2012/08/14 清水一登+ナスノミツル+植村昌弘 @渋谷Bar Isshee

このメンバーでは第2回目。一応バンド名も考えている途中みたいです。個人的には「夢のスーパーバンド」みたいな組み合わせ。

清水さんの音源(01R/W)の調子が悪いとか・・・まぁいつものことですが。最初は20分くらいインプロ?この組み合わせだと結構カチっとしてて曲みたいに聞こえるパートも多々。
清水さんのこのユニット用の新曲「Whirled Thing」(振り回すモノって意味?)謎の高速シーケンスに頭が何処かよくわからないリズムの不思議曲、格好良いです。

後半は「ヒョーロク玉」からのスタート、この曲は最初に聴いた時はドラムレス(清水+向島+今堀)だったのですが、これもまた植村さんの揺れないリズムのお陰でいつもと随分違う風に聞こえます。
最後に「重量投げ」を演奏・・・途中珍しく植村さんのドラムソロから何故か最後付近に「太陽と戦慄 Pt.1」をピアノで挟み込ん最後のパートへ。
アンコールでは「できませんでした」と言っていた植村曲の「ish #1」を演奏。弾けない所は清水ダンス(大変可愛い)で誤魔化すも・・・いやいやコレ凄い格好良いじゃないですか?坪口さんがピアノ弾いてた頃のP.O.Nにも似たような、対数グラフの様な曲。既に植村さんの曲が3曲もあるとか。

おu, オパビニア, Sleep Walkersと清水さんのユニットってなかなか活動が続かないのですが、ほんとこのユニットは続けて欲しいなーと思います。今度は曲作る人がもう一人いるし、ちょっと気が早いけどぜひ録音物もリリースしてほしいなと。
しかしナスノさんって、Altered States/是巨人/unbeltipo/不失者/tenelevenなど・・・いくつバンドやってるんだろ?とか思ったら9/5に久々に大文字が有るとか。

そしてライブ終了後Issheeさんのツイートによると、次回もまたここBar Issheeで 9/19 に決定だそうです。

1. improvisation (後半ちょっと最低人)
2. whirled thing
3. improvisation

4. ヒョーロク玉
5. improvisation
6. 重量投げ

7. ish #1

清水一登 (keyboards)
植村昌弘 (drums)
ナスノミツル (bass)

2012/07/27 Lars Hollmer Tribute #2 @吉祥寺MANDA-LA2

2008年に亡くなったSamla Mammas MannaのLars HollmerさんのTrubuteその2。今回はSOLAとアコーディオン4人編成のBoevesというユニットの出演。

Boeves

アコーディオン四人組でLarsの曲を。
メンバーは向島さんに、先日の蛇腹姉妹でも「Svang Battre」を演っていたキキオン/Stella Lee Jonesの佐々木絵美さん、karak/zabadakの小峰公子さんと、ゴメンなさいAlan Pattonさんに関してはよく知りません(面白外人だということはこの日のMCで分かった)
曲目はたぶん以下のような感じ、過去の向島さんとのデュオで演奏してた曲がほとんどかな?「Svang Battre」では後半速くなってく辺りで崩壊気味(一番盛り上がったけど)
ちょっと意外だったのが「Hostvisa」と「理想の家族」での小峰さんのボーカル。いや歌うと思ってなかったんで、嬉しいサプライズでした・・・久しぶりに小峰さんのボーカル聴いた気がします(zabadakほとんど行ってないので、メインで歌うの見るのは本当にkarak以来かも)
最後はこのユニット名の由来にもなったLarsの代表曲「Boeves Psalm」を演奏、やっぱ良い曲だな・・・このユニットもまた観てみたいなと思いました。
(追記:1曲目、Augustins TemaじゃなくてPortaletydeでした…佐々木様ご指摘感謝です)

1. Augustins Tema Portaletyde
2. Pompen
3. Soon Song
4. Inte Quanta
5. Cirkus 1
6. Hostvisa
7. Svang Battre
8. Utflykt M.Damcykel
9. 理想の家族 (Hajar Du Idealfamiljen?)
10.Boeves Psalm

向島ゆり子 (accordion)
佐々木絵美 (accordion)
小峰公子 (accordion, vocals)
Alan Patton (accordion)

SOLA (Lars Hollmer’s Global Home Project)

