2005/09/03 tristeza @渋谷O-NEST

行った。6:30open/7:00startだったはずが一時間押し。

tristezaは2本のギターのフレーズがミニマルっぽいサンディエゴのインストポストロックです。

Album LeafのためにJimmy Lavelleが抜けて解散してたと思ったんですけど、いつのまにか再結成してたんですね。はじめて見るけど来日は3回目みたいです。

今の編成は↓みたいな感じ。

  • Christpher Sprague (guitars)
  • Jimmy Lehner (drums)
  • Luis Hermosillo (bass)
  • Alison Ables (guitars)
  • Sean Ogilvie (keyboards)

一人一人のパートはとてもシンプルなモノですが、2本のギターが寄り添ったり離れたりしてくのが面白いです。ミニマルっぽいんだけど微かにメロディも感じられて。あとドラムが元ハードコアっぽい音色で格好イイ。「brand new song~」とか言ってやってた新曲のリズムが不思議な感じで面白かったな。

そんでもってMCらしいMCも無く淡々と1時間半くらい(アンコール込み)で終了。まぁたまにはこんなサックリとしたのもイイかなとか思いつつ、ラーメン食って帰宅。

(http://www.trstz.com/)

zoviet*france/Loh Land

えーとコレもノイズ。これもノイズというより環境音とかコラージュ。ガムランみたいな音とか何かよくわからないパーカッションとか遠くから聞こえる笛の音とか人の声とか。

インダストリアルって言葉とは対極的なオーガニックな音かも。

大阪二日目

・前日の打ち上げに参加して、お酒を飲む(24時)

・更に飲む(2時)

・まだ飲んでる(4時)

・十三駅前のネットカフェで昼過ぎまで寝る

・道頓堀にて大阪来たなぁとか思う

・神座でラーメン、渋谷店よりもちょっと味濃い感じ

・四天王寺に行ってお参りしてきた

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2005/08/20 松前公高 @心斎橋Club STOMP

んで心斎橋から風俗街を歩いて24時ごろに心斎橋のこちらへ移動。GOLDEN HOURっていうイベント。入ったら四方さんがDJしててビックリ。RECYCLE BROS出てたんですねぇ。

松前さんのライブはMS-20×2とサンプラーとipod shuffleでの演奏。音色/フレーズは確かにテクノポップなんですけど、曲構造はなんだかプログレっぽいなぁぁと思いつつ。

2時ごろ、流石に限界でまたもやネットカフェへ。

(http://www.matsumae.com/)

2005/08/20 荘園,Pentagram,Ain Soph @難波フラミンゴ

「関西インストプログレの逆襲」というライブ。

荘園

トリオ編成のややハードロック寄りのバンド。何か「ラッシュみたい~」とか聞いてたんでそんなのを想像してたんですけど、思ってたよりプログレしてました。何曲目かでクリムゾンのFractureみたいな曲があって可笑しかったっす。

何年かぶりに藤井様と再会できて嬉しかったです。

  1. 西尾ヤスヒロ (guitars)
  2. 藤井博章 (bass)
  3. 森功 (drums)

(http://www.showyen.com/)

Pentagram

もーコレは久しぶりに聴くプログレらしいプログレ。昔よくシルバーエレファントに行ってたのを思い出します。キーボードの方が4台のキーボードを凄く器用に操り、しかも何か微妙な表情してるのがちょっとツボ。あとベースの人がやたらと格好イイ。

ちなみに4曲目はJean-Luc Pontyの4thからの曲。

  1. AQUARIUS
  2. PARADOX(I’m confused)
  3. EMERALD FOREST
  4. Egocentric Molecules (Jean-Luc Ponty)
  5. KAAMOS
  6. PEGASUS
  7. ESCAPE FROM THE BLACKHOLE
  • 田村励武 (guitars)
  • 森田タカシ (bass)
  • 辻康三 (keyboards)
  • 泉谷賢 (drums)

(http://www.ric.hi-ho.ne.jp/pentagram/)

Ain Soph

以前にスターパインズカフェで見て以来かな?

いわゆるジャップスプログレの範疇で語られることの多いバンドですけど、いわゆるそーゆーの的な音ともちょっと違ったユニークなバンドだと思います。曲の端々にプログレ的なモノを感じることも多いのですけど、Yozoxさんと藤川さんの個性的なフレーズが全面に出てるくる感じで。

今回は特に藤川さんの鍵盤が凄い動きまくってて、もはやミニマル音楽に聴こえる瞬間があったり。

3曲目はサウンドオブミュージックのアレです。といってもアインソフにしか聴こえないけど。

  1. 白鳥の湖
  2. マジックカーペット
  3. 私の好きなもの
  4. ブライアンスミスの主題による変奏曲
  5. ルーサの谷間
  6. 処女航海
  • Yozox (guitars)
  • 藤川喜久男 (keyboards)
  • Taiqui (drums)
  • 鳥垣正裕 (bass)
  • 長尾ひさし (sax)

(http://www.musicterm.jp/poseidon/ainsoph/)

2005/08/19 真夏の夜の特別興行「みやこの犯罪」 @十三ファンダンゴ

てなわけで、十三駅から風俗街の呼び込みを無視して歩いて行くファンダンゴへ。

大阪ライブ1つ目、こんなタイトルのおかしなイベント。

剱技衆かむゐ

最初は、殺陣によるパフォーマンス。このグループだけは関東の方みたい。

木刀の打ち合う音に見てるこちらの気持ちも引き締まっていきますが、MCの妙に可愛い声と微妙なトークに一気に緩んだ。

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(http://www.k-kamui.com/)

