- ソロピアノコーナー(Captain Beefheart の Dali’s car とか)
- 大赤斑
- 重量投げ
- Fall
- Sub-continental tango
- ?
- Party swing
- 収容所
- ヒョーロク玉
- Dusk
- Surdo balkan step
- polka for Zippie
- 清水一登 (piano, DW-8000)
- 向島ゆり子 (violin)
- 大熊ワタル (clarinet)
- 小林武文 (percussions)
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4月の元住吉POWERS2以来なので5ヶ月ぶりかな?KILLING TIMEのライブです。
今回はご家庭の事情でwhachoさんが欠席、この5人でKILLING TIMEってのは初めてような。
珍しく最初っから「日没」(ラストとかアンコールでやること多かったような)からのスタート。この日はいつもとだいぶ曲順が違います。
メンバーも仰ってましたが「今日はバイオリンの音がよく聞こえる」と。まぁパーカッションとギター居ないし。うん。
バイオリンも良く聞こえましたが、MECKENさんのベースもいつもより良く聴こえた気がします。ちょっと楽器の数足りない分、鍵盤もバイオリンが埋めるようにいつもより音数多めで。Following evening~Limbo Danceの辺りとか良かったなぁ。
アンコールでは青山さんが出てきて「アンコール分は後半セットの最初にやったから、もうやんない」と。だがしかしダチョウ倶楽部のノリで、結局アンコールの拍手は鳴り止まず。
んでしぶしぶメンバー出てきて…「何やるー?」「あのキメだらけのー(重量投げの事かな)」「譜面ないよー」(ここでMa*Toさんが譜面持ってくる)「タスマニアなら一杯あるけどー」「愛の桟橋ってなんだっけー」「あーそれすっごいイイ曲」・・・などのやり取りがあり「重量投げ」と「タスマニア」どっちが良い?という話で、客からは「両方」と。
結局、最初に重量投げのキメ(というかこの曲キメしかないけど)をやって、突っ走るパートからタスマニアに無理矢理移行するというアンコールでした。ネコさんの譜面を必死に覗き込むMECKENさんが面白かった。
久々に「る*しろう」を見に池袋へ。そういえばる*しろうでROSAは初めてなんですね。なんでか前に見たような気がしてたけど、あれは「むぢゃ」だったか。
途中から入ったのですが、3バンド目の「チンドンペア」と言うバンドの鍵盤弾いて歌ってる人が、元TOM☆CATのボーカルの方だったみたい。一曲長めのドラマチックな曲で…キーボードの音が80年代っぽかったけどプログレじゃんかコレ。結構面白かったというか、今こんなことしてるんですねー。アニメ北斗の拳をリアルタイムで見てた者としてちょっと感慨深い。
で、トリが「る*しろう」
ちょっと久しぶりに見ました、変わったバンドは色々あるけどやっぱしこのバンドは変で最高だなーと思います。
元々インプロ要素の強い「とり」なんて、ほとんどキメの部分しか原型が残ってない感じで。「ヌマザパ」は何かチェコで対バンしたタイプライターだか何かにインスパイアされたとか何とかでザッパっぽいキメとキメの間を細かく刻む感じで。その後の井筒さんのバラード「3/4の」との落差がひどい。
アンコールで「それいゆ」を演奏、改めて聴くと結構ポップでかわいい曲にも聞こえる。
9/21 金澤美也子+外山明 @入谷なってるハウス
9/25 金澤美也子+かわいしのぶ(なんかのイベント) @下北沢THREE
など、る*しろうでは12月にMUMUとの対バンがあるみたいです。
清水一登さんのユニット、名前が付いてから2度目のライブです。今回も最初は清水さんのピアノソロから、ソロアルバム辺りで聞き覚えのあるフレーズを交えながら10分くらいかな?