ちょっと個人的なSOLAの思い入れをつらつらと。
2000年の初来日の時点では、Lars Hollmerというミュージシャンについてはあまり詳しくなくて(ZMMのFamilycracksしか聴いてなかった)どちらかと言うと、この時点では「日本座村」って名前のついてた日本人ミュージシャンの豪華さに釣られてライブに行った覚えがあります。KILLING TIME経由で清水一登さんのファンになり、おuとかパンゴで向島ゆり子さんを好きになって、シノラマもシカラムータもルインズも高円寺百景も好きだった自分にとっては何かもう「夢のスーパーバンド」みたいな勢いで。
んで実際に観たそのライブは、メンバー構成から期待される内容を遙かに超えるようなモノでして・・・特に「Now」という曲での向島さんのバイオリンを聴いた時に、比喩でも何でもなく本当に背筋がゾクッとなりまして。(ライブハウスには割と行ってる方だと思いますが、年に1度有るか無いかくらいの感覚)

その後も2001年のSOLA、2002年のSamla Mammas Manna、2003年のSOLA、2005年の向島ゆり子さんとのデュオなどで観ることができてたのですが、2008年の訃報・・・Lars Hollmerをもう見ることが出来ない事と一緒に、SOLAというユニットも見れなくなってしまうのかなーなんて思ってたりしたのですが。
2009年の追悼ライブで、またSOLAのメンバーでのライブを見ることが出来て凄く嬉しかったです。この時のライブの最後の曲が「Continue」って曲で、きっとまた演ってくれると思ってまして。

そんなわけで今回のSOLAは、前回のGOODMANでベースを弾いていたGideo Jukesさんの代わりにナスノミツルさんがゲスト扱いで参加。ゲスト扱いとは言っても最初っから最後までバッチリ弾きっぱなし・・・もうメンバーでもいいんじゃないかな。
3曲目で恒例の坂本弘道さんによるチェロの火花が炸裂。「Vaxeltango」なんかはナスノさんのベースのおかげて凄くタイトな演奏になっていました、今までで一番ロックっぽい演奏になってたんじゃないかな?
曲目は前回(と言っても3年前)のGOODMANとほとんど同じですけど、先日リリースされたLars Hollmerの未発表音源集から「Tivolimarsch」を演奏してました。何というかちょっとお馬鹿な運動会みたいな感じの曲で、清水さんの変なキーボードの音が面白かった。
個人的には叙情的な「Now~Novelty」がハイライト。やっぱり「Now」が何度聴いてもグッときます、何故この曲がSOLAのアルバムに入ってないんだろう・・・今からでも良いから向島さんのバイオリンでこの曲録音してSOLAの2ndアルバムを出してほしいとか思います。そしてアンコールでは清水さんの歌う「Continue」・・・本当に次回が有ることを願っています。

1. Nationsjazz
2. Ljuva Lagen
3. Trampumpa
4. Arioso Nearaway
5. Vaxeltango
6. Samma Zanzibar
7. Tivolimarsch
8. Now
9. Novelty
10.Parallell Angostura
11.Continue

清水一登 (piano, keyboards)
大熊ワタル (clarinet, accordion)
向島ゆり子 (violin, toy piano)
坂本弘道 (cello)
吉田達也 (drums)
伏見蛍 (guitars)
ナスノミツル (bass)


2012/06/18 清水一登+ナスノミツル+植村昌弘 @渋谷Bar Isshee

そんな訳でこんな組み合わせです。まぁ実に国内で一番好きな鍵盤弾きとドラマーが揃っているという、個人的にかなり嬉しいライブ。

インプロと清水曲と半々くらいの分量でのライブ、清水曲は前半に「重量投げ」と「地底人と最低人」の一部。後半に「最低人variations」を分割して演奏。後半の最低人variationsはオパビニアでの演奏の頃のようなオルガンっぽい音色での演奏。
ただでさえややこしそうな曲をさらに崩したり揺らしたりして、演奏できてたり出来てなかったりと。こんな風に書くとちょっとダメそうなライブに思われてしまいそうなのですが、これが毎回面白くて。

この3人でのインプロは清水さん入ってるのも有って、かなりゆるい感じのも有りつつ。一昨日見たArtaud Beatsのせいか、特にオルガンっぽい音色だと何かやっぱりカンタベリっぽくも感じたり。ナスノさん主導でちょっとジャーマンロックぽくなるのも面白いな。

