2013/08/04 IMAGO+平田聡 @吉祥寺Silver Elephant

今回5回目のライブにしてFLAT122でずっと一緒に演奏していた平田聡さんを初のゲストに迎えてのライブとなります。

「Winter Song」はFLAT122の1stに収録されている平田さんの曲、Stella Lee Jonesでも何度か演奏しています。この曲は川崎さんと平田さんの2人での演奏。既に何だか階段を踏み外しそうなスリリングさが。
「Neo Classic Dance」からは全員での演奏、6分程度のこのバンドとしては比較的コンパクトな密度の高い曲ですが、更に細かいフレーズをギターで放り込んでくるような感じで。ドラムもこの曲ではわざとアクセントずらしたりと、緊張感の有る演奏でした。「Spiral」はIMAGOの前々回のライブから別曲かと思うくらい印象が変わったのですが、こちらではギターはそれほど無茶せずに曲の流れに沿うような演奏。
そして今回IMAGOでは初披露の「波濤」FLAT122の1stアルバムのタイトルでもあり、当時のライブでは代表曲でした。初めてコレを見た時に「Blue Motion(スイスのプログレ)にPat Methenyが入ったよーな」とかよく分からん感想を抱いた覚えが。曲タイトル通りに印象的なテーマ部分とせわしない部分が寄せては返すようなイメージ、中間のインプロ部分は何となく初期クリムゾンみたい。割と元のアレンジに忠実かなーと思ってたら、終盤そのままのノリでエンディングに行きそうなパートが大きく変わってて、ちょっと意表を付かれた感じ。元々凄く好きな曲では有るのですが、やっぱりこの日一番だったかと思います。

「Neo Classic Dance」は若干FLAT122寄り、「Spiral」はIMAGO寄り、「波濤」は丁度中間くらいだったかな?。しかし改めて考えるとこんな密度の曲をトリオで演奏してたんだよなーと。ミニマルなフレーズを組み立ててドラマチックな曲を作るのは川崎さんと平田さんに共通してるかなと思ってたのですが、こうして久々に共演するのを観てみるとやっぱり微妙に方向性違うんだよなーと(FLAT122はそれも含めて面白かったのですが)など思いました。
今回も密度の濃い演奏を沢山楽しめました、次回は10/13に東京倶楽部本郷店だそうです。あと8/31に筒井さんが一時帰国してKTGのライブ。平田さんの方は8/12に吉祥寺CLUB SIETAのZIZZ STUDIOのイベントで「Asturias+いとうかなこ」というのが有るみたい。

1. Matsukura Snow
2. Winter Song
3. Neo Classic Dance
4. Spiral
5. 波濤
6. 湖に行きたい

川崎タカオ (piano)
鳥谷部良子 (flute)
堀子孝英 (oboe)
上田哲也 (bass)
大菊勉 (drums)
平田聡 (guitars)

http://imago.han-be.com/IMAGO/IMAGO.html

映像は5/25の東京倶楽部本郷店での「湖に行きたい」
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=LfKUMdnpFtY[/youtube]