KILLING TIMEのライブとかの続報

08/04の高円寺のJIROKICHIですが、なんだか諸事情によりMECKENさんが欠席だそうで・・・んでも、代わりに88年くらいにもKILLING TIMEでベースを弾いていた横山雅史さんがゲスト参加との事です。横山雅史さんを見るのは初めてなので、それはそれで楽しみです。

あと追加インフォメーション×2です。皆様ちゃんと予定を空けておきましょう。

2007/09/06 KILLING TIME @高円寺JIROKICHI
#9月はなんと仙波さんがゲスト。

  • 板倉文 (guitars)
  • Ma*To (tabla,keyboards)
  • 清水一登 (piano,keyboards)
  • MECKEN (bass)
  • Whacho (percussions)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • 仙波清彦 (drums)

2007/10/30 KILLING TIME @目黒Blues Alley Japan
#そしてついに10月はフルメンバー!!たぶん美潮さんがゲストじゃないかなーと。
ついにフルメンバーですよ、俺一回もKILLING TIMEのフルメンバーのライブ見たこと無いので楽しみです。

  • 板倉文 (guitars)
  • Ma*To (tabla,keyboards)
  • 清水一登 (piano,keyboards)
  • MECKEN (bass)
  • Whacho (percussions)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • 青山純 (drums)

White Willow / Ex Tenebris (1998)

#ノルウェーのバンドの2作目。あー全部揃えちゃった・・・と思ったら去年新譜が出てたみたいです。結構コンスタントに活動してるのかな?
1stのフォークとシンフォが織り交じったよーな作風から、だんだんとゴシックな音になってしまうのですけど、このアルバムの前半ではまだフォーキーな雰囲気が残っていてかなり独特な感じ。フォークから入ってゴシックメタルになってしまうとゆーなんだか珍しい方向性で進化してるバンドだなぁと思います。突出して凄いところの有るバンドではないですけど、嫌味にならない程度の大仰な(プログレチックな)アレンジとか、押し引きのセンスとか結構好きだったりします。

ちなみにこのアルバムのみ、ドラムがAnglagardのMattias Olssonです。

( http://www.whitewillow.org/ )

missing man foundation / test tone sessions (2006)

で、こないだTetragrammatonでCal Lyallさんを見て「そーいえば佳村さんと見たときにCD買ったなぁ~」と思って聴き直してみました。

missing man foundationはCal Lyall (laptop) とPeter Slade (tabletop guitar) のデュオ、いわゆる音響っぽいサウンドスケープなのですけど「機械で作った音楽」って感じがしなくて、どことなく有機的な感じの音になってます。ライブでは割と実験的な感じもしましたけど、このCDでは結構リズミックで・・・フロアで掛かってたら踊れるかもしんない。
mouse on marsをインプロで再現したらこんな感じになるのかなぁ?音響的なモノは最近敬遠してたのですけど、コレは結構面白いかなと思えました。

missing man foundation / test tone sessions
http://www.soundispatch.com/mmf/

2007/07/15 Drone Born vol.1 @高円寺ペンギンハウス

基本的にはHUNUNHUMを見に行ったつもりだったのですけど、なんだか全バンド結構面白かったです。

Myth Delusion Empire

Soft Machineの3~5とかKeith Tippett Groupみたいなイギリスのちょっとフリーなジャズロックっぽい感じで。fluteとharmoniumがちょっと特徴的、ピアノも地味に面白いフレーズ弾いてたりしてます。
結構好みでしたけど、全部通しでやるならもーちょい構成練ったほうが良いのでは?インプロからテーマに入る瞬間とか格好イイなぁとか思いました。
あとから気付いたんですが、ウッドベースの方はついこないだ見たばっかしのKawasaki-3でwb弾いてた本間さんでした。見てるとき全然気付かなかった・・・ごめんなさい。

  • Ando Akihiko (sax)
  • Yoshiko M (flute,recorder)
  • Ayanova (piano)
  • 本間和 (woodbass)
  • Wakasugi Daigo (drums)
  • ??? (harmonium,sax)

( http://mythdelusionempire.hp.infoseek.co.jp/ )

Tetragrammaton

轟音サイケ。後半に向けてドラムが頭打ちを延々と続けていくのがシビレました。最初は嫌いな系統の音かな?と思ったんだけど、後半にかけてのカタルシスは結構計算されてるよーにも思いました。
暗かったので良くわからなかったけど、Cal Lyallさんはmissing man foundationで佳村萌さんと一緒にやったときに一回見ました。確かあの時はPowerBookをいじってたような気がする・・・全然イメージ違うなぁ。

  • Tomo (soprano sax,hurdy gurdy)
  • Cal Lyall (guitars,electronics)
  • Nobunaga Ken (drums,percussions)