清水さんも植村さんもややこしい譜面が大好きなのだそうで、是非このユニットは続けて頂きたいなーと。この編成での植村曲とかも聴いてみたいなと思います。

そんなわけでライブは大変楽しかったのですが、台風4号のせいで帰り東京駅で3時間くらい足止めくらって、家につく頃には空が白み始めてましたとさ。

清水一登 (keyboards)
ナスノミツル (bass)
植村昌弘 (drums)

2012/02/11,12 Univers Zero @吉祥寺Star Pine’s Cafe

ベルギーのチェンバーロックUnivers Zeroの奇跡の来日公演を見てきました。
2/11、2/12の昼、夜の3公演で、最初は夜の部2回を見ようと思ってたのですが、初日のあまりの内容にちょっと感動して2日目の昼も当日券で見てきてしまいました。

まずUnivers ZeroについてはSMASHのサイトでも見てもらえば良いと思うのですが、プログレスキーにはいわずと知れたバンドで「チェンバーロック」って言葉はこの人たちの音楽を説明するためにあるようなモノかも。
個人的にはその昔、15年くらい前に御茶ノ水のジャニスで「Uzed」を借りて聴いて以来ずっと好きなバンドで、1997年くらいに再結成してからずーっと「来日しないかなーでも無理だよなー」など思ってたのですが…奇跡の来日と言っても良いと思われます。

とりあえず生で見たメンバーの印象など。

Daniel Denis (drums)
Univers Zeroのリーダー。
1996年くらいだったか、厳寒の神奈川県民ホールでArt Zoydの公演(ホールの壁に無声映画を映し、それに合わせてArt
Zoydが演奏するイベント)で一度だけ遠くの方から見たことが有ります。その時は屋外で死ぬほど寒かったけど。
右手側にバスドラくらいのサイズの大きなタムが斜めにセットされていて、普通のドラムセットからは聴こえてこない「ボワワーン」という重い音が。あと後ろにはデカイ銅鑼。あと、3日目の夜に気付いたのですが、左手のスティックはほぼ常にグリップ側でバキバキ叩いていました。
スタジオ盤のカッチリした演奏とは対照的に、ライブではダイナミックな演奏。MAGMAのChristian Vanderを感じる部分も多かったです。
ちなみに2日目の昼と夜の間で、ディスクユニオン吉祥寺店で買い物をするDenisさんを目撃してしまいました。

Michel Berckmans (bassoon, oboe, English horn, melodica)
Univers Zeroだけでなく、Julverne, Aksak Maboul, Von Zamla, 故Lars Hollmerのソロなどの個人的にも大好きなヨーロッパの色々な不思議バンドに参加されてる方です。
バスーンとオーボエとEnglish horn(オーボエよりちょっと大きいアレがそうだよね?)を使い分けての演奏(まぁライブハウスでBassoonを見るのも初めてですが)やっぱりバスーンの響きが凄く独特で・・・あぁ本物のユニヴェルゼロなんだなーとか思いました。

Pierre Chevalier (keyboards)
スキンヘッドのイケメン鍵盤奏者です。Present(どうせなら一緒に来日してほしかった)の近作でも鍵盤奏者として活躍されてます。Presentの最近のアルバムも非常にテンションの高いので、Univers Zero好きで聴いたこと無い方は是非。強迫的な演奏という面に関してはUnivers Zeroより現在のPresentの方に軍配が上がるかも。
ストリングスっぽい音からチェンバロ、ピアノ音と自由自在に弾きこなしてました「Civic Circus」でのソロが格好良い。

Kurt Bude (clarinet, bass clarinet, sax)
クラリネットとバスクラとサックス、そしてMC担当。単純に演奏に参加してる時間だけならMichel Berckmansよりも多かったかも。
3回全部演奏した「Straight Edge」はこの方の曲です…あんまりUnivers Zeroっぽい曲だったから、Denisの曲かと思ってた。

Dimitri Evers (bass)
個人的にイメージしていたようなゴリゴリした低音を奏でる感じではなくて、かなりバランスの良い音量での演奏でした。というかこの先入観(チェンバーロック=重低音ベース)ってマグマとポチャカイテマルコによる個人的な刷り込みなのかも。

