strange music page
live reports * * * 2001


-1998 / 1999 / 2000 / 2001 / 2002 / 2003

12.29カルメンマキ渋谷クロコダイル
12.13火取ゆき+風巻隆+小池真司渋谷アピア
12.9清水一登+斎藤ネコ+鬼怒無月下北沢LADY JUNE
12.8IN CAHOOTSお台場TRIBUTE TO LVOE GENERATION
12.7Bjork東京国際フォーラム
12.2浪漫座,GOOD JOB吉祥寺SILVER ELEPHANT
12.1ROUND HOUSE原宿RUIDO
11.22CO2知らズ表参道FAB
11.9福間未紗高円寺marbletron
10.19佳村萌+張紅陽,河合英里南青山MANDALA
10.1DCPRG,小島麻由美,マヘルシャラルハシュバズ,鉄拳新宿LIQUID ROOM
9.22BOAT,PANIC SMILE,DCPRG渋谷CLUB QUATTRO
9.16Lars Hollmer's SOLAお台場TRIBUTE TO LOVE GENERATION
9.10斎藤ネコカルテット南青山MANDALA
6.10清水一登+向島ゆり子+鬼怒無月大泉学園 "in F"
5.30MAGMA渋谷ON AIR WEST
5.19倉地久美夫法政大学学生会館
5.10東京ザヴィヌルバッハ六本木PIT-INN
5.6岡部洋一 調布GINZ
5.4pitch talks,イノトモ高円寺marbletron
4.29金津ヒロシと愉快な仲間たち代官山CLASSICS
3.25あらきなおみお台場so-net cafe
3.20elephant talk,さがゆき西荻窪BINSPARK
3.10SPANK HAPPY渋谷CLUB-ASIA
2.19オパビニア吉祥寺 MANDALA-2
2.18大熊亘+千野秀一大泉学園 "in F"
2.17SKYFISHER,bellytree the distortion,electric eel shock...秋葉原CLUB-GOODMAN
2.9光束夜,Che-Shizu,Mahel吉祥寺starpine's cafe
1.20DOMBA谷保かけこみ亭


2001.12.29 カルメンマキ @ 渋谷クロコダイル

#2001年最後のライヴ。 #以上(異常でも可)のメンツでした。私はマキ&OZの頃しか知らなかったんですけど、いまだにロックな人でした。かっこいー
休憩挟んだ2部はバックバンドの色が段々濃くなってきてて、手動でテクノっぽいディレイかけたりとかしてて....ROVOだったりBONDAGE FRUITだったりと。
年の最後に気分良くなるモノみました。

2001.12.13 火取ゆき+風巻隆+小池真司 @ 渋谷アピア

#えーと火取ゆきさんのライヴ、ドラムは風巻隆さん。
風巻さんのドラムを見るのは2度目だけど、なんか全ての出音をコントロールしようとしてるような感じの。
火取ゆきさんもなんか存在感有って格好良かったです。音に対して真摯な感じ、みんな。

2001.12.9 清水一登+斎藤ネコ+鬼怒無月 @ 下北沢LADY JUNE

#なんかもーKILLING TIMEナイトって感じでした。
スゴイです、ヤバイです。EBRIOなんて演奏してるの見たら3年前の年末のKILLING TIMEを思い出しちゃいました。ちょっとなけてくるよーな。
なんていうか清水さんもKILLING TIMEの音楽が好きなんだなとか、そんな事を思いました。

前半は短めで地底人/最低人っぽいのをやりながら、清水さんがバスクラリネットに持ち替えてKILLING TIMEの曲。すっごい綺麗な曲で、CDだとSKIPの1曲目の後半で少し聞こえるメロディーの曲。
ちょっと君が代のフレーズを演奏した後にやったのは、IRENEの中の オフちゃん のメロディーに聞こえたんだけど.....何だっけな?最後にEBIROなんてやってました、ほんとこんな曲やると思わなかったです。

ちなみに余談ですが、この日は渋谷のUPLINKでMa*Toさんと板倉文さんとWhachoさんが出てるパーティみたいなのが有ったんですよねー、ほんとに....一緒にやって欲しいなーなんて。ずーっと思ってるんですけど。
    1st set:
  1. 地底人と最低人
  2. ? ("セトゥベ"って言ってたかな?SKIPの後半に途切れ途切れに聞こえる曲)
    2nd set:
  1. impro.
  2. Johnson Blues
  3. 君が代
  4. ? (オフちゃん?)
  5. ? (インプロ?)
  6. EBRIO
  7. SALON (Upon Hearing)
  8. ? (1st setの最後の曲)

2001.12.8 IN CAHOOTS @ お台場TRIBUTE TO LOVE GENERATION

#Phil Miller率いるIN CAHOOTS。来日メンバーは
#ちなみに、Phil MillerはMatching Mole/Hatfield and The North/National Health、Elton DeanはSoft Machine/Keith Tippet Group、Pip PyleはGong/Hatfield and The North/National Health。死ぬほどカンタベリなメンツですね。
Hatfieldの曲とかやるのかと思ったら、ほとんどIN CAHOOTSの曲だったと思います。確か。
じみ〜に良かったですねージワジワと、個人的にはElton Deanを生で見れて感激しました。Phil Millerは予想通りなんだか妙なギターを弾いてました。
Peter Lemerの向いあたりの席に座ってたんですけど、ヤツは裸足でした。なんだかイボイボの付いたヘンなクッションに座ってたし....何かの健康法でしょか?

