Melo (trumpet)
  • Parteschi (violin)
  • Vidal (violin)
  • Ze Alves (violin)
  • Alzik (violin)
  • Ze Lana (violin)
  • Walter Hack (violin)
  • Faini (violin)
  • Penteado (viola)
  • Murilo (viola)
  • Marcio Mallard (cello)
  • Peter Dauelsberg (cello)
  • Sandrino Santoro (contrabass)
  • Maria Lucia Godoy (vocals)
  • Milton Nascimento (vocals, concertina)

Trem Mineiro (1981)

  1. Banda Da Capital
  2. Cello Caribe
  3. Trem Mineiro
  4. Os Passaros
  5. Sobe Serra, Desce Serra
  6. Mata Burro
  7. Trem Torto Musica Incidental: Cicade Do Sol (Andre Tiso)
  8. Armina
  9. Armina – Vinheta I

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=PBrveRjufwU[/youtube]

2011/05/11 福原まり@南青山MANDALA

福原まりさんのライブ。南青山MANDALAにて。過去のソロアルバムと映画(食堂かたつむりとか、パーマネント野ばらとか)の曲などを中心に。ポートはいつも通り中原信雄さんとグレート栄田さん、あとパーカッションに川瀬正人さん。

前半は「ロシア鉄道」までは福原さんのピアノだけでの演奏。「詩人の家」から中原さんと栄田さんが参加。毎回思うのですが中原さんのベースの音がとても心地良くて。

後半セットでは「遊園地」からスタート、この曲が収録された「陽気な若き水族館員たち」が1983年だから…もう28年前? やっぱり今聴いてもイイ曲だなーと。次は聴いたことの無かった曲だったのですが、なんでもNHKのブックレビューという番組のテーマの曲を福原さんが担当されたそうで、やっぱり遊園地みたいな楽しい曲。
「からくり 」からはハンマーダルシマーの生明慶二さんが参加。ライブハウスでダルシマーって初めて見ました。台形の板にピアノ張ってある弦をハンマーで叩く楽器。「食堂かたつむり」のサントラで参加されていて、なんでも犬神家のサントラとかでも演奏されてた方だそうで。

アンコールはパーマネント野ばらから「秘密」、短い曲だけどあの映画の最後のシーンがちょっと思い出されるような雰囲気のある曲。

次回?は7/22に六本木新世界で猫沢エミさんとのユニットで出演されるそうです。あと、そろそろ新しいアルバムを作ってる…のかな?楽しみです。

  1. passear
  2. Dark End
  3. ロシア鉄道
  4. 詩人の家
  5. 子供時代
  6. Romance
  7. Baroque
  8. 白の夜
  9. 常習者のごとく
  1. 遊園地
  2. (NHKのブックレビューの曲)
  3. Les Pas D’amour
  4. 風の影
  5. pieta
  6. からくり
  7. finale
  8. 幻想
  9. 森へはどうやって帰るの?
  10. 婚礼の日
  11. Have you seen that rainbow?
  12. 秘密 (encore)
  • 福原まり (piano,vocals)
  • 中原信雄 (bass)
  • グレート栄田 (violin)
  • 川瀬正人 (percussions)
  • 生明慶二 (hammered dulcimer)

 

Moebius&Beerbohm / Strange Music (1982)

ちょっと前に中古で買ってました。Clusterの片割れDieter Moebiusとなんかその友人Gerd Beerbohm(誰?)のアルバム。1981年録音の1982年リリースなのでClusterの「Curiosum」をリリースた後、名作「Zero Set」の前とゆー事になります。エンジニアもConny Plankだしね。
ですがZero Setの奇跡を期待しても、Clusterの緊張感を期待してもちょっと違うというか、ジャーマンエレクトロらしい、緩くてだらしのない変な音を垂れ流してる感じのアレです。
まぁアルバムタイトルも「Strange Music」ですしね。うん。1曲目のハンマービートなんかはちょっとNeu!ぽかったりもしますが。基本的にはClusterからRoedeliusの微妙な叙情を抜いた感じの相当変な作品です。

  1. Subito
  2. White House
  3. Fortschritt
  4. Clarks Shiraz
  5. Ying Yang
  6. 833
  7. Glucose
  • Dieter Moebius
  • Gerd Beerbohm
  • Conny Plank (mix)

[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=Qy-tw-SlMow[/youtube]

Yezda Urfa / Sacred Baboon (1989)

アメリカのプログレバンド。発表は1989年ですが録音は1976年らしいです。ちなみに「Sacred Baboon」って何の事かと思ったらマントヒヒの事らしいです。

結構アメリカプログレの中では有名なバンドだと思いますが、実は初めて聴きました。しょぼいジャケットがB級臭い感じですが…YesとGentle Giantを足して2で割って控え目さを無くしたようなせわしない音楽です。
プログレでしかありえないよーな無駄に展開しまくる感じが素敵です。いきなり脈絡もなく4人でコーラスしたり、急にアコースティックアンサンブルになったりとか。この変な曲を明るく演奏するのがアメリカっぽいというか何というか…毎日聴く気にはなれませんYezda Urfa / Sacred Baboonが、笑える音楽ではあるかと。

  1. Give ‘em Some Rawhide Chewies
  2. Cancer of the Band
  3. To-Ta in the Moya
  4. Boris and His Three Verses
  5. Flow guides Aren’t My Bag
  6. (My Doc Told Me I Had) Doggie Head
  7. 3, Almost 4,6, Yea
  • Brad Christoff (drums, percussions, metalaphone, glockenspiel)
  • Rick Rodenbaugh (vocals)
  • Mark Tippins (guitars, vocals)
  • Marc Miller (bass, marimba, cello, vibraphone, vocals)
  • Phil Kimbrough (keyboards, recorder, flute, accordion, mandolin, vocals)