Martin Lauwers (violin)
バイオリン、細かな効果音的な演奏とか、気の狂ったよーなソロとか。この方もそうですが若手(っても年齢知らないけど)のメンバーの充実っぷりがヤバイ。

2012/02/11 是巨人 with 壷井彰久

初日のオープニングが「是巨人 with 壷井彰久」(MCでは壷巨人って言ってたけど)是巨人は何度も見てますが、実は壷井さん入りの編成は初めて。いつも通りキチガイみたいな曲を弾き倒してました・・・というか余りにこなれた演奏にちょっと引いちゃったかも。個人的にはこのバンドには演奏できるかできないかギリギリの辺りに倒錯した面白さを感じているので。

1. Arabesque
2. Lebanon
3. Nerve Cell
4. Freestone
5. Isotope

吉田達也 (drums)
鬼怒無月 (guitars)
ナスノミツル (bass)
壷井彰久 (violin)

2012/02/11 Univers Zero

そして遂にUnivers Zeroの登場。重々しいSE(コレがEarth Screamって曲みたい)の中メンバーが登場、Daniel Denisが出てくる所でまた拍手が。
木管x2+鍵盤+バイオリン+ベース+ドラムなんていう編成なのにきちんと各メンバーの音が凄くバランス良く聴こえてきて・・・PAはスタパの方みたいですが凄い聴きやすかったです。
「Vacillements」はClivage収録の弦と木管のみの短めの曲。コレはBude+Lawers+Berckmansの3人のみでの演奏。
Heatwave収録の「Bruit Dans Les Murs」なんかは元曲が結構エレクトリックな音だったので、この編成で聴くと随分印象が違います。Uzedの名曲「Presage」にはただただ圧倒されました。
「Retoure De Foire」は新譜の中で個人的に好きなポストクラシカルっぽい妖しいアンサンブルの曲。斉藤哲也ユニットやトウヤマタケオ辺りにも似てるよなーとか思ったり。
ラス曲はUnivers Zeroといえばこの曲!と思っているCeux du Dehorsの1曲目「Dense」 まさにチェンバー「ロック」だなと、ベースの強迫的なフレーズと狂ったようなバイオリンが・・・何というか、この曲を生で聴ける日が来るとは。
アンコールの「Toujours plus a l’Est」はCrawling Wind収録の曲。実はこのアルバム持ってないのですが(なんか未発表曲集と聞いてたので…)バルカン風のフレーズが印象的な凄い格好良い曲でした。

1. Earth Scream – Xenantaya (The Hard Quest)
2. Civic Circus (The Hard Quest)
3. Vacillements (Clivages)
4. Bruit Dans Les Murs (Heatwave)
5. Straight Edge (Clivages)
6. Presage (Uzed)
7. Retour De Foire (Clivages)
8. Dense (Ceux du Dehors)
9. Toujours plus a l’Est (Crawling Wind)

2012/02/12 Univers Zero (昼の部)

2日目。元々昼の部はパスするつもりだったのですが、当日券で来ちゃいました。
Berckmans曲の「Apesanteur」はこの回のみの演奏、短めの曲ですが跳ねまわるようなリズムが面白い。
Implosion収録の「Variations on Mellotronic’s Theme」もこの回のみ。この可愛らしいリズムはBerckmanの曲かと思ったのですが、この曲もDenisの曲みたい。Denisの曲なんだけどBude+Lawers+Berckmans+Chevalierでの演奏。昨日のVacillementsと一緒で室内楽コーナーかな?
「Les Poires Perdues」はBudeの曲でたぶんアルバム未収録と思います。所々に不安げな展開を含むゆったりとしたアンサンブルで・・・Zypressenという素晴らしいチェンバーロックのバンドがあるのですが、その唯一のアルバムの雰囲気にかなり似ていたと思います(ちょっと入手しずらいかもしれませんが、Univers Zero好きな方には凄くオススメです)
あとはBruit Dans Les Mursの前に初日は無かったDenisのドラムソロが追加。

1. Earth Scream – Presage (Uzed)
2. Xanantaya (The Hard Quest)
3. Les Poires Perdues (?)
4. Drum solo – Bruit Dans Les Murs (Heatwave)
5. Apesanteur (Clivages)
6. Straight Edge (Clivages)
7. Variations on Mellotronic’s Theme (Implosion)
8. Dense (Ceux du Dehors)
9. Toujours plus a l’Est (Crawling Wind)