( http://members3.jcom.home.ne.jp/tetragrammaton2007/index.htm )

HUNUNHUM

お目当てのHUNUNHUM。メンバーは前回と変わらず。
自分が見るのは通算3回目ですけど、なんだかコーラスのアンサンブルがどんどん作りこまれてるよーで、女子二人のハモリ具合が気持ちよかったです。
最初聞いたときには「National Healthハードコア版」とか思いましたけど、何かもー凄い方向に進化しているようです。
最近レコーディングしているそうなので(10月くらいって言ってたっけな?)ちょっと楽しみです。

  • ????♂ (drums,voice)
  • ????♂ (guitars,voice)
  • ????♂ (bass)
  • ????♀ (keyboards,voice)
  • [tag]根本潤[/tag] (tenor sax,soprano sax)
  • 根本歩 (conga,marimba)
  • ????♀ (voice)

20070715 HUNUNHUM @高円寺ペンギンハウス
( http://www.hununhum.com )

Kelly Churko+岩見継吾+池澤龍作

激しいフリージャズからガピピピピとノイズ塊に移り変わってくのが気持ち良かった。基本的にはフリージャズって余り好きではないのですけど、これは結構面白く聴けました。
普段はベースの人とドラムの人とでoncenth trio ( http://www.myspace.com/oncenthtrio )ってのをやってるみたいです。
なんかドラムソロの後に、拍手とか待たないでベースもギターもそのまま切り込んでく感じ好きだな。

  • Kelly Churko (guitars)
  • 岩見継吾
  • 池澤龍作

2007/07/12 KILLING TIME @代官山晴れたら空に豆まいて

#そんなわけでキリングタイムを見てきましたー。

行ってみたらなんだか斎藤ネコさんが居ない!なんだかやんごとならぬ事情で遅れられたようですが、まぁキリングタイムらしいといえばそうかも。
そんな訳で前回レッドシューズにも出たamuさんが急遽代打(大変だったろうなぁ)前半ではアンサンブル足りない部分を清水さんがシンセ(DW8000?)で色つけてました。

結局斎藤ネコさんは2nd setの途中に駆けつけて、いきなり「BLIVITS~BOB」なんていう複雑骨折全力疾走な曲をプレイ。あーやっぱり凄いわなぁ。
あとはゲストのオイラー小林さんが思ってた以上にピッタリで良かったです。メンバー紹介とかしないから知らないで来た人はレギュラーメンバーだと思ったに違いない。

いやもう本当に本当に本当にサイコーでした。たぶんセットリストは↓みたいな感じ。どっか間違ってたら教えてください。

1st set

  1. Undiu
  2. Wish
  3. Sanfona
  4. 8687
  5. EBRIO
  6. Salon (Upon Hearing)

2nd set

  1. Peru
  2. Following Evening
  3. ゆっくりさん (Limbo’s Dance)
  4. Vacatono (奴隷の恩返し)
  5. Blivits
  6. BOB
  7. 日没

encore

  1. Salon (w/小川美潮)
  2. かたたたき (老人達の夢)
  • 板倉文 (guitars)
  • 清水一登 (piano,keyboards,bass clarinet)
  • Whacho (percussions)
  • Ma*To (tabla,keyboards)
  • Mecken (bass)
  • 小林武文 (drums)
  • amu (violin on “~Vacatono”)
  • 斎藤ネコ (violin on “Blivits~”)
  • 小川美潮 (voice on “Salon”)

KILLING TIMEのライブが有るよん。

 2007/07/12 @代官山 晴れたら空に豆まいて
 2007/08/04 @高円寺 JIROKICHI

それぞれ、7/12は青山純欠席→ゲスト小林武文、8/4は斎藤ネコ欠席→ゲスト高橋香織。とゆーなかなか全員揃わないこのバンドですが、そんな事はどーでもイイのだ。もー世界一好きなバンドなので。

コレ読んだ通りすがりの皆様も是非日付と場所をメモっておいて下さい。お願いします。

curupira / curupira (2000)

こないだディスクユニオン新宿に行った時に店員にお勧めされた「クルピラ」ってバンド(しばらく「カピパラ」って間違えて覚えてた)
[tag]Hermeto Pascoal[/tag]関係?の、ブラジルのピアノトリオです。基本的にはタイトなフュージョンみたいな感じですが、やっぱりそこかしこにブラジル的な(というか曲自体パスコアルっぽい)色彩感ですごい面白いです。
ラス曲はパスコアルの曲(あと5曲目にpianicaで参加)でもアルバムの流れ的に全然自然なので、たぶんクレジットきちんと見ないと気づかないかも。

curupira / curupira (2000)

PolySoft / tribute to Soft Machine (2003)

