strange music page
live reports * * * 1999
#今更なんですけど、1999年に見たライブです.....ていうかもっと行っていたはずだけど?仕事忙しかったんだっけな?
何がってやっぱりKILLING TIMEのライヴ、あとはfishermen tit totが良かったです。
#この日で年内は仕事オシマイ、ちなみに仕事は予定してた荷物が届かずなんだかなーな仕事オサメ。ダメぢゃん。というわけで17:00ジャストくらいに会社をダッシュで抜け出して、渋谷へ。
会場にちょい前についたら故売屋さんがいました。あと他にもかおりんさんとかムチョさんとかいろんな人に会いました。会えた方々サンクスです。
入場手前で磨崖仏レーベル関連のCDが安く売ってたので、
MAGAIBUTSU SAMPLER vol.2とJAPANESE NEW MUSIC FESTIVAL EUROPE TOUR 1999を購入、友達の分含めて3枚買ったら吉田製麺のたまご麺が一個貰えました。友達にあげました。
- set #1 RUINS + 菊地成孔
- 吉田達也 (drums,vocals)
- 佐々木恒 (bass,vocals)
- 菊地成孔 (sax)
#とゆー編成、実はルインズ初体験でした。ベースの人はおとなしそーな見かけと違ってゴリゴリ弾きまくり、ちょっとビックリ。菊地成孔も結構吹きまくり、やっぱしかっこいいですね、一瞬なぜかP.O.N.を想像するような場面もありでした。ぶっ通しで40分くらいだったかな?
- set #2 是巨人
- 吉田達也 (drums)
- ナスノミツル (bass)
- 鬼怒無月 (guitars)
#えーと、いきなり「ナスノミツルさん行方不明」とか言ってました。しばらくして何故か上着着て登場。「いや、ちょっと....」とか言ってました。
是巨人のアルバム持ってて、あまり気に入ってなかったりしたんですけど、ライヴだとそんなに悪くなかったです。ただやっぱちょっとグシャグシャしすぎる所が気になったりはしましたけど。
- set #3 高円寺百景
- 吉田達也 (drums,vocals)
- 原田仁 (guitars,vocals)
- 坂元健吾 (bass,vocals)
- さがゆき (vocals)
#3年振りのライヴらしいです。上のメンツにkeyboardの女の子(千秋に似てたような気が...)いました、名前聞き取れず。
最初から新曲3連発、結構複雑な曲でした。途中で
「ニラレバー」(そう聞こえた)とか叫んでる曲とかかっこよかったです。ただ吉田さんのドラムで曲が複雑だとゴチャゴチャし過ぎちゃう印象なので、もうちょいストレートな曲調の方が好きかも。旧曲は相変わらず、アンコールの"SUNNA ZARIOKI"なんて気合入ってて気持ち良かったです。
さがゆきさんは一応ゲストだったんですけど、結構ハマってましたね。このまま高円寺百景入ってもいいくらい。keyboardの女の子の声があんまり聞こえなかったのがちょい残念。かわいかったのに。
やっぱトリだけあって、高円寺百景が一番充実してたと思いました。恐らく今年最後のライヴ観戦、おなかいっぱいなライヴでした。
ちなみに帰りにかおりんさんとかbelleさんとかむちょさんとかとメシ。やっぱりおなかいっぱい。どーもでした。
#ええっと、"おQ"めあてで行きました。PESTの方は良く知らなかったんですけど、レコメンでなんかパフォーマンスがどうとか聞いてたので、勝手にDIE KNODELみたいなの想像してました。そして行ってみたらば。
- 第1部 "PEST"
#えっと、オーストリアのレコメンバンドらしいです。おどろおどろしいSEでバンドのメンバーがチョロチョロ演奏しはじめた後に現れたのは
黒塗りの全裸の白人男性でした。そして何か橙色の流動物を口から吐き出す生まれたままの姿の黒塗り。もうちょっと凍り付いて音がどおのとかわからない世界にいってました。おぼろげな記憶をたどると音はちょっと暗めのチェンバーで、演奏はそれほどでもなかったような....途中でチェロ入るあたりはまぁまぁだったような.....ベースがなんだかチョッパーしながら跳ねまわっていたような.....でもそんな中でも後半、黒塗りさんは上から吊り下げたハート型のアヤシイオブジェから垂れ流れる橙色の液を飲んで、吐いてました。最後は何やらピカピカ光る棒を飲みこんで、喉の中で光らせて大団円を迎えるという.....