2001.12.7 Bjork @ 東京国際フォーラム

#前座がmatomos。ノイズかエレクトロか?みたいな感じの音で....ちょっと眠くなっちゃいました。ビートが持続してる間はイイんですけど。

で、Bjorkですが。生で見るのは初めて。やっぱスゴイよなーと。
なんか音楽雑誌の言いまわしみたいな表現で嫌なんですけど、Bjorkっていうジャンルなんだなーとか思いました。 Hyper Ballad とか Army of Me とか Hidden Place とか....生のストリングスも迫力あって良かったです。久々に金のかかったライヴを見たような感じ。
ちなみにハープ弾いてる人はZeena Parkinsでした。新譜にも参加してたんですね、最後の最後まで気付かなかった。

2001.12.2 浪漫座,GOOD JOB @ 吉祥寺SILVER ELEPHANT

#12月入った途端にライヴ続きだったりしてるんですけど、今度は吉祥寺SILVER ELEPHANTで浪漫座別館です。
前回見た時と違ってドラムがBELLAPHONEの富家さんに代わっていて。更にボーカルがひなさんって方に代わってます。なんだか浪漫座のページで写真が載ってて、勝手にかわいい感じのボーカルを想像してました。全然違いました本気のジャズボーカルで......いやぁビックリしたっす。富家さんのドラムも思ってたよりも派手、かつタイト。べラフォンでのプレイも見たいなぁ。
曲目はほとんど新曲。「凍てついた花」って曲だと思うんだけど、サイン波みたいなキーボード+語りのイントロなんて雰囲気有って好きでした、音響派系の人達はあーゆー使い方はしないと思うし。
今回ほとんど新しい曲はキーボードの北白川さんが書いてるみたいです、いかにもJap'sプログレみたいなシンフォですけど、こーゆー曲展開あるの好きみたいで、安心してきけました。まだまだ現役のバンドとしてやる気が感じられて。
あとはやっぱり中島一晃さんのギターに尽きるわけです。何であんなに心地いいんでしょう?というかSteve Hackettよりも好きだったりします。
  1. Lovin' You
  2. 夢幻の宴
  3. 月光円舞曲
  4. 凍てついた花
  5. ?(David Bowieの曲)
  6. ホテル・パノラマ
  7. 罪深き蝶々
  8. Casablamca Moon


#そうそう、あと対バンはGOOD JOB。プロの人々らしくすっげー上手いです、キーボードがもうキースエマーソンで。
もうなんつーかプログレノリとは無縁のステージ。可笑しかったっす。

#で、なんか今回のライヴプログレテロリストとかいうイベントの一部だったみたいだけど.....なんだそりゃ? なんでこうプログレライヴ仕切る人ってこう.....

2001.12.1 ROUND HOUSE @ 原宿RUIDO

#ずーっと待ってたROUND HOUSEのライヴ。ROUND HOUSEって?と言う方はとりあえずオフィシャルサイトへ、音源も置いてあるので、こんなつまらない文章読んでるんだったら。

#原宿駅、から降りるのは生まれて初めて。なんかこっ恥ずかしい感じで。
ルイードでは、何故か2ドリンクとか言われて +1000円取られました。なんだそれ。
ま、そんな些細な事はどーでもいいんですけど。ラウンドハウスは高校の頃に発掘音源CDを買ってから、たくさんある日本プログレの中でも特に気に入っていて、「1986年くらいに既に活動を停止している」という話だったので、まさかこんな日が来るとは思ってなかったんですよね。色々考えながらポップコーン(タダだった、ヘンなライヴハウス)食いながら始まるのをまってました。
ステージの前に有るスクリーンに映された映像と一緒に打ち込み音楽(これはこれで結構かっちょ良かった、webで聴かせてくれないかな?)
演奏はじまってからはあっと言う間だったような気がします、こう緊張感の有るインストプログレ.....CDで聴いている時よりもギターのツインリードがとても印象的でした。昔ウィッシュボーンアッシュ(イギリスのバンド、イギリスらしくて好き)のコピーやってたって事もちょっと感じさせるような音でした。
大阪の時のCD-Rよりも演奏が滑らかになってるような感じがしました、特に「深海旅行」なんかは緻密なアレンジなのにスピード感が有って、持って行かれるような感じ。「ロマンティックラリー」とか80年代の曲はやや曲調明るめですが、メロディが綺麗で洗練されたような。
曲間ではなんだか関西人らしからぬ(?)真剣な感じで曲説明。一曲一曲に思い入れがたくさん有るのが感じられました。
まぁなんていうか、期待してた以上に良かったです。ほんとは大阪でやらなかった曲とかもやってくれると嬉しかったりしたんですけど、まだ続けるというお話なんでその時を待とうと思います。
  1. 最後の判決
  2. ロマンティックラリー
  3. 三次元を離れて
  4. 祈り
  5. SWEET LOVE
  6. スフィンクスの涙
  7. 深海旅行
  8. 人造人間
  9. スーパーワープ

2001.11.22 CO2,渋さ知らズ @ 表参道FAB

#会社帰りに何か「ライヴ見たいっ!」て発作に襲われたので。行ってきちゃいました。
最初がCO2で、メンバーは上のリストの上から5人。若干渋めの.....その後の渋さと較べるからアレが渋く思えるのかな? 演奏でした。

で、渋さ。久々に見たんですけどやっぱり楽しいです、あのエネルギーは何なんだろう?とか思いながらも、圧倒的な雰囲気に飲みまれちゃうような。後半で勝井さんと芳垣さんとの掛け合いがROVOみたいな感じでテンション上げていって、絶妙のところでホーンセクション入ってとても気持ち良かったです。なんだか凄い開放感で。
フジロック出たからか知らないですけど、客数が増えてるように思いました。ROVOから流れてきたファンかもしれないですけど、こーゆー音楽好きな人増えるのはまぁイイ事かなと。だって格好いいですから、渋さ知らズ。

