川崎タカオ / FOREVER, Matsukura Snow 1963

そんなわけで、6/12のライブ会場で購入したKTG,FLAT122の川崎タカオさんのCD-R2枚。3月のライブの時に「FOREVER」の方を売ってたのですが、買い逃していたので本日2枚とも入手。

「FOREVER」の方はピアノソロ集。最初聴いたときはMono Fontanaとかみたいな感じかなとも思いましたが、あそこまで音響的なモノではなく、映像の浮かんでくるような曲。

「Matsukura Snow 1963」の方は打ち込みあり歌モノありピアノありの、色んな音源を集めたモノ。FLAT122のライブ音源(地下鉄)なんかも入ってます。
ちょっと面白かったのが「夕暮れ」っていう打ち込みの曲。AQ石井(谷山浩子さんのアレンジとかやってる人)みたいな箱庭迷宮的な曲で凄く面白かったです。

http://www.myspace.com/orae

2011/06/12 KTG, Pochakaite Malko @吉祥寺Silver Elephant

KTG

3ヶ月ぶりのライブ。意外と早かったようなそうでもないような。
「Woolly-Minded Shoot」はドラムの谷本さんの曲(曲名聞き取れなかったんだけど、ググったらYouTubeのトモヨクセッションが出てきた) なんかスパルタの頃のKensoみたいな感じでちょっと爽やかな曲。ややこしそうな曲が多い中、何か凄く新鮮に聞こえました。
「波涛」はKTGでは初演かな?川崎さんもKTGのサイトのコラムでも書かれてるように思い入れのある曲なんだと思います。茫洋な感じのイントロからクルクルと表情変えていって印象的なテーマに辿りつく曲。8年前にペンギンハウスでコレ聴いてやられたのを思い出しました。
最後は中島さんのベースが大変な「Sign」という曲。この曲は比較的新しい(んですよね?多分)ので、この4人編成でも凄く上手く機能している印象。
「Spiral」「Neo Classic Dance」「波涛」とFLAT122の川崎さんサイドの曲の中でも濃いい曲をまとめて聴けて、かなりお腹いっぱいな感じになりました。
ライブ重ねてくごとにちょっとずつ密度の上がってくような感じのこのバンド。ほっといてもアレンジは複雑な方に行きそうなので、フロントの主旋律はもすこしシンプルに聴きやすくなると良いのかなとか個人的には思います。この日買った川崎さんのCD-Rとか聴いてて思ったのですけど、折角印象的なメロディーを書ける方だと思ってますので・・・
次回ライブは未定ですが、また楽しみにしてますです。

  1. Spiral
  2. 屋上にて
  3. Woolly-Minded Shoot
  4. Neo Classic Dance
  5. 波涛
  6. Sign
  • 川崎タカオ (piano)
  • 筒井香織 (clarinet)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 中島洋隆 (bass)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/index.html

Pochakaite Malko

ポチャカイテマルコも久々、珍しく最前列に座ったら凄い音圧…ちょっとライブ終わった後、耳がキンキンしてました。
大枠で括るとKTGもポチャも「チェンバーロック」という事になるのだと思いますが、対バンで聴くと全然イメージが違ってて。。。いやぁロックバンドだなぁ~とか思います。桑原さんのゴリゴリしたベースが気持ちよかったです。海外のフェスとか行ったら受けそうな気もするんだけどなぁ。
「こんな爽やかな曲~」とか言ってましたが「不整脈」はやっぱり好きかも。