とりあえず暑苦しい曲「重量投げ~Fall」の流れは前回と一緒。MCで「Fall」って曲のネタバラシ(どんどん下降してくメロディーなのでFall=落ちる)など。そしてウェーベルン(12音技法)の話が再び。
後半セット1曲目はなんと「収容所(One for each sentiment)」から。重いけど暗黒じゃない不思議チェンバーロック曲…個人的にこの曲大好きで。KILLING TIMEでもなかなか演奏する機会は無いので、聴けて嬉しかったです。
「大赤斑」のは「Sub-continental Tango~最低人~ヒョーロク玉」をメドレーで。「Dusk」はちょっと前のKILLING TIMEでも演奏してたっけな?小節の切れ目がよくわからないよーな不思議なミニマル曲。
アンコールでは「腰くだけ」を演奏、この曲も久しぶりに聴いた気がします(最近Arepos観に行ってないし)
プログレと言うにはちょっと微妙にユルイ感じのこのユニットなのですが、個人的には文句なしに面白いです。SalleGaveau好きな人とかにもアピールするんじゃないかな?とか思ってるのですがどうでしょう?
清水一登 (piano, DW-8000)
向島ゆり子 (violin)
大熊ワタル (clarinet, bass clarinet)
小林武文 (percussions)
[ 岸本淳一 ]
ライブハウス入ったらHELDONみたいな音が聞こえてきて、何かと思ったら元Chernoの岸本さんのソロだったようです。随分前にChernoで見たときはやかましくてあまり好みじゃなかったのですが、Fripp & Eno みたいなシーケンスをバックにギターを弾きまくりのこのソロユニットのほうが好みかも。
http://www.asahi-net.or.jp/~kv6j-ksmt/kishimoto_top.htm
[ 2Y2H2N ]
guitar+bass+drums+percussion+keyboard+synthesizer+voiceの7人編成のバンド。Ozric TentaclesかHawkwndかと思うよーな感じで始まって「おおコレは!?」とか思ったのですが、何故か後半は妙にハッピーな民族音楽のような感じに。
何を目指して、どうしてこうなったんだろう・・・といった感じでしたが、個人的にはこーゆー訳の分からないバンドは結構好きです。
http://www.myspace.com/2y2h2n
[ Stella Lee Jones ]
んで、お目当てのStella Lee Jones。リーダーの平田さんとテイセナさんがElectric Asturiasで海外へ行っていたのもあり、5月以来のライブになります。
この日は鍵盤の佐藤真也の誕生日、テイセナさんが翌日誕生日との事で途中でサプライズもあったりと。でも「おめでとー」な感じの後の曲が「X-Zone」とゆー、凶悪なまでにバラバラなリズムの上に不穏なアンサンブルの感じの曲だったり。
テイセナさんのソロアルバム「Artless Book」からCeaseless Memoryをこのバンドのアレンジで演奏。元曲はアコースティックでゆったりとした感じの曲なのですが、この日のアレンジでは立体感のあるよーな演奏になっていました。このアルバム、個人的には「Dolce Dance」って曲が気に入ってたんですけど、この曲も良い曲だなーと再認識。
この日のラストは「列車をイメージしたような」という「Parallel Railways」という曲、曲最初のSEがKraftwerkのRuckzuckみたいでみたいな感じで可笑しかったです。このバンドにしては割とストレートな感じの曲。
この日は特に佐々木絵美さんのアコーディオンがキレ良くって、とても締まって聴けました。最近の国内構築系プログレでは本当に一番面白いんじゃないかと思ってます。10月からレコーディングとの事で、音源出してもっと活躍して欲しいなぁと思ってます。
ちょっと久々になりますが、小川美潮さんのライブに行ってきました。今回whachoさんは欠席ですが、最近はこんな感じのメンバーです。曲が良くて、歌が良くて、少しゆるーい感じの良いライブ。やっぱり何度来ても良いなと思います。とくに最近は「犬の日々」って曲が気に入ってます。
アンコールではソロ回しで客として来ていらっしゃった近藤達郎さんが飛び入りで参加。
昨日に引き続き、非常に濃ゆいライブです。今堀恒雄のunbeltipo TRIOに岡部洋一さんがゲストで加わります。