2012/02/12 Electric Asturias

2日目夜の部ははElectric Asturias・・・どなたでしょう、こんな俺好みのブッキングをしたのは。
前日の壷巨人と同じく40分弱くらいの演奏、セッティングの関係でちょっと狭そうでしたが演奏は気合入ってました。聲無キ涙はいつもならCyber Transmissionへのメドレーで演奏するのですが、この日はショートバージョンでそのままDouble Helixへ。
時を支配する人々が良かったなーとか思いつつ、微妙に嗜好のズレそうなUnivers Zeroのお客さんにはどう聴こえたのか、ちょっと気になったり。3/31にまたStar Pine’s Cafeでワンマンライブが行われます。

1. 聲無キ涙
2. Double Helix
3. 時を支配する人々
4. Rogus

大山曜 (bass)
平田聡 (guitas)
テイセナ (violin)
川越好博 (keyboards)
田辺清貴 (drums)

2012/02/12 Univers Zero (夜の部)

そして最終公演。この回は結構チケットの番号が良かったので前の方で観戦。Denisさんのドラムの音圧が感じられて非常によい塩梅。
セットリスト的には「Civic Circus」と「Retoure de Foire」が復活して、長めの曲が多くなった感じ(たぶん一番長かったと思う)後半は「Bruit Dans Les Murs~Dense」と、最後までゴリゴリの曲が続くという暗黒面を強調した感じ。
アンコールに今までやってなかった「Cercles d’Horus」というClivagesの最後の重々しい曲。MAGMAのEmehntehtt-ReがFunehrarium Kanhtで終わるような感じか。違うか。

3公演見て、楽器編成は異常ですがやっぱりロックバンドなんだなあなんて事をぼんやり思いました。来日のライブ全公演制覇するなんて初めてだったのですが、やっぱ来てよかったと思います。アルバムだけ聴いてたのでは知ることのできなかったライブバンドのUnivers Zeroを観ることができて良かったです。招聘元のユニヴェルゼロ来日実行委員会の方々に感謝です。

1. Earth Scream – Presage (Uzed)
2. Xanantaya (The Hard Quest)
3. Les Poires Perdues (?)
4. Straight Edge (Clivages)
5. Retour De Foire (Clivages)
6. Drum solo – Bruit Dans Les Murs (Heatwave)
7. Civic Circus (The Hard Quest)
8. Dense (Ceux du Dehors)
9. Toujours plus a l’Est (Crawling Wind)
10.Les Cercles D’horus (Clivages)

2011/03/02 奥の細道vol.2 @秋葉原CLUB GOODMAN

「石割桜presents」とゆーことで、面白そうなメンツだったので秋葉原へ。

奥州波動

Zletovskoのベースが桑原さんからナスノさんに変わっただけの編成ですが、このユニット(?)は即興でプログレを演奏するユニット。「即興+プログレ」というと、また似た編成ですがホッピーさん吉田さんナスノさんの「大文字」がありますが、アレよりもプログレっぽさはこのユニットの方が上かも、キーボード4台を駆使してプログレっぽいフレーズを弾き倒すのが圧巻。
後半の少し大人しめのパートで奥の方のメロトロンっぽい音の演奏が、ちょっとMatching MoleのImmediate Curtainって曲みたいで感動した。
・・・また見てみたいけどなぁ、やらないだろーなぁ。

  • 堀越功 (keyboards)
  • ナスノミツル (bass)
  • 吉田達也 (drums)

喜多直毅+金澤美也子

これは以前も見たことが有るのですが・・・いや凄かったです。床にバイオリン置いて弓を叩きつけるバイオリニストを初めて見た。
バイオリンとピアノとの2人だけで、前見たときはもーちょいジャズインプロっぽかったような記憶もあるのですが…今回は少しポップさも感じるような不思議なメロディーも有ったりして、即興でアヴァンポップを演奏しているような趣も。

  1. インプロ
  2. (Steve Swallowの曲)
  3. トルコの・・・
  • 喜多直毅 (violin,voice)
  • 金澤美也子 (piano,voice)

te_ri

ちょっと久しぶりに見たら聞いたことない曲ばっかしになってた。
相変わらず、(あえて)制約を付けた中で曲作ってるような感じの、

  • 村上巨樹 (guitars)
  • 片山貴志 (drums)