  • 桑原重和 (bass)
  • 荻野和夫 (keyboards)
  • 壷井彰久 (violin)
  • 立岩潤三 (drums)

http://www.ab.cyberhome.ne.jp/~pochamal/pochakaite_malko/

2011/04/15 Stella Lee Jones, A.P.J @江古田Buddy

Stella Lee Jones

ベースの三ヶ田晋さんが欠席?で、瀬戸尚幸さんが急遽参加されていました三ヶ田さんのアップライトからジャズベースになっていて結構雰囲気が変わっていました個人的にはジャズベースも有りかなーと思いました。
Watercolors(Pat Methenyのカバーじゃないよ!)はMySpaceでは公開されてましたが、ライブでは初演になります。MySpaceで聴いた時は流麗な感じの曲だなーと思ってましたが、ライブで通して聴くと更に複雑になってるみたいです。
「目眩」では難波さんがシンセで参加。あとでMCで仰ってましたが「しんどかった」そうです。水野さんに譜面を見せたら「5小節目以降は別料金やな」だそうで・・・
個人的には「かげろう」が凄く良かったかな、基本ミニマルな曲なのですがこの日はダイナミズムが有って、凄くドラマチックに聴こえました。ミニマルなパートから急にメロディアスなギターが入る辺りでちょっと鳥肌立っちゃいました(しょっちゅうライブ行ってても年に1,2回くらいの現象)

1. Synapse
2. かげろう
3. Watercolors
4. Ceaseless Memory
5. Clouds
6. 目眩 (w/難波弘之)
7. Parallel Railways

平田聡 (guitars)
テイセナ (violin)
佐々木絵美 (accordion)
佐藤真也 (piano)
谷本朋翼 (drums)
くどうげんた (percussions)
瀬戸尚幸 (bass)

A.P.J

難波弘之さんのA.P.Jです。久しぶりに観るのですが…確かにMC長い。というか水野正敏さんのくだらない話が長い。
「基本はジャズ、曲はわりとポップ、ほんのりとプログレ」といった感じのいい塩梅の音は相変わらず。やっぱし難波さんのピアノは良いなぁと。
「膚(はだえ)の下」とゆー曲では平田さんがゲストで参加。難波さんがしきりに「ギターで弾くと結構ベタなメロディ」と言ってましたが、確かに。何かFocus(Jan Akkerman)みたいだなーと(プログレ耳なもので)思ってしまいました。

1. Dimetra
2. Treefrog
3. 妖精写真
4. 膚の下 (w/平田聡)
5. クラゲ注意報
6. Labyrinthos

難波弘之 (piano)
水野正敏 (bass)
池長一美 (drums)

2011/03/26 KTG, 國田大輔Trio, zonk-monk with ISAO @吉祥寺Silver Elephant

最近あまりライブに行ってない(全然行ってないわけではない)のですが、久々に吉祥寺Silver Elephantへ。

KTG (Kawasaki Takao Group)

去年末のは観に行けなかったので、自分が見るのは去年の7月以来になります。FLAT122の川崎隆男さんのユニット。
ピアノトリオ+クラリネットとゆー編成ですが、音の方はちょっと変わったチェンバーロック・・・暗黒チェンバーとかジャズロック系の音ではなく、クラリネットがアクセントになった「室内楽+ロック」って感じでしょうか?
以前数回見てますが、だんだんバンドとしてまとまってきた感じがします。ベースが自然にアンサンブルの中に入ってくるような感じのアレンジが気持ち良いなと思います。
「サインズ」は新曲、中間に静かめのパートを含む三部構成、3パート目の視界が拡がってくような所が気持ち良いです。
そうそう「実はMCが下手で…」とか仰ってましたが。うん…知ってました。

次回は、6/12(日)にシルエレでポチャカイテマルコと対バン。FLAT122好きでまだこっち見たこと無い方は是非。た。

1. 真冬のテレビ塔
2. Stair of New World
3. サインズ
4. 屋上にて
5. スパイラル

川崎隆男 (keyboards)
筒井香織 (clarinet)
谷本朋翼 (drums)
中島洋隆 (bass)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/

Kunita Daisuke Trio

Enigmatic Driveの方のギタートリオ。
・・・テクニカルなフュージョンですね、個人的には好みじゃ無いのですがメロディアスで結構聴きやすいかと思います。
にしても上手いなぁ・・・