2001.11.9 福間未紗 @ 高円寺marbletron

#3年ぶり。 1部、演奏(30分くらい)。
2部、アフガンの話(50分)。
3部、演奏。
てな感じでした。
なんか痛いくらい生々しい歌でした。昔見た時よりもなんか張り詰めているようで、傷口見させられてるような気もしてきました。
特に「落ち葉」とか「夜」とかはもう引きこまれるような。斎藤哲也さんのサポートも相変わらず素晴らしかったです、アンダーカレントみたいなゴシックっぽい感じとかも入ってきてて、何とも言えないような雰囲気。
ジャンルは全然違うんですけど、なんかこの独特な緊張感みたいなのは何だろう?とか思った時にシド・バレットなんて頭をよぎりました。あんまりイイ喩えじゃないですけど。
アフガン話については.....まぁ。 でもアメリカの世論があんななのは有る意味当然かなとも思うんですけど、日本でもあの戦争に同調する人が割と多いのにはウンザリ。テロ撲滅の為の戦争っておかしくない?目的と手段が逆になってない?ただ報復戦争したいだけじゃないの?なんて事は考え出すとキリないんですけどね。

まぁそれはともかくとして、やっぱりこの人のライヴの切迫したよーな雰囲気は物凄くて。ほんと怖いくらいの。
あと福間未紗さんのサイト

2001.10.19 佳村萌+張紅陽,河井英里 @ 南青山MANDALA

#ほとらぴからっのお二人のリハビリ活動の3回目みたいです。
斎藤ネコカルテットの時よりも...ちょっとヨレヨレしてるような感じでしたけど、まぁokかなと。
「重陽」て曲はピアノのリフレインに朗読みたいなのが重なる曲、こんなの聴けると思わなかったんでちょっと嬉しかったです。
「ダンスの楽園」では河井英里さんのサポートの藤井珠緒さんともう一人(名前失念)がパーカッションで参加してました。
そして2002年2月2日には、きちんとほとらぴからっ名義でライヴを行うそうです。
  1. 天女
  2. 残夢
  3. 重陽
  4. 黄緑色の夕暮れ
  5. ダンスの楽園

#河井英里さんは全然知らなかったんですけど、とても綺麗な声の方でした。カバー曲よりもオリジナルの曲とかの方が面白かったかな?特に最後の「青に捧げる」って曲とか良かったです。ザバダックとかそっち方面で人気の有る人みたいですね。MCがNHKの歌謡番組みたいでちょっと可笑しかったり。
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2001.10.1 DCPRG,小島麻由美,マヘル,鉄拳 @ 新宿LIQUID ROOM

#えーとDCPRGの2連荘になってしまいました。何やら「覆面刑事」とかいうナゾのイベントへ。私服刑事っていうコンピレーション関係のイベントみたいだけど。
行ったら高橋敏幸がやってました、あまり面白くなかったんで見ませんでした。
その後何かノイズのユニットみたいなのをやってました、これも......俺にはちょっと。

マヘル・シャラル・ハシュ・バズ
で、次が工藤冬里さんのマヘル。前見た時と似たような感じの、曲の断片を淡々と続けていくよーな。フツーに考えると演奏として成立してないんだけど、意外と聴いてられるのが不思議。
CDで聴いてみたいんですけど、なんだかなかなか売っていなくて。会場では工藤冬里さんの陶器を売ってましたけど。
鉄拳
......音楽じゃないです、あのコメディアンの鉄拳です。
小島麻由美 + DCPRG
で、菊池成孔さんとその他大勢がゾロゾロと出てきて、最後に小島麻由美さんが出てきました。最初「だばだば~」とか言ってる曲ばっかだったんですけど、「皆殺しのブルース」かな?とか辺りから良くなってきました。
小島麻由美さんのフツーの時のライヴは見たこと無いんですけど、このバックだとなんていうか圧巻ですね。完全にビッグバンドになってましたけど。
DCPRG
何故かいったん全員がステージをひっこんでから、再登場。えーと
  1. CATCH 22
  2. PLAYMATE AT HANOI
  3. CIRCLE/LINE - 最後の平和を我らに
  4. HEY JOE
たしか曲目こんなだったかと思います。小島麻由美入りの時とは雰囲気を変えて、アッパーな曲ばっかし(CATCH22はあまり好きじゃないけど)なんかエネルギー凝縮されたよーな感じで、クアトロの時より全然良かったです。
HEY JOEとかもかなり早いテンポで、とても気持ちよかったです。最後が「HEY JOE」ってのはイイですね。
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2001.9.22 BOAT,PANIC SMILE,DCPRG @ 渋谷CLUB QUATTRO

#ホリコシさんと弟と一緒にライヴ(ヘンな面子だ)、入ったら既にボートがはじまってました。

BOAT
ギター×2 + キーボード + ベース + ドラム の5人編成。ギターの一人とベースとドラムが女の子。ライヴではパワフルなロックなんですけど、曲調はプログレ。8/8 7/8 6/8 5/8ってだんだん少なくなってくよーな曲とかあったり。CD聴いたときのような (人の家で聴いただけだけど) 緻密な感じは無かったかな。
そう何が笑ったって、クアトロでアンケートの紙付いてたの初めてでした。しかも手書きだし....いい感じです。

PANIC SMILE
...ハゲの外人のギター + 太ったベース + 妙に真面目そうなギター + ドラムという編成。
はじめて聴いたんですけど、めちゃめちゃ面白かったです。 馬鹿みたいな変拍子とか、変なフレーズ組み合わせた曲とか。でも全員とても上手くて、HENRY COWとかFLYING LIZARDSとか...あと昔のP-MODELを感じるような瞬間も有ったり。
特にハゲのギター、「ピキョピキョピキョーン」とかスゴイ音を出してました。ヤバイです、只者じゃないです。最高。

でキャプテンファンクのDJタイム、くどいバンドが2つ続いたのでちょっと疲れて座ってました。えーと何かFRIPP & ENOが掛かっていたのは覚えてます。

DCPRG
  1. CATCH 22
  2. PLAYMATE AT HANOI
  3. CIRCLE/LINE 〜 最後の平和を我らに
  4. ?
  5. HEY JOE
  6. 安っぽくて泣きたくなる話
1年振りくらいかな?見るの。パーカッションの大儀見元さんの代わりに三沢いずみさん(可愛い)が入ってます。
なんだかあちらこちらのBBS覗いたら「サイコーだったー!」とかって書きこみいっぱい見ちゃって。書くの気が引けてたんですけど....個人的にはちょっとイマイチでした、なんか気合感じなくって。前見た時の方が良かったような。4曲目は一瞬「S」かな?と思ったんですけど、違いました、バラードっぽいゆったりした曲。
あ、でもアンコールの「安っぽくて泣きたくなる話は」ちょっと良かったです。曲好きなだけって話もあるんですけど、最後オルガンのソロで終わる辺りちょっとキました。
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2001.9.16 Lars Hollmer's SOLA @ お台場TRIBUTE TO LOVE GENERATION

