2009/06/24 Giulietta Machine+斎藤ネコ+小川美潮 @渋谷クラシックス

というわけで、Giulietta Machineの3rdレコ発に行ってきました。 
このユニットって控えめな音像で、パッと聴きBGMみたいですけど、何かこー80年代経由した黒さみたいなのが見え隠れしてたりするような気もします。 
前半セット後半からゲストのネコさんが登場でぐっと緊張感が高まる感じ、特に前半最後の曲の藤井信雄さんのドラムが凄かった。うーん上手い。 
後半は美潮さんが参加、ちょっと前に同じ会場で演奏してた江藤さんの曲なども交えて。美潮さんが歌うとやっぱりそれは美潮ワールドになってしまうのですが、ウズマキともスプラトともちょっと違って、淡々とした感じが気持ちよいです。 
アンコールではジョビンの「ワンノートサンバ」コレがこの日の演奏の中でも抜けて良かったよに思います。ネコさんの一音ソロも笑ったし。 

ちなみにこの後7月は六本木スーパーデラックスでテニスコーツと対バン、そして8月には新宿ピットインでPHEW+大友良英と共演とか。 

とりあえず新譜買いました。この日はやりませんでしたけど新譜の「MORUS」って曲のモールス信号のパターンが、俺の携帯の着信音と全く一緒で何か目覚まし鳴ってる気分になった。 

1st set: 

  1. Samba Giulietta
  2. Caprica
  3. Africo
  4. Lounge
  5. Smith
  6. Arios
  7. Rain Tree
  8. Song
  9. Nanan

2nd set: 

  1. ときどき
  2. waltz for mishio
  3. night song
  4. 三月の水 (Aguas De Marco)
  5. ぼんやりと
  6. バラに降る雨 (Double Rainbow)
  7. duet for neko and mishio
  8. ひまわり

encore: 

  1. One Note Samba
  2. かえるのサンバ
  • 江藤直子 (piano,keyboards,vocals)
  • 大津真 (guitars)
  • 藤井信雄 (drums)
  • 西村雄介 (bass)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • 小川美潮 (vocals)

2009/06/17 ラーシュ・ホルメル(1948-2008)をしのんで @秋葉原CLUB-GOODMAN

2008年12月26日に亡くなったLars Hollmerの追悼ライブです。以前の来日で、俺が見てるのは。

2000/12/04 Opabinia,Cleee,Lars Hollmer Solo,Samla Manneslu Malko @吉祥寺MANDA-LA2 
2000/12/06 Lars Hollmer Solo, 日本座村 @吉祥寺MANDA-LA2 
2001/09/16 SOLA @お台場TLG 
2002/09/28 Samla Mammas Manna @表参道FAB 
2003/03/22 SOLA @表参道FAB 
2005/04/17 Lars Hollmer + 向島ゆり子 @グリソム・ギャング

・・・結構行ってたなぁ、2003年10月にも向島さんと坂本弘道さんとで来日してるんですけど、その時だけは行けなかったみたい。

初来日の時点で聴いてたのはZamla Mammas MannaのFamilycracksだけで、ちょっとファンとは言い難い人間ではあったのですが、日本座村(後のSOLA)の演奏が余りに素晴らしくてその後の来日にもちょくちょく通うようになってました。 


ライブ開始の前にLarsの秘蔵映像をちょこっと、Lars+violin+guitar+bassoon+accordionとゆー編成の映像と吉田達也入りのSamla Mammas Mannaのライブ。 
吉田入りサムラではスウェーデンのウプサラのライブハウスで「おふくろさんよぉ~」とか歌いだす吉田さんが可笑しかった。 

Pochakaite Malko

最初はポチャカイテマルコ。ライブするの自体結構久々なのかな?(たぶん)サムラ曲の演奏は無しで全部ポチャの曲だったと思います。

  • 桑原重和 (bass)
  • 荻野和夫 (keyboards)
  • 立岩潤三 (drums)
  • 壷井彰久 (violin)

