2013/06/12 Gilgongo @吉祥寺Foxhole

清水一登+植村昌弘+ナスノミツルによる「マヌケ道」を極める為のスーパーユニット「Gilgongo」確か6回目のライブです。

開演時間後にナスノさんがフラリと戻ってきてインプロからスタート。清水さんはお店のエレピに植村さんから借りたMIDI鍵盤を使用。手の内が見えてきたのか何やら結構スムーズな感じに。
MCでは植村さんによる清水さんの仕切りの悪さを弾劾…ちょっと前にもKitchen Drinkersで似たような光景を見た気が。どうも新しい曲のデータがライブ4日前に来たとか。それでそのデモ音源が公開されたのですが、コレが「収容所」をモチーフに無理やりルンバとマンボを混ぜたような代物。KILLING TIMEのアルバムに入ってる収容所(One for Each Sentiment)はチェンバーロックのようなアレンジなのですが、コレをトリオでやろうと思う辺りから無茶な気が。その後はもう一度インプロから「最低人」を演奏して前半終了。

後半戦は曲モノを連発、植村さんの「ish #5」は今回初披露。テーマっぽい部分ではバスドラとベースがずっと3連符な感じ、中間部分だけ聴くとちょっとオシャレにも気もしますが・・・このシリース既に#9まで有るらしいのですが…清水さんのがんばり次第かな?「River」は前回もやってたナスノさんの曲、既に前回とはかなり違う気が。その後は「ヒョーロク玉~ish #4~重量投げ」とまぁ濃ゆい曲を続けて終了。植村ブートキャンプ(植村さん宅で行われる前日リハ)のおかげか大分コンビネーションが良くなってきて、結果より変な事をやり始めるという状況で。まぁこーゆーの楽しくてライブを観に来てるのですが。

アンコールでは前半のMCで言っていた収容所のルンバアレンジみたいな曲をリハを兼ねて前半だけ披露。前半で流したデモ音源ともまた違っていて・・・シンセの音は確かに収容所なのですが、ピアノのみの演奏だと別の曲みたいに聞こえます。完成版がどんなモノになるのか楽しみです。

次回のライブは未定ですが、この3名に酒井泰三さんを加えた編成で6/21に関内ストーミーマンデーでライブが有るようです。

1. インプロ #1
2. インプロ #2~最低人

4. ish #5
5. River
6. ヒョーロク玉
7. ish #4
8. 重量投げ

9. (ルンバっぽい収容所)

清水一登 (keyboards)
植村昌弘 (drums)
ナスノミツル (bass)

2013/05/25 Imago @東京倶楽部 本郷店

FLAT122, KTGの川崎タカオさんの新ユニット。3回目のライブにして初のワンマンライブ。
前回の東京倶楽部の千駄ヶ谷店は音響が厳し目だったのですが、今回はグランドピアノ/オーボエ/フルートのアコースティック楽器がとてもバランス良く聴こえました。大菊さんのドラムはタム1つのシンプルなセットにマルチロッズ(細い棒をまとめたようなヤツ)のドラムスティックで古いジャズっぽい音(会場に合わせたのかな?)
1曲目は3パートに分かれた「Signs #2」1パート目が何かUnivers Zero(rhythmix辺り)みたいに聴こえるパートも。「湖へ行きたい」はIMAGOにしてはポップな曲との事ですが、まぁそれでも一筋縄では行かない感じ。この曲は特にメロディアスな感じですが、FLAT122やKTGでのアレンジと較べると同じ曲でも叙情的な感じに聞こえます。
特に最後の「Spiral」の変わり様は…聴いて最初に思い浮かんだ言葉は「解脱アレンジ」元々結構ダークな部分も有る感じだったのですが、メロディーの美しいさと気持ちの良い浮遊感でちょっと別の曲のようでした。

次回は6/30吉祥寺Silver Elephantにて、ptfと対バンだそうです。

1. Signs #2 (Part.1/Part.2/Part.2)
2. 真冬のテレビ塔
3. 屋上にて

4. Signs #1
5. 湖へ行きたい
6. Neo Classic Dance

7. Matsukura Snow
8. Spiral

9. 湖へ行きたい

川崎タカオ (piano)
鳥谷部良子 (flute)
堀子孝英 (oboe)‏
上田哲也 (bass)
大菊勉 (drums)

http://imago.han-be.com/IMAGO/IMAGO.html

2013/05/31 福原まり @西麻布新世界

久々に福原まりさんを見に六本木から新世界へ…開演時間に遅れて1部の途中、Baroque辺りから観ました。
今回はベースにOncenth Trioや林栄一さんとか色々なライブで活躍中(元ミドリの方がわかりやすいか)の岩見継吾さんが参加。
前半最後にまりさんのピアノソロでリアルフィッシュの「水が私にくれたもの」を演奏。ひょっとするとナマで聴くのは初めてかもしれない。

休憩中には、戸田誠司さんともう一人(すいません名前失念)がステージに現れてトークショーみたいな。何か短編アニメの音楽を福原まりさんの曲を戸田さんがアレンジしてBGMに使われてるとか。あと昔のリアルフィッシュの頃の話とか「メジャーなレコード会社(VICTOR)からジャンル名不明のインストバンドのアルバムをお金かけて作れたなんて、良い時代だったよなー」とか何とか…確かにまぁ、未だにリアルフィッシュの音楽にしっくり来るジャンル名って無いかなーとか思います。EPICから出てたキリングタイムとかもそうだけど、良くわかんないモノにもお金かける余裕が有ったのかなとか。

そんな訳で後半はゆっくりと聴けました、前もやってたブリジット・フォンテーヌのカバーとか、食堂かたつむりの「婚礼の日」とか。「elfin」はNHKの番組(もう終わっちゃったみたいだけど)の曲。
相変わらずMCは朴訥な感じですが、映像の見えるような福原まりワールドでした。

1. Picnic in the moonlight
2. corridor
3. pasear
4. La Luna
5. Baroque
6. Dark End
7. Once, Twice
8. karakuri
9. Pieta
10. 水が私にくれたもの

1. 森にはどうやって帰るの?
2. 常習者のごとく
3. Comme a la radio
4. elfin
5. Have you seen that rainbow?
6. 婚礼の日
7. Le papillon

1. Dark End

福原まり (piano, accordion, voice)
越川歩 (violin)
フルヤン (toy piano, glockenspiel, toys)
岩見継吾 (wood bass)
whacho (percussions)

戸田さんが言ってたアニメのトレイラー。
[youtube]http://www.youtube.com/watch?v=kIoJezL1wb0[/youtube]