#ぴあ発のチケットが取れなかったので、当日売りのチケットで入りました。前回はマンダラ2で満員だったんですけど、今回もほぼ満員。
前回の曲 +αでした。(曲目ワカラズです、ごめんなさい。L.HollmerのCDって持ってなくて)
親しみやすいメロディーに変拍子の、相変わらず無茶な曲たちでした。
前回のポチャカイテマルコ+L.Hollmerの時にも出ていた伏見蛍さんがゲストで何曲かで参加してました。あのメンバーに囲まれてあの若さで、でも結構存在感があって。すごいなぁーとか。
今回思ったのは向島ゆり子さんのバイオリン。やっぱり力強くていいなぁーとか。
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2001.9.10 斎藤ネコカルテット/ほとらぴからっ @ 南青山MANDALA

#斎藤ネコカルテットです。
というか3日前に "ゲスト: ほとらぴからっ" っていう文字をどっかの掲示板で見かけて、急に行くことにしました。
ほとらぴからっのCDを中古屋で見つけたのが、6年くらい前でして。まさかナマでこれを見ることが出来るとは思ってませんでして (KILLING TIMEの時もそんな事いったよーな)
1部はなんだか早稲田の学生さんがネコカルの曲をコピーして〜 とかで....なんか可笑しかったですけど。
で2部、ネコカルで「枯葉」を演奏してから ほとらぴからっ=張紅陽+佳村萌 を迎えます。佳村萌さんってのが林海象監督の「夢見るように眠りたい」とか「泪橋」とかに出てた方で...「夢見るように眠りたい」ってのは見たこと有るんですけど、すっげー綺麗な人で。
映像で見たのはそれっきりですから、その映画からは15年くらい経ってます。どんなだろうなー?とか思ってたんですけど、やっぱり綺麗な人でした。
  1. 夢見るように眠りたい
  2. カメレオン・パーティ
  3. 天女
  4. ダンスの楽園
  5. さっちゃん
で演奏曲目は以上のよーな感じでした。「夢見るように眠りたい」は同名映画のサントラですね...ってこのレコードは未入手なんですけど(CD再発しないかなー?) 張さんのピアノと二人だけの演奏、この時点でかなり引きこまれました。
で、ネコカルが徐々に加わって「カメレオン・パーティ」と「天女」コレはアルバム収録、ボーカルはアルバムに近いスタイルでした、11年振りでリハビリでのステージとは思えないくらいしっかりしてて、雰囲気持ってて、とても良かったです。
そいえばMCで張紅陽さんの名前の由来。(チャンコーヨーって読む) 熊谷陽子って名前も知ってたんですけど、"よーこちゃん"をひっくり返しただけらしいっす。ずーっと張紅陽が本名だと思ってました
最後に張さんがアコーディオンに持ち替えて「ダンスの楽園」、7拍子のイントロが感じの曲。こまっちゃくれ(梅津和時さんの張紅陽さんも参加してるグループ)でも演奏してるらしいので、そのウチ見に行こうと思ってました。 まさか本家の方の演奏で聴けるとは思いませんでした。
あとゲストなのにアンコール「さっちゃん」でした。佳村さん「できないよー」とか言っていたわりには、しっかり歌ってました。

ほとらぴからっは来年くらいには「単独でライヴをやりたい」で、年内もどっかに出没するとか....お金と都合がつく限り見に行こうと思います。
いやでもほんとに、こんな不思議な歌聴けるのは他に無いです。原マスミさんとかにも近いかなー?気になる方は是非。
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2001.6.10 清水一登+向島ゆり子+鬼怒無月 @ 大泉学園 "in F"

#"in F"で最近たまーに清水一登さん関係のライヴをやっていまして、(前回の清水+今堀は見れなかったんだけど)もう今回のメンバー見てずーっと待ってたライヴです、大泉学園遠くてちょっと嫌だったけど。 と言った感じ。もう「見に行く」以外の選択肢は無かったです、俺にとっては。


で、最初のは清水さんのピアノソロ。地底人最低人や海底のワルツとかover the rainbowとか(他にも知ってるのが混ざってた)のフレーズをいりまぜて、ちょっとトボけた感じのそれでも物凄く良く動く両手でちょっと圧倒されます、なんだか途中から譜面をピアノの中に入れてプリペアドピアノみたいにして弾いてたりしてました。
んでしばらく何か考えてるのか考えてるふりをしてるのか神妙な表情をした後に、とても落ち着いたバージョンのBLIVITS〜waltz#2でした。えーと30分くらいだったかな。
10分くらいの休憩を挟んで上のメンバーでの演奏。
  1. 44 blues
  2. waltz #10
  3. 19
  4. johnson blues
  5. 19 (encore)
店の人が照明消そうとしたら、「譜面見えなくなるんで...消さないで下さい」と鬼怒さん、なんだか大変そう。
えーとリズムボックス(かな?)をバックに44blues(って言ってたと思う)ブルースってのは必ず「朝起きると"my baby get away"」か「犬が死んでる」んだそーです。それはともかくとして、ちょっと哀愁漂う44才のブルースかな? なんだか鬼怒無月さんが上手くはまっていて、今堀さんより組み合わせが良いような気がしました。
なかなかリズムボックスの音が上手く出なかったみたいでしたけど、次の曲が13拍子のなんだかちょっとプログレ入ったゆったりとした奇麗な曲、L.Hollmerのライヴでやっていた曲を思い出しちゃいました。鬼怒無月さんのギターがR.Frippっぽかったり。
waltz#10では「清水"ワルツ王"一登」になっちゃってました。この曲では清水さんb.clarinetでした。清水さんらしい3拍子なのになんだか変に可笑しい曲。
3曲目はなんだか妙な拍子の曲、なんだかリズムがひっくり返っちゃうような変な曲....アンコールの時に「19やろう」って言っていたので「19」って曲名なのかも知れなくて、何でこの変な曲が「19」なのかなーというのは帰りの電車で気づきました。19/8拍子の曲......なんだかこのリズムに合わせて鬼怒無月さんも向島ゆり子さんもソロ取ってました、すげー。
最後はjohnson blues、この曲は何回も演奏してるだけあって安心して聴けました。向島さんの音色が気持ち良くて良かったです。
アンコールでは「さっき上手く行かなかったので、悔しいから」と清水さんがさっきの「19」を短めに演奏。
新しい曲とか聴いたこと無い曲とか沢山有って、すごい充実してました。また見にいきたいと思います。
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2001.5.30 MAGMA @ 渋谷ON AIR WEST