國田大輔 (guitars)
二家本亮介 (bass)
山内陽一朗 (drums)

http://www.daisukekunita.com/

zonk-monk with ISAO

大阪のバンドらしいですね。ギターのISAOさんはSPARK7の方、アメリカから戻ってきたばかりとか。
左右の女性が二人とも下段がエレクトーン(STAGEA D-DECK)を使ってました。ライブハウスでエレクトーンって初めて見たよ。しかも一気に二台も。ちなみに左の鍵盤の方、ストロベリーソングオーケストラでも鍵盤弾いてる方みたい。
演奏は派手派手のプログレ、聴いてて笑いがこみあげてくる感じの。エレクトーンの下鍵盤のベースが良い感じです。
全体的にRPGの戦闘曲っぽいなーとか思ってたら、最後にFinal Fantasy Vの「ビッグブリッヂの死闘」をこの編成で演奏。あのイントロはISAOさんの7弦ギターのタッピングで再現。
いやー面白かったです。

高田圭悟 (drums)
長崎祥子 (keyboards)
大沼あい (keyboards)
ISAO (guitars)

http://www.myspace.com/zonkmonk3
http://zonkmonk3.yangotonaki.com/

2010/08/30 Stella Lee Jones @三軒茶屋Grapefruit Moon

[ 岸本淳一 ]
ライブハウス入ったらHELDONみたいな音が聞こえてきて、何かと思ったら元Chernoの岸本さんのソロだったようです。随分前にChernoで見たときはやかましくてあまり好みじゃなかったのですが、Fripp & Eno みたいなシーケンスをバックにギターを弾きまくりのこのソロユニットのほうが好みかも。
http://www.asahi-net.or.jp/~kv6j-ksmt/kishimoto_top.htm

[ 2Y2H2N ]
guitar+bass+drums+percussion+keyboard+synthesizer+voiceの7人編成のバンド。Ozric TentaclesかHawkwndかと思うよーな感じで始まって「おおコレは!?」とか思ったのですが、何故か後半は妙にハッピーな民族音楽のような感じに。
何を目指して、どうしてこうなったんだろう・・・といった感じでしたが、個人的にはこーゆー訳の分からないバンドは結構好きです。
http://www.myspace.com/2y2h2n

[ Stella Lee Jones ]
んで、お目当てのStella Lee Jones。リーダーの平田さんとテイセナさんがElectric Asturiasで海外へ行っていたのもあり、5月以来のライブになります。
この日は鍵盤の佐藤真也の誕生日、テイセナさんが翌日誕生日との事で途中でサプライズもあったりと。でも「おめでとー」な感じの後の曲が「X-Zone」とゆー、凶悪なまでにバラバラなリズムの上に不穏なアンサンブルの感じの曲だったり。
テイセナさんのソロアルバム「Artless Book」からCeaseless Memoryをこのバンドのアレンジで演奏。元曲はアコースティックでゆったりとした感じの曲なのですが、この日のアレンジでは立体感のあるよーな演奏になっていました。このアルバム、個人的には「Dolce Dance」って曲が気に入ってたんですけど、この曲も良い曲だなーと再認識。
この日のラストは「列車をイメージしたような」という「Parallel Railways」という曲、曲最初のSEがKraftwerkのRuckzuckみたいでみたいな感じで可笑しかったです。このバンドにしては割とストレートな感じの曲。

この日は特に佐々木絵美さんのアコーディオンがキレ良くって、とても締まって聴けました。最近の国内構築系プログレでは本当に一番面白いんじゃないかと思ってます。10月からレコーディングとの事で、音源出してもっと活躍して欲しいなぁと思ってます。

  1. Jean-Pierre
  2. Synapse
  3. Ceaseless Memory (Part A/Part B)
  4. X-zone
  5. Parallel Railways
  • 平田聡 (guitars)
  • 佐藤真也 (piano)
  • 佐々木絵実 (accordion)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 工藤源大 (percussions)
  • 三ヶ田晋 (bass)
  • テイセナ (violin)


http://www.myspace.com/satoshihirataunit

2010/07/10 Fantasmagoria,KTG,ZLETOVSKO @吉祥寺Silver Elephant

Fantasmagoria

何だかんだでちゃんと見るのは久しぶりかな?(シルエレでトップだと間に合わないこと多くて…)
バイオリンフロントのプログレバンドです。どーもバイオリンとギター以外の方は今回から代わってしまったようですが、特に違和感無かったかな?「良くも悪くもプログレだなー」って感じの曲調。最後の曲とかイイ曲だなーとか。