とりあえず、何か非常にヤバイモノを見てしまったような気がしました。後で床を拭くマンダラの店員さんがなんかかわいそうでした。
- 第2部 "おQ"
- 清水一登 (piano,vocals)
- れいち (drums,vocals)
- 渡辺等 (bass)
- 浦山秀彦 (guitars)
というメンツでした、予想通り"おU"の縮小版のようなバンドだそうで。この編成で(AREPOSと一緒だけど)また演るみたいですね。曲目は清水さんのアルバムから"Johnson's Blues"と"habanerege"と新大久保ジェントルメンから"イゴールの嘆き"、Areposの"meguro no karasu"と"腰くだけ"で一番嬉しかったのがKILLING TIMEの"Upon Hearing"でした、こっちの思いいれもあるのかも知れないんですけど、やっぱ聴いててニヤけちゃうような良い曲、もーこれを聴きにきたようなもの。
面白かったのは前のバンドについて、何一つ触れようとしないメンバー。まるで何事も無かったかのように淡々と進めてました(言いたくなかったのかなぁ...?)。あとれいちさんと渡辺さんは"おU"で一緒だから良いとして、今回(恐らく)初の浦山秀彦さんは結構泣きそうな顔して弾いてたみたいでした。"habanerege"とかやっぱ難しすぎなような....大変そうでした。
なにはともあれ、期待を裏切らない音でほっとしました、とてもとても安心しました。
#ページェントです、
ページェント。って知らない人のほうが多いのかもしれないんですね。日本の80年代プログレです。ページェントの事知った頃にはもう活動してなかったんで、6,7年くらい越しによーやく見れたライヴになります。ただ一回限りの再演なようなので、もう二度と無いみたいですけど.....残念。
日本の80年代プログレ(イヤな言葉だなぁ)でもちょっと別格にこのバンドだけは好きでした。
- Step into Easter
- Horizon
#で、まずしょっぱな。Mr.Siriusのアルバム"Barren Dream"から一曲。宮武さんがギターで、大木さんがピアニカとボーカル。もう、この時点で結構キてました。曲もすごい好きなんですけど、大木さんの声の存在感が凄くて。"Horizon"は宮武さんのアコギソロ、GenesisのFoxtrotのハケットの曲です。
- 彗星の翼
- 魔王の法廷
- 管理社会の罠
- フィナーレ
#で、この4曲はマージュリッチでした。なんだかボーカルの女の子のダメなアイドルみたいなMCが可愛かったですね。笑いました、まぢ。マージュリッチ自体はプログレメタルみたいな感じのバンドですね、メチャ上手いかったけどあんまり好きじゃないタイプでした。4曲目の"フィナーレ"で大木さんが登場で一緒に歌ってました。なんか魔法みたいに場の雰囲気が変わったような気がしました、ボーカル一つでこんなに違うんだ、と。
- 仮面の笑顔
- ヴェクサシオン
#次が「化石のようなメンバー」と紹介されて、平均年齢高いバンドに
- 難波弘之 (keyboards)
- 釜木茂一 (guitars)
- 山田和彦 (bass)
- 藤岡千尋 (drums)
- 宮武和弘 (flute)
- 大木理紗 (vocals)
演奏はなんだかちょっとヨレヨレでハラハラしました。でもなんか貫禄のよーなものが感じられて...っていうかこの曲を生で聴けるだけで幸せだったんで、あんまり気にならなかったです。難波さんはやっぱサスガ。
- 海の詩
- グレイの肖像
- 木霊
- 人形地獄
- Perpetual Perfection
奈落の舞踏会
#んで、マージュリッチ plays ページェント ということらしいです。もうこのへんでは何でも良くなってきてまして。本当は演奏で気になる所とか多々有ったんですけど、結構没頭してました。
- Once You Meet Her
#アンコールその1でFinal Fantasyのアルバムから。たしかこんなタイトルだったと思う....違ってたらゴメンナサイ。難波さんと宮武さんと大木さんの3人のシンプルな演奏、これも凄い良かったです。
- 海の詩
#アンコールその2、メンバー全員登場でこの曲。総勢12名ステージに上がって演奏してました。すごい光景でした。
#とそんな感じの2時間半くらいだったかな?MCもコテコテでとても面白かったです。中嶋一晃はどーした?とか、螺鈿幻想やらないの?とか、不満をあげればキリないんですけど、とりあえず最初で最後の(自分にとっては)ページェントのライヴでしたし、とても楽しかったです。ページェントの再演という形ではこれで最後みたいです、やっぱりちょっと残念ですけど。
最近はこの手の音を聴くことがめっきり少なくなっているんですけど(昔はすごい好きで)今でも自分がこーゆーモノが好きなことを再確認しました。だからどうって訳でもないんですけど、なんていうか見れて良かったなと。本当に。
ちなみに、今日姿を見せなかったその中嶋一晃さんの新バンドが今度原宿ルイードでライヴやるみたいなので、そっちもちょっと見に行ってみようかとおもってたりもしてます。
#この日のゲストはムーンライダーズの鈴木慶一さん。
一部では新曲を沢山やってました、曲タイトルついてないヤツが沢山......福原まりさんの新曲とかも多くて、結構気に入ってたんですけど、その後それらの曲は何処へ?