えーとコレは「Collectif Polysons」というフランスのバンドによる、ソフトマシーンのカバーアルバムです。カバーアルバムなのですが本家より[tag]Hugh Hopper[/tag]と[tag]Elton Dean[/tag]が参加して「PolySoft」というバンド名になってます。

収録してるのは2002年のライブですが、コレがまた偏っていてHopperとRatledgeの曲のみです。FaceliftはもちろんSlightly all the timeやBackwardsまで演奏してます。Elton Dean含めて4管編成での演奏なので、ちょうどThirdの頃のソフトマシーンをちょっと現代的なセンスで解釈したよーな感じになってます。

特にゲスト参加のEmmanuel BexのハモンドオルガンがRatledgeともちょっと違ったアプローチ+音色で面白いです。

PolySoft / tribute to Soft Machine

2007/07/04 石橋英子+吉田達也,高円寺百景,Acid Mother Temple SWR @高円寺MISSION’S

高円寺の中央線下に新しく出来たライブハウスに行ってきました。18:00 openで18:30くらいに行ったら並んでたので「混んでるかな~」と思ったのですけど、それ程でも。 

石橋英子+吉田達也

#最初はこないだCDが出たこのデュオ。
吉田さんはドラムだけじゃなくてサンプラーも操作し(操作間違えたのか、1曲とんでもないことになってたけど) 何とかアルバムの音を再現していきます。
this heatの2曲では川端さんも参加、結構元ネタに忠実なカバーで川端さんも真面目に弾いてます。後半はやっぱりナスノさん参加のトリオで。今日初めて見たわけでもないのですけど、やっぱりプログレだわなぁ。

  1. Sanctuary
  2. Festival of Teeth
  3. Death in A Dream
  4. The Invention of Prachute
  5. Twilight Furniture (this heat)
  6. A New Kind of Water (this heat)
  7. Classic Medley
  8. Hospital
  9. Poet and Peasant
  10. Across the storm
  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice,sampler)
  • [tag]石橋英子[/tag] (keyboards,voice)
  • 川端一 (guitars on “Twilight Furniture”,”A New Kind of Water”)
  • ナスノミツル (bass on 7-10.)

高円寺百景

#あたしゃあんなにアンサンブルのカッチリした高円寺百景を初めて見ただよ。
新加入の矢吹卓さんはフュージョン系の人なのかな?こんな変態音楽をやるような方では無いのかもしれませんが、物凄く正確にアグレッシブに弾いてきます。「この曲って実はこんな風になってたんだー」とかいう新しい発見が有ったりとか。
いやでも本当にビックリしたなー、まさかあんなタイプの鍵盤奏者が高円寺百景に加入するとは思いませんでした。どーゆー経緯で参加する羽目になったのか聞いてみたいです。

  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice)
  • [tag]坂元健吾[/tag] (bass,voice)
  • [tag]小森慶子[/tag] (soprano sax)
  • [tag]久保田安紀[/tag] (voice)
  • 矢吹卓 (keyboards)

Acid Mother Temple SWR

敬愛すべきバカ3人組。津山さんも久々に見たけど相変わらずだったなぁ。後半セットでは石橋さんとナスノさんが参加してアルバムの曲を再現するとかしないとか。アルバム買ってないので再現されていたかどうかは定かでありませんが。

アンコールでは「キメで3人ともズッコケる」とかゆー昔の芸人のよーな技?を披露。
最近、赤天とか大陸男対山脈女とか見ないから忘れてたけど、割とこーゆー人だったんだよなー忘れてました。

  • [tag]吉田達也[/tag] (drums,voice)
  • [tag]津山篤[/tag] (bass,vocals)
  • [tag]川端一[/tag] (guitars,violin)
  • 石橋英子 (keyboards)
  • ナスノミツル (bass)

Marcio Montarroyos featuring Stone Alliance (1977)

ディスクユニオン新宿ラテンブラジルフロアにて。Hermeto Pascoalの名前を見て購入、1977年のアルバムです。
Latin Jazz系には全く疎いのでよく知りませんけど、結構有名な人たちなのかな?(参加メンバーは以下参照)端正で力強いかなりかっちょいいジャズです。何かJohn SurmanとかKeith Tippett Groupとかにラテンパーカッションが入ったよーな感じで、コレがまたとても格好良くって。大当たりでした。

あ、Hermeto Pascoalは1曲に参加してるだけみたい。

  • Steve Grossman (tenor sax,soprano sax)
  • Gene Perla (bass,keyboards)
  • Don Allas (drums,conga,percussions)
  • Marcio Montarroyos (trumpet,flugelhorn,mellophone,piano)
  • [tag]Hermeto Pascoal[/tag] (piano,flute)
  • Erasto de Holanda Vasconcelos (percussions,sudo)
  • David Sion (percussions)
  • Dom Bira (congas,bell)

Marcio Montarroyos featuring Stone Alliance