  • 藤本美貴 (violin)
  • 尾崎淳平 (guitars)
  • 上田哲也 (bass)
  • 田中敏之 (keyboards)
  • 大菊勉 (drums)

 http://fantasmagoria.info/

KTG (Kawasaki Takao Group)

1曲目は今まで「Lige」って呼んでた曲かな?最初ちょっとピアノが聞き取りづらかったかも。「屋上にて」は割と静かめな曲なのですが、ちょっとシェーンベルグみたいなピアノフレーズが面白かったり。
最後はFLAT122の曲のKTGアレンジ2曲。筒井さんのパートがキッツイことになってる、中島さんのベースも。ピアノ+ドラムだけでほぼ完成されてるよーな形の曲が多いので、クラリネットの音とか乗せづらそうな気がしてましたけど、かなりアンサンブルの中に組み込まれてきた感じでした。
あとこの日面白かったのが、Spiralの即興パートの図形譜面みたいなモノが配られていて、筒井さん作らしいのですが色鉛筆で各パート書き分けられていて、なんというかウニョウニョした変な図形とその注釈(「細分化された記号」とか「エクスプレッション、分解、到達」とか)が書いてあって。

FLAT122の頃からそうだけど、とにかく情報量の多いバンドで、複雑といえば複雑なのですが一つ一つのフレーズとかは割とポップだったりもしていて。毎回思うのですが、こんな洗練されたバンドってなかなか無いよなーとか。
ちなみにFLAT122ですけど、出来れば年内に1回くらいライブしたいとか・・・・期待してます。

  1. Blue MS
  2. 洞窟の森3
  3. 屋上にて
  4. 真冬のTV塔
  5. Neo Classic Dance
  6. Spiral
  • 川崎隆男 (piano)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 中島洋隆 (bass)
  • 筒井香織 (clarinet)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/

ZLETOVSKO

元高円寺百景、Pochakaite Malkoの桑原さんとSherpa,Peach Sunfishの堀越さんに吉田達也さんを加えたトリオ。今回はゲストで伏見さんも参加。すっごい昔に見たような気がするのだけど、あれはInvokeの時だったかもしれない。
堀越さんの所は鍵盤が5台も、MoogとHammondとKORGのSV-1と…あともう2台。こんなに鍵盤が積んであるライブ見るのは難波弘之さん以来かも。
そして想像していたよりも思いっきり轟音プログレでした。やたらと音圧の高い桑原さんのスタインバーガーと、割とアナログっぽい音出すシンセ(Line6のPodも使ってたみたい)に、例の吉田達也さんのドラムで。

そいえばMCで堀越さんが仰ってたのですが、自宅でELPを演奏した映像をYouTubeにアップしたらエマーソンからメールが来てほめられたとか。何個かあるけどこれかな?
ちなみにZletovskoの8年前の映像も2つあります、これこれ

2曲目にはなんと高円寺百景の1stから「Gepek」(これ桑原さんの曲だったのか)を演奏。昔ここ(Silver Elephant)で高円寺百景見たのを思い出しました(1996/09/04なので桑原さん辞めてすぐみたい、しかしWikipediaの高円寺百景の記事詳しすぎ)
アンコールでは去年のLars追悼ライブでもこの編成で演奏した、Zamla Mammaz Mannaの「Five Single Combat」を演奏。

いやでも圧倒されました。4年に1回とかこち亀の日暮警部のような事言わずにまたやって欲しいです。

(追記)1曲目5曲目のタイトルご本人様に教えて頂いたので訂正します。

  1. THRUSH
  2. Gepek (高円寺百景)
  3. プログレ風鍵盤インプロ (堀越+吉田)
  4. 比丘尼
  5. ZELOT
  6. The Golden Apples of The Sun Pt.1/Pt.2
  7. Five Single Combat
  • 堀越功 (keyboards)
  • 桑原重和 (bass)
  • 吉田達也 (drums)
  • 伏見蛍 (guitars)