あらかじめ決められた恋人たちへ

えーと色々噂にも聞いてたのですが、センスの良いエレクトロ+ダブみたいなバックに鍵盤ハーモニカが乗っかるユニットです。最初聴いてるウチは、ちょっと単調かなと思ったんですけど、メロディーが気持ち良くてだんだん気にならなくなってきました。後半ではドラムも入ってきて面白かったです。

十分変わったバンドなのですけど、変態だらけのこのイベントの中では清涼剤みたいな雰囲気も。

(http://www.arakajime.com/)

溺れたエビとかむゐの検死報告書

で、次。溺れたエビの検死報告書の演奏とかむゐによるパフォーマンス。

エビ、初めて見ましたです。メタルパーカッションとかパッド沢山の音はジャーマンロックと言うよりもインダストリアルっぽい印象を受けました。

そして先ほども出てきたかむゐが今度は魚とエビのマスクをつけて登場。ステージはエビ!サカナ!剣!ベース!パーカッション!ノイズ!とかいう凄い状況に。

あーでもやっぱしナマ演奏の方がかっちょええわな。

(http://www.d-shrimp.com/)

ストロベリージャンラオーケストラ+金澤美也子

んで、大阪最初の夜の最後の出し物はコレ。演劇とお笑いと音楽のビミョーに入り混じった何とも形容しがたいモノ(つまりなんて書いてイイかわかんないって事)

まぁそれはさておきとして、自分としては美也子さんのスカートのスリットの深さにただただ感心→関心→歓心。見てるこっちが緊張。

そんなわけで前半は寸劇というか、そんな感じの出し物。凄く面白かったんだけど俺が書くと面白くなくなっちゃうんでヤメときます。

後半ではなんと「をーりーすーる」を演奏。Djamra+美也子さん+ストロベリーソングオーケストラのコーラスで演奏されるこの曲は、普段る*しろうの3人で演奏してるのと全然違ってて面白いぃ。宮悪座長の捨て鉢ボイスもカッチョイイ。

そしてラストはアレでした。「吐き気がするほどロマンチックだぜ!」(あれ曲のタイトル何だっけ?)ミチロウですよミチロウ。もう↓こんなかんじでもう。

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(http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Screen/6937/)

(http://park8.wakwak.com/~djamra/)

大阪旅行その1

・はじめて太陽の塔の実物を見ました。かっちょえーなぁ。

・当たり前だけど道行く人がみな関西弁を喋ってる。

・ただいま十三のネットカフェ。神聖モテモテ王国の5巻と6巻読んだ。

・さっきファンダンゴの場所を確認しに行ったら、美也子さんに遭遇した。

2005/08/15 CICALA-MVTA @六本木ヒルズ

六本木ヒルズ「カバレットアリーナ」というイベント。無料ライブ!だったので行ってきました。

シカラムータ見るのは久々なのですけど、またなんかメンバーが変わってる・・・坂本弘道さん抜けちゃったんですね。佐藤芳明さんのアコーディオンにワウ通した音が効果的で良かったです。上モノが増えて、とてもカラフルなバンドになったみたい。

この日は大道芸人とのパフォーマンスと一緒でパントマイムとかジャンピングロープと一緒に演奏してました。サーカスのBGMっぽいのって林海象の昔の映画みたいなイメージでちょっとイイなぁとか思いました。ただやっぱりその頃に篠田昌已さんが鳴らしてた音とはちょっと違ってて、良くも悪くも洗練されてるよーにも思いました。

(http://www.cicala-mvta.com/)

  • [tag]大熊ワタル[/tag] (clarinet)
  • [tag]太田惠資[/tag] (violin)
  • [tag]桜井芳樹[/tag] (guitars)
  • [tag]佐藤芳明[/tag] (accordion)
  • 渡辺明子 (trombone)
  • [tag]関島岳郎[/tag] (tuba)
  • [tag]吉田達也[/tag] (drums)
  • こぐれみわぞう (チンドン太鼓)

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2005/08/07 高円寺百景 @初台DOORS

前回の「変拍子で踊ろう」で物凄く良かった新編成の高円寺百景のレコ発です。

買ってきた4枚目の「ANGHERR SHISSPA」をさっそく聴きながら書いてるのですが、物凄く格好イイです。1st超えたかも。

ちなみに最近の高円寺百景を知らない方向けに書いておくと現在の編成は↓です

  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice)
  • [tag]坂元健吾[/tag] (bass,voice)
  • [tag]金澤美也子[/tag] (keyboards,voice)
  • 山本響子 (vocals)
  • [tag]小森慶子[/tag] (sax,clarinet)

前半戦は1st~3rdの旧曲を演奏。「SUNNA ZARIOKI」なんて凄く懐かしい感じです。(セットリストは省略・・・というか全部聴きなおさないとわからない)

小森さんの加入と山本さんの強烈なボーカルで、だいぶ印象が変わって聴こえます。

あと何というかその、小森さんのずれた肩ヒモを直すのが気になって気になって気になって気になって気になって、もー。

あ、でも新曲での演奏が余りに良かったせいもあるのか、この編成での旧曲は少し違和感を感じたりもしました。

そして圧巻の後半戦。新譜の曲ですがコレが半端なく、今までの高円寺百景の要素を基に全て再構築したよーな感じがしました。

特に美也子さんのピアノ+小森さんの管で見せるチェンバーロック風の演奏は今までの高円寺百景には無かった所かと思います。

昔の「全員ユニゾン気合一発」みたいなモノとは完全に別物でした(いやアレはアレで好きだったんだけど)無茶な曲構成やインプロ風の部分が有ってもきっちり落としどころを考えてあるような感じで。

アンコールでは、山本さんのボイスをきっかけに(何かテキスト持ってたな)インプロ。

とにかく圧倒されました。そしてビール飲んで帰ってきました。