石割桜

3回目の今回から喜多直毅さん(岩手出身らしい)も参加。ナスノさんの村上さんに対する無茶振りがますますヒドイ。これが東北のバンカラ文化か・・・
今回も岩手をテーマにしたお題を客に出してもらって演奏するという・・・「ほや」「めんこいテレビ」「厳美渓」「ずんだ餅」「宮沢賢治」とか。どう考えてもヒットチューンには成り得ないけれど、

  • ナスノミツル (bass)
  • 吉田達也 (drums)
  • 村上巨樹 (guitars)
  • 喜多直毅 (violin)

2010/08/11 unbeltipo TRIO+岡部洋一 @高円寺JIROKICHI

昨日に引き続き、非常に濃ゆいライブです。今堀恒雄のunbeltipo TRIOに岡部洋一さんがゲストで加わります。
セットリストは以下の感じで、そんなにライブ通いしてませんが「UBT#4」とか珍しいんじゃないかな?とにかく一曲一曲長い上に密度が濃くて、面白いんだけど聴いてる側も相当疲れます。そいえば何の曲か忘れたけど、クリムゾンの「Indiscipline」のリズムを伸び縮みさせたよーな曲が有ったような。

特に2nd setの「Joujoushka」たぶんこの曲だけで20分以上やってたと思いますけど、凄い集中力と密度。アンコールの「The Grid Of The Wind」が物凄く聴きやすく感じるくらい。

今自分のBlogチェックしてみたら2004年のライブで「Joujoushka」の生演奏聴いてるなぁ・・・なんかだいぶ印象違うような気がする。

  1. The Tape Eater
  2. UBT #4
  3. Oil On The Pan On The Canvas
  1. UBT #26
  2. Joujoushka
  3. UBT #23
  4. The Grid Of The Wind
  • 今堀恒雄 (guitars)
  • ナスノミツル (bass)
  • 佐野康夫 (drums)
  • 岡部洋一 (percussions)

2010/08/08 Altered States with Guests plays King Crimson @渋谷NHK509スタジオ

NHK-FM「今日は一日プログレ三昧」13時間放送とゆー無謀な企画の中での生放送ライブでキング・クリムゾンをコピーという、これまた無茶な企画。
Altered Statesってことで太陽と戦慄~レッド辺りの曲をやるのかな?と思ってたのですが、なんと1stの全曲カバー。なんとゆー馬鹿で無駄な事を…この無駄っぷりがプログレといえばプログレですが。

前半(A面)1曲目はもちろん「21世紀の精神異常者」から、最初の変な「バホー」って音もちゃんとサンプリング。あまりの忠実なコピーっぷりに吹き出しそうになりました。特に内橋さんのギターのトーンがFrippまんまで。この曲の最後のフリーっぽく戻って終わるところもアルバム通り再現。
「風に語りて」ではデヴィッドさんが参加してアルバムのハモるパートもカバー、「エピタフ」に入る所とかもほんとにアルバムそっくりで。んでもこのアルバムの頃のロバート・フリップってもうちょいぎこちない所も有ったような気もしましたが。
ちなみにデニスガンのボーカル、Greg Lakeには似てないだろーとか思ってたのですが(どっちかっつーとPeter Hammilかなとか、Altered States plasy VdGGの時は是非)かなり健闘していました。

「エピタフ」終わってよーやく拍手。次はB面の「ムーンチャイルド」から、ここでも内橋さんのギターの音色があのアルバムのトーンそっくりで。「ムーンチャイルド」の即興パートは、ちょっと途中でいつものAltered Statesになりかけてましたけど、岡本さんの鍵盤のおかげでだいぶ抑制されてた感じでした。
そして「タタッツッタタツタツタ」とゆードラムから最後の「クリムゾンキングの宮殿」へ。木管系のお二人もバッチリ再現していたと思います。

いやまぁ本当よくこんな馬鹿なことするなー(褒め言葉)と思いました。個人的にこのLPは親父が持ってたせいもあって、かなり刷り込まれているのですが…本当に再現度高かったです。

ちなみに家に帰って録音してたのを聴いたら、ミックスのせいかラジオ音質のせいか、ナマで聴いてた時よりもよりクリムゾンそっくりに聞こえました。
このAltered States plays King Crimsonは11/26に新宿PIT-INNでまたやるそうです。