2010/05/30 Stella Lee Jones, Acoustic Asturias, KTG, FLAT122 @吉祥寺Silver Elephant

FLAT122とAsturias関係(微妙に人脈が入り乱れてる)4バンド対バンのライブです。
まぁ俺のためにあるようなイベントなので当然のごとく行ってきました。

[ Stella Lee Jones ]
ちょっと遅刻で「かげろう」の途中から。
今回はアコーディオンの佐々木さんがお休みで、トラで松本みさこさん( http://www.myspace.com/matsumotomisako ) が参加。リハ一回だそーで、よくまぁこんなややこしい曲を。
「Stella Lee Jones~Jean-Pierre」と映画音楽風を2曲、何やらテイセナさんのやる気がいつもの2割増くらいに見えた…何か生き生きと堂々としてて凄い良かった。「
ラス曲の「シナプス」は凄いクオリティだった・・・コレで完成形かな?

1. 日本のみさなさんサヨウナラ
2. かげろう
3. Stella Lee Jones
4. Jean-Pierre
5. clouds
6. シナプス

平田聡 (guitars)
佐藤真也 (piano)
テイセナ (violin)
三ヶ田晋 (bass)
谷本朋翼 (drums)
工藤げんた (percussions)
松本みさこ (accordion)

( http://www.myspace.com/satoshihirataunit )

[ Acoustic Asturias ]
タイトル未定の和風な曲、なんだか源平討魔伝っぽい感じ(まぁアレもアクアポリスの中潟さんだし)アコアスの曲としてはかなりプログレ度が高い感じで。しかしいつ聴いてもDistanceのピアノフレーズってナマで弾くには無理が有るよーな・・・凄いです。
アンコールは「黄源の舞」(字コレでよかったっけ?)

1. wataridori
2. ベタススプレンデス
3. Legend
4. かげろう
5. Perpetual Motion
6. (新曲)
7. 邂逅
8. Distance
9. 黄源の舞

大山曜 (gut guitar)
テイセナ (violin)
川越好博 (piano)
筒井香織 (clarinet,recorder)

( http://www.geocities.jp/gonzo1go/home.html )

[ KTG ]
Kawasaki Takao Group もしくは Kaori Tsutsui Group ってことで。
リゲはFLAT122の頃から何度か。立体的で格好良いなぁ。中島さんのベースがアレンジの中に入りこんできてて面白くなってきた。

1. Lige [Type Irregular]
2. (??Stay From New World??)
3. (谷本さんの曲)
4. 洞窟の森 3
5. 屋上にて
6. 真冬のテレビ塔

川崎隆男 (piano,synthesizer)
筒井香織 (clarinet)
谷本朋翼 (drums)
中島洋隆 (bass)

http://music.geocities.jp/ktgsc2009/ )

[ FLAT122 ]
活動停止中のFLAT122、1年半ぶりくらいかな?
以前からよくやっていた曲を、3曲だけといえば3曲ですが…なんというか密度もテンションも凄く、貫禄すら感じる演奏。
Stella Lee JonesとKTGと同じ日に観て、改めて圧倒されました。3ピースのバンドでこんなに情報量の多い音楽なんて、ちょっと他に想像つかないです。
ちょっと今日、本当に改めて凄いなと思いました。
だがしかし、たぶんしばらくライブは無い模様。。。。。たまにでイイからやってくれないかな?