#前回来た時に行かなかったのをちょっと後悔したマグマです、マグマ。
公式ホームページによると来日のメンバーは マグママーク、描いてみた というメンツ....らしいです。(私はCristianとStellaしかわからなかった)
当日券で入ったんでかーなり後ろの方で聴いたんで、ほとんどメンバー見えませんでした。
ライヴはとにかくスゴイ迫力。ちょっと冗長かなーとか思うパートも有ったりもしたんですけど、徐々に徐々にテンション上げていく感じで。 ベースが顔をプルプル震わせながら弾いてたりとか。あとCristian Vanderを背伸びして覗いて見たら歯食いしばってドラム叩いてました、すげー。
なんだか途中で「ピアノが音一つ出ないー」とか言ってちょっと中断しましたけど、その後の曲(名前わからないけど)のギターと完全にユニゾンのボーカルとかすごかったです。
で、10分くらい休憩を挟んでMEKANIK DESTRAKTIW KOMMANDOH。気づいたら周りの人達が結構コバイア語で歌ってる....結構マグマTシャツとか着た気合の入ったマグマファンとかも沢山。ものすごい雰囲気でした。あんまりマグマのCD持ってないんですけど、この曲はとにかくかっこよくってほんと人の山抜けて前の方で見たかったです。
最後アンコールはCristian Vanderが前に出てきて朗々と歌ってました、これもかっこ良かったです。マイクをピロピロするのに松村邦弘の姿をダブらせたのは私だけだったのでしょーか?そんな事言ったら怒られそうだけど。
結局トータル3時間近いライヴ、観てる方も非常に体力を奪われました。2階席では吉田達也さんがウロウロしてたのも見かけました。
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2001.5.19 倉地久美夫 @ 法政大学学生ホール

#法政のROCK OFFの新入生歓迎無料ライヴ......歓迎?フツーの人を拒絶してるよーにしか思えないメンバーでしたけど。
倉地久美夫以外にも出ていて(よく情報知らなかった)
最初がHAPRYだったらしいんですけど、これには間に合いませんでした。 20:00くらいに行ったらテニスコーツってバンドがやっていました、なんだかサイケだか実験音楽だかよくわからないよーな感じの人達で、一瞬格好良くも聞えたりもしたんですけどあまり持続せず。
で、次が浜田真理子さんっていうピアノの弾き語り。すごい上手いんですけど、なんだかキレイすぎて余り好きな部類では無かったです。
で、色々噂を聞いていた倉地久美夫さん。普段は外山明さんが入ってるみたいんなんですけど、この日は外山さんが欠席で。
というメンツ。
初めて見た倉地久美夫のギターが凄い面白かったです。アコギ一本をあんなに多彩な使い方する人を初めて見ました、確かに一回見といて正解だったかも(タダだったし)
なんだかはるか昔に初めて見た原マスミのギターを更に鋭くしたような感じの演奏。そこらにフツーに歩いてそうなおじさんがあんな奇妙なギターを弾きながら、それでいて唄ものだってのもスゴイなと。
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2001.5.10 東京ザヴィヌルバッハ @ 六本木PIT-INN

#この日はMOUSE ON MARS+OVALが渋谷クアトロで有ったり、法政大学では金大煥って人と大友良英さんとか鬼怒無月さんなんかのやってたり、新宿ピットインでは加納美佐子/吉田達也とか色々迷ったんですけど、結局六本木へ。
物凄く久々の六本木 (多分5年くらい前に仙波清彦見にきて以来)で、迷いそうにもなりました。いつの間にドンキホーテなんて出来たんでしょう?こいつがデフレの原因?
ま、デフレはともかくとして東京ザヴィヌルバッハですけど、メンバーは
という....坪口さんのグループです、マッキントッシュの"M"という自動演奏ソフトを使ったドラムンベース+エレクトリックマイルス(そんなに詳しくないけど)みたいな音。らしいです。
ステージ見てても何をどうコントロールしてるのか解らないんですけど、基本的には"M"でリズムトラックをコントロールしながらその上に演奏のっけていくような感じでした、なんだかカオスパッド(MIDIのちょっと変わったコントローラ)みたいなのも使ってたような気がしました。違うかもしれないけど。
で、休憩挟んで2回の演奏だったんですけど.....もう格好良すぎるくらいでした。特に1セット目の割とフリーなパートから、テーマに戻って菊地さんと五十嵐さんでユニゾンする所なんてちょっとゾクゾク着ちゃいました。あとDCPRGのライヴの時に気づいた事なんですけど、どうも坪口さんの音色/フレーズが好きみたいです。
あとアンコールも有って。菊地さんがCD-Jで上原多佳子の新譜をかけてました、最近なんかステージでCDかけるの好きみたいですね>菊地さん。
で、上原多佳子をCD-Jに入れっぱなしでアンコール。本当にマイルスのON THE CORNERみたいな演奏してました。かっちょええとしか言いようがないですね。
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2001.5.6 岡部洋一 @ 調布GINZ