  1. 21st Century Schizoid Man
    including Mirrors
  2. I Talk To The Wind
  3. Epitaph
    a) March For No Reason
    b) Tomorrow And Tomorrow
  4. Moonchild
    a) The Dream
    b)The Illusion
  5. The Court of Crimson King
    a) The Return Of The Fire Witch
    b) The Dance Of The Puppets
  • 内橋和久 (guitars)
  • ナスノミツル (bass)
  • 芳垣安洋 (drums)
  • 岡本洋(key)
  • Dennis Gunn (vocals,guitars)
  • 塩谷博之 (flute, clarinet, soprano sax)
  • 吉田隆一 (flute, tenor sax, bass clarinet)
  • デヴィッド・マシコ (vocals)

2008/12/15 fresh!,ハルキゲニア,Pavel Fajt @秋葉原CLUB GOODMAN

で、昨日に引き続いて秋葉原CLUB GOODMAN。ちょっと用事あって来れないハズだったのですが、俺の祈り(もしくは呪い)が届いたのか急遽用事がドタキャンになったので見に来ることが出来ました。

fresh!

ギターの人の喋りはウザイけど(music from the marsの人)確かに格好良い。ドラムとベースはdownyの人か、こんなバンドやってたなんて知らなかったなぁ。
XLSとかHappy Familyみたいな直進系ジャズロック。レコメンとゆーよりもうちょいハードコアっぽい感じが。変拍子も有りネタ仕込みも有りで面白かったです。物販でCD-R(500円)買っちゃいました。

 秋山隆彦 (drums)
 中俣和宏 (bass)
 中村浩 (tenor sax,soprano sax)
 藤井友信 (guitars)
 伊藤真一 (guitars)

( http://fresh-pr.com/ )
( http://www.myspace.com/bandnameisfresh )

ハルキゲニア

KILLING TIME,オパビニア,シャクシャインの清水一登さんの(一応)新バンドとゆーことです。ほぼ3世代(Killing Time/Altered States/Natsumen)にわたるトリオ。
以前のExtreme NightでのeEYOさんのセットで清水さんと山本達久さんが初めて一緒に演奏した(ちなみに、その時は物凄く良い内容でした)
まぁその今回初回とゆーことで複雑怪奇な清水曲を沢山、もっとインプロが多いかと思ってたので、ちょっと意外でした。
まぁ「最低人」とか「Fall」はまだイイとして・・・リハ一回で「重量投げ」(無茶なキメだらけの曲)とかやるかぁ?最後の曲の前にナスノさんが「えっと、コレはバンドですか?」とかそーゆー。次回が有ったらもーちょいリハして欲しいなぁとか。
最後は「Johnson Blues」で締め。この曲久々に聴いたなぁ。

1. 最低人 variations part 3
2. Minerals – Tasmania
3. Fall
4. インプロ (w/山崎阿弥)
5. 重量投げ
6. Johnson Blues
 清水一登 (piano,keyboards)
 ナスノミツル (bass)
 山本達久 (drums,percussions)

Pavel Fajt

えーと「Fred FrithとかIva Bittovaとかと一緒にやってたりする、チェコのアヴァンギャルド界の重鎮ドラマー」なんだそうです。すいません正直よく知りません。
何かちょっとインダストリアルな感じのタイコに何か電子音を出す変なギミックを駆使しての演奏。バックトラック無い方が面白かったなぁ。途中でダンサーの岡佐和香さんが出てきてましたけど・・・舞踏とかちょっとよくわからないので、コメントはパス。
最後に二本のプラスチック棒(?)を用いて自らのスキンヘッドを叩くパフォーマンス。間違いなく笑う所なんだろうと思うのですが・・・ニコリともせず真面目な顔して禿頭版パチパチパンチをやられても。
最後にハルキゲニアと山崎阿弥さんと岡佐和香さんが出てきて一緒にセッション。コレは文句なしに面白かった。山本達久さんが凄い楽しそうに叩いてたのが印象的。Pavelソロの時間もーちょい減らしてセッションの時間増やせば良かったのに。

2008/11/21 是巨人+内橋和久 @秋葉原CLUB GOODMAN

まぁなんつーかいつもの面子といえばいつもの面子。内橋さん見るのは久々だったかな? 