1. 波濤
2. Neo Classic Dance
3. Spiral

平田聡 (guitars)
川崎隆男 (piano,synthesizer)
田辺清貴 (drums)

( http://music.geocities.jp/thewaves2005/ )

2009/01/22 Stella Lee Jones, YUKA & CHRONOSHIP @吉祥寺Silver Elephant

YUKA & CHRONOSHIP

ええと、こちらのバンドは初めて見ました。しっかりした構成の曲に手堅い演奏とゆー、なかなか日本のプログレ周りではちょっと見なかったよーなバンドです(無茶な構成の曲やる人多いので・・・まぁそれでも好きで見に行ってるんですけど)
個人的には、最近の海外のシンフォ系・・・Frost辺りかな?に通じるモノを感じました。 iTunesでアルバムを出してるみたいなので。

  • 船越由佳 (keyboards,vocals)
  • 田口俊 (bass)
  • 宮澤崇 (guitars)
  • 田中一光 (drums)

http://www.omp-company.com/funakoshi/

Stella Lee Jones

前回お休みだったアコーディオンの佐々木さんを加えてフル編成の7名
楽器たくさんで、少しストーリーを感じるような曲で、でもミニマルで、そんな感じの音(個人的な印象ですが)が、ようやく効果的に聴けるようになってきた気がします。
これはFLAT122もそうだったと思うのですが、プログレっぽい音を狙ってプログレになるのでなくて、何か新しいこととかやろうとして結果プログレっぽく響くような感じの音です。
「鳴らない電話」は鍵盤の佐藤さんの曲、ミニマルで気持ち良いのか悪いのかよく分からない盛り上がりをする変な曲。「Synapse」は去年末のエレアスのライブの時からそんなに経ってないのに、もはや完全に別の曲になってしまった気がします。この日のベストは「かげろう」で、息を飲むような静寂と凄い緊張感がなんかもー。
内容だけで言ったら、エレアス(Electric Asturias)にも負けてないと思います。もーちょい客来れば良いのに。

  1. ジャンピエール
  2. かげろう
  3. Stella Lee Jones
  4. 鳴らない電話
  5. Synapse
  6. Clouds
  • 平田聡 (guitars)
  • 佐藤真也 (piano)
  • テイセナ (violin)
  • 佐々木絵実 (accordion)
  • 三ヶ田晋 (bass)
  • 谷本朋翼 (drums)
  • 工藤げんた (percussions)

http://www.myspace.com/satoshihirataunit

2009/12/25 The Peach Sunfish,Stella Lee Jones,Ruins Alone @高円寺MISSIONS

どらさんのイベント「どらサンタプレゼンツ細胞融合(プログレ編)」だそうで…わかり辛いよ。
Stella Lee Jonesを見に気ました。スタートはやかった見たいで、会場入ったら「呼吸するジャスミン」さんの終わるところでした。そんなわけでThe Peach Sunfishから。

The Peach Sunfish

今年の頭のLarsHollmer追悼イベントにも吉田達也さんと一緒に演奏してた伏見蛍さんのバンド。堀越さんはSherpaとかで見たことがあります。
以前に別バンドで見ていて「プログレフュージョンみたいな感じかな?」などと勝手に思ってたのですが、 ちょっと昔のブルースっぽい感じのするジャムバンドでした。とにかくテンション高めにギターと鍵盤を弾きたおすバンド。

ちなみにMySpaceが有るようなのですが…検索したけど見つけられなかった。

  • 伏見蛍 (guitars)
  • 前田逸平 (bass)
  • 堀越功 (keyboards)
  • 武藤智史 (drums)

Stella Lee Jones

今回はアコーディオンの佐々木さんはお休みで6人編成です。
最初の「ジャンピエール」ってのはジャンピエールジュネ監督の「アメリ」(エイリアン4じゃなくて)の曲からインスパイアされての新曲だそうで、3拍子の遊園地みたいな感じは確かにヤン・ティールセンとか鈴木さえ子ぽいかも。凄く自分好みな小曲。
「Synapse」は先日のElectric Asturiasでも演奏していた「AsturiasでStellaの曲を~」って事で無理矢理作った新曲。今回は6人編成でのアレンジ。この曲の中間部あたりのピアノとギターの掛け合いがちょっとHatfield and The Northみたいになってました。

