Embryo/Steig Aus

えーとコレはドイツの民族音楽プログレジャズロックバンド(みたいな)エンブリオの1972年の4枚目のアルバムです。

EmbryoってのはAmon Duul II辺りの人たちと交流のあるバンドで、後期には(っていうか今でもやってるのかも知れませんけど)ほとんど「旅するバンド」みたいな感じで、常に旅行しながら旅行先のミュージシャンとライブやってるよーなバンドみたいです。あまり情報が無いのでよくわからんのですが。

このアルバムでは「プログレ」っていうより「民族音楽色の強いジャムバンド」みたいな感じです。っていうかmushroom(アメリカのサイケなジャムバンド)に似てるなぁとか思います。

頭の悪そうなチャカポコした細かいリズムに、ファンキーなベース、無茶なキーボード(メロトロンも使ってるなぁ)とにかく格好イイと思うんですけど、あんまり人気無いみたいで全然CD売ってません。

オムニバスで最近(といっても90年代だけど)の音聴いたら、オシャレな感じにも聴こえる不思議ジャズロックになってたので、80年代以降のこの人たちのアルバムを聴いてみたいんだけど・・・CDになってないのかなぁ?プログレファン以外にもウケると思うんだけど。

激昂(紙ジャケット仕様)

激昂(紙ジャケット仕様)

qune@はてな-1976年のコンプレックス

(http://d.hatena.ne.jp/aian/20050603/p1)

ここにある「ガンダム」で思い出したけれど,1976年周辺の世代って,これより少しだけ前の世代(1960年代後半から1970年代前半)に対して微妙にコンプレックスがあるような気がします

あるあるあるある超ある。何か80年代文化を現役で体験してる人たちに対して羨望のよーなモノがあるような気がします。自分の80年代音楽好きな部分はたぶんこーゆー気持ちから生じてるのかな、とか思います。

バブルも体験できなかったし、コギャルも居なかったし、なんか中途半端な時期に生まれちゃったよーな感じはずーっと持ち続けてます。

インターネットで見るなら,利用歴は長いくせにその初めはロクに活用もできずにいぢっていた世代なわけで,どうしても古参になりきれない中途半端さがあったりします

自分もサイトはじめてから9年くらいになるもんな(途中何回か途切れてるけど)。やる気あるのかないのか分かんないよーな地味なサイトを9年も・・・よくやるわな。

んで日日ノ日キの「76年式辞書~宇宙刑事シリーズからスプラッターまで80年代を総括(1)~」(http://d.hatena.ne.jp/amiyoshida/20050603/1117726733)が懐かしすぎ。

スーパーカー消しゴムではノック式ボールペンではじいてレースをしてました。

troco!/Love home

タワレコで物色。ホッピーの新譜を買おうかと思ってたのですけど、なんだかピンと来なくて色々物色して5階の試聴機で。

アコーディオン弾きの良原リエさんの新譜です。juana molinaみたいなアコーディオンなど生楽器主体のちょっとノスタルジックなエレクトロニカ、ってかボーカルのフワフワさ加減がjuana molinaに似てるー。

ちっとも買う気無かったんですけど、8曲目のピアノ曲にやられて思わず買っちゃいました。アルバムの中ではちょっと毛色の違う感じなのですけど、ショートフィルムのエンディングみたいな感じで。・・・イイなぁこの曲。

(http://www.flyrec.com/release/)

(http://www.tricolife.com/)

(追記)何か名前見たことあるなーと思ったら、やっぱり元inish moreの方でした(mixiで確認)結構イメージ違うので最初は気付きませんでした。

工藤冬里+SayaSource/return to source – 源にオカエリ

まぁちょっと前に買ってきたCDなのですけど。2004年5月に中目黒で行われたテニスコーツのさやさんと工藤冬里さんのライヴ音源です。

1-5曲目まではさやさんのギター弾き語り。テニスコーツとは違って他の人との掛け合いが無いので、シンプルにストレートに歌モノとして聴くことができます。一瞬、金延幸子にも思えるよーな感じのも。