第二部では「森と森の間に」とか「Have You Seen Rainbow?」とかいつもの曲をやってから、鈴木慶一さんが登場。なんだかビートニクスの曲とかやってたみたいです。ってゴメン俺ムーンライダーズあまり好きじゃないので、全然だめでした。デニスガンの歌の方が好きだったり。
そんなで何曲か歌ってから鈴木慶一さん退場。最後「ロシア鉄道」と「Run Away Horses」をやってオシマイでした。
#というかこの日以降、fishermen tit totではフルサイズのライヴやってないんですよね。だんだん好きになっていったバンドだったんで、このまま未発表の曲とか無かったことになっちゃうのはとても残念。何とかしてまた活動してくれないかと願う日々です。
- 福原まり (piano,accordion,keyboards,vocals)
- 矢口博康 (sax,clarinet)
- Dennis Gunn (guitars,banjo,vocals)
- 松本治 (trombone)
- 中原信雄 (bass,mandolin)
- れいち (drums,vocals)
- 鈴木慶一 (vocals)
#復活してから、2回目のライヴは南青山マンダラにて。私はもうこの音が聴けるだけで幸せなので、まともなライヴレポなんか書けないんですけど。曲目は前回とそんなに変わらなかったと思います。
- 板倉文 (guitars)
- 清水一登 (piano,keyboards)
- Ma*To (tabla,sampler,keyboards)
- 斎藤ネコ (violin)
という前回と一緒のメンバーでした。やっぱりマヌケで、アヴァンギャルドで、優しい音楽でした。今回はPAのせいか板倉さんのギターの音がちょっと小さかったのが気になったんですけど。
でもこれ以降Killing Timeはライヴはやってないです。本当にもう聴きたくて聴きたくて聴きたくて聴きたくてしょーがないんです、またの復活を毎日祈って暮らす事にしました。
#fishermen tit totのレコ初のライヴは仕事でどーしても行けなくって、しかもCDもなかなか見つけられなくって、この日に(普段音楽全然聴かないような)友達誘ってちょっとイベントじみたライヴだったんですけど、行ってきました。
- Ruby
- Runaway from Circus
- Rainbow
- Happy Happy Family
- Diving for Daiamond
- ためいきの丘
- 森と森の間に
- ロシア鉄道
- 福原まり (piano,accordion,vocals)
- Dennis Gunn (guitars,vocals)
- 中原信雄 (bass)
- 矢口博康 (sax)
- 松本治 (trombone)
- れいち (drums,vocals)
と、いう内容でした。演奏時間は全部で1時間無いくらいだったと思います。REAL FISHの流れを汲んだ、無国籍音楽というかどうしてもジャンル名を付けられないような音楽です(そーゆーの大好きなんですけど)私は福原まりさんのピアノ(矢口さんのサックスもだけど)目当てで見に行ったんですけど、デニスもかっちょ良かったですし、見る人によって好きになる所が違ってそうな気がします。とにかく、そんなバンドです。
それからしばらくDJタイムが有って、over rocektっていう男女二人のユニットが演奏してました、アンビエントな打ち込みに女性ボーカルが乗る感じのバンドでした(実はあんまり記憶にない)
とりあえず無事に
fishermen tit totのアルバムを入手する事もできました。