#連休も最後なので(とりあえず今日現在は関係無いけど)何か面白そうなの無いかな〜とか思って捜したらこんなのが有ったので行ってみました。ちょっと前から岡部洋一のソロアルバム捜してた友達のトクタケさんを誘って。
で、調布GINZですが、なんだか調布駅からちょっと外れにあるマンションの地下一階でした。調べてなかったら辿り着けなかったかも。
1st setは全編インプロ×3。
というメンツ。1回目の鬼怒無月さんがアタック消したギターの音使ってて、なんだかジャーマンエレクトロ(HARMONIAとかNEUとか)みたいで格好良かったです。鬼怒さんは「サイテーのメンツ」とか言ってましたけど、この組み合わせは結構好きだなと思いました。
で2nd set、上のメンツ+
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2001.5.4 pitch talks,イノトモ @ 高円寺marbletron

#えーと、友達に誘われて、ピッチトークス主催のカフェイベント。
4バンドで最初にショートヘアフロントの人と次に何かバンドが出てました、非常に小さいスペースなんですけど客があんまり沢山入ってて、酸素が足りなくて大変でした。
でイノトモ。生で見るのはこれで2度目だったんですけど、やっぱりとても良かったです。それまで狭いは暑いはあんまり好きな音じゃないはで、ちょっとイライラしてたのが一気に治った感じでした。途中で近くにいた赤ちゃん抱えた女の人がステージに上がって演奏に参加、赤ちゃんは寝たまんまで。演奏仲間だったみたいですね。
最後がピッチトークスで、なんだか力抜けるMCを差し挟みつつでしたけど気持ち良かったです。なんだかフワフワした絶妙のバランス感みたいなのがすごいなーと思いました。
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2001.4.29 金津ヒロシと愉快な仲間 @ 代官山CLASSICS

#金津ヒロシさん = 元プラチナキットです。ライヴをやるのは久々じゃないかなと思います、4年くらい前にfishermen tit totの前に出た時以来かな?客席にはムーンライダーズの鈴木慶一さんやヤプーズの中原信雄さんなど有名な人が沢山居ました、あんまりフツーの客が居なさそうな感じでちょっと緊張したりしてて。
で、この日のメンバーが
という非常に私好みの。
会場は代官山の坂をちょっと上がった路地を右に入ったカフェの地下一階でした。東横線沿いに住んでるくせに、代官山駅で降りるのは初めてでした。我ながらなんとなく場違いな感じがしました。 このスペース自体が4/27オープンだったらしくってPAとかなんだか非常にあたふたしてた感じでした(客席の方は聞こえてたんですけど、モニタが返ってなかったみたい)
まぁ場所のことはともかくライヴはほのぼのと進行していきました。4年くらい前に見たときとあまり変わらないノリで、ちょっと懐かしい感じのチープな匂いのするポップス。途中にゲストでなんだか綺麗な人が3曲くらい歌ったんですけど.....名前を失念、聴いたこと有る名前だったんだけど。
個人的には久々にWhachoさんのパーカッションが聴けて楽しかったです。
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2001.3.25 あらきなおみ @ お台場so-net cafe

#4年ぶりくらいに見るあらきなおみさんのライヴです、最近音沙汰無いなと思ってたらオフィシャルページによると最近はso-netのstory gateでFLASHによる音付き絵本みたいな事をやってたみたいです。
で、この日のミニライヴはその音付き絵本の実演版みたいな感じで
  1. お詫び
  2. カグーのロマンス
  3. なんでもレストラン
  4. 満月の元に
  5. かえるくん
といった個人的に大喜びなメンツ、そりゃひとりでお台場にも行くっていう。
えーと名前見て「?」って人はとりあえずあらきなおみ / 松前公高 / 斉藤哲也 この辺を見てください。
so-net cafeの上のスクリーンに絵を出しながらオケに合わせて演奏してました。いつの間にギターを弾く人になったんでしょう?昔見たベースの弾き語りみたいのが見れるかと思ったんですけど。
平たく言っちゃえば「みんなのうた」みたいな感じなんですけど、なんだかあらきなおみさんの声の中には麻酔成分を含んだ粒子が含まれてるみたいで、とても心地良かったです。久々に見るあらきさんは頭パーマになってて、小学校の時の友達の家にいた仔犬を思い出しました。
あと可笑しかったのが松前公高さんの歌うのを見れた事。松前さんはアナログシンセをいじっててミューミューした効果音を出してたんですけど、カグーのロマンスって曲で渋い低い声で歌ってました。一人で大笑い。
そんな訳で個人的にはツボはまりまくりのライヴだったのですが.....5曲じゃ不満、あと俺の前のねーちゃんがずーっと喋っててうざったかったです。やっぱりライヴハウスでフルサイズでゆっくり聴きたいです、いやほんとに。
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2001.3.20 elephant talk,さがゆき @ 西荻窪BINSPARK

#えーとelepaht talkを見に、この日はなんだか大編成。 ぜんぶで8人、ステージはみ出てました。なんだかアナログシンセ系の発信音が沢山...誰がどの音出してるかわからないよーな状況でした。すげぇ。
前回見たときよりもとても締まった感じでどんどん変化してるなーと思いました。ゲストで気になったのはL.Hollmerの来日の時も思ったギターの伏見さん、正確で印象的な音をいろんな所で入れてきてます。あとポチャカイテマルコの荻野さんの音、なんだか物凄い音がしてましたとても耳を惹かれる音。
個人的にはちょっと浮遊感の有るポップな感じを残した曲が印象的で好きです、すずきあおいさんの声もはまってて気持ち良い感じの。一曲目の手拍子の曲とか....あと「可愛い曲」とか言ってた曲が気に入りました。 (実はインプロはちょっと「?」とか思っちゃったんですけど)
前に「プログレ」とか書いちゃったんですけど、ちょっともうカテゴライズ不能になっちゃったような感じ。色んな所に魅力的な所が散らばってるんでような。 そいで最後はインド帰りのさがゆきさん。パーカッションとディレイ(ピッチシフター付きらしい)を使った声だけのパフォーマンス。
声ひとつでとても静謐な空間を創ったり、ノイジーで暴力的な音を出したりと、スゴイモノを見た感じでした。わかんない部分も正直有ったけど。最後の曲とかはスゴイ迫力でした.....Diamanda Galasとか一瞬ちらついたり。
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2001.3.10 SPANK HAPPY @ 渋谷CLUB-ASIA