セットリストは以下の感じで、そんなにライブ通いしてませんが「UBT#4」とか珍しいんじゃないかな?とにかく一曲一曲長い上に密度が濃くて、面白いんだけど聴いてる側も相当疲れます。そいえば何の曲か忘れたけど、クリムゾンの「Indiscipline」のリズムを伸び縮みさせたよーな曲が有ったような。
特に2nd setの「Joujoushka」たぶんこの曲だけで20分以上やってたと思いますけど、凄い集中力と密度。アンコールの「The Grid Of The Wind」が物凄く聴きやすく感じるくらい。
今自分のBlogチェックしてみたら2004年のライブで「Joujoushka」の生演奏聴いてるなぁ・・・なんかだいぶ印象違うような気がする。
「サルガヴォ+吉田達也」のライブです。サルガヴォはピアソラをよりプログレにしたよーな、構築度の高いちょっとアコースティックなユニット。最近の「いわゆるこのあたりの」のユニットの中でもかなり完成度の高いユニットだと思ってます。
で、その完成度の高いユニットに吉田達也さんとゆー無茶な人がゲストで参加するとゆーことで。
最初3曲は吉田さん抜きで通常の編成での演奏。4曲目のParadeから吉田達也さん入りとゆーことで喜多直毅さんと鳥越啓介さんはエレクトリック楽器に持ち替えます(ちなみにエレクトリックバイオリンを弾く喜多直毅さんは初めて見ました)
セットリストは以下の通り(自分では半分も分からなかったので、あちこちのサイトを見て確認)、「HELAKLION」はサルガヴォじゃなくて吉田さんの曲ですが、吉田「バルカンっぽいので合うかと思って…」 鬼怒「バルカンなバンドじゃないんだけど…」ってやりとりが。ちなみにアンコール曲では鳥越さんの「ぐちゃぐちゃな秩序」まぁコレ聴くとバルカンジャズだと勘違いしてもしょうがないような気もしますがー。この、とっちらかったプログレジャズロックみたいな曲が凄く好きだったのでアンコールで演奏してくれて嬉しかったです。
各メンバーがそれぞれ個性持ちつつも構成された音出すバンドですが、吉田さんが入ることによってより「ロックバンド」っぽくなってた感じ、曲によってはUnvers Zeroとかの暗黒チェンバーみたいな風にも聴こえてきました。コレがサルガヴォがと言われると、普段とはだいぶ違うのですがこんなのも是非またやって欲しいです。
NHK-FM「今日は一日プログレ三昧」13時間放送とゆー無謀な企画の中での生放送ライブでキング・クリムゾンをコピーという、これまた無茶な企画。
Altered Statesってことで太陽と戦慄~レッド辺りの曲をやるのかな?と思ってたのですが、なんと1stの全曲カバー。なんとゆー馬鹿で無駄な事を…この無駄っぷりがプログレといえばプログレですが。
前半(A面)1曲目はもちろん「21世紀の精神異常者」から、最初の変な「バホー」って音もちゃんとサンプリング。あまりの忠実なコピーっぷりに吹き出しそうになりました。特に内橋さんのギターのトーンがFrippまんまで。この曲の最後のフリーっぽく戻って終わるところもアルバム通り再現。
「風に語りて」ではデヴィッドさんが参加してアルバムのハモるパートもカバー、「エピタフ」に入る所とかもほんとにアルバムそっくりで。んでもこのアルバムの頃のロバート・フリップってもうちょいぎこちない所も有ったような気もしましたが。
ちなみにデニスガンのボーカル、Greg Lakeには似てないだろーとか思ってたのですが(どっちかっつーとPeter Hammilかなとか、Altered States plasy VdGGの時は是非)かなり健闘していました。
「エピタフ」終わってよーやく拍手。次はB面の「ムーンチャイルド」から、ここでも内橋さんのギターの音色があのアルバムのトーンそっくりで。「ムーンチャイルド」の即興パートは、ちょっと途中でいつものAltered Statesになりかけてましたけど、岡本さんの鍵盤のおかげでだいぶ抑制されてた感じでした。
そして「タタッツッタタツタツタ」とゆードラムから最後の「クリムゾンキングの宮殿」へ。木管系のお二人もバッチリ再現していたと思います。
いやまぁ本当よくこんな馬鹿なことするなー(褒め言葉)と思いました。個人的にこのLPは親父が持ってたせいもあって、かなり刷り込まれているのですが…本当に再現度高かったです。
ちなみに家に帰って録音してたのを聴いたら、ミックスのせいかラジオ音質のせいか、ナマで聴いてた時よりもよりクリムゾンそっくりに聞こえました。
このAltered States plays King Crimsonは11/26に新宿PIT-INNでまたやるそうです。