前回のライブは見てないのですが、個人的には今回何か急にグレードアップした印象を受けました。いや前回までも面白かったのですが、メンバー全員しっくりと収まった感じになったとゆーか。特にピアノの佐藤さんが良かったなーと思います。
2009/12/26 Stella Lee Jones

  1. ジャンピエール (Jean-Pierre)
  2. かげろう
  3. Clouds
  4. Synapse
  5. めまい
  • 平田聡 (guitars)
  • テイセナ (violin)
  • 谷口朋翼 (drums)
  • 工藤源大 (percussions)
  • 三ヶ田晋 (bass)
  • 佐藤晋也 (keyboards)

MySpace:  http://www.myspace.com/satoshihirataunit

Ruins Alone

正直久々に見ましたがー、あの変態的な曲のキメの断片のようなモノを30分近く演奏し続けるのは…やっぱ凄いなぁ。
アンコールでは「今日はプログレイベントらしいので」とゆーことで、プログレメドレー+マグマメドレー。Ruins Aloneになって長いけど、コレは録音する気無いのかなぁ?

  • 吉田達也 (drums)

2009/12/05 Electric Asturis @江古田BUDDY

このライブは珍しく前売りを買って楽しみにしていました。

そー思ってた人が多かったのか、この江古田バディに来た中で一番の混みようでした。
メンバーはAcoustic Asturiasからピアノの川越さん、FLAT122のギターの平田さんとドラムの田辺さん、あとバイオリンのテイセナさんを加えての5人編成。

ライブは「The Lancer」からスタート、「Fate/Zero Original Image Soundtrack」に収録されている曲で、このアルバム聴いた時に「この曲ナマで聴きたいなぁー」とか思ってて・・・念願かないました。
前半最後の「雪舞う」は川越さん大山さんテイさんの3人での演奏。5人編成での迫力とは違いますが、この日のライブの中でも秀逸だったんじゃないかな。すげー良かった。

後半は平田さんの新曲「シナプス」平田さんテイさん田辺さんの3人での演奏。平田さんらしい変な曲。「Moondawn」はいとうかなこさんの歌ってたアレですね、大分アレンジされてましたが。
組曲フェイトの2曲は同じフェイトのアルバムから「The Berserker」と「Battle Field」です。元々バイオリン入ってない曲でしたが、バイオリン入りで当然なように聴こえちゃいます。
最後は難曲の「Double Helix」(下に貼り付けたYouTube)たぶん完全新曲だと思いますが…ややこしい変拍子と変なブレイクと、それでも格好良いフレーズと。

アンコールは「神の摂理に挑む者たち」かなーと思ってたのですが、3rdアルバムから「Distance」でした。うーむ…あえて外したのかな?にしても相変わらずこの曲の高速ピアノフレーズは良いなぁ、GismontiのKarateみたいな感じで。

バンド編成では今回初ということで若干ぎこちない部分は有りましたが、カッチリ構成されたプログレでこれだけの内容を聴かせてくれるバンドはたぶん他には無いと思う。
2時間ちょいの演奏時間だったと思いますが、久々に時間の早く過ぎるような気持ちでライブを堪能しました。

次回はAcoustic Asturiasで2/10にまた江古田BUDDYで。MAMBABOOの中島オバヲさんがゲストとか。
Electric Asturiasの方は3/27に吉祥寺SPCでKBBとの対バンが予定されてるみたい。

・・・いやでもこの編成で是非「血闘のアンビバレンス」が是非聴きたい。あとついでにアコアスで「籠の鳥の孤独」が聴きたい。

1st set:
1. The Lancer
2. 闇からの声
3. Phoenix
4. Castle in the mist
5. 雪舞う

2nd set:
6. シナプス
7. Moomdawn
8. 聲無キ涙 (include cyber transmission)
9. 組曲フェイト:
a. 嘆きのフーガ
b. アーガス最後の戦い
10.Double Helix

encore:
11. Distance
12. The Lancer

大山曜 (bass)
平田聡 (guitars)
テイセナ (violin)
田辺清貴 (drums)
川越好博 (keyboards)