内橋和久+鬼怒無月

ちょっと長めの即興2曲。この組み合わせを見るのは初めてでしたが、いやなんだか静謐な感じから始まっていってジワジワと気持ちの良いアンサンブルに。ギター2本だけとは思えない。途中FRIPP&ENO(・・・っていうかギター2本だからFRIPP&FRIPPか)みたいな感じにも。 
 内橋和久 (guitars) 
 鬼怒無月 (guitars) 

内橋和久+吉田達也

で、さっきとは一転「ズダダダダダ+ピギョー」っていう世界。杉並区の細道を90km/hで駆け抜けてく(時々色んなものにぶつかる)よーなインプロ。立ち上がりの早さが凄いです。 
 内橋和久 (guitars) 
 吉田達也 (drums,voice) 

是巨人

今回はDVD撮影してるとゆーことで、何か鬼怒さんが緊張してるとか。えーと曲目は「Lebanon」「Isotope」「Nervecell」とか・・・いつもよりカッチリしてたかなぁ?Nervecellちょっとテンポ遅めだったかな?後半の曲が格好よかったのですけど、ちょっと曲名分からず。 
最後の「詩人と農夫」聴いてたら、このバンドって新しい曲ほどややこしくなってるよな気がしてきました。変なリフ一発だけの曲とかも楽しいと思うんですけどねー。 

最近トークの冴えるナスノさんが今日も喋る喋る。話す内容は「シカゴのカバーが大変だったからブルーベリーが半額になってた」とかそーゆーのですが。「ナスノミツルお喋りCD」は流石に要らないけど、もし次のソロアルバムだすなら全部の曲間に「ナスノミツルのちょっとイイ話#1〜9」とかお喋りトラックとか入れとけばイイと思うんだ。もしくは初回特典CD-R「ナスノミツルのすべらない話」とか付けるとか。 
 吉田達也 (drums,voice) 
 鬼怒無月 (guitars) 
 ナスノミツル (bass) 

全員セッション

で、内橋さんを加えて全員セッション。最初のセットとかは「曲か?」と思うくらい構成されてました。 
アンコールで「Jackson」(ナスノさんが是巨人の時のMCでネタバラシ済)をやる前: 
 内橋さん「コード何?」 
 鬼怒さん「B・・・みたいな、竹中正義みたいな所がB」 
とかいう会話。アレは竹中正義みたいだったんだ!そして「Jackson」の演奏に突入。内橋さんの出す音ほぼ全部飛び道具系 いやー可笑しかったです。 
 吉田達也 (drums,voice) 
 鬼怒無月 (guitars) 
 内橋和久 (guitars) 
 ナスノミツル (bass) 

あと会場内の転換の時にずーっとSoft MachineのDVD掛かってた。アレ欲しいな。

2008/10/10 高円寺百景,吉田+ナスノ+勝井,RUINS ALONE @吉祥寺STAR PINE’S CAFE

「吉田達也叩きっぱなし」
とゆーかこないだのGOODMANでもそうだったのですが。今回は久々の高円寺百景とゆーことで。

RUINS ALONE

まぁその相変わらず。もーコレはコレで録音しちゃえばいいのに。

吉田+ナスノ+勝井

えーと3人でのインプロ。まぁ良くありそうな組み合わせですけど・・・俺的には見るの初めてかも。
ナスノさんのベースが余計な事してなくて良かったかも。

高円寺百景

去年のMISSIONS以来だから1年以上ぶりかな?
新加入のAhちゃんって方はフラワートラベリンバンドの鍵盤の人(篠原信彦かな)とサイケなバンドをやっているとか。世の中狭いんだか広いんだかよくわからないエピソードですが、ボイスの方はバッチリハマってました。金髪ブーツでフロントでは小森さんと一緒に踊ったりとか。
鍵盤の矢吹卓さんも非常に安定していて、ちょっとクロスオーバーっぽい感じにも。
選曲はほとんど4thからで1曲だけ1stから「AVEDUMMA」やってました。
んーでもやっぱし圧巻、このバンド好きだなー。

4th作った頃からも随分と雰囲気変わってきたので、そろそろこのメンバーでの新曲とか聴いてみたいなーとか。

  • 吉田達也 (drums,voice)
  • 坂元健吾 (bass,voice)
  • 小森慶子 (soprano sax)
  • 矢吹卓 (keyboards)
  • Ah (vocals)