#えーと1月のソロライヴに行けなくて口惜しい思いをしていたSPANK HAPPYのライヴ、追加公演つーか。 ステージにはソファーとCD-J。後は二人で歌って、振りつけて、喋って、というステージ。
相変わらず菊地さんの喋りは面白い(文章の何倍よか)んですけど、岩澤さんも負けずに鋭い天然喋りで目茶目茶可笑しかったです。
曲は去年に聴いたことの無い新曲とか沢山有って面白かったです、前の曲とかもオケががらっと変わってたりとかしてまして。YMOだったり80年代ハウスだったり最近のテクノだったりピチカート(これは禁句なのかな?)だったりと、なんだか迷いの感じられないふっきれた打ちこみです。
菊地さんのボーカルの比重がなんだか増えてるみたいです、慣れたのか吹っ切れたのか壊れたのか(全部かも)ひじょうーに楽しそうに歌ってたのが印象でした。
なんだか一瞬リアルフィッシュを感じた曲はどうもMIKADOのカバーらしいです。ちょっとかなり気に入っちゃいました。CD捜索中、情報求む
あと「普通の恋」という曲をものすごく好きになりました。ポップソングの魅力を凝縮したような濃さを感じました、サビのところでとてもぐーっとくる曲。この曲聴けただけでもこの日見にきて良かったと思います。
今更昔のスパンクハッピーと比べるつもりは無いんです。でも、確かに表面上の印象は昔の音を感じないくらい変わってしまっていますけど、メロディーやソングライティングの根本的な所って余り変わってないように思いました。とにかくポップなメロディーを気持ち良く聴けるって事で、そーゆーセンスだけは信頼してます。早くCD......出せ。 ちょっとでも興味ある方は、こんなページ見てないで菊地成孔さんのちょっと長くてうざったくて笑える文章が沢山あるGROOVE ID+(菊地成孔オフィシャル)。岩澤さんの写真を見に「普通の恋」の歌詞を読みにennui electrique (SPANK HAPPYオフィシャル)へ飛んでいってください。行け。
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2001.2.19 オパピニア @ 吉祥寺MANDALA-2

#去年の12/4に続いて二回目のライヴ。「一回こっきりかなー?」とか思っていたのでとてもとても嬉しかったです、しかもワンマン。月曜なだけあってあんまり客は多くなかったですけど。
メンバーは前回と変わらずで、 で曲目(曲名わかるライヴってこれくらいだなー)
    -1st set.
  1. オバピニア本体
  2. タスマニア
    -2nd set.
  3. epistrophy (清水さんピアノソロ)
  4. 情熱の通り雨ムード歌謡バージョン
  5. johnson blues
  6. ふぐじる
  7. blivits
  8. しゃけ
  9. 最低人
    -encore
  10. johnson blue
といった感じでした。
1st setは2曲ですけど40分くらい、サンプラーの音を交えてみたりとか、バスクラリネットとギターのアコースティックな感じのとかが入り混じる長い長い曲。
そのまんま「タスマニア」に続きます。物凄く久しぶりにこの曲を聞いたのですが、とても綺麗なメロディーを持った曲です。この編成だとフュージョンっぽくも聞こえたりもするのですが、それでもとても魅力的。
2nd setは清水さん一人でソロアルバムの一曲目のフレーズから色々と展開....そのまんま「情熱の通り雨」に入ろうとしてみたのですが、なんだかシンセの音色間違えたらしくてやり直し。台無し。
「情熱の通り雨」は二回目なだけあってかなり気合入っていて良かったです。それにしても清水さん左手でベースのフレーズ弾きながら、よく右手であんなに弾きまくれる事.....やっぱしすげーです。そのまま続けてjohnson blues
この間にメンバー紹介有って次が「ふぐじる!」、これは仙波清彦/BUSON SENBAに入っている清水さんのマヌケなフレーズの無茶な曲。まさかこんな昔の曲ひっぱりだしてくると思わなかっただす、ちなみにこのCDは仙波清彦関係では一番気に入っているかも。
でそのまま"blivits - しゃけ - 最低人"のメドレー。アンコールは「曲無い」との事でまた"johnson blues"でした。
MCで御本人も言ってましたけど、前回よりかなり良かったです。曲覚えてなさそーな部分とかも多々有ったけど、このテンションなら誤魔化されても良い気がしましたし。個人的にはもっともっとガチガチに譜面書いたよーな曲をやって欲しいです。あとベースとか入るともはや完璧に締まると思うんですけど.....とか.....
あまりに好きなのでつい色々書きたくなっちゃうんですけど、客少ないのは問題。ギルガメッシュの未発表音源のCDとか買っちゃったよーな人が見にきたら、物凄く喜びそうな音にも聞こえるんですけど。どーなんでしょうか?
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2001.2.18 大熊亘+千野秀一 @ 大泉学園 "in F"