6曲目、工藤冬里さんのピアノソロ、25分も収録。この人の純粋なピアノソロなんてCDでのリリースは初めてなのかも。個人的にはソロでやってるよーな凄い短い曲とかの方が好きなのだけど、コレはコレで。

7曲目、さやさんのピアノソロ、20分。個人的にはこっちの方が好きだなぁ音数少なめ静謐な感じ、時々ボーカリゼーションも。

8曲目、工藤冬里さんギター、さやさんピアノでのセッション。ドイツのサイケフォークを思い起こすような感じの演奏です。(Amon Duul/Paradise Waats Duulみたいな感じかな)

・・・とそんな感じの77分収録で、1800円。安すぎねぇ?

#あとコレ書いてから気付いたんだけど、はてなキーワードの「工藤冬里」が物凄く詳しすぎる・・・誰だ編集したの。

After Dinner/Glass Tube + Single

アフターディナーの1stのリマスタ再発。ReRから1stとライヴ音源をまとめた「editions」ってのが出てましたけど、アルバムの構成としてはコレが正しいのかな?

基本的にはオリジナル持ってる場合、リマスタとか紙ジャケとか興味ないのですけど・・・「宇都宮泰」ってこの人だけはちょっと別格。詳しくはhttp://www.ironbeat.com/辺りのテキスト読んで頂ければ・・・かなり気が違ってますけど、この人の凄いのはテキストだけじゃない所で。ReR盤では聴こえなかった音が沢山聴こえます。

やっぱり凄いなと思うのはタイトル曲「Glass Tube」今まで一度も聴いたことの無い音で、未だにこーゆー曲は聴いたことが無い。四次元ポケットの中を覗き込んだらこんな音するんじゃないかな。

とりあえず自分の持ってるアルバムの中でも1,2を争うくらいの奇跡のアルバム。凄いっすよ。

rei harakami/lust

てーーーーー買ってきましただよ。rei harakamiの新譜。4年振り。

基本的には相変わらずの音色とメロディーで、テクノがどーとかいう次元ではなさそうな感じの音。それにしてもこの音色の少なさで、こんだけ広がりのある音になるのが不思議です。ほんとに魔法みたいな感じで。

そいえば5曲目では細野晴臣の「終わりの季節」を歌ってます。なんだか不思議な感じの声だなーとか。

Lust

Lust

MAG FOR EARS 1「あいまいな音楽ディスクガイド」

って本が出てます。実は少しだけ書いてます。

実は出たの知らなくて(ハルヲさんに教えてもらった)さっき表参道のNADiffで買ってきました。

なんか自分の名前が紙媒体に載ってるのって凄く恥ずかしい、webなら全然平気なのに。何でだろ?

↓のリンクの所の書店で売ってます。もし見かけたら手にとってみてください。

(http://sound.jp/ihi/)

Joseph Racaille/i CARAI !

下北沢ディスクユニオンにて\500。ZNRのHector Zazouじゃない方、2000年のアルバム。

ZNRの雰囲気は全然なくって、Axel Krygerとか・・・(って更にマイナーな人で説明してもわからないか)ミョーに陽気な南米っぽいポップス加減と、陽気に歌い上げるJoseph Racaille。

結構気に入りました。

KAIPA/Inget Nytt Under Solen

同じく下北沢ユニオンにて\500。スウェーデンのプログレバンドです、現在Flower KingsのRoine Stoltの在籍してたバンド。

音の方は王道シンフォニックロック、初期Camelを更にドラマチックにしたよーな感じかな?ちょっとダミ声っぽいボーカルがうっとおしいけど、ギターキーボードが主旋律取るパートは凄い好きです。

しかしユーロロックのボーカルってなんでこーゆーダミ声熱唱タイプが多いのだろう?これさえなければと思うバンドが沢山あるんですが。