2012/09/08 林正樹+小林武文+山本達久 @下北沢Lady Jane

普段「林正樹+さがゆき」でレディージェーンで演奏されてるそうなのですが、この日は小林武文さんと山本達久さんを迎えての、ピアノ+打楽器x2のライブ。林正樹さんと小林武文さんは「シャバヒゲ」というユニットで一緒に(なんと新譜が出るそうで)演奏していて、小林武文さんと山本達久さんは吉祥寺Fox holeで定期的にライブを行なってます。当日twitterでこのライブの情報見かけて「コレは面白そう」と思って。

林さんの曲をメインに少しインプロ演奏も入る内容。林さんの曲にちょっと癖の有る2人のパーカッションがフリーダムに入る、思ってた通り愉快な内容、小林さんのなんか変な金属パーカッション(アレ名前あるのかな?)が効いていてちょっと不思議な雰囲気にも。
前半最後は確か林さんのソロに入ってた「Flight for the 21st」という21拍子の曲5+5+5+6で、「タツツタツx3+タツツタツツ」って感じの曲。この曲もそうですけど林さんの曲はメロディアスで爽やかな感じの曲なのですが、演奏する方は大変そうだなーとか。

後半は打楽器2人のデュオ。何度か見てますが、凄いシャープな山本さんと変な打楽器沢山の小林さんとだいぶタイプの違う2人の組み合わせが面白くて。
たまたまいらっしゃっていた、サックスの鈴木広志さん(小林武文さんとはよく一緒に演奏されてる方、あと清水靖晃&サキソフォネッツとか東京中低域とか)も飛び入りで1曲参加。鈴木広志さん、ナマでは初めて見ますが、何というか自分の行くようなライブではちょっと珍しいタイプの「カッコイイ」サックス(Jan Garbarekっぽい?)この方のグループでも一回見てみたいな。

アンコールでは再び鈴木さんも参加して全員でインプロ。

1. Teal
2. 「み」
3. improvisation
4. Flight for the 21st

1. 小林x山本Duo
2. Double Torus
3. Spirit of The Forest (w/鈴木広志)
4. 梅が香に
5. improvisation (アンコール)

林正樹 (piano)
小林武文 (percussion)
山本達久 (percussion)
鈴木広志 (sax)

2010/08/10 Salle Gaveau+吉田達也 @新宿PIT-INN

「サルガヴォ+吉田達也」のライブです。サルガヴォはピアソラをよりプログレにしたよーな、構築度の高いちょっとアコースティックなユニット。最近の「いわゆるこのあたりの」のユニットの中でもかなり完成度の高いユニットだと思ってます。
で、その完成度の高いユニットに吉田達也さんとゆー無茶な人がゲストで参加するとゆーことで。
最初3曲は吉田さん抜きで通常の編成での演奏。4曲目のParadeから吉田達也さん入りとゆーことで喜多直毅さんと鳥越啓介さんはエレクトリック楽器に持ち替えます(ちなみにエレクトリックバイオリンを弾く喜多直毅さんは初めて見ました)
セットリストは以下の通り(自分では半分も分からなかったので、あちこちのサイトを見て確認)、「HELAKLION」はサルガヴォじゃなくて吉田さんの曲ですが、吉田「バルカンっぽいので合うかと思って…」 鬼怒「バルカンなバンドじゃないんだけど…」ってやりとりが。ちなみにアンコール曲では鳥越さんの「ぐちゃぐちゃな秩序」まぁコレ聴くとバルカンジャズだと勘違いしてもしょうがないような気もしますがー。この、とっちらかったプログレジャズロックみたいな曲が凄く好きだったのでアンコールで演奏してくれて嬉しかったです。
各メンバーがそれぞれ個性持ちつつも構成された音出すバンドですが、吉田さんが入ることによってより「ロックバンド」っぽくなってた感じ、曲によってはUnvers Zeroとかの暗黒チェンバーみたいな風にも聴こえてきました。コレがサルガヴォがと言われると、普段とはだいぶ違うのですがこんなのも是非またやって欲しいです。

  1. Alloy
  2. 童話で書かれた生態系
  3. 悪魔にやられた悪魔
  4. Parade
  5. Tempered Elan
  6. La Cumparsita
  1. 影絵遊び
  2. Strange Device
  3. HERAKLION (吉田さんの曲)
  4. Weightless ZOO
  5. 行進するライナセロスヴァイパー
  6. ぐちゃぐちゃな秩序 (アンコール)
  • 鬼怒無月 (guitars)
  • 喜多直毅 (violin)
  • 佐藤芳明 (accordion)
  • 鳥越啓介 (bass)
  • 林正樹 (piano)
  • 吉田達也 (drums)