#こないだの日本座村見てからしばらく気になっていた大熊亘(シカラムータ,ソウルフラワー)とFestival Beyond Innocenseで見てやっぱり気になってた千野秀一(ex-GROUND-ZERO,WHA-HA-HA)のデュオを見に行きました。
場所は前に一回行ったことが有るので知ってたんですけど(それにしても大泉学園 - 元住吉は遠い)時間を調べて無くて、7時ジャストくらいに行ったらまだリハ中。日本酒飲んでおでん食べながらリハ聴いてたんですが、なんだかちょっと得したような気がしました。この時点でこの日見にきて良かったーとか思ってましたから。
即興みたいな演奏が多いのかと思っていたのですが、案外そんな事は無く。シカラムータのようなチンドン系の曲や、ECMのジャズみたいな曲、クレズマー、などなど。
やっぱり大熊さんのクラリネットの音色、千野さんのピアノのタッチ。とても綺麗なものを見たような気持ちになりました。
なんだかとても濃い内容の物を見たように思いました。特に1st setの最後に何かで聴いたことの有るようなとても印象的なフレーズを演奏していて、急にふと目の醒めるような感覚になりました。ライヴでの一瞬の緊張感の気持ち良さだったと思います、こーいう感覚はいくらCD聴いても感じること無いです。
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2001.2.17 bellytree the distortion,electric eel shock,SKYFISHER,etc @ 秋葉原CLUB-GOODMAN

#秋葉原CLUB-GOODMANへ、この日はチケット\980、5バンド。
01 - ホセ
濃ゆい系ののロックでした、途中から入ったんであんまり覚えてないけど。何故か全員上半身裸。 02 - bellytree the distortion
友達のバンド。もう何度も見てるんですけど、この日は珍しくちょっとグシャッてなった感じの感触の音で良かったよーに思います。しかしベースの一番太い弦切るか?切ろうと思って切れるモノじゃないよーな。 03 - supreme line
えーとguitar+turntable+drums+bass&vocal+tabla(congaだったみたい)という編成のバンド。テクノ/トランスなバンド...最近結構多いみたいですけど。ちょっとばかし単調にも聞こえましたけど、きっとクラブ向きの音と思います。 04 - electric eel shock
3ピースバンド。サバスの"iron man"で登場してました、この日一番の大馬鹿バンド。ドラムの方はインフルエンザらしく、頭と下半身を冷やす為にズボンを脱いで額にヒエピタを張って頑張ってました。インフルエンザウィルスはどんどん脳に回ってきたらしく一部分以外全裸で演奏(風邪には気をつけましょう)、これ以上は書けないす。演奏はパワフル+壊れ、曲間は大笑い。 05 - SKYFISHER
凶悪なキメばかりで構成された曲のオンパレード、ほんとに凄かったです。「なんでアレが合うの?」っていうような曲ばかり。1-3枚目の頃のP-MODELの曲をツギハギして無理矢理曲にしたよーな感じでした。P-MODELの"DOCTOR STOP"とかもやってました、いやすげー。
メンバーはguitar+guitar+vocal&sampler+bass+drums+synthesizerの6人、ベースとシンセが女の子。シンセの女の子とてもカワイイです。ドラムは元Hzのはっちゃき....昔きどりっこにも居たらしいですね。
いやでもクリック聞いてないのが不思議なくらいの演奏、馬鹿みたいなキメばかりなのに凄いテンション。燃費の異常に悪いバンドじゃないかと思いました、めちゃめちゃ練習してそーな。なんかスゴイモノ見ました。ん。
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2001.2.9 光束夜,Che-Shizu,Mahel Sharal Hash Buz @ 吉祥寺starpine's Cafe

#シェシズとマヘルを見たくて行きました。ちょっと風邪がまだ残っていたので、下のテーブル席の後ろの方でコーヒーとか飲みながらゆーっくり見るつもりでした。
んでパタパタと開演ギリギリでスターパインズカフェに辿り着いたらもう。人ギッチリ頭クラクラしてきました.....こんな予定じゃ。
で、最初が光束夜。ギュワーンギュイィーンのギターのフィードバックのスゴイ人達でした、「音出シテルホウハ気持チイインダロウナ」的な気もちょっとしました。
んで次がChe-Shizu、向井千恵の胡弓を中心とした暗い音。これはCDと余り変わらないかな...淡々と進んでますが、ますます混んできててステージ見えるよな状況じゃなかったです。
で最後がマヘルでした。曲と言うか曲の断片のようなものを少しずつ、沢山やっていました。限りなくリハーサルというか音合わせに近いようなライヴでしたけど、そんな曲の断片のよーなモノにもかなり惹かれるような要素は有りました。なんだか瑞々しさみたいなような感じも受けましたし。
それはともかくとして人、多過ぎ
適正な会場で、適正な観客数でゆっくり見たかったです。風邪悪化。 ちなみに会場でかおりんさんbelleさんに会いました(なんでこんなに会うんだろう..?)、ラーメン美味かったです。また。
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2001.1.20 DOMBA @ 谷保かけこみ亭

#雪です、雪、SNOWING。
ほんとはこの日、ライヴ行く選択肢が3つくらい有ったんですけど、植村さんのドラム聞きたいのと対バン多いの嫌だったんで結局こっちへ。
#んで谷保かけこみ亭ですけど、飲み屋です。飲み屋の椅子をズズイとどけたような場所です。たぶん(純粋な)客は俺含めて4〜5人くらいだったかな。
いやでも音の方は凄いエネルギー、渋さ知らズでもやってた曲とかも含めてあの怒涛のノリを凝縮したようなライヴです。一瞬GURU GURUの2枚目あたりを想像するような瞬間があったりとか。
とくにさるへんさん(会社の先輩に似てる)のギターがアツかったです、ジミヘンみたい.........って今書いてて気づいたけど"さるへん"って名前ってもしかして.....
あとは目当ての植村さんのドラムもばっちり聴けて良かったです、スネアの「スカーン」って音は何度聴いてもキモチ良いです。PONで聴いてたような複雑な変拍子じゃ無いほうが良いかもしれない。
しかし客少ないっすね、なんだかその辺のぴあ発のライヴなんかよりも全然内容濃ゆいと思うんですけど。ちなみにその辺のマイナー系よりも、ずっと。
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