SAMLA ALONE


えーとコレはSamlaの曲を無理矢理継げてサンプラーに突っ込んでドラム。まぁコレは予想通りとゆーか。 
その後にポチャの桑原さんと伏見さん、あとシェルパの鍵盤奏者の堀越功さんを加えて Ikarien pt.3 と Five Single Combats を演奏。ちなみに堀越さんはマイミクの兄君でもあらせられます。いやコレは面白かったです、伏見さんも堀越さんもあのキツキツな曲にニコニコしながらフツーに演奏して、かつアドリブ入れてくるのが。 

  1. Tredje Ikarien
  2. Five Single Combats
  • 吉田達也 (drums,sampler)
  • 桑原重和 (bass)
  • 伏見蛍 (guitars)
  • 堀越功 (piano,keyboards)

SOLA

以前の公演ではLarsが鍵盤を弾いていたので清水さんはシンセでベースパートを担当していたのですが、今回はGideon Jackesが入ってLarsの鍵盤パートを清水さんがアコーディオンを大熊さんが担当する形態に。ちょっと最初はベースうるさすぎないか?とか思ったけど、途中から気にならなくなったな。セットリストは多分以下のよーな感じ、7曲目だけちょっと分からなかった大熊さんが「ワルツではない、って意味のタイトルです」とか言ってたヤツ。確かに全然ワルツではない。 
「Now~Novelty」での向島さんのバイオリンにちょっと泣きそうになったり。いやでも向島さんのプレイがやっぱり凄く良かった(個人的にはライブハウスで聴いたことのあるバイオリン弾きの中で一番好き) 
アンコールでは清水さんのボーカルによる「continue」を演奏して終了。この日は追悼ライブですが全体的に湿った感じではなくて、最後がとぼけた感じの清水一登ボーカルってのもなんだかちょっとらしいようにも思いました。 

凄く良いライブだったと思うのですが、良かっただけに一層Lars Hollmerの不在というのを感じて・・・演奏のあちらこちらで「あったハズ」の音を気にしてたりもしました。こんなヘンテコで、でもなんかちょっとグッとくるようなイイ音楽をありがとうございます。もう一度改めてご冥福を祈ります。 

  1. Notionsjazz
  2. Ljuva Lagen
  3. Trampumpa
  4. Arioso Nearaway
  5. Vaxeltango
  6. Samma Zanzibar
  7. ??? (xxx waltz)
  8. Now
  9. Novelty
  10. Parallell Angostura
  11. continue(encore)
  • 大熊ワタル (clarinet,accordion)
  • 向島ゆり子 (violin,toy piano,pianica)
  • 吉田達也 (drums)
  • 清水一登 (piano,keyboards)
  • 坂本弘道 (cello)
  • 伏見蛍 (guitars)
  • Gideon Jackes (bass)

2009/06/10 Killling Time+山本達久 @高円寺

そんな訳で自分内世界最高バンドのライブに行ってきました。 
今回のドラムはなんと山本達久さん、何度かセッションとかイベントとかで見てますが凄い柔軟なドラムの方。 
青山さんとも仙波師匠ともオイラーとも違う、金物にちょっと特徴のある感じの(個人的にはDaniel Denisっぽいなーとか思ったりも) 

しかしあのヘンテコな曲をリハ一回でよくあんなに出来るなーとか。BOB後半とかは煽りまくりでやたらと珍しく熱い展開になっていて面白かったです。板倉さんのギターもいつもよりちょっとニューウェーブっぽくて面白かった。 

次回決定済みはとりあえず 8/6の代官山豆まいてかな? 

1st set: 

  1. PERU
  2. 8687
  3. Following Evening
  4. セブムチョセ
  5. FALL
  6. 奴隷の恩返し
  7. SALON

2nd set: 

  1. 重量投げ
  2. MIFUNE
  3. ヒョーロク玉
  4. LIMBO’S DANCE
  5. WISH
  6. EBRIO
  7. BOB

encore: 

  1. 日没
  • 板倉文 (guitars)
  • 清水一登 (piano,keyboards)
  • Ma*To (tabla,keybaords)
  • whacho (percussions)
  • 斎藤ネコ (violin)
  • mecken (bass)
  • 山本達久 (drums)